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おおくぼ ただつね

大久保忠恒

おおくぼ ただつね

1933(昭和8)〜 2002.6.10(平成14)

昭和・平成期の理工学者、金属加工学者

埋葬場所: 6区 1種 12側

 東京出身。曽祖父は外国奉行や東京府知事を務めた大久保一翁(11-1-2-3)、祖父は子爵・海軍造船中将の大久保立(11-1-2-3:一翁の三男)、伯父は子爵を継いだ大久保寛一(11-1-2-3)。父は実業家の大久保安威(立の二男)、邦(共に同墓)の長男として生まれる。霊名はアルベルト。
 東京大学卒業。東京大学助教授を経て、上智大学理工学部機械工学科教授。専門は材料工学や材料力学であり。金属加工の研究を行った。2002.4.1(H14) 停年退官し上智大学名誉教授。病気のため自宅にて逝去。享年68歳。聖イグナチオ教会で葬儀が執り行われた。

<人事興信録>
<訃報記事など>


墓所

*墓石は洋型「大久保家之墓」。左側に墓誌が建つ。1940(S15)に早死した遺児「聲齋院殿嬰女」の刻みから始まる。次にモニカの刻みで母の邦(S53.2.17没)。次にマリアミカエルの刻みで妻の眞子(H7.1.10没)。次にアルベルトの刻みで忠恒。次にヨゼフ アツフォンフの刻みで父の大久保安威(1903-2008.1.19・104才)が刻む。

*父の大久保安威(おおくぼ やすたけ)は、1950 同和鉱業取締役、'59 同和鉱業常務、'61 光和精鉱副社長、社長、会長を務めた実業家。安威の父は子爵・海軍造船中将の大久保立、母は子爵の土岐章の姉の幾子。妻は桂井富之助の妹の邦。二人の間には2男2女。長男は忠恒、二男は八幡熔接棒に勤めた大久保忠厚。長女の栄子は三井石油化学の植田公雄に嫁いだ。


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