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メール・マナー嘘八百

上級編

ここでは、意図しないと出来ないようなテクニックを紹介します。サーバーを潰す可能性のあるシロモノです。下手したら裁判沙汰になるかもしれません。絶対に実行しないようにしてください。

文字コードはShift_JISで

最もメジャーと思われるMicroSoft社のOutlookExpressなどは、メールのソースを表示する時、Shift_JISを使って表示します。大抵のメーラーはJISで書きますので、これではメールのソースを表示した時に、文字化けして内容がわからず、相手に不親切です。

更に言うと、添付ファイルをしている場合などは、不信感を募らせます。添付ファイルがある場合などは、その添付ファイルの内容を知る手がかりを知る為に、先ずメールのソースをチェックするからです。添付ファイルにはウィルスが紛れ込んでいる可能性が高い為、このチェックは欠かせません。

以上の理由から、出来るだけ文字コードはShift_JISでメールを書くようにしましょう。

改行コードはCRのみで

改行コードは機種によって異なり、UNIXではCR(キャリッジ・リターン、復帰)、MacintoshではLF(ライン・フィード、改行)、Windowsではその両方(CR・LF)となっています。

これではバラバラで、メールのやり取りに支障が出る、ということでRFCという公式文書で、メールでの改行コードはCRとする事を強く推奨する、との記述がなされました。

以上の理由から、改行コードにはCRのみを使うようにしましょう。LFを使用すると、文字化けした状態で表示される可能性が高く、格好が悪い上に、誤作動の危険性すらありますので、使用しないようにしましょう。

ヘッダフィールドにも日本語を使おう

先にも説明した通り、最もメジャーと思われるMicroSoft社のOutlookExpressなどは、メールのソースを表示する時、Shift_JISを使って表示します。大抵のメーラーは勝手に特殊な方法でエンコードしますので、これではメールのソースを表示した時に、意味不明のアルファベットの羅列が見えるだけでタイトルが分からず、相手に不親切です。

タイトルはしばしば、内容を要約したものを付けますので、これが読めないでは、やはり不信感が募ります。ここでもやはり、文字コードはShift_JISでタイトルを書きましょう。

添付形式には気をつけて

ご存知のように、メールでバイナリデータを送信するには、一旦テキストデータに変更して送る必要があります。その変換形式には色々ありますが、一般的にはBinHexやxxencodeを使用することがRFCなどの公式文書で推奨されています。

にも関らず、最近のメールソフトはわざわざbase64とかuuencodeなどでエンコードしてしまいます。エンコーダーを入手して、然るべき形式に変換してから送るようにしましょう。



最終更新日:2004年06月06日
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