08年12月20日地デジ検証シリーズ 第二弾! 地デジ対応に対応しきれなかった男達
ゲスト:土屋礼央、アンガールズ、劇団ひとり、勝田和宏(進行)、時崎D
この番組が地デジ対応していないことは以前の放送で扱われたが、そうは言っても地デジの波は押し寄せていて、タモリ倶楽部以外のテレ朝バラエティーはすべてHD化が完了しているのだとか。そういう状況であれば制作スタッフも地デジに詳しくて然るべきだが、対応に失敗してしまったスタッフがいるらしい。今回はそんなスタッフを反面教師に、ひとり(彼はタモリと同じカウンセリング的立場)を除くゲストの状況も考えながら、よりよい対応策を探る。

登場したのは時崎。2006年の引っ越しを機に機器を購入したのだが、その時の予算がテレビとレコーダーで合計11万。それでもAQUOSとスゴ録を買っているようで、何が失敗したかというと、ハイビジョン対応なのに4:3の15インチモデルを買ってしまったこと。上位の16:9モデルとの価格差、1万円をクリアできず、問題は勉強不足ではなく資金不足にあった、という例。それでも、上下の黒い部分(レターボックス)には目をつぶって16:9で見ることにした時崎。ただでさえ小さな画面がますます小さく…。やはり不満があり、結果的にはアナログ視聴をしているという。

ハードディスクレコーダーはVHSがついた3in1タイプ。ただ、テレビと同様予算の壁により、アナログのものを買わざるを得なかったとのこと。そこで考えたのが、テレビのデジタル信号をOUTにしてレコーダーにIN、それを録画しようというもの。まあダメだったわけだが…。結果として、録画もアナログで行くしかないとのこと。

ゲスト一同にもそれぞれ問題はあるようで、5年前にアナログのテレビパソコンを32万で購入してしまったとか14インチのアナログテレビに地デジ対応レコーダーをつなげたら画面が小さくなったとか地デジのアンテナがないのに42インチのプラズマテレビを買った(さらに地デジアンテナ導入までアナログ4:3で見ていたら画角の焼き付きができてしまった)とかいる人の数だけ問題が出てくるという感じ。中でもひどいのが勝田で、テレビに表示されるメールの案内がレターボックスなのかと思っていたとか、そのメールは「開くと(テレビが)壊れちゃいそう」とか、それでいて「総務省からの案内なのかと…」とか機械音痴ぶり大爆発。「以前はGコードで簡単に予約できていたのに最近は難しくて妻任せ」というのも…。そんなだからひとりには「テレビ局の人ですよね?」と呆れられていた。

さて、時崎Dの問題に対する根本的な対策は買い替えろ、ということなのだが、目下フレームが気になるということであればフレームを隠してしまえ、という方向に話が進んで地デジ対応のオリジナルフレームカバーを作ろうということになった。テレビを消しても16:9に見えるよう、ディスプレイの一部を工作で隠すというもの。これをしっかり貼って、時崎のテレビも見た目だけは完全な地デジ対応になった。あまりの見た目の良さに売れるかも?と商売っ気が出てくる一同だが、これでタモリ倶楽部を流して見ると結局左右に帯が。もはや無限ループ。


前回から2ヶ月しか経ってないというのにまた地上波デジタル放送啓蒙企画か! この間隔はひどくないか。しかも内容がまるでアメトーークの家電芸人。いろいろとぼんやりした疑問が残る回だった。アメトーークでは特に何とも思わないのに、ひとりの話が妙に鼻についたのも不思議。解説役は事情に詳しい素人でもよかったような気が。見所は勝田の機械音痴ぶりほぼ一点。録画とかレターボックスだけではなく、家電の配線もしたことがない(すべて業者任せ)というのにはびっくりだ。そういう類の人がいるというのは、頭でわかっているつもりでもいざ目にするとやはり驚いてしまう。そのうえ秋刀魚はほとんど食わないわけだし、何でも人にやってもらっていた超がつく坊っちゃんなんでは…。それともあれか、よくよく見たら登場時のテロップが勝田「和広」になってたので、今回出てきた勝田は別人なのかもしれない。D

空耳アワーの結果

16〜25日、安斎親子の親子展がギャラリー東京バンブーにて、23日、フーレンズのクリスマスライヴがLIVE HOUSE FRIDAYでそれぞれ開催。

ミュージシャン曲名賞品
ポール・アンカダイアナ手ぬぐい
ジーン・マクダニエルズタワー・オブ・ストレングス手ぬぐい
メタリカザット・ワズ・ジャスト・ユア・ライフ手ぬぐい

 

08年12月13日秋の巨大建造物クルージング 江東・水門銀座を行く!!
ゲスト:半田健人、なだぎ武、石田靖(進行)、佐藤淳一(解説)
芸能界きっての巨大建造物ファンである半田となだぎ、そしてあまり興味のない石田が水門鑑賞のためのチーム・水門&ガーファンクルを結成。今回は彼らと水門写真の第一人者である佐藤とともに小舟に乗り、隅田川周辺の水門を見て撮って体感する。佐藤のポリシーは、水門一門につき写真は一枚のみ、というもので、一行もそれに従うことにする。

一行は汐浜運河からスタート、曙運河を経由して一行がまず目にしたのはあけぼの水門。門が上下に動くローラーゲート式だ。補強が随所に入っており、かなりごつい。また、京王線が上を通っていることから、併せて撮りたい場合に写真撮影のタイミングが難しい。12号地貯木場付近を通過したところから、佐藤のみ撮り放題(普段は上から写真を撮るばかりで、下からのアングルはまずないため)、他は一門一枚というようにルール変更し、次に出てきたのは辰巳水門。緑の扉が目印で、防潮ヒーローからのメッセージが書いてある。お次は扇型の扉が回転するセクターゲート方式の門も備えた東雲水門。見もののセクターゲートを撮影したいところだが、一門一枚という縛りが効いているようで、なかなかうまく撮れない様子。朝潮水門は一見水門っぽくないが、これは扉が90度回転するスイングゲートであるため。開いている間のゲートはコンクリート構造物の中に収まっているのだ。

舟は新月島川に入り、浜前水門へ。上屋のない駆動部むき出しのタイプ。触れそうなほど接近しているうえに、色遣いが鮮やか。引き続き月島川水門、住吉水門と大型船では通れない小型水門を通過し、小名木川の新小名木川水門へ。映画「容疑者Xの献身」にも登場した水門だ。扉が青く綺麗。さらに進むと扇橋閘門が。閘門とは水位の異なる区間を、閘室を噛ませることで結ぶシステム(パナマ運河と同じシステム)だが、このタイプは日本には珍しい。今回は(普段も?)わざわざ放送を流して誘導してもらい、一同大喜び。前扉が開いてしぶきがあがり、しぶきの中を閘室へ。前扉を閉めてから水位を下げて、後扉を開いて進んでいく。

最後の水門は荒川ロックゲート。これも扇橋と同じく閘門システムを採用しており、扉の開閉速度が日本最速という巨大なゲート。閘室のデザインにも配慮されており、閘室の水面を挟んだ両側が客席になっている。ここでイベントも開催可能らしい。ここでは水位が上昇。最後は離れていく荒川ロックゲートを背景に記念撮影して終了。


水門の中を小船で通るということ自体あまりないだろうからけっこううらやましい。とくに閘門は楽しそうだ。子どもたちにもああいう体験をさせれば土木好きが少しは増えるんじゃないかしら。ひっきりなしに感嘆の声をあげるだけだった、そして興味ゼロの石田をも惹きつけるスケールだったので、灘儀が本当に巨大建造物好きなのかどうかがよくわからないが、ともかくも彼がこの番組に出てくるということが感慨深い。出世したなあ。佐藤が解説と言いつつも撮り放題を許された途端に狂ったように写真を撮り始めたのには笑った。地味だけどいいキャラ。C

関連リンク:Floodgates[水門]


空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
カーメン・マクレエエンジェル・アイズ手ぬぐい
エクストリームリトル・ジャック・ホーニー手ぬぐい
エディット・ピアフ愛の賛歌耳かき

 

08年12月6日麻布十番の中華料理店「萬力屋」で中国人シェフと中国将棋で勝負!!
ゲスト:伊集院光、ZOE(兼通訳)、康秀峰、劉国平、劉健
麻布十番の中華料理店・萬力屋では、休憩に入るたびに店先で店員がゲームに興じており、そのゲームが何なのか、界隈で働く人々の注目を集めているという(それってハウフルス社員が気になっているだけでは…)。その実態は、中国将棋の象棋(シャンチー)。中国人以外はほとんどやっていないため、いま覚えると日本の第一人者になるのは必定。ということで今回は、象棋を萬力屋シェフから学び、最終的にはシェフと対決する。

象棋はZOEも子どもの頃からやっていた、麻雀に匹敵するほど中国ではメジャーな遊びとのこと。それでも、日本では売っていない(少なくとも、シェフたちは見たことがない)という駒は、日本の将棋に似ているようで非なるもの。例えば、王将に相当する駒は「将」「帥」になるなど、対戦陣営により駒の役割は一緒でも名称が異なる。先々の勝負を見越してか、タモリは概要の段階から積極的にルールに食いつき、貪欲なところを見せた。

ルールを学ぶ前に店の料理をいただく。シェフが一人一品作った料理は焼き棒餃子、麻婆丼、煮込みあんかけ麺。いただきながら、毛沢東は中国ではアイドル的人気を博している話、シェフの住まい(康の自宅がタモリの自宅にかなり近いことが判明)、ZOEが日本に来たきっかけ、シェフの趣味、好きな日本の有名人についての雑談をした。康の趣味はカラオケだそうで、十八番の「くちなしの花」を唄ってもらった。

既に尺の2/3を経過しているが、ここまで来てようやく象棋を学ぶ。駒は日本と名前が違うだけで、基本的な動きは日本と一緒、というものが多く、それに特殊な動きがあるものがいくつか、という感じ。チェスのナイトや八方桂と同じ動きの駒や斜めにふたつ進める駒、斜めにひとつ進める駒もある。「将」「帥」は前後左右にひとつ進める。詰められると負けなのは将棋と一緒だが、決まった空間しか動けないらしい。また、相手の駒を取るときは、他の駒をひとつ飛び越えなければならないとのこと。

ルール説明は妙にあっさり終わり、メインの象棋対決。タモリチームと康とのマッチアップだ。実際に駒を動かすとなるとなかなかイメージの湧かないタモリにZOEが手助けするも、それも慣れたメンバーにはいまいちの手のようで、劉国平がサポートを始めた。しまいには彼の反応を見ながらおっかなびっくり動かすことに。そうしながらも対戦は徐々に盛り上がりを見せ佳境を迎えたが、萬力屋の夜営業開始によりタイムアップ。無理矢理タモリチームが優勢、ということにして終わった。


もともとタモリや伊集院は将棋がそんなに得意ではないのだろうか? 将棋と違うルールがけっこうあるとはいえ、象棋にはけっこう苦戦していた感じ。もう少しじっくりやれば、見ている側としても戦局を眺めることができたように思う。ただ、象棋はあくまでおまけ、というような編集になっていた気もする。シェフたちのキャラクターが予想以上によかった(オチと言っていいかわからないけど北島、北島…の三段オチはよかった)のでそちらに時間を費やしたということなのだろうが、いっそのこと企画をそちらに鞍替えしてもよかったかも。こういう人たちを相手にうまく場を回す伊集院はさすがとしか言いようがない。彼が進行だからこそ成立した企画とすら感じた。C

関連リンク:萬力屋


空耳アワーの結果

タモリ、「誰が知らない…」と噛む。

ミュージシャン曲名賞品
セリーヌ・ディオンオール・バイ・マイセルフ手ぬぐい
アダモサン・トワ・マミー手ぬぐい
ダリル・ホールリトゥン・イン・ストーン手ぬぐい

 

08年11月29日江川達也持ち込み企画 石神井川と石神井川の跡を歩く
ゲスト:江川達也、おぎやはぎ、芳賀啓(解説)
江川に呼び出されて王子へ来たタモリ。満面の笑みで現れた江川は見せたいものがある、と。何でも玉川上水の回をテレビで見たそうで、次は石神井川だ、と企画を持ち込んできたらしい。今回は、おぎやはぎに「人生変わるから」とまで言い放つ江川の案内で、地形的に面白いポイント満載(武蔵野台地を流れる主な川で渓谷を持っているのは三川のうち一つとか、石神井川は昔は神田川より長かったとか)という石神井川下流域をめぐる。

一行は滝野川橋を起点に下流へ。最初に着いたのは音無もみじ緑地。かつて大きく蛇行していた川をまっすぐにする際に、蛇行していた部分を残して公園にした場所で、歌川広重も描いたポイントだ。滝もあった(昭和初期に涸れた模様)ということで、それがあったと思われる場所も眺めてみた。さらに下流へ歩いていくと、もみじ緑地と同じように蛇行していた部分を緑地化した音無さくら緑地が出現。ここには東京層の露頭が見られ、さらにその層から水がしみだしていた。ちょうど川の蛇行外側にあたることから地形が削られ、攻撃斜面になっているのだという。このへんでタモリは「知らなかった自分を恥じる」というほどに乗ってきたが、おぎやはぎはいまいちピンと来ていないようだった。

続いては対岸へ渡り、たどり着いたのは何の変哲もない堤防。江川によれば、そこに滝が見えるらしいが、さしものタモリにも見えない。そこへ江川が取り出したるはやはり広重の描いた「王子不動之滝」。その跡が正受院と滝野川中との間にあるのだそうだ。とはいえ目の前には相変わらず堤防…ここでおぎやはぎがOPから持参していた脚立が役に立った。まあ脚立を使って覗いてもないものは見えないのだが、そこは脳内で補完しろ、ということで。

次が石神井川の最重要ポイントとされる流路変更地点。かつて不忍池へ流れ込んでいたのに、台地を貫いてまで隅田川へ流路を変えたポイントだ。そのまま旧河筋へ降りていくと、そこは親水公園。想像力が要らない地点だけに、おぎやはぎも素直に感じ入っていた。かつては大きな堰があり、広重が描いているとのこと。ここでは流路変更について江川と芳賀が自説を戦わせた。江川は江戸の治水工事によるものと主張。実際のところはいまだわかっていないようだが、対する芳賀は、江戸時代以前に既に台地を貫いていたらしいこと、人為的に台地を貫いているならまっすぐに隅田川へ伸びているはず(実際には蛇行している)であることから、湧水による浸食で自然の川ができていったと推測した。

最後は王子駅の東、あすか緑地(少しずつ流路を変えている現場)と石神井川終点の新堀橋を一気に。最初降っていた雨もすっかり止んで、満足した様子の江川とタモリ、最後まで乗りきれなかったおぎやはぎにはっきり二分された。おぎやはぎの人生は結局全く変わらなかったようで…。次は三田上水を見に行くらしいが、その前に芳賀が興奮気味に語り倒して終わってしまった。


駒込を何度か訪れたことがあるので、行ったことがないにせよ今回のロケ地一帯はそれなりに親しみが持てる。それでもさして楽しくなかったのは対象に興味がないのか江川があれこれ能書きをたれるのが気に食わないのか…。ただ、彼の川好きは本物のようなので、そこは認めねばならないか。過去に思いを馳せる想像力が重要という主張が正しければ、漫画家という職業にも合致する趣味だし。ただ、想像力と妄想力とは紙一重でもあり、彼も一歩間違うとただのあぶない人のような気もする。一方で芳賀は随所できちっと解説を加え、江川の熱弁もさらっと受け流しつつ、たまに単なるマニアとして暴走しそうになるところがなかなかいい。タモリはそこそこ企画に乗っかって、「足の裏と目で高低差を感じる」ことが楽しいなどと言っていたし川筋の削る地形に対する認識を改めていたようだけど、とにかくおぎやはぎが乗れてない。普段の雰囲気から興味のないことを隠そうとしないイメージなので、これはこれでいいのかもしれないが、それにしても乗ってこない。もう少しやりようがあるのではないだろうか。D

空耳アワーの結果

ラストオーダーズがレコーディングをしたらしいが、番組出演の反響は大きかったようで、CDリリースの話もパタッとなくなったとのこと。

ミュージシャン曲名賞品
ボン・ジョヴィ夜明けのランナウェイ手ぬぐい
スリップノットディスパイズ手ぬぐい
ラムシュタインオルゴールTシャツ

 

08年11月22日まだ魚食べてるの!? 刺身のツマをつまみに呑む
ゲスト:浅草キッド、なぎら健壱、阿部雅晴(解説)
魚で呑む、というのは酒飲みにとってはごく当たり前、至高の組み合わせなのだろうが、いまや魚で呑むのは貧乏臭いのだそう。最先端の呑ん兵衛は刺身のツマで呑むのだとか。ということで今回は、さまざまなツマを肴に一杯。ロケ地も築地のツマ専門店と本格的で、特製のツマの舟盛りを前にいろいろいただく。

まずはツマの8割(一日5〜10tも出るとか)をも占めるらしい大根で作った白ツマ。玉袋やなぎらは蕎麦のように取って本当に美味しそう…なぎらの眉はハの字だが。正直なタモリは「良くも何ともない」との感想だった。続いて人参で作る赤ツマ。なぎらは引き続きハの字、タモリもグルメ番組の顔には程遠い。次はみょうがツマ。タモリがみょうが好きということで、積極的に食いつく。実際旨いようで、これはなぎらもおかわりしていた。

4つ目は大葉(青じそ)。大葉があればガムは要らないのだそうな。実際のところは刺身がなければけっこう苦いらしい。大葉に続いてはほじそ(紫蘇の実)。なぎらが茎から綺麗に歯でこそげ取る技を披露するが、あまりのえぐさについ本音が漏れた。次は赤め(蓼の若芽)。通は丼で行くらしいがもちろんそんなはずはなく、なぎらも玉袋も涙目。蓼食う虫も〜の諺は伊達ではないといったところ。

植物からようやく脱却して出てきたのは海藻の三色盛り。ニワトリのとさかに似ていることからとさかと呼ぶそうで、赤とさか、青とさか、白とさかの三点(色の違いは処理の違い)だ。味はさほどないが、まあ食べられるというレベルの模様。と、ここまで来て小菊が登場。なぎらはすっかり及び腰で、父の教えも持ち出す始末。それでも口にするが、さすがの苦味にひどい顔だ。さらに博士が玉袋は量を食うと無茶振り。当然ながら苦しそうにしていた。

以上、さんざんツマを食べた一同。たまには貧乏人が食っている魚も食べようかなどと言っている矢先、ツマに関するクイズに正解すると中トロを贈呈、という企画が湧いて出て俄然張り切るなぎら。めったに見られない集中力を見せ、問題が半分も読まれない段階であっさり正解。しかし、さて食べるかと醤油皿をつくっている隙にタモリに中トロを奪われてしまっていた。


一応呑み企画になるんだろうが、普段ツマを肴に呑んでいる(という設定の)なぎらと玉袋のコント企画、といってもいいような、とにかく設定命の企画になっていた。よほど辛いのか、なぎらのテンションがどんどん下がっていくのが面白い。玉袋の精一杯のコメントも空しく響くばかりで、ふたりが一方的に苦行を強いられているかのような展開。タモリがあまり表情を変えずに黙々と食べている(量の多寡もあるのだろうけど)のが不自然に思える苦しみようだ。海藻の三色盛りまで不味そうに食べているのは少々意外だが、それまでの流れもあるのだろうか。誰も最後まで酔わないまま終わったし、この番組で見ていてあまり美味しそうじゃないなあと思わせることは珍しく、そういう意味では貴重な回になるかもしれない。C

空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
ヴァン・ヘイレンジャンプ手ぬぐい
ミスター・ビッグダディー、マザー、ラヴァー、リトル・ボーイ手ぬぐい
「RENT」オリジナルサウンドトラックシーズンズ・オブ・ラヴ手ぬぐい

 

08年11月15日地図専門誌が大集合! 地図サミット2008
ゲスト:山崎樹範、堀部圭亮(進行)、今尾恵介、野々村邦夫、木村雄一、猪原紘太、石川剛、太田弘
インターネットの地図サービスやGoogleストリートビューを挙げるまでもなく、地図は日々更新されている。当然そんな地図のトレンドを追った雑誌も多数存在。今回は地図専門誌の編集者が一同に会し、地図界の現在・未来を熱く語る。

まずは地図のことなら何でも扱うスタンスの総合情報誌「地図中心」。最近の特集は大学受験対策としての地図、目黒区。理事長の野々村(国土地理院院長も務めた大物!)の自慢の一地図は現在絶版の太平洋戦争戦史地図。いつどこでどんな軍艦が沈んだかが記されている。今までまるで興味を示さなかった山崎もようやくここで食いついた。続いて地図製作のプロのための雑誌「地図ジャーナル」。最近の特集は日本の地図の基準点をめぐったルポ。鉄道好きでもあるという編集木村の一品は試作品の全日本虫めがね地図。虫めがねでないと読めない大きさで、全国の市町村がびっしり記されている。地図印刷技術の限界に挑戦した一枚だ。

次は無料、年2回発行の「地図の学際」。「学際」にはさまざまな分野の境界にいる人が集まって新しいものをつくろうという思いが込められており、毎号各界の専門家が執筆するページも。最近の特集は戦後の日本の地図を作った米国極東陸軍地図局。社長の猪原の一品はケニアの学校地図帳。地図にあらゆる情報を盛り込もうというシステム・GISの専門誌「GIS NEXT」にはタモリも興味津々で「早速買おう」とものすごいガッつきようだ。編集部長の石川の自慢の地図は海底の地形図。「地図−空間表現の科学」は学会誌っぽいが専門誌にカテゴライズ。アピールポイントは毎号地図が付録になっていること。編集委員の太田の一品はサンフランシスコ−ロサンゼルス間のアメリカ海軍航空図と北海道周辺の帝国海軍航空図。

以上出揃ったところで緊急企画、「輝け!うん地図王決定戦!!」。うん地図とは地図のうんちく。要はクイズ企画だ。今尾監修のマニアック問題だが、一応山崎も一般人として参加。問題は「老人ホーム・風車の地図記号は?」「フリップに示した県境のそれぞれの県名(3県分)を記せ」「各人に渡された地形図にある間違いは?」。一問目から全員不正解という波乱の展開の中、最終問題は100ポイント(それまでは1問10ポイント)というありがちなルールに乗じて優勝したのは猪原。賞品として世界チーズ詰め合わせを獲得した。ちなみに最終問題の地図の間違いは平成2年修正版。野々村がまだ国土地理院にいた頃のようで、野々村は苦笑しきりだった。


地図の雑誌はよくわからないので、そういう雑誌があるのね程度の感想。うん地図王決定戦は編集者たちが意外と答えられてなかったし、さすがに内容の濃い問題だったのでなかなかよかった。雑誌紹介がメインだったのだろうから、時間の穴埋め的な位置付けになっていたのが少し残念。それにしても地図企画なら山崎を使ってる場合じゃないだろう。チズ・マスカラスはどうした! 山崎は全くついていけてなかったし、ならばチズでもよかったような。もう過去の人ですか、そうですか…。まあ今更彼もないか。あれだけ地図に造詣の深いタモリがGISについてほとんど知らなかったのは意外。電脳関係はあまり強くなさそうだからそういう意味では妥当なのかもしれないけど。C

関連リンク:地図中心地図ジャーナル地図の学際GIS NEXT地図−空間表現の科学


空耳アワーの結果

安斎、寝小便をしたらしい。

ミュージシャン曲名賞品
ジプシー・キングスコモ・シエント・ジョ手ぬぐい
メタリカダイアーズ・イヴ手ぬぐい
シャキーラケ・メ・ケデス・トゥ〜あなたが残る手ぬぐい

 

08年11月8日工事渋滞が楽しくなる! 最新保安用品キャンペーン
ゲスト:乾貴美子(進行)、フットボールアワー、東條竜雄(解説)、伊藤純洋
秋から年末にかけてはなぜか道路工事の多くなる時期。それに伴い渋滞が発生しやすくなるが、その渋滞をも楽しくしようという保安用品のキャンペーンが開かれるという。フットがそのキャンペーンボーイ。というわけで今回は目覚ましい進化を遂げている保安用品を堪能し、年末の工事シーズンに備える。今回訪れたセフテックは、個人客にも対応しているらしいので、タモリが気に入ったものがあればその場で買うこともできるが、果たして。

保安用品は乾のナレーションにフットが持ってくる、ファッションショーのような形で紹介。最初は定番中の定番、カラーコーン。青や緑や電球を内蔵したもの、取り付け用のオプションライトを紹介した。基本のカラーバリエーションは1,900円だが、反射板を巻きつけたものは2,800円(曲面シールを貼り付けているため)とけっこう割高。オプションライトに至っては6,000円とタモリもびっくりのお値段。電球内蔵型も5,000円となかなか。これが錘を内蔵した値段なのに対して、通常のものにつける錘は600円。価格バランスがおかしい。

続いて安全マンガ標識の最新型、トークナビ。前を通ると音声を発する仕組みになっている。録音も可能なこちらは27,000円。夜間に大活躍の回転灯・LEDリングライトの新型にはソーラーパネルがついている。太陽電池は10日分程度は蓄光可能で、晴天が続くと20日くらいは無充電でよいというすぐれものだ。ただお値段も相応で、240,000円。

夜間の視認性を高めるサインライトの新型はLEDカラーサインライト。いろんなパターンが表示可能で、データも300ほど保存できるという。リモコン操作で好きなように表示させることも可能。さらにSiLEDシステムなるシステムを搭載し、表示をパソコンで遠隔操作させることもできるうえ、周辺の状況を確認するカメラも兼ねるという。実際に好きな言葉を入れてあそんでいたこの機会、リース限定で月150,000円。従来のサインライトが買い取りながら120,000円ということを考えると手頃といえば手頃?

これも最近ずいぶん増えてきた人型誘導ロボット、ピクト・ロボはかんばん太郎なる商品が新作。腕が6本伸びていて順に光り、腕を振っているように見える。腕は取り外し可能だそうで、さまざまな利用ができそう。それでいて60,000円、ピクト・ロボが500,000円もすることを考えると破格値だ。かんばん太郎がさらに進化した形がLEDガードマン2。旗を振るなどのアクションが鮮明に見られるすぐれもの。表示された映像は差し替え可能ということで、タモリが旗を振る映像を撮って映し出してみることに。LEDに落とし込むとややぎこちない動きになったが、サングラスも見えて一応タモリと確認できるものだった。この映像、年末の工事現場で見られるかも、とのことだが果たしてどうなのだろうか。


新商品でも工事現場で見たことがあるような気がする(たとえ見たことがなくても)だけにそうそう驚きはないが、何しろ乾ちゃんが久しぶり(半年ぶりか?)に出てきたのでそれがいい。久々だからなのかカミカミだったのはご愛嬌、それでいてしっかり無茶ぶりするのだからさすが。解説の東條が関西訛りで親しみやすかったので、商品に対しても親近感がわいた。一つくらいは買ってもいいように思ってしまった。商品解説がまともにできてなかったが、実際の営業ではけっこうなやり手ではなかろうか。フットボールアワーが初出演。コントみたいでまるでキマってなかったとはいえ、モデル的なポージングも要求されるような企画で彼らというか岩尾をキャスティングするとはさすがというか何というか…。C

関連リンク:セフテック株式会社


空耳アワーの結果

安斎、髪を剃ってきた。大反省会のVTRを見て、改めて深く反省したらしい。久々にジャンパーが出た。

ミュージシャン曲名賞品
メタリカメタル・マスター手ぬぐい
ヴァンデンバーグライフタイム耳かき
マイケル・ボルトン我が心のジョージアジャンパー

 

08年11月1日狛犬は鼻が命 拓狛入門
ゲスト:板尾創路(進行)、竹山隆範、吉野忠夫(解説)
石工のセンスで形が決まるため、同じものがひとつとしてない狛犬。そんな狛犬に魅せられた吉野は狛犬の鼻の拓本、拓狛の発案者にしてコレクター。記録したいという単純な欲求からスタート、きれいに取れるようになるのには1年半くらいかかるという拓狛を、15年で2,000点以上採集した(訪れた神社は4,500!)というのだから本物だ。今回はその拓狛コレクションを鑑賞するとともに、拓狛採集にもチャレンジする。

まずはベーシックな拓狛から。岡崎型は愛知県岡崎市発祥の無駄のない造形。作家が多く出ており、狛犬の半分くらいは岡崎型なのだそうだ。靖国型は靖国神社の狛犬が基本になったもの。胸をはっているのが特徴で、各地の護国神社に多く存在。鼻にも力が入っている。浪花型は西の代表。ぽっちゃりしていて頭も大きい。尾が身体にくっついているのも特徴的。あとは未分化型、古いものは統一が取れていないのか、多くはここに分類されるようだ。余計な装飾はなく、鼻も素朴な形。江戸獅子山型は千尋の谷から見守るような情景が展開されており、東京周辺に多く存在するらしい。

基本を押さえたところで拓狛クイズ。形状から吉野がネーミングした型の名前を当てるという、無理にもほどがあるクイズだ。出てきたのはゴジラ型、タマちゃん型、スポーツカー(F1)型、ジミー大西型。どれもこれも「見たまま」らしいが、一同はさっぱりわからず。出題側の板尾すら同意しかねる形状の連続で、一同板尾のヒントを手掛かりになんとか当てるという有様。

さて、拓狛採集へ向けて、吉野手作りの拓狛入門セットで練習。入門セットといっても台紙に鼻をあしらった厚紙を重ねて貼っているだけだけど。拓狛をとるには、鼻に紙を押さえつけ、縁を強く押す。すると鼻の形が浮かび上がり、同じようなやり方で鼻腔も出す。あとは押さえたところをこするだけ。練習はみんな同じキットで拓狛を取ったのだが、それでも各人違いが出ており、一同面白がっていた。これでなんとなくコツをつかみ、いよいよ境内の狛犬で拓狛採集に挑戦する。

採集の基本はあくまで手が届くところの拓狛を取るということ。高い所にあるものや、備前焼でできた完全に網に囲まれたものを見ながら歩いて手頃な狛犬(1792年建立)を発見。ここでタモリと竹山・板尾に分かれて採集を開始。練習とは違う立体形状の難しさ、やめ時の難しさを覚えながら何とか完成。タモリの形のきれいさ、板尾の雑さなど、イメージがそのまま反映されたような仕上がりとなった。以上を終えたということで吉野から手作りの認定証が手渡された。これがシールしたものではなく、太いセロハンで挟んだだけのもの。「スタッフに言えばいいもの作ってもらえますよ」との竹山の言葉に吉野は気の抜けた返事をするだけだった。


単純に狛犬に惹かれるならともかく、鼻にだけ注意がいくという発想はなかっただけに新鮮ではある。まあ新鮮といってもあまり興味をひかれない世界ではあるけれど、新たな世界を紹介するという観点ではよかったのでは。入門セットや認定証、狛犬のスケッチなど、手作り感満載で温かみがあるからか、拓狛クイズがかなり強引であってもブーイングらしいブーイングがなかったのが印象的。むしろブーイングする気にもならない、ということなのかも。こういう手仕事関係の企画になると板尾の仕事の雑さが際立つ。それがキャラとして認知されているところがあるから得だよなあ。対してタモリがこういうところで一切手を抜かないのもいつもどおり。D

空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
ビヨンセアップグレイド・ユー手ぬぐい
デッド・ケネディーズスープ・イズ・グッド・フード手ぬぐい
アリシア・キーズユー・ドント・ノウ・マイ・ネーム耳かき