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B143  文学・芸術・スポーツ ― スポーツ
紹介図書の目録
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図書紹介 留意事項





書名:
講談社現代新書
スポーツとは何か
No.B143077
NDC 780
著者・出版社:
玉木正之/講談社
初版1999/08/20
¥735
内容:
Jリーグ合併騒動、IOC金銭疑惑、プロ野球ブラフト問題…矛盾を噴き出しつつ「繁栄」するスポーツを、根源から問い直す文化論。

  スポーツの過去・未来
  スポーツ用語からスポーツを読み解く
    遊び
    アマチュアリズム
    アメリカのスポーツ
    運動会
    応援団(チア・グループ)
    オリンピック
    格闘技
    監督
    高校野球
    根性[精神主義]
    Jリーグ
    勝利至上主義
    女性のスポーツ
    スポーツ・ナショナリズム
    スポーツ文化     ほか


玉木正之[タマキマサユキ]
1952年京都市生まれ。東京大学教養学部入学。ミニコミ誌の編集者を経て、フリーの雑誌記者に。その後、スポーツライター、音楽評論家、放送作家としても活躍。『Number』、『週刊現代』、『サンデー毎日』などの雑誌、朝日、毎日、日経、産経などの新聞各紙で、スポーツ・コラム、連載コラムを執筆。歯に衣着せぬトークで数々のテレビ番組にも出演。

メモ:


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書名:
高校野球の観方を変えよう
「女子大生の高校野球への問いかけ」
スポーツ史的アプローチ
No.B143047
NDC783.700
著者/出版社:
松尾順一/現代図書 星雲社
初版2003/04/10
\1143
内容:
従順・忍耐・努力・規律等の近代的規範が渦巻いている高校野球に対する固定観念の殻を打ち破るため、そこから最も遠い存在である女子大生60名にアンケートをとり、その回答をもとに高校野球に対する問題を解き明かそうとした意欲作。高校野球の社会史の試みでもある。

T 甲子園大会以前の学生野球界への問いかけ
  野球はどこからきたの
  野球はいつ頃誰によって日本に紹介されたの
  明治の初期の頃は、どんな野球が行われていたの
  「インブリー事件」ってなに
     ほか

U 甲子園大会への問いかけ
1 甲子園球場について
  なぜ、「アルプススタンド」と呼ばれているの
       ほか

2 甲子園大会の運営について
  なぜ、新聞社が主催しているの
  甲子園大会と「インターハイ」は違うの
  春はなぜ、「選抜」なの
  センバツの「出場辞退事件」とは
  女子は試合に出場できないの
  勝となぜ校歌が流れるの
       ほか

3 開会式を観て
  入場行進の歩き方って、なにか軍隊みたい
  昔から国旗掲揚は行われていたの
      ほか
4 試合を観て
  なぜ、一塁にヘッドスライディングをするの
  なぜ、負けたチームは「甲子園の土」を持ち帰るの
      ほか

3 高校野球への問いかけ
  高校野球って「教育の一環」なの
  なぜ、坊主刈りが多いの
  なぜ、汚れるのに白いユニホームが多いの
  部員が不祥事を起こすと出場できないの
     ほか


松尾順一[マツオジュンイチ]
1952年北九州市生まれ。日本体育大学大学院体育学研究科修了。現在は東京都立短期大学教授、日本体育大学兼任講師。専攻はスポーツ史。全日本大学女子野球連盟理事

メモ:
甲子園、高校野球

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書名:
東京六大学野球女子投手誕生物語
ふたりの勇気
No.B143045
NDC783.700
著者/出版社:
手束仁/アリアドネ企画;三修社
初版2002/04/05
\1600
内容:
女子野球の新時代に向けた新たな一歩。六大学野球にはじめて登場した女性投手、小林千紘(明治大学)と竹本恵(東京大学)両選手の活躍を徹底取材。パイオニア精神と優れたスポーツ選手としての才能をあますところなく描きだした秀逸ルポルタージュ。

  はじめに
    女子投手同士の登板。それは、パイオニア精神の激突でもあった

  第1章 女子投手対決は大学野球に何をもたらした
    明治は、新酒の気象に富んだ新しい物好き
    女子として男子選手と戦うことの課題と限界
    女子の進出は、野球においては遅かった
          ほか

  第2章 小林千紘・明治大学体育会野球部という選択肢
    徹底して走りこんだ高校時代
    男子と女子のパワーの差はどうしようもない
          ほか

  第3章 竹本恵・東京大学運動会硬式野球部という環境の中で
    最初から、東大野球部が目標だった
    普通にやれば、男子との差はそれほど気にならない
         ほか

  第4章 今後の女子高校野球の現実と期待
    神村学園の取り組み
   女子高校野球の試合で見えたこと
    高野連とは異なる、女子公式野球の現実
         ほか

  エピローグ
    二人の踏み出した一歩の大きさを噛みしめながら。


手束仁[テズカジン]
愛知県出身。半田高校→国学院大学卒。大映、JAVANなどで映画やビデオなど映像の営業、宣伝販促を経て、編集プロダクション(株)全通企画勤務。日常は、実用書や一般書籍の企画・編集制作に携わる。野球に限らず、スポーツ観戦は徹底した現場主義で、野球は高校野球を中心に年間150試合前後観戦する。週末はどこかの球場やグラウンドに姿を現す。バレーボール、ラグビー、サッカーなどにも常時観戦の守備範囲としている。スポーツを通じて、その背景にある社会文化を追求することをテーマとしている

メモ:
女子野球、東京六大学、竹本恵、小林千紘、高校野球

竹本恵さんに関する記事紹介No .N143a010410e5はこちら

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書名:
私の青空
日本女子野球伝
No.B143046
NDC783.700
著者/出版社:
常蔭純一/径書房
初版1995/02/20
\2300
内容:
昭和24年はる、野球を楽しんでいた少女たち。日本に女子プロ野球があった。戦後間もない頃に産声をあげた女子プロ野球は、男性のプロ野球と同じように、素朴で陽気なボール遊びだった。彼女たちの『楽しむ野球』はその後、男性のプロ野球のようにメジャー・スポーツとして発展は遂げなかった。しかし、ビジネスとして巨大化しなかった女子プロ野球は、『ボール遊び』という自分たちの流儀の延長戦にある『自Bン隊の野球』であり続けた。

  第1章 現在
    おばさんたちの野球チーム
    中学生の女子野球選手誕生
          ほか

  第2章 黎明
    初めての女子野球の公式試合
    女子プロ野球の創始者、小泉吾朗
    日本初の女子プロ野球チーム誕生
          ほか

  第3章 躍進
    初めての女子プリ野球公式試合
    第二のチーム、レッドソックス誕生
    貫禄を見せつけたロマンス・ブルーバード

  第4章 盛運
    ブームに乗り始めた女子プロ野球
    晴れやかさに満ちた女子野球
          ほか

  第5章 開花
    姿を消す女子プロ野球のパイオニア
    三共レッドソックス
           ほか

  第6章 方向転換
    ペナントレースのスタート
    初めての日本選手権試合
    最強チーム、岡田バッテリーズ
          ほか

  第7章 新たな時代
    スーパープレイヤー、近藤信子
    さみしい終焉
          ほか

  第8章 再会
    再びブームの到来
    熱意にあふれた大下の指導
          ほか

メモ:
女子野球、プロ野球

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書名:
女子プロレス民俗誌
物語のはじまり
No.B143017
NDC788.200
著者・出版社:
亀井好恵/雄山閣出版
初版 2000/08/24
\2,625
内容:
スポーツとも演劇ともつかぬスペクタクルを垣間見る瞬間。女性の自己表現の一つとして健気に闘う女子プロレスラーの生きざまのドラマと、それを求めるファンを追う。時代を駆けぬけた少女たちへのエール。

  序章 女子プロレス研究の視座
  第1章 女子プロレス興行の戦後史
  第2章 女性ファンの偶像崇拝
  第3章 女子プロレスラーになるということ
  第4章 プロレスする身体の獲得過程
  第5章 観客論覚書―女子プロレスが演じられる場の力学


亀井好恵[カメイヨシエ]
1962年群馬県生まれ。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程後期在学中。武蔵野美術大学等で非常勤講師を勤める。専攻は民俗学。共訳に「アイルランドの漂泊民」(’93年)がある。


メモ:


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