>> 第7回 / ほの暗き道の先に






 皆のチームプレイにより、ドゥアイの知る「ノドの書」が保管されているという小屋に侵入を果たした吸血鬼たち。
 だがその地下は迷路のように入り組んでいた。

 無数にある扉と暗闇、そして長い廊下……。
 殆ど真っ直ぐな道ではあるがまるで迷路を思わすその地下で、吸血鬼たちははたして何を見るのだろうか……。





ST : こんばんは! では、問題ないうちにはじめちゃいましょうか。皆さんOKですか?


フィオナ : okです。


エルヴィン : OKです~。




 【町外れの地下室にて】




ST : では── フィオナさん・ドゥアイチーム。

 フィオナさん、あなたはドゥアイとともに廊下の奥へ向かう。
 車椅子は押してもらっている? 自分で回している?


フィオナ : 車椅子は持ってきていない(動きづらいから)ので、杖をついて歩きます。


ST : あ、そうか。失礼しました。では、杖をついて歩くあなたの隣を、ドゥアイが行く。


フィオナ : 「それにしても、こんな地下によく造ったものだな」 と感心しています。


ST : あなたの言葉に返答はない。 「……」


フィオナ : 気になったので、ドゥアイさんの顔を見てみます。何か変わったところはあるでしょうか?


ST : 顔を見てみるなら、あなたは気づく。ドゥアイの唇がひどく震えている。肩が強張り、拳が握りしめられている。

 もともと落ち着きのない様相の彼女であったが、より酷くなっているように感じる。


フィオナ : 「どうした?」 と直球で聞いてみます。正直に話してくれるならよし。嘘をつくようなら、それを口調などから探ってみます。


ST : 「あ……、ああ、ごめんなさい。何でもなくて、ぼくは、……ぼくは、」 かり、かりかり、と指が首輪を引っ掻く。


フィオナ : 首輪をひっかく手をつかみ 「不安なのか? 大丈夫だ。我らがいる」 と言って手を握ります。

 (はぐらかしてきたか……。反対側の手で首輪をいじり始めたらどうしよう)


ST : 「ああ……、ありがとう。違うんだ、ちが……、そうじゃなくて、ええと、でも、何でもなくて、」 手を掴まれると抵抗する様子はない。どう言っていいのか困っているような、そんな様子にも見える。


フィオナ
 : 「まあ、無理に話さなくていいさ」 と言いつつ、手は離さないようにしておきます。



エルヴィン : うーん?


フィオナ : もしかして、先に進むにつれて首輪の拘束が弱まるとか?


エルヴィン : (あるいは)本人が長らく血を吸ってなかったから、そろそろドゥアイちゃん自身のガマンの限界が近い、ってのもあるかもですね。


ヴィクター : 耐えられなくなったら……困る行動にでるかなあ?


エルヴィン : うーん、首輪の拘束力がどこまであるか、ですかね……?



フィオナ : ST、彼女の様子に何か異変などはありませんか?


ST  「ありがとう、ごめん……」 掴んだ手がうなだれる。

 それ以外に異変はありません。首輪は壊れたりすることもなく、そこにある。
 さて、先へ進む?


フィオナ : エルヴィンさんとヴィクターさんの調べている部屋は、ここからまだ見えますか?


ST : 部屋の扉は見えます。


フィオナ : では、もう少し進みます。ただし、壁や床などに異変がないか見ながら慎重に。ドゥアイさんにも 「少し慎重に進もう」 と声をかけておきます。


ST : こくり、と小さく頷きが返る。

 異変がないか調べながら進むなら、知覚+調査難易度6を。


フィオナ : 2B10>=6 知覚+調査 (ころころ) DiceBot : (2B10>=6) → 10,7 → 成功数2 まさかの成功!


ST : では、気になるような異変はない、ということを確信できる。


フィオナ
 : 「特にこれといった仕掛けもないな」 と言って、ドゥアイさんの様子を確認しつつそのまま進みます。


ST : 廊下は少しずつ下りながら続いている。少しずつ調べながら進んでいくのは面倒な仕事だが、確信があなたを助けてくれる。ドゥアイはたまに反応が遅れ、少しずつ身体の震えがひどくなっているように感じる。


フィオナ : いったん止まります。 「ドゥアイ。二人が合流するまで休憩するか?」


ST : 「あ……、ああ、ううん。大丈夫」 ゆるやかに首を振る。 「行こう」


フィオナ : 「そうはいってもその様子ではな」 (今、ドゥアイが暴走したとして、私一人ではひとたまりもない)


ST : 「大丈夫……、大丈夫だから。行こう、もし、人が来たら、困る」 そう言って歩き出そうとします。


フィオナ : 「だがな、貴殿に何かあったら探索の続行も難しくなる。その様子では、何かあった時に対処できまい。二人の到着を待つべきだ」

 「これは私の身の安全のためでもある(嘘は言っていない)」


ST : そう言われると、もごもごとしながら足を止め、壁にもたれかかる。 ……では、ここで合流待ち?


フィオナ : はい。




 【地下・合流】




ST : では、しばらくしてエルヴィンくんとヴィクターさんが廊下の向こうから追いついてくる。エルヴィンくん・ヴィクターさんが拒否しなければ、ここで合流できる。

 エルヴィンくんたちは、合流すると唇を震わせて俯いているドゥアイと、その傍にいるフィオナさんの姿を見つける。


ヴィクター : 特にないのでそのまま合流します。


フィオナ : 「ドゥアイの様子が尋常ではなかったので、待機していた」 とお二人に説明します。


エルヴィン : 「!? 大丈夫ドゥアイちゃん。お腹減った?」 しんぱい……。


ヴィクター : 「なにかあったか?」 詳細な情報を聞きます。


ST : 「ああ……、ごめん、大丈夫。待たせてごめん、行こう」 もたれていた壁からふらりと身を起こすと、歩き出そうとする。


フィオナ : 「体も震えているし、心ここにあらずという感じでな」 とヴィクターさんに説明します。 「本人は気にするなというのだが……」


ヴィクター : 「ふうん……?」 とフィオナさんの話を聞きながら、こちらで何があったかも手短に伝えておきます。


エルヴィン : 「ドゥアイちゃん、無理しちゃダメだよ? ……それとも、この先にいくとなんか具合悪くなるとか? ……いつも夜は具合悪くなるとか?」 と色々聞いてます。


ST : 「違うよ……、大丈夫、なんでもない。行こう」


エルヴィン : 大丈夫という限りは見守りますが、ドゥアイちゃんを気にかけながら進みますね。


フィオナ 
: (進まないというわけにもいかんしな)「不安はあるが、この通路に罠も待ち伏せもなさそうなのは幸いといったところか」 同じく、ドゥアイさんに気を配りながら進むことにします。


ST : ちなみに、部屋で見つけたもの(手に乗る大きさの細い瓶)はフィオナさんたちに見せる?


エルヴィン : うーん、とりあえず、フィオナさんだけに「報告」しておこうかな。血に関係してるもの? っぽいし。


ヴィクター : できればフィオナさんにだけ先にこっそり見せたいですね。


エルヴィン : 「鞄に入ってるから探して自由に見て~」 って感じで無防備にしつつ、一応こう……ドゥアイちゃんには刺激強いかもしれないから! みたいな距離感で……。


フィオナ : では、鞄を見るためにほんの少し足を止めた風に装いつつ、ドゥアイさんの視界に入らない位置で中身を確認します。


ST : ドゥアイはあまり余裕がないのか、あえて覗こうとはしない。フィオナさんはエルヴィンくんたちが見つけた、古い血痕? のこびりついている瓶を確認できるだろう。


エルヴィン : (何か血? みたいなのが底にこびり付いてる瓶なんだけど……何のために使われたのかとかは、わかんないんだなぁ) と小声で伝えておきますね。 (血みたい、ってのはボクの憶測だけど……)


フィオナ : 小声で、確かにこれは何かわからんな、と伝えてから鞄を返します。


エルヴィン : 意味もなくずっしり重たい鞄だった。


ST : では、改めて進む?


エルヴィン : 「よし、先にいこー!」 砂粒? は先に続いてますかね。


ST : しばらく続いてはいたが、そのうち数が減り、途切れてわからなくなってしまった。


フィオナ : ドゥアイさんの横に戻って先に進みます。


ヴィクター : 「行くか」 と言って先に進みます。ドゥアイのことはできれば警戒しながら進みたいです。


エルヴィン : (うーん、実は誰かがここを探索して、目印にまいていた砂がここで切れたのかな) とか思いつつ、道はまぁ一本ですかね? それなら進んで行きます。


ST : 一本ですな。少しずつ、少しずつ道は下り、やがて遠くに扉がひとつ見えてくる両開きの、大きな扉だ。そのとき、天井が最初に比べて高くなっているのにも気づくだろう。


エルヴィン : 道の雰囲気が変った感じ? ですかね。


ST : 天井の勾配より道の勾配のほうが大きくて、結果として天井が高くなった感じ。


フィオナ  「なぜ、ここだけ高くなっているのだろうな? 何か理由があるのか」 と言いつつ、そのまま直進。


エルヴィン : 「うーん、この道があとから掘られたものとかで……ここが、別の建物に通じてる道? あの、逃げるための隠し通路とか……?」

 地下の通ってきた道と街の地図を照らし合わせたら何か分かるかもだけど、そこまでこの街に精通してないなぁ。


ST : そのまま進むと扉の前にたどりつく。渦を巻くような模様が描かれた石造りの扉で、明らかに作りの凝ったものだと感じるだろう。


フィオナ
 : 扉に耳を当てて、中の音を確認してみます。


ST : 知覚+調査難易度6。>音を確認


フィオナ : 2b10>=6 知覚+調査 (ころころ) DiceBot : (2B10>=6) → 5,6 → 成功数1



ヴィクター : ヒューゥ絶好調!


エルヴィン : フィオナさんダイス少ないのに大健闘!


フィオナ : 今日は(プレイヤーの)体調は悪いのに、ダイス運はいい……もしかして、この二つは反比例している……?


エルヴィン : 体調がよくてダイス運もいい日はない……?(震)


フィオナ : あるといいなー。



ST : フィオナさん冴えてるゥ。では、特に何も…… というより、自分たちの物音まで吸い取られていくように感じる。扉が分厚いのではないか? と思えるだろう。


エルヴィン : 「……ここ、開けるしかないよね? ……実質もう、ここにしか扉ないし」 ……ですよね? 見落としないよね!?


フィオナ : 「ああ。中に誰かいるような気配はないし、開けてみるべきだろう」


エルヴィン : (そっとヴィクターさんを見つめる)(子猫のような目で)


ST : では、扉を開けるとき、どういう順序で並ぶか宣言を。

 扉は分厚く、重い。ヴィクターさん一人か、他のメンバー二人が並んで開けることで開くことができる。
 ドゥアイは任意の場所に居させてよい。


ヴィクター : 「……だよな」 とエルヴィンくんの視線を受けてオレが一人で開けたいと思うぜ!!


ST : 他のメンバーはどういう位置にいる?


エルヴィン
 : ドアは二人くらいなら並べる広さです?


ST : 並べる。



エルヴィン : STが 「この先に敵が居ます」 みたいな言い方してる!(察する力の高いPL)


フィオナ : バトルがありそうな感じですよね。


エルヴィン : ヴィクターさんが筆頭として、二番手・三番手・しんがりはどうしますかね? ドゥアイちゃんしんがりは今、ちょっと怖いかな。二人並べるなら、フィオナさんかぼくが並ぶ?


フィオナ : ドアの前にヴィクターさんとドゥアイさんを配置。すぐ後ろにフィオナ、最後にエルヴィンさん……という感じでどうでしょうか?


ヴィクター : 闘える人がいないなら、ヴィクター一人で受けてその間に攻撃、とかの方がよいかしら?


エルヴィン : ヴィクターさんは強いけどうっかり当たるとやばたにえんなのが怖いんですわー。もしドゥアイちゃんと並べるならそれがいいかな。


ヴィクター : やばたにえん。(わかりみ) ではドゥアイちゃんと並んで後ろにフィオナさん、エルヴィン君ですかね?


フィオナ : 万が一のドゥアイさんの暴走と、前方からくるかもしれない攻撃の両方に対処しないといけないので、一人だけを前にする(ドゥアイさんに後ろを取らせる)のはまずいかもしれません。

 なので、ヴィクターさんとドゥアイさんを横に並べ、すぐ対処できる位置にフィオナを配置しようというわけです


エルヴィン : もしもという時、スゴイ速さで逃げられないようにしないとですな……。(ネコのような扱い)

 では、隊列はそれで提案しますかね。

 前衛ふたり : ヴィクターさん&ドゥアイちゃん
 中衛 : フィオナさん
 しんがり : エルヴィン で……。

 ヴィクターさんがデカすぎて並べなかった場合、フィオナさんとドゥアイちゃんが並ぶ感じでOKですかね。(ヴィクターさんは二人分だと思って居るエルヴィン)


フィオナ : 了解です



エルヴィン : では、前衛のドアを開けるところにヴィクターさんとドゥアイちゃん、その後ろ、中衛にフィオナさん、しんがりエルヴィンでお願いします。


ヴィクター : 「あけるぞ……」 と確認をしてからうりゃ、っと一気に開けたいです。


ST : 了解。では、ヴィクターさんとドゥアイが前に並び、扉に手をかける。がりがりと床を擦る音を立てながら、扉が開いていく……。




 【その迷宮の先には】




ST : ──そこは巨大な広間になっていた。

 奥へ向かって通路がひとつ伸び、その奥に大仰な台座。その上に、石板がひとつ置かれている。
 さて、ヴィクターさんの横にいたドゥアイが、石板に向かって駆け出そうとする。

 止める? 止めない?


フィオナ  「……えっ?」 と地下にあった想定外のものに驚きつつ、とっさにドゥアイさんを止めに入ります。


ヴィクター
 : 咄嗟に止めようとします。


ST 
: 敏捷+運動難易度6


ヴィクター : 敏捷……。


ST : シークレットダイス(ころころ)


ヴィクター
 : 敏捷2の運動3……5で判定 5b10>=6 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 1,1,4,4,8 → 成功数1(成功数0) 駄目ダイス!!


フィオナ : 1B10>=6 敏捷+運動。1しかない……。 (ころころ) DiceBot : (1B10>=6) → 2 → 成功数0 やったぜ。


ヴィクター : ヒューゥ!(1がいっぱい)


ST : エルヴィンくんは止めない?


エルヴィン : とめるます!


ヴィクター : (頼んだぞエルヴィン君!)


フィオナ : 最後の希望!


エルヴィン : 4b10=>6 敏捷の4だけ……どうだろう。 (ころころ) DiceBot : (4B10>=6) → 5,8,1,2 → 成功数1 (成功数0


ヴィクター : 皆駄目っぽい!!


エルヴィン : oh、ダメデース……。


フィオナ
 : なんてことだ!


エルヴィン : するっと抜けた!


ヴィクター : うかつすぎる……。


ST : かろうじて大失敗はせずにすんだくらいだね。ドゥアイは眼にもとまらぬ速度で、あなたたちの手をするりと抜ける。


エルヴィン : (はやい……これがアサマイトりょく……!)


フィオナ : (なんて速さだ……!) 驚きつつ、杖をついて前に進みます。


ヴィクター : 「チッ……!」 と舌打ちして追います。


ST : そして、石板に手をかけようとし── その瞬間、彼女の足元でカチッという音がしたのを、ヴィクターさんは聞くだろう。


エルヴィン
 : 「まってー、ドゥアイちゃーん、こういうのには罠とかあるんだよー」 とかいってます。ややぼうよみ。


ST
 : 次の瞬間、一瞬にして彼女はネットで釣り上げられていた。古典的な罠だ。彼女はもがきながらナイフを取り出そうとするが、金属製のネットを切るのは困難なようだ。


ヴィクター : 「……? トラップの音だったか」 釣りあげられてるドゥアイを見て呟きます。



エルヴィン : ドゥアイちゃんは犠牲になったのだ……?


フィオナ
 : 即死トラップじゃなかったのは不幸中の幸いですね。


ヴィクター : 危ないところでしたな。


エルヴィン : ホントに……トゲトゲした穴におちるとか、巨大な石が落ちてくるとか、部屋の天井が下がってくるじゃなくて……とはいえ、まだ罠一つと決まった訳じゃないから気をつけないと。次はやべートラップが襲ってくるかも……。



ST : 「……ッ! ……!」 上から汚い罵り言葉が降ってくる。


エルヴィン
 : あわあわします。 「だ、大丈夫? ドゥアイちゃーん。お、おちついて! こういう時はこう、トラップをとく鍵みたいなのがあるはずだから……!」 といいつつ、部屋は警戒しましょうか。罠が一つとは限らない!


フィオナ : 「何をやっているんだ! 即死するようなものでなかったからよかったが、下手をすれば死んでいたんだぞ!」

 とドゥアイさんを叱りつけます。こちらも罠がないか軽く調べてみます。


ヴィクター : 「で、あれはおろした方がいいのか?」 先に石板を調べたほうがよさそう?


ST : 叱りつけるなら、まともな返事は返ってこない。首輪がぼんやりと光っていることと、彼女の正気が怪しいことが分かるだろう。

 近づいて調べる? 近づかずにその位置から調べる?


フィオナ : 「おろしてやるのはやめたほうがいいな。ちょっと正気ではなさそうだ」


エルヴィン : 「首輪が光ってる? ……ここが何か魔法的な力が働いてるとか……?」 近づきたいけど、とりあえず自分たちの進む道に罠がないかはチェックしておきたいねぇ。


ヴィクター
 : 「了解」 と言ってみんなが やってるように、トラップが他にないかを調べます。


エルヴィン : 「何が原因でも、あの首輪が光るようなきっかけはこの部屋にありそうだよね? ……ドゥアイちゃんより、この部屋を調査しようか? それから、あの石版?」


ST : では、まず近づかずに入口のあたりから調査かな?


フィオナ : 「そうだな。まずは罠が他にないか調べよう。ついでに他に何か仕掛けがないかもな」


エルヴィン : 近場から調査ですぞい。今度こそ天井が落ちてくる罠とかだったら困る-。


ヴィクター : 最大限に注意しつつ調べまする……なにかないかな?


フィオナ : こちらも入り口あたりから調べます。


ST : では、知覚+調査難易度6…… なんだけど、どこを調査するか宣言があれば難易度が減る。


エルヴィン : ぱっと見て、具体的にどこをしらべられそうです? 


ST
 : 天井、通路、壁かな。


エルヴィン : 部屋の様子とか……台座に、石版しかない広間、って感じです?


ST : そんな感じ。長い通路、その向こうに石板の乗った台座がある。

 通路以外の場所は一段低くなっているが、奈落になっているとかじゃないので、通路以外の場所から回り込むこともできるだろう。


エルヴィン : 了解ですー、ありがとうございます!



フィオナ : 分担どうしましょう? 天井、床、壁のどこにしましょうか。


ヴィクター : ヴィクターはおっきいので天井調べます


エルヴィン : エルヴィンは、しらべますよー。すでに一つ罠があったからあやしい。


フィオナ : では、こちらはを見てみます



ヴィクター : ヴィクターは天井を調べます。


ST : では、天井調査は遠いので難易度6のまま。壁は難易度5床は4。 ……いや、そうかヴィクターさんか。ヴィクターさんなら天井も難易度5でよい。背が高いからね。


フィオナ : 壁を調べます。


エルヴィン : 床担当です。ずりずり……床って通路って事ですな。ずりずり……。


フィオナ : 2B10>=5 知覚+調査 壁担当 (ころころ) DiceBot : (2B10>=5) → 5,6 → 成功数2


ヴィクター : やったー。知覚4、調査3、合計7の難易度5で! 7b10>=5 (ころころ) DiceBot : (7B10>=5) → 5,4,7,9,7,8,2 → 成功数5


エルヴィン : 8b10=>4 知覚5、調査3 通路を調査……いっぱいふれるから失敗しない。いっぱいふれるから失敗しない。

 (ころころ) DiceBot : (8B10>=4) → 10,9,4,5,2,6,7,10 → 成功数7 しっぱいしない!(キラキラ)



ヴィクター
 : 出目が絶好調すぎる!


フィオナ : 全員成功している!



ST : では、天井には不審なものはない

 壁は、そこから矢が出そうな感じの穴がある。

 床には通路の上のタイルに違和感
 穴の位置と床の違和感の位置を照らし合わせると、踏んだら矢が飛んでくるようなものを想像できるだろう。
 ただし一つ引っかかるのは、そのタイルは先ほどドゥアイが踏んだのではなかったか? ということ。


フィオナ : 「壁にいかにもな様子の穴が開いているな。おそらくは矢が飛び出てくる類の仕掛けだ」 とお二人に伝えます。


エルヴィン
 : 「んー、でもそのタイルもう踏んである感じなんだよねぇ……ねぇ、これ考えるとさ! ……これ、以前……誰か来た事あるんじゃないかな? ぼくの、推理? 妄想? だけどさ」


ヴィクター : 「天井は、特に何もなさそうだぜ」 と伝えます。


ST : 今の位置からは、他に不審なものは見当たらない。


エルヴィン : 「以前、誰かがここに来て、罠を踏んだ。罠は矢で、毒とか……そうだね、麻痺毒とか塗って……あって……それで、囚えた……ドゥアイちゃんに、ノドの書物を見せて? ……ここにおびき寄せるため。それを狙う吸血鬼を……おびき寄せるために、こう……餌として……ドゥアイちゃんを解放した……とか、考えすぎか……な?」

  といいつつも……ドゥアイちゃんが確信を持って「知っている」違和感が……ぬぐえないよぉ!


ST : あ、一応。扉を開けてからドゥアイが飛び出すまでには、「石板があるのを見て飛び出した」くらいのタイムラグはあったよ。


フィオナ : 「なるほど。そういった可能性もあるな。とりあえずは罠を避けつつ、石板の近くまで行ってみるか?」


エルヴィン : 「うん、石版を確認しておこう……ドゥアイちゃんも何かおかしいし……」 えーと、ヴィクターさんには出入り口を確認してもらいます? 出入り口っていっこだけかな?


ST : 出入口は一つだけだね。


ヴィクター : 「”何か”はあるんだろうな」 と言いつつ出入り口を念のために確認。


フィオナ : 罠を避けつつ、石板の近くまで移動します。


ST : 石板の近くまで移動すると、上からドゥアイの声が降ってくるが、問題なく移動できる。本のように二つ折りにされた石板が、台座の上に乗っている。


エルヴィン : 見たらSANチェックです?


ST : しすてむがちがいます。石板の表面には文字などはないね。


フィオナ : 「石板を台座から動かした瞬間作動する罠があるかもな」 と言って台座周辺も見てみます。


エルヴィン : せきばんにもじなどない! あぶりだしかな?


ST : あ、まだ開いてないから内側はわからないよ。>文字ない 台座周辺を調べるなら、改めて知覚+調査難易度5


フィオナ : 2B10>=5 知覚+調査 (ころころ) DiceBot : (2B10>=5) → 10,5 → 成功数2


エルヴィン : 題名のない石版なのか……フィオナさんダイス少ないのにいい仕事する!


フィオナ : なんだか今日は目が良くなっている気がする。


ST : では、石板に手をかけると金属の刃が飛び出してくる仕掛けがあることと、それが無効化…… 刃が折られていることが分かる。


フィオナ : 「罠はあったが、壊されているようだ」 と言って石板を手に取り、開きます。


ST : フィオナさんが石板を手にとっても、罠は作動しない。


エルヴィン : 「やっぱり、誰かここに来た事あるのかな……?」 とか想いつつ……それが本当にノドの書なのか……何なのか気になる感じです。

 ただ、ニセモノだとやばたにえんなので、とりあえずフィオナさんの様子を伺いますね。


ST : 手にとれる程度の大きさの石板を手に取り、開く── そのとき、背後から足音がした。

 ……といった所で、タイミング的によいので今日は以上とします。


エルヴィン : ぴやー、誰かきたー! という所ですね、おつかれさまでした!


ST : やばたにえんの語呂の良さである。


エルヴィン : やばたにえんのむりちゃづけ!


ST : では、次回もよろしくお願いします!







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