>> 第14回 / 戦 【らんとう】






 魔術師が示した敵の潜むアジトは、住宅街の中に存在した。
 目立った行動を慎むべきと、家族に擬態した吸血鬼たちは隙を見て室内へと滑り込んだ。

 穏やかに応対していた青年の目つきが変わり、悪態をつきながら追いかける。
 館の中に何か不都合なものがあるのは明白だったろう。

 青年をなだめすかしている合間に、2階より複数の男女が現れる。
 戦闘の火ぶたが切って落とされた。





エルヴィン
 : こんばんは~。


フィオナ : こんばんは。


ヴィクター : こんばんは~。


ST : こんばんは! お、皆さんお揃いで。今日は前回の行動宣言の処理からですな。参りましょう。




 【2ターン目】









ST : 前回のおさらい: エルヴィンくんぴんち!

 行動順 : ヴィクターさん > エルヴィンくん > B > フィオナさん > A・Cが同時

 では、行動処理といこう。最速のヴィクターさんからだ。



フィオナ : 「最速のヴィクター」 って、なんかかっこいいですね。


ヴィクター : 女の方を止めたほうがいいんでしたっけね? (ど忘れ)


エルヴィン : とりあえず、ヴィクターさんはドアに陣取って、多分後にくる女Cか男Bを待ち構える、って感じだった気がします。(リプレイ見ながら)


フィオナ : ドアを塞いでくるものを片っ端から殴る感じですね。


ヴィクター : 俺を止められるものはおっぱいだけだぜ……。


ST : 気づいてなかったけど、「女B」と宣言されてるね……。 男Bと認識していいかな?


エルヴィン : 女はCだった……オカマにしてしまった……。


ヴィクター : あ、そうですね、男Bです……リプレイがなければ即死だった……。(?)


エルヴィン : ヴィクターさんが女と組み合いたいという本音がぽろぽろ?


フィオナ : いつの間にか性別の代わるB。



ST : ヴィクターさんはドアの前に移動して、やってきた男Bを殴る、だったね。Bの行動速度まで待って男Bを殴る、と認識するよ。


ヴィクター : はい、それでお願いします。男Bを殴る。



ST : では、自分の行動速度では移動までかな。移動だけ自分の速度で行って、待ち伏せて先に殴る…… ってシステム的にできるのかよくわからないんですが、行動としては自然なのでOKとしましょう。

 次にエルヴィンくん。エルヴィンくんもAが来るの待ちですな。

 次にB。部屋に駆け込もうとするが、ヴィクターさんが立ち塞がっている。ヴィクターさん、男Bへの攻撃判定だ。敏捷+格闘で難易度6。


ヴィクター : 敏捷2+格闘5の7で判定じゃー (ころころ) 7b10>=6 DiceBot : (7B10>=6) → 9,2,4,1,2,7,3 → 成功数2 (成功数1 うせやろ!?(出目が悪い)



フィオナ
 : 出目が振るわないですね。


エルヴィン
 : ヴィクターさん、戦闘ではいつも最初出目がふるわない印象ありますな。 何かこう 「本気出して殴ると殺しちゃうからなー」 みたいに試してるんかな……って印象です。


ヴィクター : 振れる回数多いけど運がないのでそれでカバーしてる感もありますね……そして余裕ぶっこいてダメダメな感じ。


フィオナ : 武闘派に見えて、実は相手に気を遣うことのできる人なのか……。


ST : 血族になったことで強くなった力を、いまだに扱いあぐねてるところがあるんだとするとときめくね。 >試してる


エルヴィン : 家で握りつぶしたドアノブとかを見て 「うーん、まだ加減がわからんなー」 って顔しててほしい!


ヴィクター : 物いっぱい壊してそうです。(笑)



ST : ん、男Bは複数回行動を宣言していないから、自分の行動を消費しないと回避行動がとれないのか。

 なら甘んじて受けよう。成功度1で成功だね、男は阻まれるとは思っていなかったらしく、君の一撃をもろに受ける。


ヴィクター : 「どうだああ、うらあああ」 やったぜ


ST : 1成功だから追加ダイスはないね。筋力で難易度6のダメージ判定を。


ヴィクター : ヴィクターの筋力は5! 5b10>=6 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 10,3,10,2,5 → 成功数2


ST : では、2負傷段階の打撃ダメージだ。男Bはダメージ減少を行う。君の一撃をもろに受け、ぐうっ、と唸りながら後ろにたたらを踏む。


ヴィクター : 「こっから先は通さねえぜ」 と殴れたのでちょっと余裕ぶった顔でいます。


ST : 打撃ダメージに対しては <体力> でダメージ減少を行うことができる。難易度は6だね。判定するよ。

 シークレットダイス(ころころ)

 ……男は完全に衝撃を殺しきれなかったようだが、行動が鈍る様子はない。クソッ、と悪態をつくだけだ。1負傷段階とおったね。


ヴィクター : わーい、やったー! 「へへん」 とドヤ顔でキメっ!


ST : フィオナさんはヴィクターさんの背後につく、だったね。


フィオナ : はい。ヴィクターさんの背中を守る位置に着きます。


ST : では、わかりやすいほうでCから処理しよう。

 といっても、CはBの背中が邪魔でその後ろにつくしかできない。なにやらBの背中に向けて罵詈雑言をぶつけている。Bはチッと舌打ちした。
 で、Aなんだけど…… すまないエルヴィンくん。前回ちょっと大事なことを忘れていまして。

エルヴィン : だ、だいじな事……?(震) 何か……。


ST : エルヴィンくんがいるのはキッチンの中だし、Aが来たと気づいたら隠れようともするよね? エルヴィンくんの隠匿振ってもらうの忘れてた……。

 機知+隠密 で、対面キッチンのカウンターが使えるので 難易度5 で判定してください。隠れるのに成功したら行動変更してかまいません……。


エルヴィン : 3b10=>5 機知2+隠密1……。 (ころころ) DiceBot : (3B10>=5) → 8,5,5 → 成功数3  必死だ!


ST
 : こちらは知覚+警戒で対抗する。

 シークレットダイス(ころころ)

 おっと! 相手がイチメデールして、ぎりぎり成功度が不足した。やったね、エルヴィンくんは隠れることができた。
 ちょっと巻き戻しになってしまいますが、Aの行動を「移動せずその位置で索敵」に変更します。

 エルヴィンくんはどうする?


エルヴィン : キッチンの方に逃げて隠れる事にします。 (何モイナイ何モイナーイ)



フィオナ : エルヴィンさんが無事隠れられて何よりです。


ヴィクター : エルヴィン君には幸運の女神が……?


エルヴィン : いつもより必死に隠れております。(しんだふり)



ST : ということは動くんだね? 隠れながらずりずり動くイメージかな。それなら次ターンの隠れる判定に難易度+2で許してあげよう。


エルヴィン : 隠れながらずりずり移動していきます。ぼくは影……ぼくは影……。(うわごと)



フィオナ : 次のターン、Aを挑発してフィオナの所に誘導しましょうか?


エルヴィン : エルヴィンは見つかると逆に人質になってしまう可能性が出る程度のか弱さなのでお願いしたい所存……。(震)


フィオナ : 了解です。



ST : では、誰も複数回行動がないので次ターンのイニシアティブだ。




 【3ターン目】










ST
 : 敏捷+機知の値を固定値とし、それを1D10の結果に足してね。


エルヴィン : 2+4+1d10 機知2、敏捷4 イニシアチブ (ころころ) DiceBot : (2+4+1D10) → 2+4+2[2] → 8  匍匐前進しているらしい数値が出た。(笑)


ST
 : ずりずりえるくん


フィオナ : 1+2+1d10 敏捷1 機知2 (ころころ) DiceBot : (1+2+1D10) → 1+2+2[2] → 5


ヴィクター
 : 1d10 (ころころ) DiceBot : (1D10) → 3 3+4(敏捷2+機知2)= 7 かな?



フィオナ : このイニシアティブ値だと、このターン中に敵を挑発するのに間に合わなさそうですね。効果が出るとして次のターン以降。エルヴィンさんには少なくとも1ターン耐えてもらうことになりそう


エルヴィン 
: 見つかったら必死に……何とかします……。(沈痛な面持ち)


フィオナ
 : それにしても、三人とも、なんだかダイスが振るわないですね。


エルヴィン : 3以上出てないよー。



ST : そうなると…… A > B > C > エルヴィンくん > ヴィクターさん > フィオナさんだね。

 逆順に行動宣言を。
 攻撃回避もしたいときは複数回行動の宣言をいれてね。


フィオナ : Aを挑発し、こちらに引き付けようと試みます。


ST : 了解。挑発はどんな風にする? というのが、それによって判定特技が変わってきそうだからだね。


フィオナ : ST、Aはどのような容姿をしているでしょうか?


ST : 筋骨隆々とした柄の悪そうな男だね。頭を威圧的な柄にそり上げている。 [ようじんぼう] って感じだ。


フィオナ : では、自分の知識の中からAでも知っていそうな著名な血族の名前を引っ張り出し、その血族の高貴なありさまとAのある意味低俗そうな格好を比較して侮辱します。


ST : A「でも」ってあたり十分挑発しているね。了解だ。判定とAの反応は行動手番にて。次、ヴィクターさん。



フィオナ : 挑発のリスクとしては、相手が逆上して狂乱するリスクがありますが、背に腹は代えられない。


エルヴィン : ちょっとした罵倒でぷっつん狂乱するほど自制心がない吸血鬼じゃない事を祈りましょう……フィオナさんも挑発やりすぎない程度にマイルドで・


フィオナ : マイルド路線で行きます。


ヴィクター : マイルドフィオナさん……。


ST : マイルドな挑発 : とは。



ヴィクター : はーい、ヴィクターは引き続き通路前に立って、男の相手をしたいと思います。


ST : ヴィクターさんから攻撃行動はする?


ヴィクター : いえ、自ら攻撃せずカウンターを待つ感じにしたいのですが……可能でしょうか?


ST
 : OK、できる。防御行動を宣言という形になるね。その場合、行動変更するための意志力判定を行わなくてよくなるうえ、複数回行動のダイスペナルティも受けなくてよくなる。


ヴィクター
 : なるほど。では、ヴィクターは相手の出方を見る防御行動にしたいです。


ST : 了解。エルヴィンくんは…… 見つかったかどうかはさておき、いまはキッチンの奥へ隠れた状態だね。さてどうする?


エルヴィン : キッチンへ移動して隠れているって感じですかね……このまま息を潜めまする……。


ST : では、このまま潜伏、と。防御行動の宣言は行っておく?

 ほかに行動がないのなら、宣言しておけば攻撃されたときに意志力判定なしで防御できるけど。


エルヴィン : もしものために防御の準備しておきます。頭ぎゅっとして 「殴ったらイヤ」 のポーズ!



ヴィクター : ふええ…エルヴィン君が可愛いよぉ……。


エルヴィン : この殴らないでのポーズで相手の戦力を削ぐ策戦なのだ!()


フィオナ : 敵の性格によっては攻撃を躊躇しそうですね。


ST : 了解。ではC。Bが邪魔なので、Bに罵詈雑言を投げながら後方警戒。防御行動宣言だ。

 B、ヴィクターさんを殴る。ヴィクターさんが防御行動のみ宣言なので複数回行動は宣言しない。
 A。 ……あ、しまった、エルヴィンくんが見つかったかどうかわかってないとAの行動が決定できないな。

 何度もバタバタしてすみません、前ターン最後に振ったことにして、エルヴィンくんが見つかったかどうか判定を入れます。


エルヴィン : はいー。


ST : エルヴィンくんもその結果によって行動変更してOKです。 機知+隠密難易度7 を。


エルヴィン : 3d10=>7 機知+隠密3……ひっし! (ころころ) DiceBot : (3D10>=7) → 20[3,10,7] → 20 → 成功 間違ってふってしまった……成功1ですね。


ST : シークレットダイス (ころころ)

 ああうん…… エルヴィンくんはみつかってしまった。見つかった! と気づけたかどうか、 知覚+警戒 の 難易度7 で。


エルヴィン
 : 7b10=>7 知覚5、警戒2 DiceBot : (7B10>=7) → 1,4,1,10,3,10,3 → 成功数2  (成功0・失敗) 知覚5、警戒2なのにこのざまよ。


ST : 1おおいなあ。


フィオナ : あれ? ピンチ? こちらの挑発を何としても成功させないと。


エルヴィン : エルヴィンは 「見つかってないに違いない」 と思ってずりずり移動していきます……。(沈痛な面持ち)


ヴィクター : フィオナさんが頼りよ……!


ST : エルヴィンくんは隠れるのに必死で、見つかったことに気づけていない……。ということは、行動は前と同じく隠匿継続かな?


エルヴィン : そうですね。隠匿、防御できるなら防御つき……?


ST : 防御行動の宣言はOKです。


エルヴィン : では、隠れつつ防御で……まだ見つかってないに違いない!(キリッ)


ST : では改めてAだけど、 >なんかおるで< と気づいたので、キッチンへ移動する。ただ、なにがおるのかまだ分かっていないので、攻撃行動はしない。防御専念だ。


エルヴィン : (カサカサ)(カサカサ)


ST : というわけで行動処理していくよ。

 Aはキッチンに移動する。エルヴィンくんが頭かくしてしっぽ隠れてナーイ状態になっているのを認識した。
 Bはヴィクターさんを殴る……あ、もとい、持っているナイフでヴィクターさんを刺そうとする。

 シークレットダイス (ころころ) …………んん!?



フィオナ : ファンブルか、クリティカルか……?


エルヴィン : ファンブルかな!? ファンブルかな!?(ワクワクしてテカテカ)


ヴィクター : ファーンブル! ファーンブル!



ST : なんとBはナイフを抜き放ってヴィクターさんに躍りかかろうとして、何もないところでド派手にすっころんだ。攻撃失敗したうえ、 <転倒> する。

 すぐさま 敏捷+運動 で起き上がり判定するよ。



フィオナ 
: ファンブルでした。


ST : そのとおり。


エルヴィン : ドンマイ!


ST : (ころころ) 成功した。Bは痛そうなうなり声を上げながら起き上がるが、まだ少しふらついている。次ターンのイニシアティブ-2。

 続いてC。目の前でBが醜態をさらしたが、だからといって何かできるかというと、そんなことはない。Bを無駄に挑発しながら罵詈雑言を投げるだけだ。



エルヴィン : 何かヴィクターさんからすると、「突然目の前の男が消えた!」くらいのインパクトありそう。CのバリゾーゴンがBくんの焦りを産んだんじゃないのかと思えてきた!


フィオナ : さっきからBがずっとかわいそうなことになってる……。


ヴィクター : 可愛そうなB。



ST : エルヴィンくんは隠匿続行。ヴィクターさんは防御専念。

 フィオナさん、その位置だと対面キッチンごしにAを挑発することになるね。
 判定は 交渉+教養 の 難易度6 だけど、まずはRPからもらおうか。なお著名な血族の名前などは捏造してかまわない。


フィオナ :了解です

 「そこの血吸い蛭。そう、ダイニングをうろついている阿呆面の貴様だ」 とAを挑発します。
 「知っているか? まあ、貴様のような取るに足らん破落戸が知っているとも思えんが、かの偉大なヴェントルー、コルネリウス・バウアーは貴様なぞとは違って……」
 云々と嘲笑うかのような口調で続けます

 5b10>=6 交渉+教養 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 5,1,3,4,10 → 成功数1(成功数0) ダメか。


ST : では、君の長口舌にAが振り向く。判定をどうぞ、こちらはそうだな…… 自制で対抗します。 シークレットダイス (ころころ)



エルヴィン : 今日は1がいっぱい出る……。(´・ω・`)


フィオナ : イチメデールさん、やる気出しすぎです。(笑) そういえば、フィオナは戦闘中の出目はいつも悪かったような……。もしかして荒事が苦手?


ヴィクター : フィオナさんは荒事よりも交渉事が強そうなイメージです。



ST : 「はァ?」 Aは君の姿をみとめると、長口舌を一笑に付す。 「なァに言ってんだお前。ひょろいナリしやがって」 それだけで君から視線を外した。


フィオナ : (ダメか。もうしばらく持ちこたえてくれよ……) とエルヴィンさんの身を案じます。


ST : では次ターン、イニシアティブを。




 【4ターン目】









エルヴィン : (見つかってないはずなのに、近いな) って顔してます。


ST : エルヴィンくんはこのタイミングで、もう一度見つかってるのに気づいたかどうか判定してOKです。 知覚+警戒 の 難易度5


エルヴィン : あ、じゃあ気付いたか判定しますね~。

 7b10=>5 知覚5,警戒2……。 (ころころ) DiceBot : (7B10>=5) → 7,6,2,10,3,9,4 → 成功数4


ST : バリッバリに気づいたね! 目と目でつーじあう~。


エルヴィン : あーーー、これは何か、目が合いましたね。 「ばれてる!」 ちなみに、エルヴィンの隣くらいに気絶させた男さんが転がってると思います。



フィオナ : 気付いて、お互いに驚いてそう。(笑)


ST : Aが先に気づいてるからなあ。


エルヴィン : 男Aさん 「おまえを……見てるぞ……」 みたいな感じで。(笑)



ST : では改めてイニシアチブを。


エルヴィン : 2+4+1d10 機知2,敏捷4,イニシアチブ (ころころ) DiceBot : (2+4+1D10) → 2+4+6[6] → 12


フィオナ : 1+2+1d10 敏捷1 機知2 イニシアティブ (ころころ) DiceBot : (1+2+1D10) → 1+2+2[2] → 5


ヴィクター : 2+2+1d10 (ころころ) DiceBot : (2+2+1D10) → 2+2+4[4] → 8


ST : B > A > エルヴィンくん > ヴィクターさん > C > フィオナさん だね。逆順に行動宣言を。


フィオナ : 引き続き、Aの挑発を試みます。


ST : 了解。どんな行動で挑発するかは、よく考えたら行動時でいいかと思ったので、その時にお願いします。


フィオナ
 : 了解です。


ST : Cはらちがあかないので、Bをののしりながら戦線離脱する。戦意を失ったという様子ではないね。……あ、行動宣言にRPを入れてしまった。続いてヴィクターさんどうぞ。



フィオナ : 銃を使うことも考えましたが、大きな音が出ることを考えると、後処理が大変になりそうなんですよね。


エルヴィン
 : いちおう住宅街ですからね……ここ……。


フィオナ : 最後の手段。それ以外に打つ手がなくなってからですね。


エルヴィン : 女Cさんがまた二階にいって、どこかに連絡されるとイヤだから早く追いかけたい所ですが……エルヴィンがマッチョだったら目の前の男をポイするのに……!



ヴィクター : はい。Aも気になるところですが、それよりはまずBをどうにかしなければならないので防御態勢で通さないようにしたいと思います。


ST : 再び防御行動のみかな?


ヴィクター : そうですね……防御行動のみです


ST : では目と目で通じあっちゃったエルヴィンくん。


エルヴィン : こ、これどうしたらいいかな!? 「な、殴らないで! ぼくは悪い吸血鬼じゃないよぉ!」 って……回避に専念かな……回避行動、この狭さでは厳しいですかね。(汗)


ST : ではAだけど、不審なエルヴィンくんを >ねこつかみ< する。組み付き扱いだね。狭いだろうけど、頭をかかえたり手を払ったりして避けることはできるだろうから回避はOKとしよう。



ヴィクター : 猫つかみされるえるにゃん。


エルヴィン : クレーンゲーム感覚でどうぞ……。(沈痛な面持ち)



ST : ん、違うな。ねこつかみだと、押さえつけのほうが適切だな。押さえつけ扱いとします。


エルヴィン : プチーーーー。


ST : Bはヴィクターさんに今度こそナイフで突きかかる。というわけで、Bから処理していきます。

 シークレットダイス(ころころ)
 おっと! まだ転倒のショックが残っていたのか、ナイフが空を切る。なにしてんだこいつ。



エルヴィン : Bくんかわいそう……。(震)


フィオナ : B……なんて不憫な。


ヴィクター
 : Bくんのルックスが気になるぜ。(幸薄そう)


エルヴィン : 何かこう 「Cちゃんにカッコイイ所を見せようと勇み出たが、全然カッコ悪い姿しか見せられず、Cさん愛想つきて離れる」 みたいなストーリー出来ちゃう。男Aさんはスキンヘッドのマッチョだけど、男Bくんはきっとゴボウ男だよ……。


ST : なんだかBがどんどん不憫になってる!



ヴィクター : 「ふん、どこ狙ってやがる」 さっきからずっこけなBを見て少し哀れみ……。


ST : 次、Aの押さえつけ。 Aは 「チッ、こんな所にガキが入り込んでやがったか」 と言うなり、エルヴィンくんをねこつかみしようとする。エルヴィンくんの防御行動は、相手が押さえつけだから回避になるだろうね。 敏捷+回避 で 難易度6 を。


エルヴィン : 4b10=>6 敏捷4、回避はない……。 (ころころ) DiceBot : (4B10>=6) → 10,2,1,1 → 成功数1 (成功数0) あっ、これ失敗ですね。(沈痛な面持ち)



フィオナ : oh……。


エルヴィン : ねこづかまれた……。(´・ω・`)


ヴィクター : 出目が悪い……頑張ってエルヴィンくん!


エルヴィン : ヴィクターさんが振り返ったその時、ねこづかみされてるエルヴィンが!



ST : 通常失敗か。相手は成功しているから、哀れエルヴィンくんはねこつかみされた。今ターン以降、逃れようとする以外の行動がとれないよ。

 続いてエルヴィンくん。筋力+格闘で対抗判定となる。難易度6でどうぞ。


エルヴィン
 : 1d10=>6 ダイスイッコシカフレナイ(震) 対抗判定 (ころころ) DiceBot : (1D10>=6) → 10 → 成功 イッコダケセイコウ!


ST : 残念、成功したけど成功度がタリナイヨ……必死で逃れようとするが、君をがっちりと捕まえる手の力は強い。



フィオナ : ここにきて10とは……と思ったら成功度が足りませんでしたか。


エルヴィン : 大失敗しないよう祈っていてください……(ダイス1つだから)1割の確立で大失敗!


フィオナ
 : 大失敗したらどうなるんだろう?


エルヴィン : ど、どうなるんだろう……つぶれる?(震)


フィオナ : えっ? 潰れる!?


エルヴィン : つ、つぶれたら困る!(汗) ふとん圧縮エルヴィン……。


ヴィクター : つぶれちゃうのエルヴィン君……?



エルヴィン : 「プギュー」


ST
 : ヴィクターさんは防御専念。Cは離脱する。


エルヴィン : 「こどもにひどいことしないでよぉ! えろおじさん! どこさわってんだよぉ!」 って言います。


ST : 「はっ、何言ってんだガキ」 とはA曰く。フィオナさん、今度はどんな挑発する?


フィオナ : ダメ元で先ほどと同じような挑発を繰り返します。


ST : 了解。同じような挑発なら-1のダイスペナルティがかかる。


フィオナ : では、それを避けて、少々品位に欠けますが相手の容姿や身なりなどを直接的に攻撃します。


ST : 雅じゃないってやつですな。了解。 となると…… 交渉+脅迫 かな。 難易度6。まずはRPからどうぞ。


フィオナ : 了解です。

 (先ほどの愚弄は通じなかった。ならば、残された手は……)「だいたい、その髪型はなんだ? 血の薄い連中の流行りか? 品位と知性の無さがにじみ出ているな」
 と望み薄と思いつつも挑発を継続します。
 「貴様程度の者が血族になるとは、まったく世も末だ」

 2b10>=6 交渉+脅迫 (ころころ) DiceBot : (2B10>=6) → 9,3 → 成功数1


ST : 相手はまたも自制で対抗。 シークレットダイス(ころころ)

 「ハァ!? 血の事言うんじゃねェよ! どこで知ったオマエ!?」
 なかば苦しまぎれにも聞こえる挑発だったが、相手の何かポイントを突いたらしい。エルヴィンくんをねこつかみしたまま、はっきりとそちらを向く。


エルヴィン : (ぶらーん)(ぶらーん)


ST : まだ我を失ってエルヴィンくんを手放すとまでは至らないが、この挑発に効果的なポイントが含まれていたようだ。


フィオナ : (バカな……通った、だと?) と相手が乗ったことに驚きます。 「み、見ればわかるさ(震え声)。さあ、どうした。掛かってくるがいい」



エルヴィン : やっぱ髪型かな……?()


フィオナ : 髪型なのかな。


ヴィクター : 髪型だろうなあ。


ST : 震え声のフィオナさんかわいいぞ……。


エルヴィン : 自分の怒りポイントと違う所で怒り出してちょっと焦ってるんだなぁ。




 【5ターン目】









ST : さて、次ターン。イニシアティブを。


フィオナ : 1+2+1d10 敏捷1 機知2 イニシアティブ (ころころ) DiceBot : (1+2+1D10) → 1+2+3[3] → 6


ヴィクター : 2+2+1d10 (ころころ) DiceBot : (2+2+1D10) → 2+2+4[4] → 8


エルヴィン
 : 2+4+1d10 機知2、敏捷4 イニシアチブ (ころころ) DiceBot : (2+4+1D10) → 2+4+7[7] → 13


ST : A > エルヴィンくん > ヴィクターさん・B >フィオナさん だね。行動宣言を。


フィオナ : 引き続き挑発を継続。もし、挑発するまでもなくAが向かってくるようならば迎撃したいと思いますが、可能でしょうか?

 ヴィクターさんの背後は離れられないので、とりあえずは挑発を続け、Aの注意をこちらに向け続ける方向で行きます


エルヴィン : (ぶらーんぶらーん)


ST : そうだなあ…… 防御行動以外に行動変更することはできない旨の記述があるので、どちらかにしてもらうか、複数回行動(両方宣言しておく。ダイスペナルティ-1)で対応してください。


フィオナ : では、挑発のみで行きます。


ST : 了解。ヴィクターさん。


ヴィクター 
: はい、ヴィクターはそろそろ防御態勢に飽きてきたので、相手のスキがあれば攻撃したいです。


ST : 了解。相手はBかな? 複数回行動(防御+攻撃)はする?



エルヴィン : Bくんがあまりに殴ってこないので、とうとうヴィクターさんが飽きてしまった……。


ヴィクター : 「こいつなら勝てそうだ」


フィオナ
 : B、完全に侮られてる。(笑)


エルヴィン : 自分の目の前で転んでみたり、立ち止まっている大柄な男にナイフを当てられなかったりすれば、そりゃぁ、ね?()



ヴィクター : 相手はBです。防御はせず、攻撃のみしたいです。


ST : 了解。Bはヴィクターさんに今度こそ突きかかる。

 エルヴィンくん。
 ……は逃れようとする以外の行動がとれないね。動けなくてもできる行動はできると思うけど、どうする?


エルヴィン : 頑張って逃れようとじたばたします。 「はなせー! はげー!」()


ST : ではA。ねこつかみしているエルヴィンくんを捕縛する。


エルヴィン : 「はげとかいってごめんなさいー」(ぎゅー)


ST : というところで時間だから、以降次回かな。


ヴィクター : お疲れ様でした!







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