>> 第六回 / 花 【メッセージ】






 怪しげな小屋へと突入し、中にいた「もの」を確保した夜の眷属たち。
 手に入れたのは分厚い紙の束、ただそれだけだった。

 この街を包み込む厭な気配。
 その気配が元を探るべく、その紙を調べれば無数の呪詛が言葉の中に紛れ言葉の断片が織り込まれていた。

 ジハド、ゲヘナ。
 その円環から外れた駒……。

 それがいったい何を意味するのか。
 惑いながらも夜が眷属は、真実を求め微かな糸をたぐり寄せるのだった。





エルヴィン : こんばんはしてますぞ~。


フィオナ : こんばんは。


ST : さて、では問題なければ開始してまいりますぞー。


ヴィクター 
: OKです。


フィオナ : 問題ありません。




 【エルヴィン・エルウッド邸にて】




ST : そしてまた朝が来る。否、夜が来る。

 二週間後の日食の日、何者かが行動を起こすという。
 実行場所は分かった。方法も分かった。 だが、それ以外は?

 そんなところから、開始でございます。

 さて、まずエルヴィンくん。


エルヴィン : はい~。


ST : 翌日の夜、エルヴィンくんは普通に自室で目覚めるのかな?


エルヴィン : 普通に自分の部屋で起きると思います~。起きて、ネコに餌をあげて……肉球のにおいを嗅ぐ……。


ST : では目覚めると気づくことがある。前に自室に残されていたのと同じ気配が、今度は少し色濃くなって残されている。

 そして、起き上がると布団の上から何かが落ちる。
 ぱさ。


エルヴィン : 「!? ……なに?」 落ちてきた 「それ」 が何か確認します。



ヴィクター : ポエムかな?


フィオナ : もしかして、例の紙?


エルヴィン : 吸血鬼すぐポエム書くんだから~。



ST : それは 赤い花 だ。十三枚の花弁を持つ花。


エルヴィン : 「……?」 花を手に取って確認します。生花か造花か……何の種類の花だかわかりますかね?


ST : 菊の花の類だろうか。珍しい花ではないが、赤い色の花はないはずだ。真っ赤な色はやや不自然で、染められたものかもしれないと思うだろう。ちなみに、生花です。


エルヴィン : その花から、以前感じた気配は残っているんでしょうか?


ST : 同じ気配が残っている。花のところだけ切り取られて転がしてあった感じ。



フィオナ : 花弁の数が13って、偶然かもしれませんが吸血鬼の氏族の数と同じですね。

 花の種類に意味が込められているのか、花弁の数がメッセージなのか、ぱっと見、悩むところ。


ヴィクター : 目覚めたらお花あるって怖い……いったい何のメッセージなのか。



エルヴィン : 切り取られた生花が変な色に染められて転がってる……みたいな感じですかね。けっこうシュール?

 「何だろう……あの気配が漂ってる……挨拶? 挑発?」 一人考えるものの、いまいち考えがまとまりません。それにしてもこの家、セキュリティ弱いな。


ST : そんなかんじ。


エルヴィン : ひとまず、その花はヒントになるかもしれないのでハンカチに包んでおきます。花自体に、変な所とかありませんよね。


ST : それ以外に変なところはないかな。


エルヴィン : では、その花をハンカチに包んでもっておきます。フィオナさんやヴィクターさんにも見せておきたいし、情報屋さんが何か知ってるかもしれないし……。


ST : わかりました。お二人と合流するのであれば、すんなり合流できます。他のお二人は合流前にすることはあるかな?


ヴィクター : ヴィクターは特にすることないので、適当に起きて合流します。


ST : なお、情報屋は調査に動き出したようで、今日は不在だ。


エルヴィン 
: (うーん、情報屋さんからも意見を聞きたかったけど、残念……)

 と思いつつ、フィオナさんやヴィクターさんに部屋に花があった事、その花から「以前感じた気配」が残っていた事をメールで伝えて、合流を目指します。


フィオナ
 : 公子の宮廷に例の紙の内容を伝えておきます。それと、情報屋には件の例の品(甘味)を届けたいと思うのですが、可能でしょうか?


ST : 問題なく伝えることができる。情報屋への礼についても、彼自身は不在ではあるが、ねぐらに届けることができる。


フィオナ : では、それらの手はずを整え次第、合流します。


ST : どこで合流する?



フィオナ : 合流場所、エルヴィンさんの住居でいいでしょうか。


ヴィクター : 場所がわかれば、ヴィクターはそれで良いです。


フィオナ : 了解です。


エルヴィン
 : エルヴィンの家はホームセキュリティがなってないから、謎の気配をもつ奴が自由に出入りするくらいオープンだよ。(悲)



フィオナ : エルヴィンさんに住居の場所を聞き、了解が得られれば、そこで合流しようと思います。ヴィクターさんにも伝えておきます。


ヴィクター : ヴィクターも同上です。連絡待ってます。


エルヴィン : では、エルヴィンの家を伝えておきます。 「カラスがいっぱいいる、ごみばこを横にまがったところ!」(ダメな場所の教え方)


ST : すごくだめなかんじの教え方だ! 機知+生存術で難易度6の判定してもらおうかな……。(笑)


フィオナ : 該当する場所をヴィクターさんと探しつつ合流を目指します。


エルヴィン : ぐーぐるマップ的なものもつけておくから大丈夫のはず……。(笑)


ST : それなら大丈夫だ。文明は偉大。では、ぐーぐるまっぷ的なもののおかげで、判定不要でエルヴィンくんの家で合流できます。


ヴィクター : やったぜ文明の利器。


フィオナ : ぐーぐるまっぷは良い文明。


ST : 赤い目の猫が一匹、にあおと鳴いてあなた方を迎える。


エルヴィン : 二人が来たら出迎えますよ。インターフォンいちおうあるはず……。 「フィオナさーん! ヴィクターさーん!」 と、ネコをかかえてお出迎えです。


ヴィクター : 「おう、エルヴィン」 と笑顔で片手をあげてあいさつします。


エルヴィン : 「ヴィクターさーん!」 そわそわして、何かしないといけないかな、と思って。 「ねこです!」 と、ネコを差し出します。



ST : ねこです!


エルヴィン : NG「ねこです!」(パディ)


ST : いみしん!


ヴィクター : ねこちがい!



フィオナ : 猫に 「出迎えご苦労」 と挨拶してから、エルヴィンさんに 「厄介ごとに巻き込まれたな」 と言います。


ヴィクター : 「おう、にゃんこ。はは、可愛いにゃあ~」 と猫の頭を左手でぐりぐり……ついでのエルヴィンくんの頭も右手でぐりぐりします。


ST : 猫の毛並みはすべすべしている。


エルヴィン : ぐりぐりされます。 「う~~~~!」 嬉しい!

 フィオナさんの言葉には 「何だろう……ぼくの家好かれてるのかな? また何か来たみたい……」 としょんぼり答えます。
 とりあえず、部屋にどうぞ。案内しますね。あんまり片付いてないけど。


フィオナ : では、お邪魔させてもらって、さっそく件の花を見せてもらいます。 「それで、花というのは?」


エルヴィン : 「この花……」 と、いいながらハンカチにくるんだ花を差し出します。


フィオナ  「これか」 と言って観察してみます。


ST : 赤い花がエルヴィンくんの手元にある。


エルヴィン : 「へんな気配するけど、何でぼくのところにあるのか、全然意味がわかんないの……」(しょんぼり)


フィオナ : ST、この花の種類や、赤い色の正体は何かわかりませんか?


ST : 赤い色の正体だが、安っぽい造花に使われるのと同じような、なんのことはない染料だと思うだろう。

 花だが、これも花屋の店先でたびたび見るようなありふれた花だ。ただ花弁の数はもう少し多かった気がする。


フィオナ : 引っこ抜いて数を減らしてあるということでしょうか。



ST : 花の種類については、STが花にあまり詳しくないので省略させてください。花言葉方面のメッセージではありません。


フィオナ : 了解です。


エルヴィン : あかく染まった13枚の花。犯行予告だったら、13の氏族が血に染まる……みたいな奴ですかね?


フィオナ : それっぽいですね。


ヴィクター : お腹がいっぱいになる。(違) でもそれっぽい。警告かな?



ST : そのつもりで見れば、花弁が数枚ちぎられていることがわかります。


エルヴィン : 「暗号なのか、メッセージなのか忠告なのかよくわからないよね?」 と皆さんの顔を見ながらいいます。


フィオナ : 「わざわざ、引き抜いて花弁の数を13にしてあるわけか」


ヴィクター : 「忠告だったらもっとわかりやすくしねえか? うーん?」


エルヴィン : 「あんまり意味はないのかもしれないけどね……こっちを挑発して楽しんでるだけかもしれないし」


フィオナ : 「あるいは、儀式に何か関係があるのかもな」

 「例の紙には 「ジハドの駒から外れるものを望み」 などと書かれていた。もしかしたら、儀式に13氏族すべての血が必要なのかもしれん」
 「適当に連想しただけの推測だがな」



エルヴィン : 「儀式……紅く染まる時、13……まさか、13の氏族すべてに親なしの子がいるとか? ……さすがにそれはないか」 頭ぽりぽり掻きます。

 「でも、13枚の花びらが紅いのと、13の氏族は何か関係あるかもしれないかな?」


フィオナ : 「それにしても、なぜ、貴殿の所に来たのだろうな」 とエルヴィンさんに言います。 「先日の小屋に呼び出されたのも貴殿だった」


ヴィクター : 「エルヴィンだけなにか特別な能力があったりするのか? それとも子供だから手が出しやすいと思ったのか……」


エルヴィン : 「何でだろ? よくわかんない……ぼくに、何か悪い事してる訳でもなさそうだし……」 家のセキュリティが甘いのかもしれない……。


ST : フィオナさんは、先日読んだ文章が「何」に向けて語られていたか思い出してもよい。



エルヴィン : 相手はマルカヴィアンにこだわりがあるから、マルカヴィアン氏族のエルヴィンに集中してメッセージを送ってる、ってのかな、と思いますけどね。

 そうじゃなければ、はんにんは、エルヴィンのパッパ。(震)


ヴィクター : パッパ。



フィオナ  「ああ、あるいは、エルヴィンの氏族に関係があるのか」

 「私が読んだ文章は、マルカヴィアンに宛てられたものだった」


エルヴィン : 「氏族? ……ぼくは……自分の氏族よくわからないけど、ぼくがマルカヴィアン? だから……ぼくに向けてメッセージをおくってるって事かな?」


フィオナ : 「その可能性は十分に考えられる」


エルヴィン : 「……何か、マルカヴィアンなら理解しているはずだ! みたいな文脈だったもんね……ぼく、よくわかんなかったけど」(しょんぼり)


ヴィクター : 「なんか……ややこしいな。もっと直接いってくれりゃあいいのによ」


エルヴィン : 「たぶん、【マルカヴィアン】ってそいう性質なんだと思うよ~。ぼくの、お父さんも、いつも回りくどいから!」 パパをディスった。


ヴィクター : 「ポエムを書いたり……か? まあ、確かにそうっぽいな」


フィオナ  「まったく、回りくどいにもほどがあるな」


エルヴィン  「うーん、でも、結局この花だけだとそんなに有効な事はわからないかな?」


フィオナ : 「そうだな。やはり、詳しいことを知るにはこちらから調査に赴くしかないのだろう」


ヴィクター : 「それしかねえか。……で、この花どうすんだ? 捨てるのか?」


エルヴィン : 「一応もってようかな、って思ったんだけど……どうかな?」


フィオナ : 「証拠品として残しておくべきかもしれんが、あまり手元に置いておきたくもないな」


ヴィクター : 「オレはよく知らねえけどよ、こういうのに呪い? ってかかってたりしねえのか?」 呪いがかかってなければいいと思う。


フィオナ : 「公子閣下に連絡し、必要と判断されたなら引き渡すべきか」 と悩んでいます。


エルヴィン : 呪いの気配とかって何か分かるんですかね? オーラ感知とか?


ST : 人間や血族ではないしなあ。オーラ感知ではないけど、 知覚+<先覚> 難易度6 で判定してもらって、成功すれば何かわかるかも? くらいかな。


エルヴィン : では、ちょっとよくよく観察してみます……!

 7b10=>6 知覚5 先覚2 (ころころ) DiceBot : (7B10>=6) → 7,6,5,7,2,7,7 → 成功数5 何かわかるかな?



フィオナ : お見事!


ヴィクター
 : めっちゃよく見ちゃった。


エルヴィン : すっごい目を見開いて見てしまった……。



ST : 不審な気配はとくに感じられない。


エルヴィン : 「よくよく見たけど、やっぱりペイントしてある花にしか見えないよ~。呪われてるかとか、わからないけど。何かメッセージを伝えるための道具なんじゃないかな?」


フィオナ : 「そうか、安全なものなのか」 と安心します。 「ならば、しばらく貴殿に預かってもらっていても大丈夫そうだな」


エルヴィン : 「わーい!」 ハンカチにくるんで、ポケットにいれておきます。くしゃ。()


フィオナ : 「ところで」 と話題を変えます。 「展望台の調査をやってしまおうと思うのだが、二人とも予定は大丈夫か?」


ヴィクター : 「なんかあったらすぐに捨てろよ」 手紙のケースもあるしね。 「おう、オレは大丈夫だぜ」 とフィオナさんの問いに答えます。


エルヴィン : 「ぼくも行くよ! ……何があるのか確かめにいかないと!」 乗り気ですぞ。


フィオナ : 「よろしい。では、準備が出来次第行くとしよう」


エルヴィン : では、準備をします……以前フィオナさんから借りた防弾チョッキとか着るかな。 「準備完了です!」(びしっ)


ヴィクター : こちらも貰ったチョッキを着て……。 「同じく準備完了!」(びしっ) エルヴィン君とともにポーズを取ります。


フィオナ : ST、ここに来る時点で宣言を忘れていましたが、こちらも防弾チョッキと銃を持ってきたことにしてもよろしいでしょうか?


ST : 了解です。一度とりに戻ったということでよければ。


ヴィクター : しまった、宣言忘れてました、すみません。(汗)


フィオナ : では、取りに行ってきます。可能ならば、ヴィクターさんも同伴で一緒に荷物を持ってくるという形で。


ST : OKです。




 【展望台へ】




ST : ──街はずれ。ここまで来ると街の喧騒も遠く、通行人の姿もない。辺りにはときおりぽつぽつと廃墟があるばかりで、大半は何もない空き地だ。

 その廃墟のうちひとつが、ひときわ目立つ展望台だ。


フィオナ : 移動は例によって車で行うつもりです。エルヴィンさんとヴィクターさんを乗せ、現地に着いたら、運転手と車は人通りのある場所に移動させます。


ST : 了解です。運転手と車は、その辺りからある程度離れた、暴漢の心配の少ない辺りで待機しているだろう。


ヴィクター : わーい車だ楽ちん楽ちん。


エルヴィン : 以前調べた「抜け道」を確認しながら皆さんについていきます。


フィオナ : あ、それと。


ST : はい。


フィオナ : ST、前々回なのですが、もしかしたら重大なミスをやらかしてしまったかもしれません。


ST : お?


フィオナ : フィオナの短所に 「一度家人に招待されなければ、住居に立ち入れない」 という呪いがあるのですが、思いっきり、マルカヴィアンの小屋に突入してしまっています。

 ヴィクターさんに抱えてもらっていたので 「自分で立ち入ったわけではない」 ということでもなっていればよいのですが、どうなんでしょう?


ST : あっ。STもうっかり忘れていたので不問としましょう。ただし、「ヴィクターさんに抱えられていたからOKだった」というわけではありません。ご指摘ありがとうございます。


フィオナ : 了解しました。


ST : さて、展望台の周囲にひと(血族含む)の気配はないようだ……。


フィオナ : ST、この展望台にフィオナは立ち入れる、ということで問題ないでしょうか?


ST : この展望台については、住人がいないので問題ありません。誰か立ち入っていたとしても「住人」ではない。


フィオナ 
: 了解です。 「さて、さっそく中を検めてみるか」 と言って、車椅子で入り口まで進みます。


ヴィクター : 「おう」 と言って--フィオナさんはヴィクターが抱えてった方が良いかな? 車いすで入れる感じなのかな?


ST : 入口は大きなガラス張りの扉になっているが、ガラスは破れている。施錠されているがガラスに大穴があいているので、もはや扉のていをなしていない。


フィオナ : 内部が車椅子での移動が難しそうならば、ヴィクターさんに持ち運んでもらいます。



エルヴィン
 : こういう廃墟ってわりと田舎のヤンチャボーイたち(柔らかい表現)がたまり場にしてたりするんですが、そういうのもいないのが逆に怖いですな。


フィオナ : そういう類の人でさえ、寄り付かないってことですからね。



ST 
: 展望台の内部にはエレベーターがあるようだが、ランプが点いていない。その他には螺旋階段しかないので、車椅子での移動は難しいだろう。


フィオナ : 「悪いが、私を運んで行ってもらえないか」 とヴィクターさんに頼みます。

 「先日と同じく、私のことは盾か何かかと思ってくれて構わない」


ヴィクター : 「お安い御用だぜ」 とフィオナさんをよっこら抱えていきます。盾には……うん、いざとなったら、うん。



フィオナ
 : フィオナ(防具):重量〇〇㎏、防御力××点。


ヴィクター : フィオナさん軽そうだからダイジョブだよ。


ST : ヴィクターさんの筋力すごいですしな。


フィオナ : 装備可能重量に余裕があるってことですね。



ST : そして内部だが、灯りが落ちており暗い。窓が点在しているが、周囲も明るくはないためやはり暗い。



ヴィクター : ちょっとまって、ヴィクター靴はいてたっけ?


エルヴィン : えー……まだはいてなかった?(笑)


フィオナ : あ。


ヴィクター
 : ……足の裏だけ強化する方法とかあるのかなあ?


フィオナ
 : 防弾ベストを着てガチガチの胴体と、靴すら履いていない足元……。


エルヴィン : アンバランスすぎる。(笑)



フィオナ : 「ヴィクター。靴は履いてきたか」 と言って足元を見ます。


ヴィクター : 「靴……」



ST : 廃墟なので、それなりに割れたガラスが散乱していたり、木の枝が転がっていたりいろいろあるかな……。>足元


ヴィクター : 「サンダルじゃだめだったか……」 いちおう、なにか履いてきたようだ。


エルヴィン : 「ヴィクターさんこんどカッコイイ靴かおうね!」


フィオナ : 「ヴィクターが、靴を、履いている……だと」 驚きつつ、建物内を歩いてもケガをしなさそうなことに安心します。



ヴィクター : あの、ほら、流行ってる便所スリッパのような奴かなにかとかはいてるはず。


ST : CR○CSか……。


ヴィクター : それです。クロックス的な奴。


ST : まあ、血族だし、少々のケガくらいは勝手になおるんじゃないかな。



ヴィクター : 「流石に探索するって言ってるのに裸足はねもんな……ま、なんとかなるだろ」 とじゃりじゃりガラス踏んできます。きっと丈夫。


エルヴィン
 : 皆さんの後についていきますよ。灯りは……懐中電灯くらいもってきてるかな?


ST : 懐中電灯くらいはオマケしましょう。持っててかまいません。


ヴィクター : 警戒しながら進んでいきます。何か怪しいものあるかな……聴こえてくる音はあるだろうか。



エルヴィン : 懐中電灯がなかったらスマホの電気で進まないといけないところだった。


フィオナ : 明かりのこと、すっかり忘れてました。


エルヴィン : 吸血鬼だからこう、夜でも見えるように思えるんですが……どっこい! そこは人間なんだなぁ。()


ST : 夜目ききそうに思うんですけどねぇ。ヴィクターさん以外そうでもない。


フィオナ : 人間の生活圏にある意味、寄生している怪物ですからね。明かりも人間頼みなのかもしれません。



ST : 懐中電灯で照らしていると、壁にスプレーで卑猥な落書きなどがなされていることに気づく。内容は他愛のないもので、狂気も、フィオナさんが読んだ文章にあったようなまわりくどさも感じない。


フィオナ : 「文字などがあっても読むな。できるだけ視界の端で捉えるよう心掛けてくれ」 と一応注意を促しておきます。


ヴィクター : 「わかった」 それじゃあ周りの文字は気にせず進みましょう。



エルヴィン : 「ヴィクターさん、○○○(ピーーーっ)て書いてある。○○○(ピーーッ)ってどういう意味?」 とか聞いてるかもしれない。放送禁止用語。


フィオナ
 : ヴィクターさんの対応力が試される。


ヴィクター : 「はっはっは、それは○○(ピーッ)ってんだよ」 と卑猥な会話をしているのか。


フィオナ : 直球だった。


ヴィクター : もしくは 「大人になったら教えてやるよ!」 かな?


ST : フィオナさんお二人が猥談してても 「ヤダー!」 みたいにならなさそうだしね。


エルヴィン : 猥談をとめる人がいないダメダメな世界。(笑)


フィオナ : 猥談という認識すらしてなさそう。


ヴィクター
 : 楽しくお話ししているだけだよお。



エルヴィン : 周囲を見渡しながら進みます……上を目指して……誰もいないかな。


ST : さらに進むと、階段の隅に…… 食餌のあとだろうか、乾いた血痕と何かきたない痕跡がある。……幼い血族たちが屯していたのだろうか。

 血痕のそばにスプレーで何か書かれている。


フィオナ : 「汚いな。ここにいた血族には衛生観念や美意識という者がないのか」 と嘆きます。

 ST、それは文字でしょうか?


ST : 短い乱雑な文字です。ちらりと捉えた限りだと、氏族名と人名らしきものがある。


フィオナ : 「ここにある文字を読んでみる。私に何かあったら、その時は頼む」 とお二人に言ってから読んでみます。


エルヴィン : 「うん、わかった。無理しないでね?」


ヴィクター : 「おう」 それじゃあ、一度フィオナさんをおろして、万が一に備えます。


ST : では、読む?


フィオナ : 読みます。


ST : 「ブルハー氏族 ナントカ総隊長ナントカ様参上!!」 ……幼い血族たちが屯していたのだろうか。



エルヴィン : これはちょっと恥ずかしい落書きだな……。 > ○○参上


フィオナ : 数年後には黒歴史になってそうですね。


ヴィクター : 悪ガキが一度はやってしまうやつだ……恥ずかしいやつだ。



フィオナ : 「はぁ……」 とため息をつきます。 「バカが自己紹介をしているだけだった。次に行こう」


ヴィクター : 「お、おう……」 では再びフィオナさんを抱いて先へ進みます。



エルヴィン : 今の所、誰かの気配とかはなさそうですかね。ここは血族のえさ場だったのかな?


ST : では、さらに先へ進む……。 と、血痕の数が増えてくる。先ほどと同様の卑猥な落書きや人名を書いた落書きの上から、かぶさるように血痕が散っているのが見られるようになってくる。


フィオナ : ST、その血痕は古いものですか?


ST : つい1時間前についたばかり! とかではないけど、そう古くなさそうだ。


エルヴィン : 「……誰か頻繁に、ここに出入りしているって事かな」 そう古くはない血をみて、ぽつりと漏らします。


フィオナ : (ここで血を吸ったのだとして、こんなにも飛び散るものか? しかも、せっかく書いた落書きをつぶしてしまうようなことをするだろうか……)


ヴィクター : 「どうやら、お行儀のよくないやつがいるみたいだな」 ご飯は綺麗に食べなければ。


フィオナ : 「この飛び散った血は、もしかしたら落書きを描いた連中とは別の者がつけたのかもな」

 「先へ進もう。まだ何かありそうだ」 と促します。


エルヴィン : 血の痕跡を踏むのは何となく嫌だな……と避けながら進みます。


ヴィクター : ちょっと慎重に進みます。すすす。


フィオナ : 一応、周囲を警戒しておきます。


ST : さらに進むと、ほどなくして頂上へ出る。

 ……人気はなく、辺りは静まり返っている。割れたガラスが懐中電灯の灯りに光り、ガラス張りの展望フロアの向こうに、街の明かりが見える。
 なんとなく辺りが血なまぐさい気がするが、気のせいかもしれない。


フィオナ : 血の匂いをたどってみます。


ST : はっきりと所在はわからない。展望フロアの中央にカウンターがある。


フィオナ : 「向こうにカウンターがあるな」 と指さします。


ヴィクター : 「いってみるか?」


フィオナ : 「ああ、一応見ておこう」


ヴィクター : では、カウンターの近くを調べに行きます。


エルヴィン : 周囲に人がいたような痕跡とかはありませんかね? 誰かが出入りしていたら、何か痕跡がありそうな気がする。


ST : そのつもりで探すなら…… 知覚+生存術難易度6


エルヴィン : あ、了解です~。 5b10=>6 知覚のみ (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 4,7,2,2,9 → 成功数2 1が出なかったからセーフ。()



フィオナ : さて、何が出るか。


エルヴィン : 誰か出入りしている感じなら、カウンターに何か潜んでるのは確実だと思うんですがはて……。


ヴィクター
 : 何もいないといいなあ。


フィオナ : 大丈夫。戦闘になっても肉盾(フィオナ)がある。



ST : では…… 足元がごちゃごちゃしているが、それでも痕跡が残っているのを見つけた。

 それは踏まれて割れたガラスだったり、埃が薄いところだったり……。
 なんとなくだが、カウンターのほうと階段を移動しているように思われる。


 そして、カウンターを調べに向かったお二方。
 カウンターの中には誰もいないが、何かある。黒い布をかけられた何かだが、その布の上には埃が積もっていない。


フィオナ : 「……あからさまに怪しいな」


エルヴィン : 見つけてください! って感じだね。>布


ヴィクター : 「…………見るか見ないかでいうと、見るんだよなあ」 フィオナさんをおろして……布を手にかけようとしますがよろしいですかね。


フィオナ : 「どうする? 布の下を確認するか? 異論がなければ私が見るが」


ヴィクター  「む、オレが周りを警戒して、フィオナが見たほうが良いのか?」


フィオナ : 「そうだな。万が一、呪いが掛かっていた場合、貴殿がやられると手の付けようがない。ここは私が見るべきだろう」


ヴィクター : 「じゃあ頼んだ」 フィオナさんに託す。


フィオナ : 「万が一の時は任せたぞ」 と言って布を取ります。


ST : では…… 布を取った、という処で本日はここまでとしましょうか。


エルヴィン : お疲れ様でした~!


ST : お疲れ様でした!






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