>> 第五回 / 言 【じゅそ】






 街の中、取り残されるように建っていたのは狂気の小屋。
 中に立ち入り現れたのは、炎を見つめ呪詛のような言葉を吐き続ける人影だった。

 室内に立ち入り、人影を確保した吸血鬼の幼童たち。
 残されたのは荒れた部屋と、人影が手にしていた分厚い紙の束だった。

 果たして残された品物に、何が隠されているのか。
 事件の影がどこかでうごめいていた。




ヴィクター : こんばんは!


ST : さて、では準備よろしければ今日も元気にパソコン重い! はじめちゃいましょうか。


フィオナ : 準備OKです。


エルヴィン : パソコンがんばって! 準備はOKです~。




 【ヴィクター・ブラウンの塒】




ST : さて、ではヴィクターさんの愛のs…… 自宅へ向かったみなさん。

 移動に特段の困難はなく、家に到着することができます。


ヴィクター : 「おう、こっちだぜ」 と言って招き入れます。部屋は俺じゃない誰かが掃除しているので割と綺麗かもしれない。土足でいいよ


ST : そうですな、チリ一つないとは言いませんが普通にきれいなくらいにはなっているでしょう。

 情報屋の男は、それなりにきれいな部屋という空間に落ち着きなく周囲を見回し、なんだかためらっている。


フィオナ
 : 車と運転手は人通りのあるところで待機させます。その際、不用意に窓やドアの鍵を開けたりしないよう言い含めておきます。


ST : お、了解です。


エルヴィン : 「ヴィクターさんのおうち! はじめてきたー」 ちょっとウキウキしてます。


フィオナ : 運転手に指示を出し終わってから 「では、邪魔させてもらうぞ」 と言って部屋に上がらせてもらいます。


ST : 「……誰か、いる? のか?」 中からおずおずと声が聞こえてくる。まあパディだ。


エルヴィン : 「うわー! パトリックくんだー! 久しぶり-!」 何かこう、新しいオモチャを見た子供みたいにテンションがあがります。 キャー!


ST  「うわわわわわ」 エルヴィンくんのテンションの高さに思わず後ずさるパディである。



エルヴィン : 完全に 「ねこを見てテンションがあがるこどもと、それを見てビビるねこ」 みたいな構図になってしまった……。 >パディ


ヴィクター
 : ねこ。(意味深)


ST : ねこ。(真顔)


エルヴィン : ねこ(意味深)になってしまった……。



ヴィクター : 「まあ、適当にくつろいでくれや。ベッドの下さえ漁らなければOKだ」 ビニールの本はさすがに女性には見せないようにしよう。

 「おう、パディ。客だ。イイコにしていろよお?」



ST : フィオナさんは動じなさそうだけどね。 >ビニールブック


フィオナ : 机の上に積み上げそう。


ST 
: やめたげてよォというやつですな。 >つくえのうえ


エルヴィン : むしろビニールブックを見て 「普通の内容」 である事にビックリしないか心配。(?)


ヴィクター : 「普通の内容」 って……ヴィクターはおっぱい♀が大好きですよ。


フィオナ : あれ? 男は……?


ヴィクター : んもう、男は別に好きじゃないわヨォ! 出されたら食べるけど!!


ST : 食べるって断言した!!


エルヴィン : 食べる。(物理)


フィオナ : 食べる。(意味深? 物理?)


ヴィクター : ぺろり。



ST : 「あ、ああ。何かもってくる」 さらに気弱をこじらせた感のあるパディは、台所へ向かってしまう。

 一方、情報屋はというと、床を汚さないようにかそろそろと入室中。きれいな空間は落ち着かないらしい。


フィオナ 
: 「さて、では始めるか?」 と言って件の紙を出します。


ヴィクター : 「おう。紙やペン、必要なものがあったら言ってくれ」 きっと取ってくれるだろう、パディが。


ST : 「それが、件の小屋で手に入れたというものか?」 襤褸布の裾をまるめて隅のほうに落ち着くと、情報屋が言う。

 なおパディはヴィクターさんの家にあるなら、人数分のコーヒー出してくれる。


フィオナ : 「しばらくこの部屋で作業をさせてもらう」 とパトリックさんに言います。 「もしかしたら危ない目に合うかもしれないが、貴殿も血族なのだ。諦めてくれ」


ST : 「わ……、分かった」 こく、と彼は頷く。邪魔をせぬようにか、トレイを抱えて別室なりに引っ込むだろう。


エルヴィン : ソワソワしながら席に着きます。

 (わー、ヴィクターさんの部屋-)(小屋のあやしい紙-)(フィオナさんもいるー)
 久々に事件っぽくなって、不謹慎だけど、ワクワクしている感じ。


フィオナ : 「これはあの小屋で取得したものだが、さて、読んで大丈夫なものだろうか」 と不安そうな顔をして言います。


ヴィクター : 「読んだらだめなまじない かかっている場合もあるのか?」 読むだけで催眠されるみたいなやつ。


フィオナ : 「私はそういったことはさっぱりだが、先ほどエルヴィンが聞いたという妙な声のことなどを考えると、警戒せざるをえまい」


ST  「呪がかかった書物……、あるいは、その紙束が、捕まったという男の異様な状態に関わっているのなら、可能性は否定できない」

 「ただ……、こちらを誘っている相手の誘いを無視するつもりがないのなら、今の所唯一の手掛かりだ」


フィオナ : 「……だとしたら、参ったな。どうやって調べたものか。害を受けるのを承知で誰かが読むべきか」

 「異論がなければ私が読むが、どうだ?」

 と、少し考えてから言います。

 判定に「勇気」が絡まない限り、たぶん大丈夫。



エルヴィン
 : フィオナさん勇気が意外なくらい低めですからね……。(震)


フィオナ : 1ですからね。ですが、本人は頑丈なだけで体力は低いので抑え込むのは簡単なはず。


ヴィクター : 勇気のない吸血鬼たち。



ST : 情報屋は異論を発しない。


エルヴィン
 : 「……いざとなったら、ぼくとヴィクターさんで止めればいいんだよね?」

 体格的に何かあったら自分の方が……と思うものの、さっき変な声が聞こえたばっかりなので読むのはちょっと怖い……という顔で見ます。



ヴィクター : 「だな。オレが読んで暴れたら一大事だろうし……フィオナ、オマエに任せる」 と、フィオナさんに託します。


ST : では、読むならば 知性+オカルトで難易度6。 これは 「専門:文献」 の範囲としてよい。

 また、それとは別に 知性+教養 でおなじく 難易度6 の判定を。こちらも専門の範囲内でよい。


フィオナ : 「わかった。いざという時は任せたぞ」 と言って、まず銃や武器になりそうなものを皆さんに預けてから、紙を手に取って内容を読み始めます。


ヴィクター : 戦闘準備だけはしときますよ、かまえかまえ。


フィオナ : 5b10>=6 知性+オカルト (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 2,5,5,1,6 → 成功数1 (1が出ているので成功数0) 



ヴィクター : 1gadeta


エルヴィン : いち……おまえだったのか……成功したと思ったダイスロールに混じっていたのは……。


フィオナ : 1の話をすると1が出る……。


エルヴィン : でもまだ大失敗じゃないから慈悲がある……?



フィオナ : 7b10>=6 知性+教養 (ころころ) DiceBot : (7B10>=6) → 7,7,4,3,10,1,9 → 成功数4


ST : フィオナさん専門の補正をお忘れでないかな?


フィオナ : すいません。専門補正って、どうなってましたっけ?


ST : 10が出たぶんだけ振り足しできる。失敗のほうはどうしょうもないけど。


フィオナ : 了解です。


ST : で、といった私が専門の補正と長所の補正を混同してまして、あれ難易度マイナス? とか思っていました。失礼しました。

 知性+オカルトは通常失敗、教養は成功度3+振り足し分かな。

 この10がでたぶんだけ振り足しの問題点が、ふりたしダイスで最後は失敗がでちゃうことなんですよね。


ヴィクター : 失敗が出ることがあらかじめわかっていればそこまで驚かない。(はず)


フィオナ : では、知性+教養のほうで10が1個出ているので、ダイス1個を難易度6で振ります。

 1b10>=6 知性+教養 振り足し分 (ころころ) DiceBot : (1B10>=6) → 10成功数1

 む?
 この場合はどうなるのでしょうか?


ST : また10が出たらさらに振り足しできる。


フィオナ : 了解です。 1b10>=6 さらに振り足し分 (ころころ) DiceBot : (1B10>=6) → 1 → 成功数0 

 ……失敗きた!!!



エルヴィン : やっぱり覚悟しても失敗が出ると プーーーーーーーーーーーッ! ってなるーーー!


ヴィクター : 出。出た~~!


フィオナ : やったーーー!!!



ST : ふりたしで1が出たらどうすればいいのン? と思いますが、さすがにここで成功度がマイナスされることはないかな。

 では、フィオナさん。あなたはその汚い紙束の、いささか分かりにくい言い回しの使われた文章をなんなく読み解くことができる。



フィオナ : 最初の判定が成功数0、次の判定が3?


ST : ふりたしのぶんを含めて4かな。ふりたしで出た1はノーカウントとします。


フィオナ : 了解です。振り足しの1は打ち止めということですね。


エルヴィン : ふりたしで出た1がカウントされると、逆に成功が減る可能性ありますもんね。(笑)


ST : なんですよね。(笑) さすがにふりたしで成功度がへっちゃうのはな。


フィオナ : それはいやすぎますからね。



ST : それは、”マルカヴィアン”として呼ばれる誰かにあてた文章のていを取った、なにかの手段の解説だ。

 手紙のていを取ってはいるが、前文を除いてその内容が何か書物の引き写しではないかということにもあなたは気づける。


フィオナ : 「とりあえず、読んで気が触れる類のものではなさそうだ」 と、皆さんに安全であることを伝えます。


ヴィクター 
: 「そうか、よかったな」 とほっと胸をなでおろします。


ST : さてフィオナさん。詳しい内容は後述しますが、あなたがそれを伝えたとき。

 あなたの目はまだ文章を追っている。
 文章の口調が変わり、命令的なものになったところで、あなたはその紙がこれまでの文章とは違う相手に宛てられたものであることを知る。

 それは──。
 炎を前に呟き続けていた、あの男に宛てられた命令文だ。

 織り込まれるように続く文章に意味はなく、それが呪であると気づいたとき、あなたの目はすでに文章を追っていた。


 <狂気を><狂気を><伝えよ><伝えよ><夜が終わる><夜が><夜が夜が夜が終わる><炎に><炎のうちに><すべてが躍る>


フィオナ : ST、まだ、言葉を発することはできますか?


ST : 1回だけ言葉を発することができる。その後にさらに行動を試みる場合、呪に抵抗する判定をしてもらう。

 紙束を持ったままフィオナさんが突然固まるので、様子が異常であることは周囲にもわかってよい。


フィオナ : 「訂正する。この先は呪詛だ」 と言って、文章が変わる少し前あたりに爪で線を引こうと試みます。


ST : ちなみに、先ほどの 知性+オカルト は文章が呪であることに読む前に気付けるかどうかでした。


エルヴィン : 「!? と、とめないと!」 と声をかけて、フィオナさんと紙の束を引き離そうと試みます……。 「手伝って-!」


ヴィクター : 「呪詛!?」 驚いて、エルヴィン君の声でフィオナさんと紙の束を引き離そうとするぜ。


ST : 問題なく引き離すことができます。そこでフィオナさん、自制で難易度6。


フィオナ : 5b10>=6 自制 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 6,8,4,2,2 → 成功数2


ST : では、問題なく呪の影響を脱することができた。そしていくつかのことが分かる。



フィオナ : 1が1個でも出てたら危なかった。


エルヴィン : さすがに1も空気を読んだ……!


ヴィクター : 出なくてよかった!



ST : ひとつは、呪の影響下にあったあなたの口が何かを呟こうとしたこと。先ほどの男がこの呪の影響下にあったのではないかと考えるだろう。

 もう一つは、呪の影響を受けたとき、誇り高きヴェントルーであるはずのあなたが── 一瞬、<マルカヴィアンであるかのように> 思えたことだ。
 それは血族にとって異様な感覚だっただろう。


フィオナ : 「誰でもいい。布を持ってきてくれ。これは軽い気持ちで見てよいものではない」


ST : あ、もちろんそれとは別に、最初のほうにあった文章の内容は出しますよ。


ヴィクター : 「おい、パディ」 と適当な布を持ってこさせたいと思います。


ST : ではパディが大きめのハンカチとフェイスタオルを持ってくる。


エルヴィン : ぐるぐる包んでしまいましょう。ぐるぐるポン。


ST : では、紙束は布でぐるぐるされた。

 さて、前半のほうにあった文章だが── それはこんな一文で始まっている。

 「マルカヴィアン、きみは気づいているだろうか。
  我々の夜が終わり、燃える夜明けの気配が近づいている。ゲヘナは到来し、舞踏会の仮面が叩き割られ、黒ミサの祭壇が炎に呑み込まれる」



フィオナ : 「危なかった。最悪の場合、私も小屋にいた男のようになるところだった。だが、成果もある」 と言って、読んだ内容を説明します。


エルヴィン : 読んだ内容を聞いて、ぽかーん……って顔しますね。

 「どういう意味だろ……? わるい儀式がはじまる?」 意味がわからないぼくは、きっとマルカヴィアンじゃないにちがいない。()


ST : 「我々は逃れられない。だから、ゆえに、その先に我々は道をさがしている。我々はジハドの駒から外れるものを望み、そのために父のない子を望んだ」


ヴィクター : 「ジハドってなんだ? よくわかんねえ文章だな?」


フィオナ : ST、ジハドのことをフィオナは知っていてもよいでしょうか?


ST : 問題ありません。それが血族間の権力争いをさし、その裏に長老たちの思惑があることは、正しく育った血族なら知っているでしょう。


フィオナ : 了解です。




 【V:tm解説 : ジハドとは】

  長きにわたりヴァンパイア同士が覇権を争って行われてきた戦い……それが「ジハド」と呼ばれています。
  大抵のヴァンパイアは同族と接せず、個々で狩りを行い細々と生きていければ……そんな事を願っているのですが、太古のヴァンパイアたちはそれを許しません。
  巧みに同族たちを覇権争いへ巻き込み、常に何かしらと闘争を行っている……そんな状態にしているのです。
  この闘争……【ジハド】はすでに数千年前から行われてきたとされ、今もなお拡大していると言われています。




ST : また、ケイティフの増加と、ノドの書に記述されたゲヘナの到来についても、すでに血族の間でそれなりの噂になっています。




 【V:tm解説 : ゲヘナとは】

  血族神話の中核をしめす思想の一つです。
  迫り来る黙示の時が世界を徐々に押しつぶし、ゲヘナがくれば世界は廃墟と化す……といった、ある種の「滅びの神話」のような存在です。
  カマリリャの血族はゲヘナを認めてませんが、ヴァンパイアたちは口には出さないものの「ゲヘナはいつしか訪れる」と信じているものが多いようです。




エルヴィン : 「よくわからないけど、けんりょくとーそーの枠から外れた吸血鬼の力が欲しかったのかな?」 漠然とそんな事を考えまする。


フィオナ : 「ジハドとは血族同士の闘争のことだが……いったい、この手紙の主は何を望んでいるのだ?」


ST : 「マルカヴィアン、きみは狂気が孕む真実に気づいているだろうか。我々は……、父のない子たちに新たな道を望む」


ヴィクター : 「争いたくないから子を望む?? うーん……」 エルヴィンくんとフィオナさんの話を聞いてもさっぱりなヴィクターです。


ST : 「太陽が光を失う朝に、彼らに光を……」 それ以降、何か儀式のようなものの手順が綴られている。


フィオナ : 儀式の手順については覚えているうちにメモに取ってしまいます。


ST : 問題なくメモに取ることができます。それは、血族の血を使った儀式の手順だ。それも、大量の。


フィオナ : メモを取りつつ 「胡散臭い話だ。ジハドについて話すものはたいてい、それがもたらす 「ゲヘナ」 についても語る。これを書いた者も、手紙の内容からしてそういった与太話を信じている手合いだろう。 「ゲヘナ」 に備えて何かしようともくろんでいるのかもしれんが、愚かなことだ」

 と言いながらも、文章の内容や呪詛などから、不安をぬぐい切れないという顔をします。


ST : ”太陽が光を失う朝” 順当に解釈すれば日食のことだろうか、その日に、何かをするつもりなのかもしれない。


ヴィクター 
: 「ジハド……ゲヘナ……難しい言葉ばかりだな。普通に生きて、暮らすだけじゃだめなのか?」


フィオナ : 「貴殿らも聞いたことはないか? 「終末」 とやらについて」 と聞きます。 「耳に入れても信じないことだ。あんなものは作り話だ」 最後のほうは自分に言い聞かせるように言います。


ST : 「平穏に生きて暮らすのは…… 難しいことだ。生き残って、寝処を勝ち取らなくてはならない」 ぽつり、と隅で背を丸めていた情報屋が口にする。


エルヴィン
 : 「むずかしい話……でも、これをかいてる人は、ジハドを信じていて、その準備のため、今よりもっと大きい何かをしようと目論んでるのかな?」 だったら大変だよね、の顔です。


ST : 「ゲヘナ、古い神話の書物にある、終末の予言だ。血の薄い氏族なしの血族が現われはじめたことが、その前兆だといわれている」 情報屋が補足してくれる。


ヴィクター : 「--その氏族なしの血族ってのがオレらってことか……?」 いまだにピンと来ていない様子。


フィオナ : 「いや、自身の氏族の特徴が顕著に表れていればケイティフではない」

 「ケイティフというのは、血が薄すぎて氏族としての特徴が表れておらず、本人にもわからない者たちだ」

 「ケイティフであることは多大な困難を伴うこともある。血族の中には血の薄い者を嫌う連中もいるからな」


ST : 「”望んだ”と、ある。それが文字通りに、意図的に作り出したという意味なら」

 「ケイティフではならない理由があったのだろう。そこらのケイティフで用が済むのなら、態々作り出す必要はなかったろうからな」


フィオナ : 「ヴィクターたちはやはり何者かの意図によって血族となったというわけか」


エルヴィン : 「そして、この呪いの紙を描いたやつが、その首謀者……?」


ST : 「”我々”とある。複数かもしれない」


フィオナ : 「それが何人であったとしても、法の裁きに服させてやらねばならんな。ところで、文章を見た限り儀式は日食に行うようだが、次の日食はいつ頃になるのだろうな」


ヴィクター : 「日食ねぇ……新聞とかに書いてたか?」


ST : ヴィクターさん新聞とってる?


エルヴィン : し、新聞がなければスマホとかで調べられるはず。(震)


フィオナ : パソコンとかあるんでしょうか?


ヴィクター : 新聞は取っていない……です。気になるときだけ買うって感じでしょうか。ヴィクターの家にPCはないと思われ。


ST : ヴィクターさんはガラケーだったと思うけど、エルヴィンくんがスマホを持ってたんじゃなかったかな。


エルヴィン : では、「日食の日」と言われてスマホを取り出し調べてみたいと思います。OKぐーぐる!


ST : では…… 二週間後に、日食があることがわかる。しかも、珍しいことに、一瞬ではあるが皆既日食になるという。


情報屋 : 「……案外、近いな」


ヴィクター : 「……その日になんか起こるんだとして、何を準備すればいいんだ?」


フィオナ : 場所はどこかわかりますか? この近辺での日食ということでOKでしょうか?


ST : 日食そのものはこの街を含む、割と広い範囲で観測できる。儀式を行う場所のほうだが…… ”街を見下ろせる場所”で儀式を行うとある。


フィオナ : ST、このあたりで街を見下ろせる場所というと、どこか絞れないでしょうか?


ST : そうですな、手段に応じて判定をお願いします。思い出そうと試みるか、ググるか、何かのつてを使うか、情報屋に調査を頼むか。



フィオナ : 場所の調査、手分けしましょうか。


エルヴィン : そうですね。エルヴィンはタイプ的にぐぐるかな。(ネットっ子)


フィオナ : では、こちらは思い出してみます。


ヴィクター : ヴィクターも思い出してみます。



フィオナ : では、そういった場所がないか思い出してみようと試みます。


エルヴィン : エルヴィンは、手元のスマホで「街」「高い場所」を検索して探してみます~。


ヴィクター : ヴィクターも同じく思い出そうと試みます。むむむ……。


ST : 思い出すなら知覚+共感を難易度6。ググるなら知性+コンピューターで難易度5


フィオナ : 5b10>=6 知覚+共感 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 8,6,3,1,7 → 成功数3/成功数2


エルヴィン : 6b10=>5 知性4+コンピューター2 (ころころ) DiceBot : (6B10>=5) → 4,8,10,7,2,10 → 成功数4


ヴィクター : 7b10>=6 (ころころ) DiceBot : (7B10>=6) → 1,1,9,8,10,4,8 → 成功数4/成功数2

 1が2つも!! 記憶に難あり!!


エルヴィン : 4つ思い出して、2つ忘れたんだよ。(笑)


ST 
: なんだか1が多いなあ。



フィオナ : 1が増殖中。


エルヴィン
 : 勝手に繁殖して……。



ST : では、思い出す組。街の南の外れに、なんだか高い塔のようなものを見た気がする。


フィオナ : 「街を見下ろせる場所か。確か街の南に高い建物があったはずだが……」


ヴィクター : 「ああ、なんか高い建物あったなような気がするぜ」 あんまおぼえてねーけど。


ST 
: ググったエルヴィンくんは廃墟マニアのブログを見つけた。

 宗教団体が作った展望台であり、その団体が消滅するとともに廃墟になって現在は立入禁止だそうだ。
 なお、フィオナさんとこではない。>宗教団体



フィオナ : まさかの同業者登場ですね。


エルヴィン : フィオナさんの信仰に鞍替えしてつぶれたのかもしれない……。(?)


フィオナ : 吸収合併?


ヴィクター : 合併しちゃうの?!



ST : 成功4を出したエルヴィンくんは、その詳細な場所と、こっそり入る際の侵入ルートまで見つけた。


エルヴィン : 「確定って訳ではないけど、高いところ! 誰でも入れる廃墟の展望台あるよ! ここ、あやしくない?」 と場所を報告します~。


フィオナ : 「ああ、うん。そうだな……」 同業者が潰れた跡地とあって、少々複雑な気分。


ヴィクター : 「場所はそこだとして……この後どうするんだ?」 下見とかする?


フィオナ : 「まあ、確かにそこならば、目に憑かず儀式を行うのに最適だろう」

 どうしましょうか? 期日前に現地を調査しましょうか?


ST : 「場所と、日時は絞れた訳だ。些かの時間は、まだあるが……」


フィオナ : 「どうしたものか。当日になる前に現地に踏み込むべきだろうか」



エルヴィン : 事前に調べておきたいですね、そこが確定って訳でもないと思うので。


ヴィクター : 誰でも入れる展望台なら言っておくべきでしょうね。下準備はしておきたい。


フィオナ : では、近日中に調査に向かいましょう。



ST : 「己は、儀式の内容が気になる。大量の血など、一日では集まるまい」

 「ならば、既にどこかで動いているのかもしれない」


フィオナ : 「そちらの調査も必要だな。まずはその廃墟に踏み込んでみるか」


エルヴィン
 : 「たしかに……この、呪術みたいなのをやるのに、いっぱい血が必要なら、どこかで誰かが被害にあってるかもしれないもんね……」(震)


フィオナ : ST、現在時刻は何時くらいでしょうか?


ST : 結構色々動いているから、それなりに朝が近づいているかな。


フィオナ : 了解です。

 「今日の所は解散しよう。本格的に調査を開始するのは明日だ」
 「貴殿への礼の品は明日渡そう。遅くなってすまんな」
 と情報屋に言います。


エルヴィン : 「わかりました! 場所しっかり調べて予習しておくね」 元気におへんじ。


ヴィクター : 「了解。ちょっくら調べるとするかあ」 仕事仲間なら何か知ってるかもしれない。


ST : 「いや、急ぎはしない。……楽しみにしている」 襤褸布を目深にかぶった。


フィオナ : ヴィクターさん以外の方は車で送ります。


ヴィクター : 玄関までお見送り~。


エルヴィン : ヴィクターさんにばいば~い! パディにもばいば~い!


ヴィクター : ばいば~い。


ST : パディは壁に隠れてこちらを見送っている。


ヴィクター : とエルヴィン君に手を振ってお別れです。



フィオナ : 翌日の調査ですが、血液については情報屋に調査を任せ、現地にPCで踏み込むという形でよいでしょうか?


エルヴィン : 了解です~。 >現地にPC踏み込む作戦


ヴィクター : 大丈夫です~。


エルヴィン : 密かにエルヴィンは思っていた…… (本当にヴィクターさんの家に、パディ住んでた……) と……。


フィオナ : そういえば……このふたり、外から見ると結構怪しいかもしれない。


ヴィクター
 : きっときれいにお掃除してくれるよパディは。


エルヴィン : パディ、もともと住んでた家なかったんかな……いや、深く考えるのはやめよう……。



フィオナ : ヴィクターさんとパディさんにあいさつしたのち二人を送ります。

 (この二人同居していたのか。やはり、ヴィクターは……)



ST : さて翌日…… の前に、まずブラッドプールが1減ります。ただし、1回 <狩り> を行うタイミングがあります。

 <狩り> を行う場所は任意に決めてね。
 その場所のセキュリティレベルによって難易度が変化します。



ヴィクター : ST質問です。よく考えたらヴィクター 「悪夢を見る」 系の短所持ってるんですけど、この場合もダイス振りますか? (今まで忘れてて頭抱えてる)


ST : おうっふ…… 私も忘れてた。そうですな、振ってもらいましょう。 <狩り>は眠る前にやるだろうから、<狩り>の後で構いません。


ヴィクター : 了解です!



エルヴィン : ブラッドプールを蓄えておきたいので、狩りに挑戦したいと思います……場所は……どこだろう。その手の人たちがあつまるバー……?(柔らかい表現)


ST 
: ダウンタウンのビジネス街/倉庫街くらいかな、セキュリティレベルとしては。 難易度6。

 子供がそのての場所に入ることについての困難さは、エルヴィンくんの魅力で相殺してあげよう。


フィオナ : 狩りの難易度が低そうな貧民街で行おうかと思います。


ST : ならば難易度は5。ただ教団ではないから、<餌>によるダイス数補正は入らないかな。


フィオナ : 狩りの判定は知覚でOKでしょうか?


ST : あ、技能はすべて <知覚> です。


フィオナ : 了解です。

 2b10>=5 知覚 (ころころ) DiceBot : (2B10>=5) → 10,6 → 成功数2


ST : では、ダイス1個分の血を得ることができる。<世代>で決まった制限以上は増えないのでちゅういしてね。


フィオナ : 1d10 食餌 (ころころ) DiceBot : (1D10) → 1

 ±0で変化なし。
 5のままでいいでしょうか?


ST : それでOKです。


ヴィクター : ヴィクターは倉庫街で行いたいと思います。


ST : 倉庫街なら難易度6


ヴィクター : はーい。

 5b10>=6 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 6,10,5,3,1 → 成功数2/1が出ているので成功数1

 1が出る……美味しくいただけない。


エルヴィン : 食事を妨害する1が!


フィオナ : 食卓を邪魔する1。


ヴィクター : 1め!!

 食餌 1d10 (ころころ) DiceBot : (1D10) → 4
 1減って4増えて合計3増える……でいいのかな。ブラッドプール8。


ST : ヴィクターさんはなかなかイイ思いをしたようだ。


エルヴィン : ヴィクターさんいい思い。(意味深)


ヴィクター : ごはんおいしーい。(もぐもぐ)


フィオナ : どんないい思いをしたんでしょう……?


エルヴィン : あやしげなバーも難易度6でいいですかね。(?)


ST : あ、6でOKですぞー。


エルヴィン : 5b10=>6 知覚:5 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 3,10,8,1,2 → 成功数2 イチデテルーーー! 成功1です。

 食餌 1d10 ダイスいっこぶん。 DiceBot : (1D10) → 3
 1へって3ふえて、2ふえる……でいいかな? ブラッドプール6。


ST : そうなります。

 今日はヴィクターさんの<悪夢を見る>の判定だけ行ってもらって〆かな。


ヴィクター : はい、意志力振ります~。


ST : 一日ごとにこの処理をやっているとだいぶん時間を食うので、次回以降なにしか簡略化するかもしれません。 >血の減少やら増加やら

 では、<悪夢を見る>の判定、どうぞっ。


ヴィクター : 5b10>=7 (ころころ) DiceBot : (5B10>=7) → 2,9,10,7,4 → 成功数3 良い夢も見れたようだ。


ST : 成功おめでとう。あなたは悪夢を、見たかもしれないが、はねのけた。というわけで、本日はここまで。


ヴィクター : お疲れ様でした!







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