>> 第三十七回 / 地下道
どこか血を思わせる輝く石。
どこか死を思わす墓標が如き石碑。
二つが交わる時、閉ざされた道が開かれた。
この先にあるのは光かそれとも……。
クラウディア : こんばんソイヤ。
ヴィクター : ソイヤ!
エルヴィン : 今日はアマランタさん(の中の人)が10分ほどおくれるそうですソイヤ!
ST : 了解でソイヤ! <おくれ
リック : 了解ですソイヤ。
クラウディア : ソイヤのCD出るって話したっけ?
リック : !?
ST : な。なんてこった……。 <CD
【用語解説 : ソイヤのCD】
某ソシャゲで、やたらといい声のオッサン声優たちが 「ソイヤ! ソイヤ!」 と歌うゲーム作品中BGMが、まさかのCDになりましたよ!
三羽烏漢唄 で詳しくは検索検索ゥ。
アマランタ : こんばんは 遅くなってもうしわけありません! ソイヤCD把握 予約しなきゃ……。
ST : さて、では問題なければ始めます。
ヴィクター : はーい
【現在の状況】
・医務室 : クォート(けが人)+ヴィクター&フィオナ
・中庭: アイリ、セレナ、リック、ニール、アマランタ、ルーディア、ニクラウス、クラウディア、バンビーナ、アルカージー、エルヴィン
・放置 : パトリック (ラルの部屋)
ST : ……というところです。まず、医務室組の扱いについて。
今、ヴィクターさんはwithけがにん(おんぶ)。
フィオナさんは車椅子。
ですので、さっきのシーンからワープして即合流! とはなりません。
合流のタイミングについてはSTよりお知らせいたします。
ヴィクター : 了解です。
フィオナ : 了解しました。
エルヴィン : 医務室組、ヴィクターさんもフィオナさんもあんまり移動速度が早くない人ばっかりなんだよね~。
アマランタ : でもわりと戦闘型メンバーであるという……現場では時間稼ぎをしよう。(?)
ヴィクター : 近接格闘型は足が遅い。えっほ、えっほ!
アマランタ : とはいえPC的には気づいていないから、前に前にと進んでいってしまう気がするんだよな。
エルヴィン : えるえる「前に!」 バンビ「前に前に!」 アルカージー「前に前に前に!」
ST : PC的には「フィオナさんたちが合流しようとしている」ことはわからないですからね。
フィオナ : 窓からでも一声掛けておけばよかったかもしれませんね。
ヴィクター : ですねえ。
【中庭にて】
ST : というところで ── 中庭。
あなたがたの前には、ひんやりした空気を漂わせる地下への階段が……、ある。
リック : 「進んでみましょうか?」
アルカージー : 「賛成ー。こういうのってほらあれじゃん? しばらくしたらまた閉まるとかあるじゃん?」
アマランタ : 地下への階段を覗き込んでみるんですけど、明かりはありますか?
「……光源がないのならば、懐中電灯の一つ二つ確保してから行きたいものだけれど……」
ST : ぼんやりとした明かりが通路をいろどっている。 ……蝋燭のようだ。地下で?
リック : 「地下で蝋燭とはまた……クラシカルな趣味ですねえ……」
バンビーナ : 「えっこれ閉まるの?」 アルカージーの言葉に応えて、バンビーナが声を上げる。
アマランタ : 「蝋燭なんて、人の手がなければ管理できないようなものを……ひとまず、酸素の心配はしないでも良さそうね
リック : 「ああ、それと、医務室にいる人たちにもこんなの見つけましたよって伝えた方がいいでしょうし……」
クラウディア : 「誰かが、この中に、いるってこと……なのかしら……」
リック : 「 (目の悪い子を連れて行くのもなあ) クラウディアさん、ルーディアさん、医務室にいる三人に戦果を伝えてもらえますか?」
ST : ルーディアが呼ばれて、不安そうにクラウディアさんの方を振り返る。 ……確かに、彼女の視界では道を判じづらいかもしれない。
クラウディア : 「……そうね、わかった。……気を付けて、ね……」
リック : 「ええ、よろしくおねがいしますね」
クラウディア : ルーディアちゃんの手を引いて館へ。ニクラウスは……おいてっていいかな?(笑)
リック : あんまり怯えているようなら連れて行ってあげて……。(笑)
クラウディア : 「……あなたも、一緒に、来る?」 とニクラウスにきいてみよう。
アマランタ : 探索者が脳内からこっちを見ている。
ニクラウス : 「えっ、いえあの、……お、お願いします。一緒に行きます」 と、ちぢこまりながら返答。
アルカージー : 「こんな面白そうなもん怖がるとか、ニコ兄ほんっとこわがりー」
クラウディア : じゃあニクラウスのおてても引いて医務室の方いきましょうねぇ~。
アマランタ : 「女性だけで行くのもなんだものね。三人とも気を付けt」 「女性だけで行くのもなんだものね。三人とも気を付けて」
クラウディア : 若干のエンタメ成分。
エルヴィン : 大事だから二回いったのだ。()
クラウディア : 大事なことなら仕方ないね!
アマランタ : 噛んだんだよぉ!!! (指先が)
ヴィクター : ドジっ子★アマランタ姉さん
エルヴィン : 「閉まるの? 電車のドアみたいに?」 それはそれでカッコイイ! って顔をしている。
「それにしても、カラクリ屋敷みたいな地下室だ~。スゴイ! ニールさん、セレナさん、ここ何があるの~?」
って白々しく聞いておきましょうか。珍しくニールさん静かだし。
ST : ……そうそんな会話のかたわら、ニールは静かだ。
彼はエルヴィンくんに問われると、首を振る。
……そのしぐさには、知らない、のではなく、語りたくないあるいは語れないのだ、という意図を感じる。
リック : 「自分で行って確かめろ、ということですね」
ニール : 「そうして頂ければ……、助かります」 その声は、小さく震えている。
ST : いっぽうのセレナは、あっけにとられたように階段を眺めている。彼女はニールのほうを振り向き、ニールは問うなとばかりに首を振る。
エルヴィン : 「そっかー、ニールさんもセレナさんも うまく いえない 場所なんだねー」 ふんわりと納得した。()
リック : セレナさんに おいで と言わんばかりに手を差し出します。傍からみればただのエスコートかもしれない。
ST : セレナはおずおずとリックさん、あなたの手を取る。
アルカージー : 「女性だけはいいけど、ニコ兄たよりになんのん」
ニクラウス : 「うっ」
クラウディア : 「……少なくとも、私よりは……頼りになると思うわ……」
アマランタ : 「不確実なものではあるけれど……明かりがあるのなら、行ってみましょうか?」 ちらりと一行を振り返って
アイリ : 「決まったか?」 と、階段を見ていたアイリがひとこと。
リック : 「屋敷の主に一泡吹かせたいっていう当初の目的は変わってませんから、すくなくとも僕は」
アマランタ : 「あら。こんな場面で隅に置けないけれど、地下に行くのなら両手は明けておいた方がいいんじゃないかしら?」 ちらりとリックを見とがめよう
エルヴィン : 実際、本当に背後のドアが閉まったりしたら困るから門番? みたいな後ろからくる人を警戒する番人みたいな人いたほうがいいですかね。墓石と石榴石の場所を確保する人? 的な。
アマランタ : 二ールの一言のお陰でちょっとセレナが気にかかっているアマランタ。
……うーん、医務室組が追いついてくることを考えると、あんまり背後は気にしなくていいような気はしています。
エルヴィン : そいじゃま、ぞろっと行っちゃいますか。エルヴィンはどちらかというと突撃したいタイプ~。
リック : 「利き手はあけてますってば~」 両利きだからな。
セレナ : 「えっ、わ、すみません」
アイリ : 「いいんじゃないのか。殴り合う奴でもないだろ」
ST : アルカージーが今にも行きたい顔をしている。
リック : じゃあ子供組が先にいかないうちに行きますね
エルヴィン : (先に突っ走ろうとしてりっくんにとめられた顔) (ぷー) (・×・)
【現在の状況】
・医務室(移動中) : クォート(けが人)+ヴィクター&フィオナ
・医務室組を呼びに行く組 : ルーディア、ニクラウス、クラウディア
・地下へ : アイリ、セレナ、リック、ニール、アマランタ、バンビーナ、アルカージー、エルヴィン
・放置 : パトリック (ラルの部屋)
ST : (現状は)こうだね。
アマランタ : パトリック。(じわ) そういえばあのひとまだ放置していましたね……すまない……わすれていたかどうかといえば忘れていた……。
フィオナ : パトリックさん、どうしましょう? 放置でも害はなさそうですが、孤立している間に何かあるかもしれませんし。
アマランタ : 所在だけ確認してもいいのかなあ、とは思いますけど、個人的には優先度は低くみています。PLとしては医務室組各位の判断にお任せのきもち。
リック : 一応チラッと存在だけ確認してはほしいかな……。あっちの狗として出てこられても困る。
エルヴィン : うん、ついでに様子を見て頂けると嬉しいかな……。あいつ、どちらかというとサバト組だから「すでに勝手に動いて敵として回ってる」可能性も微レ存。
リック : わーい兄さんと同意見。(胴上げ)
エルヴィン : やったー! ソイヤ! ソイヤ!
アマランタ : ソイヤッソイヤッ!
フィオナ : 確認してみて、連れてこれそうなら連行するという方向でどうでしょう?
クラウディア : 最悪の場合盾になってもらえるしね。(良心ゼロ発言)
エルヴィン : ヴィクターさんがいる状態なら害はないと思うので、お願いします。 > 連行
フィオナ : では、身柄を確保するという方向で。
ヴィクター : イエス、マム!
ST : ……あなたがたは階段を下りていく。階段は大きくないが、下まで降りついてしまえば、ひとが三人は並べるだろう大き目の通路が掘られている。
行く先を照らすように、蝋燭が静かに燃え続けている……。
階段は長く、それなりの距離を感じさせた。
リック : えるえるにいさんはうしろね。
ST : 何も言わなければアイリは前に立ち、ニールは前のごとく後ろに控えています。
バンビーナは意外にも最前列ではなく、やや真ん中のほうにいる。
アルカージーはむろん前に出たがるけどどうする?
アマランタ : アマランタは前の方に出たいかな
リック : 二列にしようか? アイリック、アルエル……みたいな。
アマランタ : アルカージーは中列ぐらいにいてほしい気持ちがあり、少し下がるように促したいですね。
ST : まえへー、ならべ。
アルカージー : 「えっそんなに前にいた? いいよん」
アマランタ : 私も出来たら前列に出たいなあ。
アルカージー : 「このメンバーなら前が見えない! ってこともないしねん」
アマランタ : 希望としては、可能なら最前列に行きたいです
ST : アイリ、リックさん、アマランタさんが前、子供たちとセレナが団子状態で真ん中、そのあとにニールくらいかな? それで問題なければ進めるよ。
アマランタ : 私は問題ありません~。
リック : OKです。
ST : ……それなりの距離を降りたあと、通路は続く。通路はひたすらまっすぐ続いているが……いくぶんか歩いたうちに、扉を発見する。
前面に、大きく無骨な、いまひとつ洋館の嗜好にはそぐわないだろう鉄扉。
その少し前、左右にあるのは、細かい意匠が施された扉だ。
ニール : 「……左の扉は、私室です。右は、礼拝堂」 ニールが不意に、ひとこと発した。
リック : 「礼拝堂……」
アマランタ : 「こんな、地下に?」
ST : 彼はうなずく。
アマランタ : ぼくのなかのSW冒険者が 「はさみうちだ…絶対はさみうちだよ……」 って囁いてくる。
エルヴィン : せまいみちはだめだ 挟撃 される。()
アマランタ : 「資質と礼拝堂、そういったわね。では、一番奥のこの扉は?」 ……(間違い)…… 「私室と礼拝堂、そういったわね。では、一番奥のこの扉は?」
クラウディア : 脂質とかじゃなくてよかったね。
アマランタ : おれの ろぐには なにも ないな ! (沈痛)
エルヴィン : うん。(突然資質をためされる礼拝堂)
ニール : 「この館で扱う食物などは、いつもこの扉の傍らに置かれてありました。ですが、……ですが、開いたところは、見たことがありません」
セレナ : 「えっ」
ニール : 「そういったものは、私が運んでおりましたからね」
アマランタ : 「そう。貴方はここをよく知っていたのね」
ST : 彼は、苦しそうにうなずく。
アマランタ : まめに食品を運び込む館主……。
フィオナ : 時間を止めた後にポルナレフを運ぶDIO様に通じるものがありますね。
エルヴィン : ちょっとそれを想像してじわじわきてる。(笑) いや、部下とかかもしれないけど、まめに運んで食糧をおいていくとか、急に現実感が出るとじわっとくるよね!?
アマランタ : 飢えに任せて争いを起こさせたりなどはせず、意外にいいやつでは……館主……。(?)
クラウディア : 萌えキャラの予感がしてきた。
アマランタ : 被害者を誘拐して酷い目に合わせる系殺人鬼の、街中~殺害現場までの運搬等をそうぞうするとちょっと面白くなっちゃうやつ。
エルヴィン : 時を止めた後のDIO様とか、一生懸命殺戮館のトラップをつくるsawの殺人鬼、ジグソウに通じる楽屋裏を考えたらじわじわきちゃうやつ。(笑)
アマランタ : 正直、 全扉開けてみたいよね。()
エルヴィン : 「この部屋はぜんぶ、鍵がかかってるの~?」 とめないと、全部の扉のノブをガチャガチャしはじめそうな顔をして皆をみている……。
ST : 鉄扉には見たところノブないよ。その代わりに大きな鍵穴がある。
ニール : 「いちど、開けようとしたのです」 鉄扉を見ながら彼は言う。
アマランタ : 鍵ってどこかで見た気がするんだけどどこだっけ……?
エルヴィン : ( ・ω・)? はて鍵とは?
アマランタ : このセッションでアイテム的に「鍵」を見かけた気がするんだけど、もしかすると別卓と混同してしまっているかもしれない……。
ST : いろんな卓を平行してると混じるね……。
ニール : 「ですが、扉を破ろうとした私の後ろに、あの方がいた」
アマランタ : 「あの方?」
ニール : 「この館の、主でございます」
ST : その言葉に、セレナが恐れるように肩を震わせた。
エルヴィン : 扉に近づくと 「めっ!」 といいにくる主、という扉にたいしてマメな主まで想像して、いま微笑ましい感じになってるが、多分ほほえましいシーンではない。
アマランタ : 吸血鬼ってもっと楽に邪悪に生きていけるんだと思っていたけど、そうでもないんだな。(?)
エルヴィン : 邪悪なゲームをやるにも、下準備が必要なんだ。()
アマランタ : 「それで、貴方は扉の先には行けなかったのね? 貴方も、貴方たちもここに残っているのだから」
ST : 彼(ニール)は首を横に振らなかった。
さてどうする? 行動を決めたらクラウディアさんたちにシーンを移すよ。
アマランタ : 「扉を破ろうとした、貴方はそういったわね。二ール。ならば、この鍵も貴方の手にあるのではなくて?」「貸して頂戴。扉を、開けましょう」
エルヴィン : 「ひょっとして、今も 【館のあるじ】 がどこかにいて、見てたりして!」 大げさにぱん、と手を叩いて……一応、周囲を見渡します。超感覚? オーラ知覚のほうがいいかな。
リック : 兄さんのほうに振り向いておくよ。
エルヴィン : その前にいちお、館の主いるか確認しておきたいけどオーラ知覚は難易度高いのじゃ……。()
アマランタ : 出目1は先週僕が回収しておいたから……。
クラウディア : りっくんの中の人……うしろのひと?()
アマランタ : \ここにいるぞ!/
エルヴィン : ひょっとしたら前はクォートさんの後ろにいたかもしれない。()
ST : ニールはあなたに鍵束を見せるが、この鉄扉に合いそうな大きな鍵など無い。
アマランタ : なかった。
ST : オーラはちょっとまってね、ルール確認中。
アマランタ : えるえるくんの判定を待っておこうか
アイリ : 「破ろうとしたって、つまりコレじゃないのか?」 アイリが拳を握って示す。
ST : エルヴィンくん、あなたは地下空間の黴くさい臭いを強く感じる……。
なんとなく、気配にすぎないが、左右の扉の向こうになにかいるような、そんな感覚を覚える。
エルヴィン : (……ん、何だろう……空気の流れ? ……何か、いるような……?) 不思議な気配。
アマランタ : やっぱり挟み撃ちする気だ。(心の中の冒険者に主導権を奪われながら)
フィオナ : エルヴィンさんが気付かなかったら危なかった
ST : オーラ知覚は誰のオーラを見るか指定する必要があるんだよね。
その言動ということは、この面子以外のオーラが見えないかと確認する、という意味合いでいいかな。
エルヴィン : そうですね~、今いるメンバーのオーラを確認して、数が多かったり以前と違ってたりがないか……かな。
ST : なるほど。では、ここは前回同じくシークレットでふります。 「ざっくり見渡した」イメージで1判定。
(シークレットダイス)(ころころ) ふむ……。
エルヴィン : (ふむー?)
アイリ : 「で、突っ込むのか?」 なぜか左右の扉を見るときまで拳を握っている。
エルヴィン : 「うーん、何か~……扉の向こうに、何かいるような気がするんだよね~」 ちょっと流れる気配から、一応警戒するようにはお伝え致しましょう。
アマランタ : うーむ、鍵があるというわけではなかたのか、と虚をつかれたんだけど、 「なら……、……?」 というところでえるえるくんの警告を聞きました。
左右の扉はチラッと見た感じ施錠はされてない様子でしょうか?
ST : 扉のみてくれではそれはわからないかな。
エルヴィン : えーと、ドアノブがないのは中央の鉄の扉で、左右の私室と礼拝堂は普通のドア……? って事ですかね。 それとも、全部ない? 理解できてなくてごめんね!()
ST : あ、それは説明不足です、ごめん。鉄の扉はドアノブがなく鍵穴ある。左右の扉は普通の扉です。
エルヴィン : ありがとうございます! それだと、左右の扉がむこうを取り合えず確認したいかな。 「ニールさん、この私室? と 礼拝堂? は鍵がないの?」
アマランタ : 最終的には前に進む方法を……ってところなんですけど これ両脇の扉をクリアにした方がいいんでしょうか……?
エルヴィン : 左右に何かいるっぽい? 気がするから、左右の扉を確認して、何もなかったら正面突破?
フィオナ : 扉の向こうの敵戦力にもよりますが、クリアしてからのほうが無難かと思います。
アマランタ : こう ファンタジー冒険者のノリでは片方の扉を抑えておいてもう一つの扉を開ける……。(挟み撃ち防止) という気持ちになってしまっており。
エルヴィン : 「……というか、誰の私室なの? あるじ、こんなとこに住んでる?」 とよく出入りする人に聞いてみましょう。
ニール : 「主の私室です。この場所の鍵は、私が持っている中にはございません」
エルヴィン : 立派なお屋敷をもっているのに地下室でひっそりすごす主を想像して、すこしかわいそうになってきたエルヴィンさんじゅっさいである。
アマランタ : 太陽が苦手なのね……礼拝堂が気になるけど私室も普通に気になる。(どっちつかず)
リック : 太陽苦手だけどここ夜しかないような……。(主チラ)
アマランタ : 夜だけではない時代のものだったのかもしれないよ?
アイリ : 「めんどくさい。開けてみりゃ分かるんじゃないのか」
リック : 「殴ってあけるのはやめましょうね」 とりあえず
アマランタ : うーん……「礼拝堂」のノブに手をかけて、扉を殆ど開けないように、鍵がかかってないかどうかを確かめてみますけど……どうでしょう?
エルヴィン : いいと思います。こういう時は右から明けるんだ。ファリスの左手だから。()
ST : ……キイィ、と思った以上に大きな音がした。鍵はかけられていないようだ……扉が、ひとりでに開いていく。中から黴くさい空気が溢れ出す……。
アマランタ : (じっと部屋の奥を見る……)
エルヴィン : こんな顔して開いた扉見てる! (・ω・) !!←えるえる (・ω・)!! ←アルカージー
アマランタ : 控えめに言ってKAWAII
ヴィクター : ショタ組KAWAII
ST : 中を見据えるアマランタさんというところで、一方──。
【館内にて】
ST : ── 一方、クラウディアさん。あなたはルーディアとニクラウスを連れ、医務室にいる三人を呼びに行こうとしている。
クラウディア : はい。
ST : ルーディアは心なしか心細そうに、あなたの手をとる。
ニクラウスは……全力で心細そうに、でもどうにか意地を発揮してあなたの前を行こうとする。
アマランタ : ニクラウスの意地いいぞ~。
ST : さて、まず医務室? それともパディ回収? それとも?
クラウディア : まず医務室ですね。パディの存在忘れてそうだこいつ……。
ST : 了解。では医務室に向かってあなたがたは行く……ニクラウスはときおり不安そうにあなたたちの方を振り向く。
クラウディア : 「ニクラウス、さん……歩幅が、大きすぎるわ……」 おててぎゅっ。
ニクラウス : 「わっ、す、すみません……、つい、急いでしまって」 ちょっと狼狽しつつも、彼は二人が遅れているのに気付いて歩幅をゆるめる。
クラウディア : 「私も、ルーディアも、歩くのはあまり早くないから……」「いいえ……怖がらせて、ごめんなさいね……」
ニクラウス : 「いえっ、いいんです。むしろ、あなたたちがいてくれてよかった」「一人だったらと思うと、……余計怖くなってきた」
クラウディア : 「そうね……、私も、ひとりだったら、何もできないもの」
ST : ルーディアが確かめるようにあなたの手を握る。
ニクラウス : 「皆さん……、大丈夫でしょうか。なにも、ないといいんですけど」
ST : ニクラウスが急いだせいで、両手つなぎというより電車ごっこ状態になってそうだな。
クラウディア : 「……誰かがいるから、もう少し頑張って勇気を出してみようって、思えるの……」
ニクラウス : 「誰かが、いるから……」 かみしめるように、その言葉を繰り返す。
クラウディア : 「あなたも、いるでしょう。帰ったら、会いたい人とか」
ST : 会いたい人、と聞いて、なにを想像したものか、顔が赤くなった。
クラウディア : 「……ふふ。いるのね」
ニクラウス : 「ええ、あ、はい……片想いですけど」
クラウディア : 僕、故郷に帰ったら彼女に告白するんだ! (フラグ)
ST : フラグだーーーッ!
クラウディア : 他人にまでフラグを立てさせる俺PL
エルヴィン : これは次のコマで死ぬやつ。()
アマランタ : 回収しないで! 回収しないでったら!!
クラウディア : 「……叶うといいわね……頑張って……」
ニクラウス : 「ありがとうございます……どうにも勇気が出なくて。情けないとはわかってるんですけど」 なんて彼は頬を掻く。
クラウディア : 「大丈夫よ。あなたは、やさしい人だもの……」 とか言ってる間に医務室についてそうですね。
ニクラウス : 「あー……、ありがとうございます」 帰ったら勇気を出してみようかなあ、なんて頬を掻く。
ST : ……そうしていると、前から誰かが歩いてくるのが見える。 誰か? 車椅子の女と、怪我人をおぶった男だ。
クラウディア : すっごい見覚えあるぅ~~~~。
ST : フィオナさんとヴィクターさん、それに怪我人一名ですね。合流してかまいません。
クラウディア : 「……フィオナ、さん、ヴィクターさん、……?」
ST : ルーディアがあなたの声に応えて前に目をこらす。
ニクラウス : 「あー…… 無事に会ったあ…… なんだかそれだけで安心します」
フィオナ : 「……クラウディアか。何故ここに?」
クラウディア : 「ええと……皆は中庭にいるわ。私はふたりに知らせに来たの……」
フィオナ : 「なるほど、そういうことか。我々もちょうどそちらに向かうところだった」
クラウディア : 石に書かれていた謎の文言とかかくしかしました。
ヴィクター : かくしかりょ!
クラウディア : 「……ええ。ふたりの力が、必要になると、思うの……」
クォート : 「あん? ……嬢ちゃんたちだけか。あいつもまだ中庭か」 あいつとは、リックさんのことだね。負ぶわれたまま、首を伸ばして状況を見ている。
クラウディア : 「……そうよ。彼が、なにか…?」 クォートへの苦手意識は消えてないので微妙にニクラウスの後ろにぴゅっと隠れました。
クォート : 「あァ……、悪かったな。そんな面すんな」
フィオナ : 「クォートが言うには、リックの後ろに館の主の姿が見えたそうだ」 とクラウディアさんに言います。
クラウディア : 「え……、どういう、こと……?」
ニクラウス : 「えっ? え? えええ??」
ルーディア : 「それは……?」
フィオナ : 「よくは分からんが、リックは少し前に私に対して妙な態度をとったことがあった」
クォート : 「……俺にも詳しいこたァ、分かんねェよ。ただ、あいつの後ろに見えたんだ、奴が……」
ヴィクター : 「急いだほうが良さそうだ」
クラウディア : 「……ええ。いやな、予感が、する」
ニクラウス : 「歩きながら、聞かせてください」
フィオナ : 「ここからは憶測でしかないが、リックは自身に何か異変が起こっていることに気付いていたのではないか、と私は思っている」
と歩きながら続けます。
「気づいた上で私にそのことを話すのを避けていた。脅されていたのか、何か他の事情があったのかは不明だが……」
ニクラウス : 「妙な態度、って……?」
フィオナ : 「私と話している最中に、視線があらぬところへ行くことがあった。どうしたのかと聞いてもはぐらされてな」
ニクラウス : 「じ、じゃあ、その時から彼は何かを見ていて……?」
ヴィクター : 「おいおい、何かって……何だよ」 幽霊じゃないよね?
フィオナ : 「何か隠しておかねばならない深刻な事情がありそうだったので、そのときはそれ以上追求しなかったが、まあ、そういうことなのだろうと思う」
「ところで今思い出したのだが、パトリックはどうする? 放置しておくのはさすがによくないだろう?」
クラウディア : 「……」 ヴィクターさんを見る。
ST : やだこわい、というニクラウスの視線がヴィクターさんに向かう。
フィオナ : 素でパディさんのことを忘れていました
ST : まあ綺麗に封じ込められたからね……。
エルヴィン : 存在の耐えられない軽さ。()
フィオナ : リックさんの後ろのオバケより軽そう。
アマランタ : クンデラもびっくりだよ
フィオナ : 「連れて行くべきかと思うが、どうだ?」
ヴィクター : 「あー……」 クラウディアちゃんの視線が痛い。
「連れて行くか。オレが監視するし、大丈夫だろ。それに……なんかの役には立つだろ」 人盾とか。
フィオナ : ヴィクターさんの様子を見てなんとなく (盾にする気だな) と察します。
クラウディア : 「……あなたに、任せる。……それから、ルーディア。お願いがあるの……」
ルーディア : 「お願い……?」
クラウディア : 「……その、大事なもの、少しだけ私に預けてもらえないかしら……」 (ルーディアちゃんの)胸元を指さして。
ルーディア : 彼女はそれが何のことか察し、不安そうにあなたを見返す。 (どうして?) と、視線が問うている。
クラウディア : 「なんとなく、だけど……もしかしたら、役に立つんじゃないかって……」
「……リックさん、が、私達を遠ざけたのは、もしかしたら、……あなたが持っているそれを、遠ざけたかったのかもしれないって、思ったの」
ルーディア : 「これを……」
クラウディア : 「……無理強いは、しないから……」
ST : 彼女は胸元に手を当て、少し考えた。
それから、ゆっくりと前を見て……少し悲しそうに、目を伏せる。
それから、「分かった……、お願い。でも、」
「あなたも、無理は、しないで」 と、祈るように、あなたの手を握った。
クラウディア : 「……無理はしないわ。約束」 小さな手を両手で包んで。
ルーディア : 「ええ……、約束」 それから、彼女は襟元に隠していた鎖をさぐると、クラウディアさんに何か光るものを渡す。
クラウディア : 「ありがとう。……みんなに、見せてもいい?」
ST : 彼女はうなずく。……あなたがそれを受け取ると、ほんの一瞬、何か辛みのような痛みのような、相容れない雰囲気を感じた。
クラウディア : 「……なるほど」 ハンカチとかでくるんで持って、皆さんにもお見せしますね。
ヴィクター : チラッとだけクラウディアちゃんの手の中にあるものを見ます。
クラウディア : STに描写をぶん投げる系PL。
ニクラウス : 「それは? 綺麗ですね。でも、彼女みたいな人が付けてるのは少し意外かな」
フィオナ : 「銀の弾丸か……」 と言ってクォートさんのほうを見ます。
ST : フィオナさんも見る?
フィオナ : 見ます。
アマランタ : おっこれは?
ST : えー、ここでST己の失敗を開陳しますが、実は一番最初に 「ブローチ」 だと描写していました。そのあと 「ペンダント」 になっちゃってるんですね。
ごめん、ペンダントで通させて。これはSTのミスであって深い謎があるわけではない。
クラウディア : そうだっけ?(笑) OKです。(笑)
ST : そうなのごめん!
アマランタ : そうだったのか。(笑)
フィオナ : 了解です。
ヴィクター : はーい。
ST : ブローチだとルーディアには扱いづらいからペンダントの方がいいんです……。(ちっちゃいもの見づらいから)
クラウディア : たしかに。
ST : ── それは銀色の弾丸をかたどったうつくしいペンダントです。いえ、口径の小さい、本物の弾丸を用いたように見えます。
その鈍くあまい輝きは、そのほかの金属ではなく、本物の銀だろうと思えるでしょう。
クォート : 「そりゃあ……!」 クォートが声を上げる。
ST : さて、フィオナさん。あなたはそれの輝きが銀のそれであることを確信する。 「勇気」で判定、難易度7をどうぞ。
フィオナ : はい。 Fiona:1b10>=7 勇気 (ころころ) DiceBot : (1B10>=7) → 10 → 成功数1
アマランタ : フィオナさん鋼の女。
フィオナ : なぜか成功
ヴィクター : フィオナさん強い。
エルヴィン : ここで狼狽えては教祖がすたるとダイスが思ったんだよ。()
クラウディア : さすがっす!
ST : ……あなたは腹の底からこみあげる恐怖に、どうにか耐えた。
その銀の小さなもの、弾丸は、目をそらしがたい存在感を放っている。どうして、いままで気づかなかったものか。
ニクラウス : 「フィオナ、さん?」 ニクラウスが気遣わしげに呼びかける。
フィオナ : 「なんでもない」 とニクラウスさんに言います。 「少し気になることがあっただけだ」
ST : では、本日はここまで。お疲れさまでした!
ヴィクター : お疲れ様でした!
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