>> 第三十四回 / 殉教者






 闇、明けた朝もまた闇。
 少年少女たちはそれでも無邪気に屋敷を廻る。
 鳥かごのように永遠に微睡みのなかにいるような、そんな奇妙な屋敷に何ら疑問を抱かないまま。
 
 一方、宵闇に生きる民は渇き飢え、その心が惑いはじめるのであった。





 【漢! 作戦会議】




クラウディア : こんばんにゅ~。STは15分ほど遅れるそうですゾイ。


フィオナ : 了解です。


アマランタ : 前回のセッション、なぜかSTとエルエルくんの発言を逆に見ていて (おっSTがちびっこ探検隊らしい調節をなさっているぞ!) とサラッと流してたんだけど、 今回確認したらこれでめちゃくちゃわろてる。

 エルヴィン : 何か「じっくり調べられるタイプ」が1人もいないのでさらっといく感じで! 一カ所に止まる事は基本的に不可能です。
 >ST : せ、せやな……!


 すきですこのプレイイング。


リック : じっくり調べられないキッズ。(三十路交じり)


クラウディア : リプレイいつもありがとう! 時折混ざるソイヤ


エルヴィン : ついた瞬間 「じゃ、次どこいく!」 みたいなメンバーだから仕方ない、身体はこども! 頭脳もこども! (ソイヤ!)(三十路ソイヤ!)


ヴィクター : ちびっこ天国可愛いなぁ~。


アマランタ : 以前こちらで教えてもらって以来、漢三羽烏が仕事中でもイヤーワームするようになったって話を……。




 【用語解説 : 漢三羽烏 とは】

 某ゲームにて、オッサンが「ソイヤっ!」「ソイヤッ!」と合いの手とともにふんどしをしめた男の心意気を歌う熱いメンズソング。
 極寒の大地に珍味のカニを取りに行く、というシナリオのメインソングだった。(意味がわからないかもしれないが、一応全部本当の説明である)



リック : この仕事楽しかったんじゃないでしょうか。(BGMに漢三羽烏を流しながら)(イヤーワーム追撃)


クラウディア : エイプリルフールにこれで音ゲーができたって話する?


アマランタ : みんな大好きね漢……。


リック : 音ゲーになってたらしいですね。


クラウディア : シアトリズムになっていた。「ソイヤ」の部分は斜め上入力。


アマランタ : (笑)


リック : うわなにそれやりたかった。シアトリズム配信ワンチャンあるかもしれない。


アマランタ : 最近のエイプリルフールはどこもすごいな……。


リック
 : 馬鹿になれる瞬間に全力投球していくのが日本人のサガなんですかねえ……?


クラウディア : そうだね。(ミロを手に) 今日は……個別シーンが終わったからなんかイベント起こるかな!?


アマランタ : そろそろ夕食タイムの可能性……?


ヴィクター : そろそろお食事しなきゃやばいかも……な人が3人。 (アマランタ、ヴィクター、エルヴィンの残りの血は2)


クラウディア : そうだ。非常にまずいぞ。


アマランタ : やっぱ一人物陰に引きずり込んで皆で回し飲みしたらいいんだよ。(ぐるぐるめ)


エルヴィン : 邪魔なニールからかな。(ぐるぐる)


リック : に、にーるー!(笑)


エルヴィン : 犠牲にしてもいい順番だとパディだけど、パディ吸血鬼で耐久力あるから……。(?)


リック : 殺さなければオーラが濁ることもないし……一点残して生かした上で森に放り出そう。誰も手をくださないですむように。


アマランタ : 処分する気だ……。


クラウディア : 良心。(笑) ルーディアとニクラウスがいればあとはいいや。(クソ)


フィオナ : 以前配られたワイン(血)に在庫があれば理想なんですが、最悪、例のワーウルフを狩りに行くことも考えねばならないかもですね。


アマランタ : ワーウルフ狩りはなあ……かなり危ういと思いますねえ……。


ヴィクター : おっぱいの大きいお姉ちゃんの血が飲みたいぞ。


リック : おっぱいの大きいお姉ちゃんこの場にいましたっけ?


クラウディア : いない……?


リック : チョロそうなお姉さん(=カルディナ)は死にましたしねえ。(紅茶ずずず)


アマランタ : ああ~~~、一人つやつやした顔をしている人が優雅なポーズを。(?)


リック : やだなアマランタさん、つやつやしてるのは僕以外にも一人いらっしゃいますよぅ~~。


ヴィクター
 : ヴィクタ—はお腹空いて死ぬしかないのか……?


リック : ワーウルフは戦闘極振り脳筋メンツだったらぐい呑みも考えられるんですが 戦闘特化の人もこのありさま(シールドウーマン&回避捨て去り殴るマン)なので危なさそう。


フィオナ : 胸囲なら、ワーウルフは及第点なはず。とはいえ、できればやりたくないですね。


リック : 胸囲は確かに合格。ワーウルフ雄。


クラウディア : 胸囲は及第点。(笑)


アマランタ : PLが子供を襲うのをためらってしまうせいで、二ールニクラウスクォートからしか選べないという。


リック : クォート。(負傷者)


アマランタ : 息の根を止めてしまう。


リック : その三択だとニールが一番テキトーそう。ただ説得と誘惑と泣き落しが効かない相手だとは分かっているので、物陰に引きずりこむ展開にはなりますな。


アマランタ : フィオナさんはまあ。


ヴィクター : ニールは一回警戒されてるから……ニクラウスを一番に狙いたいところ。


リック : ニクラウスさんに噛み付こうとするとクラウディアさんガーディアンが立ち上がる感じ。


クラウディア : (ニコリ)


アマランタ : ルーディアちゃんまもるからそのかわりにニクラウスくんください!!!(?) ジェイ呼んであげるから!!!(????)


リック : お父さん娘さんをくださいみたいな絵面ァ……。


クラウディア : ふたりがかりで誘惑する話? いいよ!


リック : 女性二人が気弱な男性を誘惑するはなし? ほう? 詳しく?(立席)


アマランタ : せーくしーなの、きゅーとなの、どっちがすきなの~? (ノックアウト)


リック : ヴィクターさんはやはりもう一度風呂場でニールを……。


クラウディア : ヴィクターさん、がんばれ。


ヴィクター
 : せくしー!


アマランタ : 「ご指名ありがとう(ヒールでぐりぐり)」


クラウディア : 吸う時痛いけど吸った後に気持ちよくしてあげればいいんやろ?(クソ理論)


アマランタ : 風呂場に何度も呼ばれる二ールさん、誤解不可避では?


ヴィクター : というか男しか選択肢ないんですかね!? やだー!!


クラウディア : ない。現実は非情である。


リック : 子供に対する容赦をしなければバンビーナという手もあります。男色に走らない手としては。ただロリコン疑惑は立つ。 男色かロリコンか選べ 状態。


フィオナ : 一流の男色家への道は険しいですね。


ヴィクター : ぐぬぬ……。


リック : 一流になるためにはやはり高難易度の男を落とすしか……。


クラウディア : ヴィクターさんのテク♂ で気持ちよくなっちゃうニールかぁ……その新刊いくらですか? ください。


ヴィクター : 「はじめてだろ? 優しくしてやるから……」 とかいうのかーやだー!! 女の子がいい~!(じたばた)


リック : 一応残っている女性は4人いるんですが……。

 アイリ(吸血鬼/お手つき) セレナ(お手つき) ルーディア(お手つき) バンビーナ(フリー) なんですよねえ


クラウディア : ルーディアには手をつけてません。(真顔) だが手を出したら殺す。慈悲はない。


リック : じゃあお手つきカウントにしておいたほうがいいかなって……。


クラウディア : うん。手は付けてないけどウチのなんで……。


アマランタ : クラウディアちゃんの貴重な威嚇シーン。


エルヴィン : パディ。(お手つき)


クラウディア
 : ヴィクターさんED疑惑の次はロリコン疑惑が立つの?


ヴィクター : ヴィクタ—はロリコンじゃないもん……でも女の子の方が良いじゃん、絵面も……。


アマランタ : 男の子を女の子にすればいいのでは?(閃き顔で) ……なんでもない。


エルヴィン : ママになるんだよ。(?)


クラウディア : ……なるほどなぁ。


ヴィクター : なるほどなあ。(棒)

リック : 男性だと パディ(吸血鬼、ヴィクターさんの雄) ニール(フリー) ニクラウス(クラウディアガード) アルカージー(フリー) クォート(負傷者、フリー)


アマランタ : ヴィクターさんの雄。


クラウディア : ニクラウスは死なない程度なら何してもいいよ。


アマランタ : ニクラウスく~ん、めちゃくちゃ痛いけどちょっと我慢してね~。


クラウディア : だから滅茶苦茶痛いことのあとに滅茶苦茶気持ちいいことをすれば(ry (慣れたら血を吸われる痛みでパブロフの犬状態なニクラウスが見れるのだろうかと思ってしまい) ……すまんて。


アマランタ : (だぶぴ)


リック : 選択肢を狭めていくと

 ①バンビーナ …… 少女 ちょっとオーラが危ないっぽい?
 ②ニール …… 青年 吸血鬼の存在は認知してる やや警戒されている? 風呂場に連れ込んだ。
 ③クォート …… 負傷者 おじさん趣味の開花。
 ④アルカージー …… 少年 ショタコンへの道。
 ⑤ニクラウス …… 青年 死なない程度なら良いという許可がクラウディア様から出た。



クラウディア : ニクラウスは最悪の場合自分の餌にしようとは思ってたけど、まあ、自分より先にヤバそうな人たちおるし……。


リック : ブラッドプール2組が居ますからねぇ……。


ST : こんばんは、本日はお待たせしてしまって本当にすみません。


アマランタ : いえいえ、おつかれさまです。




 【子供部屋へ】




ST : さて……なにやらよからぬことがあったらしい台所。

 一度整理をいたしますと、現在こうなっていたのが、一巡したところ。


 ・医務室 : クォートヴィクターフィオナ
 ・カルディナの部屋 : ニールアマランタ
 ・食堂(待機) : ルーディアニクラウスバンビーナアルカージークラウディアエルヴィン
 ・台所 : アイリセレナリック
 ・放置 : パトリック (たぶんラルの部屋)


 ……まあ放置はともかく。


リック : 放置はさておき。


ST : あなたがたは血の飢えを感じながら、おのおのの行動を終える。



リック : この夜を越すと1にな~る。


ヴィクター : 超ピンチ……。



ST : そこでひとつ確認しましょう。一巡したあと、食堂に戻らない人はいますか?


リック : 食堂に戻る派です。


エルヴィン : ちびっこをつれて食堂に戻ります~。アルカージ君やバンビーナちゃんが何処かにいってしまうようなら保護します。



アマランタ : うーん、二ール喰っちゃうべきなのか……。よく考えたら無駄に二人で行動している。



クラウディア : アマランタ姉さんの誘惑シーンですか??????

 ●REC


リック : アマランタさんのサービスシーン!!


フィオナ : クォートさんを一人にするわけにはいかないので、医務室に誰か残ったほうがいいですよね。


エルヴィン : アマランタさんは今吸血チャンスだけど、痛みが出るから簡単に血を吸う判断が出来ないのよねん。


リック : 重要人物っぽいので一人にするとあっさり死にそうですね。>クォート


エルヴィン : 怪我しているし今、目をはなしたら残念な結果になりそう……。>クォートさん


クラウディア : 貴重な情報持ちなのでまだ死なせるわけにはいかないよね。


リック : 胡乱なおじさまは好きなので個人的にも死んで欲しくなさはあります。



ヴィクター : クォート問題なさそうなら戻りたいです派。 あ、でもクォートについている必要があるようでしたら、僕が残ります・


フィオナ : 医務室に残って、クォートさんの様子を見ます。



ヴィクター : クォート手負いだけど女性と二人っきりにしたくないマン。



アマランタ : ST、現在のおよその時間をきいても大丈夫ですか? (夜の近さによっては戻り際で二ールに吸血仕掛けようかどうか考えています)


ST : ひととおり探索などをしたため、それなりに更けてきてはいます。あと一巡ほど何かしたら寝る時間かな、くらい。

 短めの行動か、夜更かしするならもう少し確保できるかも。



リック
 : 食糧確保頑張ってください……今後 1:1 になれる可能性は低いですから……。


アマランタ : 従僕で吸血狙うキャラ設計だったので、一対一だとなかなか吸血が難しいウーマンアマランタ。支配かけてワンチャン……。(沈痛)


クラウディア : そう……今がチャンス……!


リック : そうなんですよね、うん。集団行動推奨にしたはいいものの、吸血の難易度が跳ね上がったんですよね。


クラウディア : 正直わたしも補充しておきたさはある。どっかでやらないとなぁ。


エルヴィン : 明日になるまえにさすがに吸血鬼っぽい事しないといけないもんなぁ。(悩)


ヴィクター : 誰狙うといいかなー、ルーディアちゃんかニックが好ましいけどガードかたそうだし……。


クラウディア : ^^^^^^^^^^^^


リック : ルーディアちゃん&ニクラウス。(クラウディアさんバリア)


ヴィクター : まずは壁となっているクラウディアちゃんを狙うという手も一つ。


クラウディア : ほう……? かかってくるか?


アマランタ : まさかのヴィクターvsクラウディア……?


リック : (物理)で行くとヴィクターさん勝利っぽいんですけど、訓えの使い方次第ではクラウディアちゃん強いのよね。


ヴィクター : やめとくよ。(´・ω・`)


クラウディア : 本人も取ったことを忘れかけている威厳があるんですよね。なんかRPに絡ませて使えればなーと思いつつまだ使ってないんですよ。



アマランタ : ありがとうございます~。では、食堂に戻らず、 「もう一つ行きたい場所がある」 と二ールに声を掛けます。


ニール : では、ニールはいささか不思議そうに振り向き、頷く。 「どちらへ?」


アマランタ : 「上の子ども部屋を確認させてはもらえないかしら?」 医務室周りに何者かが潜んでいた痕がないか、見ておきたいのよね、 と二ールに。

 (人間は下のフロアの方に入るはずだから、3Fまでいけば若干声が出たとしても何とかなるでしょう……)


ST : わかりました、とニールは頷く。


アマランタ : では そういうことで、子ども部屋の方に連れて行ってもらいましょう。


ST : では3Fへ向かい……子供部屋までいくのかな?


アマランタ : はい。鍵を開けて貰ったら、中からちょっと声を掛けて部屋に呼び込み、<支配>で静かにしてもらいつつ噛めれば……というプランです。


ST : 了解。……子供部屋の前。ドアに何か弄った痕があり、ニールは訝しげにドアを確認する。


アマランタ : 「どうしたの?」


ニール : 「いえ。……鍵に、弄った跡が。稚拙なものではありますが、誰かが入ろうとしたのかもしれません」



アマランタ : 楽屋:チラッ 間違いないこれはマルカヴィアンの仕業。


エルヴィン : 何もしてないよ! 心意気という針金がなかったから、何もしてないよ! 無罪だよ! 扉蹴ったかもしれないけど!


クラウディア : 出~! マルカヴ式悪戯奴~!


アマランタ : 悪戯する子はトイザらスに連れてってあげないわよ!!!(俵抱え)


リック : キッズwww



アマランタ : 「……それは気になるわね。中に何かあったのかしら……開錠をお願いできる?」


ST : わかりました、とニールはうなずき、マスターキーを取り出す。鍵束から、客室に使ったものより少しごついデザインの鍵を取り出すようだ。


アマランタ : 「こちらは鍵のデザインが違うのね。主のプライベート空間ということかしら」


ST : 鍵は勿論なんなく開き、止めなければ彼が先んじて入ろうとする。


アマランタ
 : では泊めずに先に入ってもらいましょう……訂正、では止めずに先に入ってもらいましょう。



リック : 宿泊。


フィオナ : 本日の誤字第一号。


ヴィクター : 宿泊。(意味深)


アマランタ : ><



ST : す、と彼がいちど息を吸ったのが聞こえた。……扉がかすかな軋み音を立てて開く。


アマランタ : 緊張するな……さて何が出るか……。



クラウディア : おとなの遊戯室(意味深)?


アマランタ : 今から君に酷いことをするんだよ。(?) うっかりなんかイベントが発火してないかドキドキしています。


リック : イベント着火インフェルノゥ。


クラウディア : カム着火ファイヤー?


リック : それそれ。うろおぼえ。



ニール : 「ここは」

 「子供部屋であると、聞かされておりました。しかし、主のお子様の姿なるものを、私は目にしたことがございません」


アマランタ : 「いつか生まれる子供に……ということではないの? 部屋を改めて準備するのも大変なものでしょう」

 「貴方は主に仕えて何年になるの?」
 世間話をしつつ、二ールが部屋に入るのを見ているよ


ST : ……室内は埃にまみれていた。ずっと、ずっと打ち捨てられてきたかのような、分厚い埃がそこには積もっている。


アマランタ : うわあ、想像以上に。

 (ここまでだったか……暴れられたら痕跡が残ってしまいそうだけど、まあ仕方がないわね……)


ST : 室内には確かに、背の低い机や赤ん坊に使う揺りかご、お包み、あるいは卒業式に似合うだろうガウンといったような、子供向けのものがある。

 あらゆる年代の子供に向けた品物が、埃に埋もれて乱雑に打ち捨てられている。


ニール : 「そうなのかもしれません。いずれ、生まれる子供に……」 彼は、自分でもその言葉を信じがたいような口調でもって、呟くように応えた。



クラウディア : 狂気を感じる。SANチェックです。


フィオナ : 想像するとかなり怖い部屋ですね。子供用品がたくさん打ち捨てられてるって。


エルヴィン : このうち捨てられた感じ、COCならSANチェックだし、インセインだったら恐怖判定だし、キルデスだったら死にますね。


クラウディア : ニールすら掃除しなかったのここ? 屋敷の部屋なら普通掃除してると思うけど、長いこと鍵すら開けてない雰囲気ってことはなにかあるな。

 とか適当なことを言っておく。今日あまりにも頭の悪い発言が多すぎるからな!


アマランタ : この風景、ネクロニカでよくみた。(?)


リック : キルデスだったら死にますね のオチ感。


エルヴィン : 存在がオチのルール、その名もキルデスビジネス。(?)


クラウディア : キルビジだったら死ぬか掃除機で掃除した結果ホモが生まれるのでは?



アマランタ : 「……主はだいぶ準備のいい方だったようね」


ニール : 「……私はずっと主に仕えて参りました。ずっと」



アマランタ : 今二人はもう室内に入っている、と思っていいのかな。アマランタは入ったら部屋の扉をさりげなくきっちり閉めます。


ST : OKです。扉がしっかりと閉じられる。


アマランタ
 : 「そう。ずっと……。貴方は主を怖れているようなのにね」 二ールに数歩近寄ろう。彼はどちらを向いているかな。


ニール : ぴく、と彼の肩が動く。

 「なぜ、そのようなことを?」
 彼は、子供部屋の奥を見つめている。あなたの方を、向いていない……。


アマランタ : 「貴方は館の客人に対して使用人として完璧に働くけれど、その一方で、とても怖れているようだからよ。 今もそう……この子供部屋の様子に、本当は疑問を持っているんでしょう?」

 「でも、あなたはそれを直視しないようにしている」

 「本当は怖いんじゃない? 主から逃げ出したいんじゃない? どうかしら、二ール」


ST : ……彼はあなたの言葉を、子供部屋の奥を見つめたまま、静かに聞いている。

 その肩がかすかに震えているのが、あなたの眼にはわかる。


アマランタ : 「主から逃げる手伝いをしてあげましょうか」 くすっ。



リック : アマランタさんに誘惑されたり懐柔されたい……。


クラウディア : アマランタさんにヒールで踏まれたい。


ST : クラウディアさんとリックさんのアプローチのちがいがじわる。<アマランタさんに~


エルヴィン : りっくん(の中の人)はMPの攻撃に弱くて、クラウディアちゃん(の中の人)はHPの攻撃によわいみたいなアレ。>アマランタさんアタック


ヴィクター : 誘惑されたい~~~。


アマランタ : りっくんは誘惑しても懐柔しても落ちてくれないでしょう~。(笑顔)


リック : 性的なアプローチではなく損得勘定コミでの駆け引きで懐柔されたいッ!!(詳細)


アマランタ : 詳細が来た。


エルヴィン : MPを攻撃というよりバステを付けられたい感じかな?


アマランタ
 : クラウディアちゃんの中の人は何でそんなにヒールがお好きなの!


クラウディア : いやあ、こういうかっこいいえっちなおねえさんのヒールに踏まれるのっていいじゃないですか……。


リック : 落ちなさそうだからこそ堕ちたいという気持ちわかってくださいよアマランタさん~。


アマランタ : こちらも気を付けないとぱっくり噛まれそうだからな~~~~。狐と狸が並んで笑うの図。蛇かもしれない。


リック : 蛇っぽいですね…… んか人間の堕とし方が。

 フィオナさんはドーベルマンみたいなイメージがあります。
 兄さんは子猫、クラウディアちゃんはロシアンブルーとかそのあたりの気難しくてお高い猫。

 ヴィクターさんは……野生にいそうな…… ツキノワグマとかでしょうか……?


エルヴィン : 「にゃんにゃんお! カニカマとか食べたいから可愛い声で鳴くお!」 (=・ω・)


リック
 : 兄さんカワイイ~~。(かいぐり)


アマランタ : フィオナさんがスマートな輪郭の大型犬というのとてもよくわかるイメージ。野生のヴィクターさん。


ヴィクター : やせいの ヴィクターが あらわれた!


リック : 野生、大型、肉食、毛もさもさ。


ヴィクター : クマ系か~。


エルヴィン : ヴィクターさん(ベア系)という語感が、全く違う意味に思える。


リック : くま専ヴィクターさん?


フィオナ : ベア系……世界は広いですね……。


ヴィクター : クマ系はまだいいかな……ヴィクターはおねえちゃんといちゃいちゃしたいよ?


エルヴィン : まだ……今後はウェルカムの可能性もあるのだろうか……?



ニール : 「……何の事でしょうか? 怖れているなどと、そんな」 珍しく、語尾が震えた。あなたから一歩下がろうとする。


アマランタ : 「館が焼け落ちても盤面を作り直す主、”子ども"にくくることができる者を乱雑に詰め込んだ部屋を作る主、人間ではない主、——人間も人間でないものも喰らう主」

 「ほら、貴方すっかり震えているじゃない、これで怖れていないというのは無理があるわ」
 「違うというのなら、私の目を見て言ってみせて」



ニール : 「…………」


アマランタ : 優しげに笑んでみせて、二ールの対応をまちます。


ST : 彼は応えない。その代わりに、あなたから視線を逸らしたまま口を開く。


ニール : 「…………この館は一度、確かに焼け落ちました。我々もろとも」

 「ですが、私はここにいる。彼女も」


アマランタ : 「彼女?」


ニール : 「セレナが」


アマランタ : 「彼女も、貴方も蘇らされたと」


ST : 彼は、小さく頷く。


アマランタ : 「だから、主から離れられないのかしら?」



フィオナ : 館が燃えたときにこの二人も巻き込まれている、と。本当に生き返らされたのか、それとも幻覚か何かなのか……。


アマランタ : これまでの流れで、実はセレナが主だったのですパターン来るかなってちょっと思っていたことを懺悔しておく。



ニール
 : 「……ええ。私は、この館とともにある身でございます」 私は、と。


アマランタ : 「では、セレナは?」


ニール : 「彼女は私ほどには知らず、囚われてもおりません。館が焼け落ちた瞬間も、覚えていないのです」


アマランタ : 「つまり、貴方は、全てを覚えているわけね」


ST : 彼は、苦しげに肯定する。



クラウディア : 時々でいいから皆の事思いだしてください。


リック
 : ラルとジェイ。(透明度80%の笑顔) カルディナ。(透明度98%)


アマランタ : ここにいるぞ!!(霊媒)


エルヴィン : ラルも囚われている組かな? 何度も透明度があがったりさがったりする人と、全くの新規の人がいるっぽいのかな。


クラウディア : 透明度が上がったり下がったりwwwwwwwwwwwwwww


エルヴィン : 自動保存されたところからやり直しされたり、色々ね?


リック : 透明度があがったりさがったりwwwww


アマランタ : ロールバックするデータに記録されてるかどうかか。(?)


ST : だいぶんわかりにくいのでSTから少し出しておきますと、「繰り返しのバックヤード組・2度目組・新規なひと」に大まかにわかれます。


リック : バックヤード:召使 二度目:クォート確定 新規:我ら


ST : 繰り返し組の中に、さらにちょっと差があるのかもしれない……? というところですね。


エルヴィン : 繰り返しでも、ニールさんは「すぐに二周目をはじめる人」くらい記憶が残っていて、セレナさんは「リメイク版で数年ぶりにやったひと」くらいの記憶しかないのな。


ST : なにその久々に世界樹4やったら思った以上にいろいろ忘れてたSTみたいな記憶。


エルヴィン : セレナ「何となくこのスキルをとっておけばいいと思ったんです……」(汗) みたいなアレ。


アマランタ : 「そのスキル、前作から変更掛かってるんだけど……」みたいな。「えっ前作にはこのパラメータなかったのに?!」とか。


エルヴィン : 何となくニールさん的に「前回の周回にいた○○さんはいい人だったのに今回はハズレだわ~」みたいなのありそうな気がしてきたゾイ!



アマランタ : 「それは、恐ろしかったでしょう」 更に距離を詰めて、触れられそうなら相手をなだめるように背中でも撫でてやろう。

 「そのうえ、ここから逃れられないともいうのなら」


ST : 彼は身を引こうとするが、その背が壁に当たる。



アマランタ : 二ールさんに心から申し訳ない気はしているのだが、ここでさらに辛い目に合って貰わないといけないんだ……。(人間性の低い顔で)


リック : 良心判定くるかな~♥



アマランタ : 「貴方、どうして私の目を見ないのかしら?」 相手の顎に、ごく親しげな素振りで指を掛けよう。 「こちらをみて、二ール」


ST : 丁寧に仕立てられた生地の感触は、あなたの指に心地よい。



クラウディア : えっちだ……えっちだぞ……。(両手にカメラを構える)


リック : (撮影機材一式)(レフ板用意)


ヴィクター : ●REC



アマランタ : 相手がこちらを見ないにしても、まあそのまま首筋を辿って、ネクタイに指をかけて解こうと試みるわけです。


ニール : 「…………」 白磁のような滑らかな肌の感触が、生命の温かさをもってあなたの指に触れる。

 視線を逸らしきれず、彼はあなたの眼を覗くことになる。
 するり、とタイが抜かれる。


アマランタ : 「そう、いい子ね。……これから貴方に酷いことをするけれど……"静かに"していてね」 優しく首筋を撫でた一方で、<支配>を二ールへ。



ヴィクター : ヒュゥ~。


アマランタ : 二ールさん結構可哀想なポジではないのか……。(壁ドン顎クイしながら)


エルヴィン : アマランタさんのこの「イケメンな彼女」感!



アマランタ : (支配1 下命) だった。


ST : 了解。交渉+脅迫、難易度7で判定を。


アマランタ : 6b10>=7 脅迫2 交渉4 (ころころ) DiceBot : (6B10>=7) → 4,10,10,1,7,2 → 成功数3 成功2。こわぁい。



リック : ヒューッ 良い出目! だが1は消えない。


アマランタ : 1は消えない。(銀の手は消えない)


フィオナ : またも邪魔をする1。


エルヴィン : 1 < こんにちはー!


アマランタ : T○KI○みたいな顔をしてやってくるんじゃない!



ニール : 「…………!」 わずかな強調。彼は何かに気付いた様子で身を震わせる。しかし、彼が言葉を発することはない。


アマランタ
 : 「そう……いい子ね。大丈夫、…………そこまではつらくないわ。炎に巻かれて死ぬよりはね」 猫なで声で囁くと、服に隠れる程度の場所を狙って、吸血させて頂きます。


ST : ……あなたの牙が、彼の肌に食い込む。きよらかで、あまい、かぐわしい香りがあなたの鼻腔を満たす。



ヴィクター : やめたげてよぉ!


アマランタ : 流れで首を狙ってたけど 別に首から吸わなくてもよかったな???


クラウディア : えっちなのでいいと思います。


ヴィクター : うむ。すばらしい。


エルヴィン : えっちなのはいけないとおもいます!(いいです)


クラウディア : 「酷いこと」って言いまわしと「いい子ね」の味わいの深さ最高ですぞ。


アマランタ : 「酷いことはしないわ。……とても酷いことをするのよ」 っていうタイプの女狐です。ウヒヒ、ありがとうございます!


リック : ンン~。(ワインをくゆらせる仕草)


クラウディア : おいおいご褒美かよ。



アマランタ : 殺害するつもりもないし、1点分、そう1点分だけ、まずは分けてもらうだけ……。


ST : 彼はがくりと背をそらせると、己が手で自らの首を押さえつけた。あなたが血を吸い上げるたび、びくびくと身をそらせる。


アマランタ : (生き返ったという者の血液も、やっぱり人間の血液なのね……) がっぷり。


ST : あなたは察する。自らの首を絞めるがごとく押さえつけるのは、あなたの命に従うため、思わず上げそうになる声を押しとどめるためなのだと。



アマランタ : パパー! このひともってかえりたい!!!(きらきら)


リック : 控えめに言って最高です。


クラウディア : 声をこらえる男性ってすごくよくないですか???????


ヴィクター : 最高。


エルヴィン : オラ! 手袋とか噛んで痛みとかこらえろ!(パン)


リック : 兄さんが年齢相応のこと言ってる。


エルヴィン : いけない、ぼくは全年齢対象のエルヴィン!(CERO:A顔)


クラウディア : この卓の雑談が絶対にシリアスにならないの本当好きだよ。概ね自分のせいな気がするが気のせいだ。



アマランタ : (本当にいい子ね二ール) 目を細めて。 (可能ならば血液を分けてみたいけれど……)


ST : びく、びく、と彼の背が震えるのが、あなたの指に伝わる。

 ……あなたは不意になにかの気配を感じた。


アマランタ : 身をひきはがして振り返りましょう。



リック : おっカラミティルージュ飛んでくるか?


クラウディア : ほら西部から戻ってくるのよりっくん。


アマランタ : 長子に乗ってカードを積んでいこうとしたら、カラミティルージュパスされた気がしますね。 ……訂正、調子にのって。


クラウディア : 主「ニールにそれ以上手を出すとおこだよ! ポコパンしちゃうぞ!」


アマランタ : 「いずれ貴様から貰ったこのカードで貴様を殴って野郎」 ×野郎 ○やろう


リック : 殴って野郎。


クラウディア : 今日も誤変換ニキが絶好調でうれしいです。


エルヴィン : 長子が野郎だったり今日もアマランタさんのキーボードはおイタがすぎますね。(笑顔)


クラウディア : アマランタさん(の中の人)の誤変換はエンタメ。


ST : 誤変換はエンタメという言葉にふるふるしているST。



アマランタ : 「――――」 先覚1の感覚で辺りを探るけれど。


ST : 部屋は静まり返っている。また、感じたはずの気配も、吸血をやめるとすぐさま消え去った。……何も感じない。



リック : あっ。(察しがついてしまった顔) アマランタさんそれ以上彼の血を吸わない方がイイカモシンナイ。


エルヴィン : ニール(お手つき)だった可能性?



アマランタ : (……今の気配があの主のものだとしたら。随分しもべを気に掛けるのね……?)


ST : 特に、気にとめるようなものは、何も。

 ただ、あなたの感覚はひとつのことに気付く。
 さきほどの気配は、外側から感じたものではないのではないだろうか?


アマランタ : (…………ああ。そういうことかしら…………)(フィオナ、すまないわね。しくじったかもしれないわ)

 これまでの吸血で、僅かに体に満ちた血、それでひとまずのところは我慢しておきましょう。


ST : 吸血1点は問題なく可能です。彼はぐったりとその場に倒れ、苦痛をやりすごすべく荒い息を吐いている。



リック : あ、でも外側なら危惧していた事態ではなさそうです。


アマランタ : いや、 「外側ではないのではないか」 なのでこれ、既につばつけられてる気がします二ール。


ST : ややこしくてすみません、「外側ではない」ね。


リック : 外側ではない……ヤバイヤツだ。


クラウディア : 使用済みニール。


アマランタ : 可哀想な言い方になった!


クラウディア : えっと……じゃあ貫通済み? #もっとだめ


ST : #あかんやつや。


リック : すでに 「しもべ」 なのでしょうな



ST : では……このシーンは以上かな? 食堂に戻る? 移動する? ここにいる?


アマランタ : 「……そう、そういうことも可能になるのね。吸血鬼の血というものは」 一人ごちると、 「よく頑張ったわね」

 かがんで、二ールの傷口を舐めて痕跡を消し、ターンエンドです。
 この後は素知らぬ顔で食道に戻ります~。

 ○食堂 ×食道


ST : 彼は、涙に濡れた眼で、ひとつ頷いた。では、シーンエンド。



リック : 臓物に戻っていくアマランタさんのエンタメ感。


クラウディア : 消化されちゃうのかぁ。


アマランタ : ぼくはわるくない……ここ一週間臓物の話を書いてたせいだもん……ぼくのせいじゃないもん……。(エッエッエッ)


エルヴィン : 消化されちゃったんだねぇ。


アマランタ : もぐもぐ。


リック : 臓物の話を書いていた。


アマランタ : (澄んだ目)


ST : では、本日はここまで。


リック : お疲れ様でした!







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