>> 第三十回 / 落下物






 重く鈍い鐘の音に怯え戸惑う者がいる。
 彼ら、彼女らは館が一室にて一体何を考えるのか。
 館の主と思しき影は、それぞれに暗い影を落として……。

 重く響く鐘が音に導かれ、闇夜を駆り立てる者もある。
 彷徨い出るは夜の庭。
 鬱蒼と茂る森へと向かい、途切れた足跡は何処に消えたるか。





エルヴィン : こんばんはですぞ~。


クラウディア : スライディング! セーーーーフ!!!!! こんばんみ!


ヴィクター : こんばんにゅあ!


ST : さて、問題がなけれb ……STに問題があった。なんか改行が変なので入りなおしてきます。



 【「ST」がログアウトしました。】



クラウディア : 大丈夫じゃない、問題がある。だったか。いてらさい。


 ―― その後、ST暫し戻らず ――


リック : (背景の夜空にSTを浮かべつつ)


アマランタ : 


クラウディア : 透明度60%



 【「ST」がログインしました。】



ST : 失礼しました、いつのまにか空にキラリと浮かんでた!


エルヴィン : おかえりなさいませ。(笑)


ST : さて、では皆様問題なければ開始させていただきたく。


クラウディア : 問題なかろうなのだ!!!




 【中庭 → 屋敷内・ホール】




ST : 残された足跡の謎。途切れた手がかり。館は静かに、影のように浮かびあがって見える。

 館の扉をくぐると、変わらぬ様子のホールがあなたがたを出迎えた……というところからの開始です。


アイリ : 「なんか、薄気味悪いな。いまさらだけどさ」 アイリが珍しく、そんなことを言う。


フィオナ : 「まったくだ。こんなところは早いうちに出て行きたいものだな」


リック : 「何処までの超常現象を ありえない と言って良いのかわかりませんからね、この状況……」 アイリのつぶやきに、腕を組んでううんと唸る。


アルカージー : 「わけがわからないよってやつだよねん」


ST : ホールの中にあるテーブルに置かれた置物は、相変わらずそこにある。


ヴィクター : 「だなぁ……いったい何が隠れているのかわかんねぇな」


ST : さて、どうなさいますか? ホールを出る? なにかする?


フィオナ : 「そういえば、この置物いつからここにあるのだ?」 と、ふと気になったという様子でアイリさんとアルカージーさんに聞きます。


アイリ : 「へ? あんまり気にしたことないな。前からあったんじゃないのか?」


アルカージー : 「趣味悪いよねん。同じくー」


フィオナ : 「誰か、触れたり動かしたりした者はいないのか?」


アイリ  「いや、知らないな。自分はやってないけど」


フィオナ : 「掃除などの際に動かすこともあるだろうと思ってな。それに、これだけの客がいれば、誰か一人ぐらいは触っていると思ったのだが」


アルカージー : 「んー、趣味の悪い置物を撫でる趣味はないんだよねん。ニールとかセレナなら触ってるんじゃない?」 <掃除とか


ST : さて、あなたがたがそうやって置物を気にしていると───―登場している全員、知覚+警戒で判定。難易度7、これは聴覚による判定。


リック : 2B10>=7 警戒?ないよ (ころころ) DiceBot : (2B10>=7) → 9,6 → 成功数1


フィオナ
 : 2b10>=7 知覚+警戒 (ころころ) DiceBot : (2B10>=7) → 6,2 →成功数0



アマランタ : *デデーン*


フィオナ : きた!



ST : オプッ。 (シークレットダイス)(ころころ)


ヴィクター : 知覚が4で警戒が3……聴覚で-2の場合は、難易度が5?


ST : ですです。


ヴィクター : 7b10>=5 (ころころ) DiceBot : (7B10>=5) → 5,10,9,2,4,7,7 →成功数5 やったぜ。



クラウディア : イケメン!


アマランタ : さすがのおみみ。おみみごと!


リック : 1がない! すごい!


ヴィクター : これは女性の株も上がるのでは……?


アマランタ : フィオナさんへのアピールチャンス……?


クラウディア : この場にいないのでノーチャンです。



ST : おお、見事! 真っ先に気づいたのはヴィクターさん、あなただった。


ヴィクター : 「ん?」


ST : カツン、ガタッ。 ……上で、吹き抜けの上で、微かな物音がした。 見上げる?


ヴィクター : 「なんだ?」 音のした方をチラリと見上げます。



リック : SANチェック案件のかおり。


ヴィクター : コワイヨー。



ST : では、あなたは見た。そこに、だれかがいる。

 そのだれかは重たそうな荷物を持ち上げていて、それを、吹き抜けの上から──。



アマランタ : ドゥーン



ST : 直後、アイリの 「危ない!」 という声が響いた。そのときになって、リックさん、あなたはそれが落とされるときのガタンという音に気づいた。


リック : 危ない、という声に、反射的に壁の方へ退きます。


ST : というわけで おもたいもの があなたがたの上に落ちてきます。位置的にはちょうどヴィクターさんの上くらい。


ヴィクター : ぴゃあ。



リック : ヴィクターさん 「ぴゃあ」 じわじわ。(かわいい)


アマランタ : ギャップである。


エルヴィン : 口では「ぴゃあ」と言わないけど、よけるポーズにぴゃあ感ありそう。


ST : ぴゃあ感。(笑)


クラウディア : ぴゃぁ。



ST : 避けるならば、ヴィクターさんはしっかり気づいたため、敏捷+運動を難易度5で判定を。


ヴィクター : 殴ってもいいけど、ここは避けますよ!


ST
 : あ、ごめん訂正、敏捷+回避にして。


ヴィクター : えーと、敏捷が2で回避が……ないのか。ないのかよ。


リック : ないの!?


ヴィクター : ナイヨ……。 2b10>=5 (ころころ) DiceBot : (2B10>=5) → 4,8 → 成功数1



クラウディア
 : 回避がない。(笑)


ST : 運動はあるのになあ。


ヴィクター : 脳筋ガード不可系男子にしたから……。


リック 
: ヴィクターさんは戦闘系なら全て持っていると思っていた時期が僕にも。


クラウディア : うん、先入観で戦闘系網羅してると思い込んでた。(笑)


アマランタ : 同じく。(笑) 回避(物理)なんですね……。


フィオナ : 避けないという美学ですね。


エルヴィン
 : 攻撃は避けない……どMかな?(



ST : 間一髪のところで、あなたはそれをかわした! ズゥン……というほどではないかもしれないが、大きなスーツケースが床に食い込む。


ヴィクター : 「ひぇ……アブねぇなぁ……」 ひらりと優雅に……とまではいきませんが、なんとか回避できてよかった!



アマランタ : スーツケースか……。


エルヴィン : 中身が怖い。(震)


クラウディア : 中にエスパー伊東が???


エルヴィン
 : 顔だけトランクから出ている? それはそれで意志力の判定が必要だな……。



ST : あ、スーツケースじゃなくてトランクって書いてたな。再度失礼、トランクね。


リック : 「トランクって…… 危ないじゃないですか!」 上に向かって一応批難の声はあげるだけあげておく。


フィオナ : 「な……いったい何事だ!?」 と今頃になって慌てます。


リック : このトランクケースに見覚えはありますか? あと落ちてきたものの容量はいかほどのものでしょう。


ヴィクター : 『だれか』はまだそこにいますかね? いて捕まえられそうなら捕まえたい。


ST : では上を見たリックさん。人影は立ち去ろうとし、──全員、意志力で判定。難易度6。


リック : 7B10>=6 意志力 (ころころ) DiceBot : (7B10>=6) → 3,4,7,10,2,9,2 → 成功数3


フィオナ : 8b10>=6 意志力 (ころころ) DiceBot : (8B10>=6) → 4,8,6,2,5,4,2,8 → 成功数3


ヴィクター : 5b10>=6 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 6,8,7,1,10 → 成功数4


ST : 「だれか」は二階にいるため、物音に気づいていた人(リックさん・ヴィクターさん)は階段をダッシュすれば捕まえられるかもしれません。

 敏捷+運動を難易度6

 なお、意志力での判定ですが、判定値を均等めにするための裁定で、実際は幸運判定に近いようなものです。


リック : だっしゅします!


ヴィクター : ダッシュ! します!


ST : (シークレットダイス)(ころころ)

 では、まず意志力判定の結果から。
 あなたがたは幸いにも、トランクに次いで落ちてきた、小さな「なにか」を頭で受ける羽目にはならずにすんだ。

 それは、床に落ちてペチャッと音を立てる。

 トランクについてはちょっとまってね。



クラウディア : 出、出~~~クォートの生首~~~~~!!!!



ST : ダッシュする人たちは敏捷+運動を難易度6で判定下さい。こちらの敏捷+運動との対抗になります。


ヴィクター : 敏捷が2、運動が3で難易度6判定 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 2,4,5,4,3 → 成功数0


リック : 3B10>=6 敏捷3 (ころころ) DiceBot : (3B10>=6) → 4,3,2 → 成功数0


ST : どちらも成功してないのお!?


ヴィクター : 大人になると走るのが苦痛だよねぇ。


ST : では──あなたがたはどちらも、「だれか」に追いつくことはできなかった。ただし、ヴィクターさんはその後姿を見ることができる。

 あ、いかん、こちら振ってないや。ファンブルの可能性あるもんな。

 (シークレットダイス)(ころころ)
 うむ、ファンブルということはなかった。あなたがたは追いつけない。


リック : 分かった! ヴィクターさん、追いつけなくても何か投げるんだ! リックとか!!(手近)


ST : リックさん投げるのお!?



ヴィクター : NG:「何か投げるものは……」 そう見渡したヴィクタ—の目に映ったものは、整った顔の青年だった。ヴィクタ—はリックを思い切り投げた。


ST : 別に投げてもとめはしないけど。


フィオナ : 意外といい案かもしれません。


リック : 絵面が面白い。(頷)


ST : それは事実。 >絵面


ヴィクター : 合体技を披露するか悩むところですねぇ。


フィオナ : やってみる価値はあるかと。



リック : 投擲が当たればどうにかならないかなあ!?


ST : さてどうする? 


ヴィクター : 「待ちやがれ!!」 周りに物があれば投げておきたいところではありますが……。


ST : 周囲にこれといったものはない。


リック : 「だれか」が絨毯の上を走っているなら、絨毯を思い切り引いて転ばせたいところです。

 もし絨毯とか特にないぞ! ということだったら投げれるものはここにあるぜヴィクターさん。


ヴィクター : 投げられそうなものはない。ヴィクタ—はちらりとりっくんの方を見る……。

 (投げて外れたら……さすがにまずいよなぁ)
 ということで、投げられそうなものがなければ投げません。りっくんも投げません。



エルヴィン : りっくんが投げられ待ちしてる……?(


ヴィクター : これ、りっくんなげてファンブルでて死んだらやだもんねぇ。


リック : 打撲ダメージじゃしなないから!!!!!


クラウディア : メタいことを言うと死んだら困るのはSTだから死なないよ。()


リック : うんまあ死ぬ確率があったらST止めてるやろな。()


ヴィクター : なんでみんなそんな投げてほしそうなの。(笑) イケメンは投げないよ!


リック : 投げられたいのではなく、犯人を取り逃がしたくないだけです。


フィオナ : この場においてもっとも有効な方法ですからね。


リック : イケメンは空を飛べるんだよ! (某新聞記者談)


クラウディア : くっそwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


ヴィクター : へぇ、飛べるんだぁ。(棒) 流石に人を投げると、人間としてどうかと疑われそうなのでね、投げません。人間じゃないけどね~。



ST : お、それはありえる。ではリックさん、うまいことじゅうたんを引けるかどうか、ちょっとまってね何で判定かな……

 変則的だけど敏捷+筋力を難易度6で!


リック : ヴィクターさんも手伝いに入ってくれるのかな?


ヴィクター : できるのかな?


ST : お、ヴィクターさんが手伝うならヴィクターさんの筋力を加算していいよ。


ヴィクター : ヴィクタ—の筋力は5だよ。


リック : やったあ! ヴィク筋5+筋1+敏捷3=9 で、私が振ればいいかな?


ST : うん、リックさんがどうぞ。


リック : 9B10>=6 (ころころ) DiceBot : (9B10>=6) → 5,9,10,9,2,8,6,7,6 → 成功数7


ST : シークレットダイス (ころころ)


リック
 : っせえい!


ヴィクター : どっせぇい!


ST : では、お二人は息を合わせて、絨毯を力いっぱい引いた! 「だれか」はかまわず駆け出そうとするが、足元にあるものが動いてはうまく走れない。

 結果、その 「だれか」 は絨毯の上に転ぶ羽目になった。
 近づきますか?


リック :確保確保!


ヴィクター : カクホジャー! 逃げないうちに近づきまっす。



クラウディア : そいつがルパンだ~~~~!


リック : とっつぁん!



ST : では、あなたがたは「だれか」を確保した。どこかで見たことのあるような背格好だ……どこかで……というか。


クォート : 「あァ、放せ!畜生!」 というか、クォートだ。



クラウディア : 血袋確保ですね!()


リック : NG「もう死んだとばかり!」


アマランタ : NG「てっきりスーツケースの中身だと思ったのに!」



フィオナ 
: 彼が生きているとなると、さっきトランクと一緒に落ちてきたのが何なのか気になりますね。


アマランタ
 : アイリと同じパターンなら、ただの荷物という可能性もありそうですが、まあ開けてみるのがよさげですねえ。



リック : 「クォートさん!? 貴方なにやってるんですか!?」


ヴィクター
 : 「誰がはなすかよ」 今のうちにヴィク筋でがっちりガードしますね♥


ST : パニックになって暴れていた彼は、リックさん、あなたの声を聞いてはっと目を見開く。


クォート : 「……あんたら……?」じゃなかったのか?」


リック : 「……ヤツ?」


クォート : 「あァ、奴はどこに逃げた? まだ下にいるのか?」


ST : さて、そこで、妙に血なまぐさいことにあなたがたは気づく。


リック : 「奴って誰ですか? ……というか人違いで死にかけましたってことですか僕たち」 ヴィクターさんとクォートさん交互に見つつ。


クォート : 「奴だよ、あの背の高い、細長い……下にいただろ」 あなたがたはそのようなものを見ていない。



アマランタ : わーい怪異だ、あまらんた(の中の人)怪異大好き。


リック : 彼が生きてるなら、カルディナの遺体引っ張ってきてべシャーしたのかなあ……どうだろう……。


アマランタ : ぺちゃっとしたものってなんなんでしょうね……。


クラウディア : トマトの煮たやつ!!!


エルヴィン : ホールトマトかな?(現実を見ない感じで)



リック : 「いえ……残念ながら、見ていません。……で、その長身痩躯の人物に当てるためにあのトランクケースを放り投げたと?」


クォート : ああ、と彼は頷く。その声はいかばかりか憔悴している。


ST : さて、血なまぐさいとくれば、あなたがた……特にヴィクターさんなどは、その源を思わず探してしまうかもしれない。

 血の臭いの源は彼の両手である。
 その両手は真っ赤に汚れているのだが……その理由はクラウディアさんに起こったそれとは、違うようだ。

 いっぽう、ホールにて。
 トランクと一緒に落ちてきたものはなにか赤いものである。赤くて小さな、液体に濡れた…… 男のものとおもわしき、指である。



アマランタ : ぱ、パディ (?


エルヴィン : パディ(の指)だ。



ST : それはひどく傷つけられており、いくつか落ちてきた指先は、どうも重みにたえかねてちぎれたようだ。

 なお、革のトランクは、クォートの部屋で見たものと同じものと思われる。



アマランタ : ピャアアアア。


クラウディア : 可哀想なクォート! 指以外も同じ目に遭わせてあげましょう!!!!!!


アマランタ : クォート……。



ST : というわけで、ホールと二階での会話は同時進行します。


フィオナ : アイリさんとアルカージーさんの無事を確認します。


リック : えっもしかしてクォートさん指ない


ST : うん。ない。何本かは残ってる。 >リックさん


ヴィクター : 「おい、その手、どうしたんだよ……」 くぉーとの手をまじまじと見ます。


リック : 「ええと、指を回収してきて貰っていいですか」


クォート : 「あァ……、 奴が追いかけてきて、やられた。それで、今度はやってやると思ったんだが……」


フィオナ : 下の二人の安全が確認できたなら、落ちている指をハンカチにくるんで回収したのち上に呼びかけます。 「そちらは無事か?」


リック : 「とにかく傷を見せてくださいね」 し、止血……。 「こちらは無事です! 負傷者一名確保!」


クォート : 「チェッ、煙草が吸いづらくて仕方ねえや。ありがとよ……」 止血は無事に済むだろう。血の臭いが酷いので、食欲は刺激されるかもしれないが。



クラウディア : 反応があっさりしてるなあ。


アマランタ : 興奮状態である、とか理由はあるのかもしれないけど、クォート怪我のわりに元気な。


クラウディア : 興奮してると痛くないからね。


ST : 怪我したなう! って時は意外と気づかないしね。


ヴィクター : 確認すると痛いなぁってなるよね。


フィオナ : 気づいた瞬間が地獄なんですよね。


クラウディア : 知らない間に猫のひっかき傷とか噛み痕が。


ST : お猫様バイオレンスやな。


クラウディア : 寝てる間に噛まれてたりとか……。


ST : お猫様バイオレンスやな!?


アマランタ
 : 猫はバイオレンス。


クラウディア : そして肉球は臭い。猫氏わたしが顔近づけると絶対わたしの口か鼻に肉球押し付けてきて嫌そうな顔するんだけど何なの?



ヴィクター : 「ツバつけて治りそうにはねぇよなぁ……」


リック : 「最新設備があればくっつけられるんですけど……」


フィオナ : 「こちらで人間のものと思しき『物体』を回収した。負傷者がいるのか?」


ST : あ、ごめん見逃した、アイリとアルカージーは無事です。


アイリ : 「けが人だって?」


フィオナ : 「ああ、上にけが人がいる可能性がある」 とハンカチを手で隠しつつ、アイリさんに答えます


リック : モルヒネとかないだろうからクォートさんの口に煙草突っ込んでおきます……なけなしの鎮痛作用!


クォート : 「ん、あァ、ありがとよ」 ちょっと目を白黒しながら、煙草はありがたくいただこう。


ST : 上がるか? とアイリが確認をとってくる。上で合流しますか?


ヴィクター : 問題なさそうなら、クォートから身体を離しておきまする。


ST : では、クォートは、はぁ、と息をついて、壁にもたれる。


リック : クォートさんについておきます。荷物の中身気になるなあ。



クラウディア : 荷物から何が出てくるか予想しよう。


リック : 指が千切れるほどの重量物?


エルヴィン : 開けたら最後ゆーきゃんすとぉーっぷ……。


クラウディア : 札束かな? 金塊かな!?!?!?


エルヴィン : 札束や金塊だったらバスタブにいれて悪い笑顔したい。(錯乱)


クラウディア : わかり手。美女3人くらいオプションで付けてほしい。そんで青年誌の最後のページに載りたい。


アマランタ : (笑) <青年誌の最後のぺジ


ヴィクター : トランクの中からトランクが……そしてその中からもトランクが……。


アマランタ : 終りのないトランク。


ST : 怖いなあそのZIP爆弾みたいなトランク。 >ヴィクターさん


クラウディア : 「新しいフォルダ」「割と新しいフォルダ」「結構古いフォルダ」「それなりに古いフォルダ」 ……そろそろ真面目なこと言わないと怒られる気がするけど人間でも入ってるんですかね???


ヴィクター
 : そこには赤いぶよぶよが……。


クラウディア
 : 食べるとHPTP回復するやつ~!


ST : (すまん……という気分になっているST) >トランクの中身予想大会


クラウディア : 大量のエロ本でも怒らないよ。


リック : 血のにおいの原因はクォートの指だけだといいなあ!


クラウディア : 大量の輸血パックだったら大歓迎です!!!


リック : それは欲しいな!!!!!


エルヴィン : トランクにおべんとうがいっぱい。



ST : 改めて。 上がるか? とアイリが確認をとってきます。上で合流しますか?


フィオナ : 「そうだな。合流しよう」 とアイリさんに答えます。 「アルカージー。貴殿も来てくれ」


アルカージー : 「あいよん」


フィオナ : 可能ならば、落ちてきたトランクも引っ張っていきます。


ST : 上で合流した皆さんは、壁にもたれて……痛みがおいついてきたのか、苦しそうにしているクォートの姿を見る。

 トランクは、フィオナさんが持っていくのはアイリがちょっとしんどそうだが、アルカージーに持たせるなら可。


フィオナ : では、アルカージーさんに 「重いだろうが、運んでもらえるか? 無理ならば持たなくてもよい」 と言います。


アルカージー : アルカージーはちょっと 「えぇー」 という顔をしたが、まあ承諾してくれた。トランクをひきずって階段をのぼる。


ST : 探索組全員、廊下にて合流しました。


フィオナ : 合流後、すぐに指をリックさんに渡します。


ST : 何やら赤くにじんだ布につつまれた小さなものが渡されます。 >リックさん


リック : はい、指いただきました。冷蔵庫に突っ込んできたいところ……。


ST : よくみてみる?


リック : みてみる。


ST : では、指である……のはまあ分かるが、ひどく傷つけられている。

 骨をえぐるような傷がうがたれており、よほどの重量物を支えたというよりは、そもそも指が重量に耐えられなかったのではないかと思われる。

 その状態でトランクを持ち上げた結果どうなるか……については、想像してもしなくてもよい。
 あるいはちぎれてしまった方が楽になったのかもしれない。


リック : (あっ……ううん……この損壊具合では保存しても接合は無理では……?) そっちに気がいった。



クラウディア : スパっと切れてないと接合は難しいんだよね~。


リック : ずたずただとちょっとねえ……現代医学でもねえ……。


アマランタ : (ちょっと指が痛くなってきた)


ST : わりと痛い表現ですまない……。


エルヴィン : 無茶しやがって……。



フィオナ : 「どうだ? 治せそうか?」 とリックさんに聞きます


リック : 「現代医療の限界に挑戦することになりそうです」 と、首を横にふる。



クラウディア
 : 平然とサラミ食いながら聞いててごめん。(クソ)


アマランタ : 文字なんでわりと大丈夫なんですけど、つい手で手を握ってしまっている。(笑) ベーコン美味しいです。


ST : サラミうめえ ? >クラウディアさん


クラウディア : うめえ。前ゲームやっててエグめのシーンに差し掛かった時ちょうどカルパス食ってたこともあった。おいしかった。


エルヴィン 
: グロシーンでカルパスを食べるさだめのものよ。



ヴィクター
 : 「つけてグルグルにまいとけばくっつかねぇのか?」


リック : 「それでくっついたら結構な量の医者が失業しますよ……」



クラウディア : それでくっつくのはパディだけです!


アマランタ : ヴィクターさんもかつては人間だったのに……みたいな顔をしてみている。(笑)


ST : ヴィクターさんのそういうアバウトさきらいじゃない。


ヴィクター : 昔の人ってそういうの多いから……つけとけばくっつくぜー。


エルヴィン : 最終的にはごはんをたべて沢山寝れば大丈夫みたいなやつ。(笑)


フィオナ : 昔の人は本当に生命力強いですよね。



ヴィクター : 「ふぅん? 残念だな……」 よくわからないが いがくというものは むずかしい。 


ST : さて、 クォート[けがにん] を保護し、トランク(と指)をてにいれた皆さん。彼はもはや口をつぐみ、苦しげに息を吐いている……。


フィオナ : 「いろいろと聞きたいことはあるが、まずはこの男を医務室に連れて行こう」


リック : 「ええ……」


ST : なお、指を冷蔵庫にインするなら台所かな? と思われます。

 冷蔵庫で保管しておくなら、ちょっと距離はありますが、宣言を頂ければ描写省略で 「台所へ行って戻ってきた」 ということにしてよい。
 (これ以上パーティを分割するとわやくちゃになりそうなので……)



クラウディア : りっくんまたトイレから戻ってこなくなっちゃうもんね。


リック : 今回は台所のシンク汚れが気になったかな?



ヴィクター : 「だな。背中乗るか?」


ST : 彼はどうにかうなずく。軽口などたたく元気もないようだ。


リック : 指を冷蔵庫にINしてきました。(宣言)


ヴィクター : それじゃあクォート背中に乗せて運びますね。 「よっこらせっと」


ST : 了解。指は冷蔵庫の中で保存されました。では、医務室へ移動でいいかな。


フィオナ : クォートさんの様子から見て、それが適切かと思います。


ST : ではこのあたりで…… 早く彼に尋もn 質問したいこともありましょうが、一度、待機組へ移動します。




 【食堂にて】




ST : さて、一方、待機している皆さん……。

 あなたがたはニクラウスに話を聞いたりした後、めいめいに何かをして時間をつぶしていることでしょう。なにしているのでしょうか?


クラウディア : ルーディアちゃんが落ち着いてる様子なら変わらず。ニクラウスよしよしにもこっそり参戦したりしていました!


エルヴィン : キョロキョロしつつ、他の人がどこにいるか確認してます。ひっそり誰かがいなくなってたら! 困る!


アマランタ : うーん……何をしているんだろう。()

 パニックを起こされたら面倒だから(良心1)、ニクラウスを落ち着かせて、それが終わってれば特に具体的になにをするわけでもなく


ST : かわいい! >よしよし参戦


クラウディア : 担当をこなす女クラウディアです。


アマランタ : この部屋、カワイイ担当がたくさんいるわね。


クラウディア : アマランタさんは美しさと良心1担当ですよ!


エルヴィン : ギリィっ……ぼくを差し置いて可愛がられるなんて……!(?)


クラウディア : お茶淹れて配ったりしてるかなあ。たしなみ的なアレ。


ST : セレナが手伝おうとしてくれる。>お茶


ニクラウス : 「ああ……、ありがとうございます」 どうにか落ち着いてきたニクラウス、お茶をひとくち飲んで、はふぅ、なんてやっている。



クラウディア : 紅茶は無糖よりも若干砂糖を入れたほうが香りが際立つという情報を先日手に入れた中の人です。


ST : そうなんだ? 知らなかった。<砂糖



クラウディア : 御礼を言って一緒にやりましょう。さっきはごめんなさいね、とは言わないものの態度に出しつつ。


ST : ニクラウスはどうにか落ち着いた様子で手持ちの本を読んだりし、ルーディアは手持ち無沙汰な様子ながらも落ち着いている。

 パディは、まあ、落ち着いているかといえば挙動不審なんだけど、普通に挙動不審なだけだ。
 バンビーナは……ゴロンゴロンゴロン。そろそろ退屈になってきたらしく、なんかその辺でゴロンゴロンしている。
 セレナはクラウディアさんと一緒にお茶を淹れて回っていて、ニールは彫像のように立っている。


アマランタ : バンビーナを適当に構っていよう 放っておくとどっかいきそうNo.1だ。


クラウディア : パディは担当外なのでスルーです。(真顔) ニクラウスの読んでる本って何だろう。


バンビーナ : 「たいくつしてきたー。みんなはたいくつしない? しない?」 アマランタさんが構ってくれるなら、キャッキャと応じているでしょう。


クラウディア : あとルーディアちゃんのペンダントの銃弾的なサムシングは未だにそのまま持ってるんですかね? そっとしまっておくように言うけど。


ST : ルーディアはしまっておくように言われると、少し困ったように首を振りますね。トランクとかそういうやつこの場に持ってきてないので。


クラウディア : では服の中に入れておけるなら人目に触れないようにしといてねって感じです。


ST : 彼女は小さくうなずく。

 ニクラウスの読んでいる本は小説ですね。表紙を見るに洋館もののミステリーらしく、それを何やら苦い顔で読んでいる。


クラウディア : 「いい子ね」 ルーディアちゃんを撫でつつ、ニクラウスには 「……犯人はヤス?」 って言っておきます。


ニクラウス : 「うわっ」 ちょっとびっくり。


クラウディア : 「……冗談よ。……好きなのかしら、そういうの」


ニクラウス : 「いいえ、ちょうどこれしか持ってなくて……」 なんだか怖くて嫌なんですけど、とため息。他によむものないらしい。



ヴィクター : ニックは可愛いなぁ。(中の人の好み)


クラウディア : わたしの好み。(毎度言ってるけど主張を忘れない)



アマランタ : 「無理して本を読まなくてもいいのに」 バンビーナを構いつつ。


クラウディア : 苦笑。 「……折角私たちがいるのだから…お話したっていいのに……」



アマランタ : あのね、私の頭の中でさっきからアマランタがアルプス一万尺やってる。バンビと。


クラウディア : バンビちゃん構ってるアマランタさん想像すると尊い。


アマランタ : エア良心の高まりを感じる。


リック : エア良心。


クラウディア : エア良心。(笑)


ST : エアなのね。


エルヴィン : この良心はビジネス的なやつなんだ。


フィオナ : あくまでエア良心。(笑)


アマランタ : 「だって退屈~ってどっか行かれたら困るじゃない。死体が増えて場が混乱したら面倒だわ」 はい、良心1です。


ヴィクター : エアなのかー。



ニクラウス : 「それはそれで、何もしないでいると怖くて……、ああ、そうですね、何の話しましょうか」 と、本をしまう。


ST : さて、そうやっている皆さんは、探索組がなかなか帰ってこないなあ……と思い始める。


クラウディア 
 「……遅い、わね」


アマランタ : 「そうそう何かあるようなメンバーではないとは思うのだけど。気にはかかるわね」



エルヴィン : 昼頃に探索をはじめて、ぼちぼち夕方になる? もう2時間以上はたってるんでしたっけか。 >たんさく


クラウディア : 話そうとは言ったけどなんか聞くことあったっけ……?



ニクラウス : ニクラウスは、平和な話をしようと思ったのに……と怖そうな顔をしている。ぷるぷる。


アマランタ : ST、すみません。今いるこの部屋ってどこでしたっけ……?


ST : 食堂のはず。 >あまらんたさん


アマランタ : ありがとうございます~! <食道 ……じゃない、食堂



エルヴィン : アマランタさんがにゅるっと喰われた。 >食道


フィオナ : 胃ではないから大丈夫です。 >食道



クラウディア : 「……。……ねえ、あのおちびちゃん、アルカージーは、どこから来た子なのかしら。何か聞いている……?」 と聞いてみましょう。和睦。


ニクラウス : 「ううん、いえ、あんまり……スクールに通ってるって話くらいは、したんですけど。あと、北国の生まれだって」



アマランタ : 僕からは特にないかなあ……。


フィオナ : 例の置物についてとかどうでしょうか?


アマランタ : ふむ 館使用人組に聞いてみましょうか。 <置物


フィオナ : 置物の件、お願いします



アマランタ : 「そういえば、この屋敷。ホールの置物とか、奇妙なインテリアがところどころにあるけれど。あれはいったいどういうものなのかしら?」

 誰の趣味? 何を表している? というようなニュアンスで、思い出したように使用人組に尋ねてみます。


クラウディア
 : 「北国……」 名前とか訛りとかから思い浮かぶ国があったりします?


ニール : 「置物? ああ、テーブルの物ですか。詳しくは存じ上げませんが……調度は我々が用意したものではありませんので、主の趣向かと思われます」



リック : アルカージーは名前だけで判断するなら露やねえ。


クラウディア : さすがっす先輩。



ST : 旧い作家に同名の人がいたような気がする。ロシアだったかな。アルカディという表記もあるみたいですな。<アルカージー


クラウディア : ふむふむ。……ぼくたちは何語で喋っているんだろうな。気付いてしまったのでSANチェックをry


ST : まあ英語じゃないかな? 国際言語ですし。


クラウディア : よかった。自然と言葉を使い分けていた。



エルヴィン
 : ジョジョ3部ではみんな何語で喋っているんだろうみたいな疑問にいきついてしまった俺たちは……。


クラウディア : それは思う。アヴドゥルはともかくポルナレフとかな。


エルヴィン : 確実に日本語を流暢に喋れる人なんだよなぁ。 >ぽるぽる


ST : そもそも、洋館に入る前の第一話にしても 「アメリカのようだが季節感が何か日本っぽいどこか」 になっちゃってますからねえ、舞台……。 >何語で喋ってる問題。


ヴィクター : 彼らの世界では共有語があるのだ……きっと。



ST : さて、切りが悪いのですが、時間ですのでここで切らせていただきたく。次回はこのシーンの続きから参ります。


リック
 : お疲れ様でしたー!







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