>> 第二十九回 / 低姿勢






 金色の目が輝き刺客として立ちはだかる一人の女。
 その目に再び理性が戻る頃、食堂では一人の男が屋敷で出会った奇妙な影について回想していた。

 殺せ。
 そう命じた影のような姿、あの姿は一体何者だったのか。

 誰も知らぬまま、誰もこたえぬまま、闇はただ静寂を運ぶのだった。





アマランタ : こんばんはー。


エルヴィン : 時間があったら、前回までのリプレイ確認お願いします~。 (リプレイを渡しながら)


アマランタ : 過去は捨てた、もうどこにもいない。


エルヴィン : Σ(゚Д゚)


アマランタ : ログを読んで復習したぞ……前回僕はニクラウスを去勢してしまったようだな。全てこいつは誤字ってやつが悪いんだ。(うつぶせ)


ST : さて、では早々に開始しようかと思います。




 【食堂にて】




ST : ニクラウスの口から出たのは──あなたがたが出会ったのと等しく同じ、あの言葉。

 『この館に居る奴を全員殺して、最後の一人になれば、ここから出してやる』

 一方、アイリとの戦いを終えた面々はリックさんをなかまにくわえ、館の探索を再開しようとしていた……。



アマランタ : リックが なかまに くわわった! (テレレレン!)


クラウディア : りっくん「おれは しょうきに もどった!」


ヴィクター : やったぜ!


リック : もどったかなあ。()



ST : さて、まず待機組。

 他に彼らに聞きたいことなどございますか?
 無ければ、何だかんだでずーっと探索がおあずけになっていたので、そろそろ探索組みに館の探索を再開……。 と思いますが。


エルヴィン : 自分は聞く事が特にないかな? と思うので探索組にスポットライトどうぞ~。



アマランタ : ミロを与えてみよう。


クラウディア : おっ、精神分析か???


リック : バンホーテンがいいです!


クラウディア : ココアとミロは別物だという話をしたほうがいいのか!?


リック : ミロいらないって話からしようか!


アマランタ : うん? ツボがいい?


クラウディア : それとも掃除機


フィオナ
 : 飴はないんですか?


クラウディア : のど飴? ブレスケアがいい?


リック
 : のど飴で。


クラウディア : 1:VC3○00のど飴 2:すきとおったミ○トのおいしいのど飴 3:はち○つきんかんのど飴


リック : 3!!!!


クラウディア : 正直な子にはこの龍○散のど飴をあげよう。


リック : はいヴィクターさんあーん。


ヴィクター : あーん。



アマランタ : こちらもこれ以上はツッコんで質問しないです~。このまま心証を良くするためにニコラウスをさすさすしていましょう。


クラウディア : 「私には、争う意思はないわ……。きっと、ここから抜け出す方法が、あるはず。だから、協力して、探していきましょう」 と言ってターンエンドかな!


ニクラウス
 : ニコラウスは目に涙を浮かべ、さすられるままになっている……。 というところで、探索組へシーンを移動。




 【渡り廊下にて】




ST : ──さて、探索組。

 戻ってきた彼は一度目蓋をおろし、再び瞳を見せれば微笑んで──。

 そこからスタートです。



アマランタ : 探索組観戦モード。(正座)


クラウディア : (正座)



アルカージー : 「んでさ、これから何すんだっけ?」 とか言いながらアルカージーが転がっている。服がほこりまみれだ。


フィオナ : 「忘れるところだった」 と言います。 「では、塔を調べにいくとするか」


アルカージー : 「フィオナ隊長、了解でありまーす」


リック
 : 「わかりました」 とりあえず車いす起こしておきます。


ヴィクター : 「女王様の仰せのままに」


リック
 : (……車輪に杖はさまってる……)(何があったんだろう……)


フィオナ : 「車椅子だが、狭い通路においておくと邪魔なので、よければどこかに移動させておいてはもらえないか?」


リック : 病院なんかにあるたためるタイプではないかんじなんですね。 >車椅子


ST : フィオナさんの生活の友ですし、それなりにがっしりしたつくりなのかな?<車椅子



クラウディア : やっぱりハンターハンターの天空闘技場に出てくる人みたいな車椅子なのかな????


エルヴィン : リールベルト……!


クラウディア : ソングオブディフェンス!!!



フィオナ : 「私は見てのとおり、まな板(アイリさん)の上に乗っているのでな」


アイリ : 「誰がまな板か。まあいいけどさ」


リック : 「な、名前で呼びましょうよう」


ヴィクター : 「でも胸ないんだよなぁ……」


アイリ : 「あんた胸胸うるさくないか。胸しか見る所ないのかよ」


フィオナ : 「この男は胸囲の大きさにこそ(男女問わず)価値を見出すのだ。理解してやってほしい」


ヴィクター : 「あー……ケツとか? でもやっぱ胸だよなぁ。おっぱいはオレを優しく包み込んでくれる……」



クラウディア : 男女問わずくっそwwwwwwww


アマランタ : フィオナさんがシュールすぎて愛しい。

 「私は見てのとおり、まな板(アイリさん)の上に乗っているのでな」
 「この男は胸囲の大きさにこそ
(男女問わず)価値を見出すのだ。理解してやってほしい」

 名言が多すぎですフィオナさん。(笑ってる)


エルヴィン : まな板(アイリさん)はカッコと台詞が逆かと思ったわい。(笑)



リック
 : 「ああ……それで鍛えてらっしゃるんですね……」 薄目。車椅子はよいしょよいしょと運んで、廊下部分から開けたところに出しておきます。


フィオナ
 : 「ありがとう、リック」 と礼を言います。


アルカージー : 括弧の中にすんごい気がかりな注釈なかった? なに、そういうクチなのん?」



エルヴィン : アルカージーがメタい……。(笑)


アマランタ : やるなアルカージー。



アイリ : 「そういうクチ?」


リック : 「僕は対象範囲外らしいですよ。金髪のちっちゃい男の子(エルヴィン兄さん)とは仲良しですけど……」


アルカージー : 「ほらあれ、どっちでもいけちゃうかんじ」


ヴィクター : 「ま、やっぱなんだかんだで女の方がいいけどな……。さて、そろそろいくかぁ?」 これ以上聞かれると墓穴を掘りそうだぜ!


リック : フィオナさんにどういたしまして、と礼を返しつつ、折れた杖を持ってどうしましょ? の視線を投げる。

 ヴィクターさんの誤解 いやこれ誤解でもなさそうですね?
 が加速するのは適当に投げることにした。


アルカージー : なんだかんだで女の方がいいけどどっちでもいけちゃうのか……」 なんだか認識を改めた顔をして少し距離をとった。



クラウディア : 掘るのは墓穴だけなのか? とか思ってすまない。


ヴィクター : オレのケツがピンチってこと?(違)


クラウディア : えっ掘られる方だったんですか? あっもうこの話題やめよう。


リック : ヴィクターさんには木の洞を与えておこう……。


エルヴィン : ヴィクターさんは(発言が)事故っている気がする。



アイリ : 「? まあいい、行くんだろ」


フィオナ
 : ST、杖はまだ無事ですか? 無事ならば、リックさんに回収をお願いしておきます。


ST : リックさんが回収していますね。盛大にはさまりはしましたけど折れてはいません。


リック : あ、大失敗で折れたとばかり。折れてないなら折れてない杖持ってます。



アマランタ : 事故は未然に防ごう、それがいい。



フィオナ : 了解しました。リックさんに 「しばらく持っておいてもらいたい」 と頼んでおきます。


ST : では杖はリックさんが持っておく、と。 では、改めて……石造りの渡り廊下です。

 今度は、皆さんを阻むものはありません。すすみますか?


フィオナ : 「皆、周囲を警戒してもらいたい。何が潜んでいるか分からないからな」 と注意を促します。



リック : 警戒技能なーい。(杖くるくるぽーん)


フィオナ : ヴィクターさんには周囲を警戒していただけると助かります。こちらは警戒技能を持っていないので……。


ヴィクター : ウイッス。


アマランタ : 人目につかないところでさりげなく童心にかえるりっくん。


リック : ナガモノ持っちゃった男の子のさだm


クラウディア : なに? 傘で牙突の練習する話? >長物


リック : ゼロスタイルしちゃう。>傘



ヴィクター : 「了解ッ」 周囲を警戒~何か聞こえるかなあ。


ST : では、皆さんは周囲を警戒しながら進む……と。 (シークレットダイス)(ころころ)

 渡り廊下自体に長さはなく、塔へと通じるだろう扉があります。あける?



フィオナ : 扉、どうしましょうか? 開けるのは当然として、誰が開けますか? 向こうに敵がいる可能性もあるので、開けた方はその標的になるかもしれません。


リック : ……一番頑丈なフィオナさんはアイリさんの背中ですしね。


ヴィクター : あ、ならヴィクタ—があけまする。



フィオナ : では、トラップ確認後にヴィクターさんにお願いします。 ST、保安技能を使ってトラップの有無を調べることは可能ですか?


ST : ふむ、トラップか…… 知覚+保安 かな、認めましょう。

 あと、「何でもかんでもシークレットダイスだとリプレイが盛り上がらない!」 という問題に気づいたため、これはオープンで振ってかまいません。
 ただし、トラップ等との対抗になるため、成功していてもなにもないとは限りません。

 知覚+保安、難易度6でどうぞ。


フィオナ : 了解いたしました。 3b10>=6 知覚+保安 (ころころ) DiceBot : (3B10>=6) → 7,7,4 → 成功数2


ST : シークレットダイス。(ころころ)

 ふむ……。
 フィオナさんは床下や天井などを(アイリの助けを借りて)確認してみましたが、気になることはありませんでした。


アイリ : 「この姿勢きっついな……何かあったか?」


フィオナ : 「協力感謝する、アイリ。見た限りでは何もないな」



アマランタ : 献身的なアイリ。


クラウディア : アイリかわいいよ。


リック
 : [霜の手]持ちのフィオナさん担いでるとすごく寒そう……。


ヴィクター : 従順なわんこみたいで可愛いですね。


フィオナ
 : 吸血鬼ならば霜の手も平気でしょうけれども、冷たそうですね。


アマランタ : アイリって「さむい!」とか率直に言っちゃうタイプなんだろうなあと思ってるんですけど、フィオナさんには冷たい冷たい言ってなかったら可愛いなあと思いました。たまにわんこにみえるアイリ。



フィオナ : 「では、ヴィクター。扉を開けてもらえるか? いつでも飛び退けるようにしながらな」


ヴィクター : 「おうよ」 フィオナさんにそう答えて、そぉっと扉を開けます。スラッと開くかな?


ST : そぉっと扉を開けると、……扉は軽く開きます。

 その向こうには、階段のほかには何もない石造りの空間が広がっている。
 上下へそれぞれ向かう階段が伸びている。

 辺りは静かで、一見して何者かの気配はない……。


ヴィクター : 「何もいねぇのか……?」 こっそりそぉっと入ります。


ST : ニューッと入る……あなたの言葉に応える者はない。



フィオナ : 上下どちらから探索しましょうか? 鐘を鳴らすとしたら、下ではなく十中八九、上かと思われますが……。


アマランタ : こういう場面だったら、そのままストレートに道を選んでもよさそうかな? っておもうなあ。(脳内冒険者をそっと隠しながら)


クラウディア : !!ああっと!!



フィオナ : 「ドアの側で待ち伏せはなかったか。特に異論がなければ、上から見て行こうと思うが、どうだ?」


リック : 異論ありません、といった具合に頷きます。


ST : 階段に目をやれば、外周には小さな窓が規則的に並んでいる。積んだ石をひとつ抜いただけのような、簡素な窓。


ヴィクター : 「オッケー。上だな」 何かあるかないかをきょきょろ見まわします~。


フィオナ : 「では、進もう。無論、警戒しつつな」


ST : 見たところ気になるものはありません。ゴソゴソと詳しく調査していくなら判定ですけども。


フィオナ : そこまでしなくても大丈夫かと思うので、フィオナは判定しません。


ヴィクター
 : ヴィクターも、あまり慎重にはいきません。ずんずん、ずかずか、いけいけごーごーです。


リック : しんがりやってついていくのみです。


ST : では、あなたがたは進んでいく。窓が並ぶばかりの単調な風景を、ひとつひとつ。

 階段にして館の1階分くらいを歩いた所でしょうか……。

 ――──ひゅう、と吹きすぎた風が、あなたがたの髪を揺らしました。



アマランタ : おそとだ。


エルヴィン
 : 誰もいなかった……。



ST : 出た上はごく小さな、人が二人立てば埋まるほどの空間になっており、申し訳程度の壁がその空間を囲んでいました。

 そして、頭上には……星またたく、果てのない空が、広がっています。


ヴィクター : 「キレイな星空だな」 感想をポツリ。


フィオナ : そこに出る前に時計を確認してみます。


ST : あなたがたが探していたものもそこにあります。……小ぶりの鐘楼。鐘からぱら、と埃が落ち、最近使われただろうことを伺わせます。

 おっと、出る前に時計を確認……。
 そうですね、重要なことです。時計を信じるならば、夕方前がせいぜいでしょうもの。


フィオナ : 「妙だぞ。この時計を見た限り今は夕刻前のはず。なぜ、になっている?」


ST : 空はただ、黒々と広がり……太陽の気配はない。あるいはあなたがたには、それは幸いなことやもしれませんが。


フィオナ : 「……今は考えても詮無き事か」 と言い、アイリさんに頼んで鐘の側まで行きます。

 「アイリ、この鐘を見たことはあるか?」 と一応聞いておきます。


ST : アイリが頼まれて振り返る。簡素な鐘楼は、館に響いた鐘の音を思うと小さく思えるが……。


アイリ : 「ん? ……ああ。あるよ、一度外の空気を吸いに来たんだ。でも、小さいんじゃないのか? これだと」


フィオナ : 「なるほど。確かに先ほどの音の大きさの割には小さく見えるな」



ST : あと、お詫びしておきます……前回、塔の上にこれ(鐘楼)がある描写すっかり忘れてた。(懺悔)

 これがある情報が出てたら行動がだいぶん変わったと思うので、うん、すみません……。


フィオナ : 遺留品とか探したほうがいいかもしれません。クォートさんなら、タバコの吸殻や灰などを残している可能性もあります。


リック : クォートさん死んでたっけ!? >遺留品


アマランタ : 遺留品には「持ち主が置き忘れた品物」といういみもあるのじゃよ。


ST : だ、大丈夫、事件における遺留品はしんでなくても遺留品だから!


クラウディア : まあ99%死んでるとは思うけど。()


リック : ウッウン。


アマランタ : 独りになったやつからしぬんじゃ。ミステリー本に書いてあった。


リック : 短い命だったな……。


ヴィクター : 悲しい……。


エルヴィン : 仮に生きていたとしても物語的に死んでいる。(


リック : しれっと戻ってきて更なる謎を産み落としていくのかも……?



フィオナ : 地面などを見てみます。吸殻や灰、その他なにか落ちていませんか?


ST : ふむ。吸い殻や灰は……見づらそうだなあ。そういったものは落ちていませんが、鐘の傍らになにか……。


フィオナ : では、それを見てみます。 「アイリ、少しそちらに寄ってもらえるか?」


ST : 地面に着目するフィオナさんに、アイリが屈む。姿勢的にちょっとしんどそうだ。


リック : おやなんだろう? と言った具合にリックも注視。


ST : リックさんとフィオナさんがここにいるから、ヴィクターさんは下かな。


ヴィクター : ですね。そのへんきょろきょろしてます~。


フィオナ
 : 「あまり離れるなよ」 とヴィクターさんとアルカージーさんに言っておきます。


ヴィクター : 「ほいよ~」 何か面白そうなものがあればいいのにな~。


ST : 鐘の傍らに落ちていたのは……乾いた葉のかけらのようなものです。鐘のかげになって、風に散らされなかったのでしょう。

 小さく刻まれた、乾燥した葉ですね。



クラウディア : 手巻き煙草派だったの?


ヴィクター : あらやだ素敵……。


エルヴィン : まさか、これは……ローリエ……? >葉っぱ


ST : ローリエこの前怪しいリサイクルショップ30円で売ってた。


ヴィクター : ジッサイヤスイ!


クラウディア : 怪しいリサイクルショップ好きだよねST???


ST : それは否定しない。リサイクルショップたのしい。


クラウディア : やたらでかいフロッピーディスク買おうとしてたのを覚えてる。


エルヴィン : ジッサイヤスイ! 30円だと破格だけど、売ってる場所が「あやしいリサイクルショップ」というのがちょっと、口にいれるものを買うには躊躇う~。

 やたらでかいフロッピーディスクってぺらぺらのやつかな?


ヴィクター : やめろ、年齢がばれるぞ!


ST : やたらでか(略)は専門店だYO!


アマランタ : 懐かしイ。


クラウディア : ローリエはカレーにいれるとおいしくなるよね。


ST : ローリエ(?) って感じだったけど調べたらそれっぽかったからたぶんローリエ。


クラウディア : 月桂樹だよね。


ヴィクター : 頭につけるやつ……。


エルヴィン : そう、あたまにつけるやつ。(笑)


ヴィクター : あれ(月桂冠)見る度、カレーいっぱい作れるなぁって思うんですよ。



フィオナ : ティッシュかハンカチにくるんで回収します。その際、匂いも確認してみます。


ST : 煙草のような灰っぽい匂いと、清涼感のある香りがする。


フィオナ : 「どうやらタバコの葉のようだ。十中八九、クォートのものだろう」

 「見たところ、これ以上は何もなさそうだ。特に気になることがないようなら、早く下を見に行こう」


リック : 「クォートさん、ここに来てたんですねえ……」 下を見に行きましょうか。


ST : さて、改めて塔に戻ってきました。上下に階段が伸びている……。


フィオナ : 全員そろっているか確認してから 「次は下の階を確認しようかと思う」


ヴィクター
 : 「おうよ。先行くぜ~」 ってずんずん進もうとします。早く調べちゃおう!


フィオナ : 付け加えて 「調査しつつもお互いから目を離さないでもらいたい。突然行方不明と言うのは困るからな」


ST : では、下の階。下りていくと塔が広くなっていき、円筒形になっているのだろうと見当がつきます。



リック : このまま地下室へ……?



ST : 1階分くらい降りたところにまた空間があり、さらに下へ階段が伸びている。



リック : えっほんとに地下ある流れなの?


ST : あ、渡り廊下が3階にあるんです。今2階。 >リックさん


リック : あっせやった。了解です。



ヴィクター : 周囲を確認して、何もないようだったらさらに死体に生きたいです。

 ……みす。

 下に行きたいです。



フィオナ : 死体に生きる……?


アマランタ : 終末感あふれる。


クラウディア : 死体に生きる……ネクロニカかなにかかな?



フィオナ : その空間内に人が隠れられそうな場所がないなら、下に向かいます。


ST : では下へ……ぺたん。 階段は尽き、床が広がっている。壁に、簡素な扉がひとつ。

 隠れるとしたら階段の後ろあたりでしょうが、誰もいなさそうですね。


フィオナ : 「ヴィクター。その扉を開けてもらえるか」


ヴィクター : 「あいよ。それっ」 勢いよく、バーンって開けちゃいたいです。バーンって。


ST : 豪快だヴィクターさん!

 バーン!

 扉の向こうは……、外だ。

 振り返れば館の壁が見える。
 見上げれば館の屋根、塔、バルコニーの床……。

 目の前を見るのなら、黒々とした森が遠くに広がっている。


フィオナ : 「ヴィクター、地面に足跡その他の痕跡は残っていないか?」 と聞きます。


ヴィクター : 「地面ねぇ……」 地面に……なにかあるかな。それより目の前の森が木になる……じゃない、気になる



リック : 森林。


クラウディア : 森が木になる。


アマランタ : 大木感ある。


ヴィクター : 森林伐採感ある。


フィオナ : 森→大規模伐採→木。


アマランタ : 裏口かな……?



ST : ふむ、地面かあ……知覚+調査 難易度7。 >ヴィクターさん


ヴィクター : 7b10>=7 (ころころ) DiceBot : (7B10>=7) → 1,2,8,8,1,4,1 → 成功数2


ST : なんか いちが おおいね。



アマランタ : おそるべき1の数。


リック : し、死んでる……。


ヴィクター : イチガイッパイ!


フィオナ : 1多いですね。


クラウディア : イチメデールさん。


ST : ヴィクターさんの華麗な1っぷりにふるふるがとまらない。


リック : 1のタイムセールらしいですね……。(ヴィクターさんの買い物カゴにぽいぽい)



ST : 成功があるので大失敗は免れるものの、ヴィクターさん。あなたは森に気が逸れていてよくわからなかった……。


ヴィクター : 注意力散漫! 「あー……なんも残ってねぇんじゃねぇの?」 フィオナさんの問いに適当に答えます。


ST : ヴィクターさんの ちゅういりょくが みだれる!



ヴィクター : せ、戦闘になると頑張るから……。(たぶん)


アマランタ : やはりおっぱいが必要なのか……。(?)


ヴィクター : SOREDA



フィオナ : 「そうか」 と納得します。 「とはいえ、ここから森へ逃れたと言う可能性は充分ありそうだがな」


リック : 「森、ですか……」 森に飛び出ていって一人死んでるんですよねえ、と首を傾げつつ。



アマランタ : 森に逃げたとしたらワーウルフの餌食になってそうな気はするんだよねえ。


エルヴィン : 結構時間がたってるっぽいので、どさくさにまぎれてするっと館に戻っていてもそれほど驚かないですわな。



ST : フィオナさんリックさんは調査する?


リック : 知覚だけでもふれるならやってみましょう。


ヴィクター : 「森……ね。まさか、夜の森を散策する……わけねぇよな?」 あいつもいるなら厄介だしね。


ST : あ、知覚だけでもOKです。そうか、調査ないのか。何故かあると思っていた。


リック : そんなものは、ないのですよ!


フィオナ : 「この辺りを見るだけ見たら戻ることにしよう。森は危険だ」 調査してみます。


リック 
: 3B10>=7 (ころころ) DiceBot : (3B10>=7) → 10,7,9 → 成功数3 おう!? おう。


ヴィクター : さすがりっくん!


ST : おおう。


フィオナ : 2b10>=7 知覚 (ころころ) DiceBot : (2B10>=7) → 6,6 → 成功数0 よし!


クラウディア : くそwwwwww


リック : うん。


ST : えー、失敗に唖然としましたが、まずフィオナさんは、危険な森が近いことに気をそらされたのか、やっぱりよくわからない。

 で、成功キメたリックさんですが、草を踏んだ跡を見つけた。
 地面は柔らかくないため靴跡が判別できるには至りませんが、辿ってみますか?


リック : おっ、辿ります! 森方面へ向かうようならさっくり諦めますがいかに。


ST : お、了解です。 ……秘密通話…… よいしょ、伝えました。


リック : 森方面でもなく、館方面とも言えるような微妙なところで足跡を追っていた青年が止まります。


フィオナ : 他の人にも声を掛けて、リックさんについていきます。


ヴィクター : フィオナさんについていきます。まるでRPGのパーティのように。


ST : にょろにょろ。


アイリ : 「どうした? そんなとこで止まって」



エルヴィン : ドラクエ風にみなついてくる感じ……。


アマランタ : ずるずるずる。(ついていく効果音)


ヴィクター : ずるるるるー。


リック : 一列にずるずるしてるの……?


クラウディア : 勇者ヨシヒコみたいな……?



リック : 「これ以上、追えないんですよ、これ」


フィオナ : 「どういうことだ、追えないとは?」


リック : 「足跡の主が飛んだのか」

 「はたまた足跡の主は追われる事を想定していたのかもしれませんね」
 「スペツナズだとか、特殊部隊や狩人のテクニックによくあるでしょう? 
自分の足跡を踏んで戻る、ってやつ」


ヴィクター : 「ふぅん? めんどくせぇことするやつなんだな」


フィオナ : 「争ったような痕跡もないのだとしたら、クォートが自分でそんなことをやったということになるな。……何のためだ?」


アイリ : 「飛んだあ? まあ、ありえなくもないだろうけどさ……でも特殊部隊だとか、あいつがそうだってのか? 話が大きくなってきたな」


リック : 「憶測ですから……彼がコマンドーだとかそういう話ではないですよ、ええ」


アルカージー : 「えぇー、決まってんじゃん。追われることを考えてたんだよ……彼女を殺したやつにさ!」 ひゅー、どろどろ。 まるで幽霊話をするような顔でアルカージー登場。



エルヴィン : 一瞬俺の脳裏に天誅とかルパンとかがつかってる、ワイヤーでシューって延びてカチンとひっかかるかぎ爪ピューと飛ぶクォートがよぎった。


クラウディア : 似合うな……。



フィオナ : 「戻ろう。何にせよ調べられることはおおむね調べた。皆と合流して結果を伝えたほうがよいだろう」


リック : 「姿を眩ましているのも、逃げているから、なのでしょうか……そうですね。合流しましょう」


ヴィクター : 「おうよ。さっさと戻ろうぜ」


アルカージー : 「あらほらさっさー」



リック : ということは本当は3階に彼はいる!(ちがう)


フィオナ : 館の外にわざわざ途中まで足跡をつけたのだとすると、罠に嵌めるための誘導と思えなくもないですね。


ヴィクター : そう、すべて彼に握られていたのだ……!


リック : 森に捜しに入って欲しかったとか?



ST : では、あなたがたは正面の扉から館へ戻る……というところで本日はここまで。







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