>> 第二十四回 / 調理中






 昼と夜とも曖昧な時間の中、光は失われ再びあかりが灯された時、一人の男が姿を消した。
 消えた男は何処へ行ったのか。
 いや、そもそもこの館は一体何処なのか、そしてこの屋敷の人々は何のために集められたのか。
 渦巻く疑問に封をして……。

 時間はゆっくり過ぎ去ろうとしていた。





ST : こんばんは~。


アマランタ : こんばんは。


エルヴィン : 思い出そう、前回の内容を……。(記憶よくなくなるマン)


クラウディア : おじいちゃんさっきごはんたべたでしょ。


ST : 資料室へ行く? 行かない? よよいのよい。 ってところですね。


エルヴィン : 突然ヴィクターさんが大量のユダを召喚した回です。


クラウディア : 大量のユダめっちゃ笑う。


アマランタ : 前回はヴィクターさんが聖書に基づき真犯人を指名したところでしたね……まさか彼らが犯人だとは……。


ヴィクター : OMG……。


ST : さて、では開始してしまいましょう。




 【資料室へ】




ST : ──突如訪れた闇の中で、怪しい動きを見せたセレナ

 黙する彼女は首謀者なのか? 共犯なのか? それとも?
 そして、消えたクォート──。

 昼を告げる、鐘が鳴る。



クラウディア : またご飯に難儀する時間の始まりなんでしょうか!?


ヴィクター : そろそろみんな食べないとやばいぜぇ。


クラウディア : まだ慌てるような時間じゃない……。


アマランタ : 資料室の中は見たいけど、果たしてそこにクォートは……。


フィオナ : カルディナさんの遺体が一応ありますが、血液って残ってましたっけ?


リック : 少なくともしなびてはいませんでしたが、すいません(部屋は)封鎖しました!!!!



ST : さて、2日目の……探索に出よう! という話で資料室まで行ってましたね。

 探索組: アルカージーバンビーナエルヴィンヴィクターアマランタフィオナニール(?) かな?

 あと、待機組(セレナ含む)はお昼ご飯をつくりますか? それとも階段などで待機ですか?
 なお後者だとアルカージー他胃腸の元気なメンバーがひもじいおもいをします。


アマランタ : 資料室の入り口まで来てるけど、さてどうしよう。開けるだけ開けてチラァしてクォートがいなかったら次の場所へ、みたいな感じかなあ。

 資料室自体はしっかり見てみたい探索者脳なんだけど、現時点の優先事項はクォートの発見かなって思っている。



クラウディア : わたしは待機組ちゃん!

 ただ待つのも不自然だしセレナはほっといたらひとりでご飯作りに行きそうだし監視的な意味でも一緒にご飯作ってたほうがいいのかもしれんね。
 ルーディアちゃんにあたたかいものをたべさせる使命がある。


ST : 待機組は資料室探索中にごはんつくるかどうか決めておいてください。


アマランタ : 台所を調べるチャンスかもしれない??? <料理を作ると


フィオナ : そうですね。どちらにせよ待機組のNPCは目を離さないほうがよさそうですね。


クラウディア : ハンバーグ作ろう。(伯邑考)


アマランタ : ウミガメのスープもよろしく。(?)


クラウディア : ソラリスがソイレント謹製の缶詰も。


リック : 料理ならお任せください。


クラウディア : 特売紳士! またメシテロの腕を競い合うの? いいぜ、こいよ。


アマランタ : りっくんの特売紳士という個性が失われつつある昨今、この言葉には和やかな日常の匂いすら感じる。いや、和やかな日常その者だろうかこれが……。


リック : 特売がここにないのが悔やまれますが。



ST : では、まず探索組から。

 ニールがマスターキーで資料室の扉を開ける。

 ……開けたとたん、むうっと古い紙の黴くさい臭いが押し寄せてくる。
 幅の狭い書架には所狭しと書物が収められている。書物だけでなく、書き物のようなものもある。


アマランタ : 人の出入りした気配はなさそうだなあ、時間があればゆっくり見てみたいな~と思いながら、書架の間をさっと確認したいのです。


エルヴィン : ざっくり、置いてある資料? 本の傾向とか調べられませんかね?


ST : 中に人影はなさそうだ。床に埃がうっすらと積もっているのは、意図的に掃除をなされていないのかもしれない。

 書架には整然と書物が収められているが、その間のテーブルなどに雑然と本が積まれている。


ヴィクター : 中に人がいなさそうなら入り口付近で待機していたいです。 「なんもなさそうだなぁ……」 って言いながら。


アマランタ : ほほう。整理中なのか最後に来た人が何か調べてたのか。ちらっとタイトルとか眺めて、年代とかテーマの傾向とかわからないかな。 <テーブルなどに雑然と積まれた本


ST : ロンドンの殺人鬼にまつわる伝記集。血なまぐさい儀式の物語。この書架の主があまり宜しい趣味を持っていないのか、あなたの眼がそういうものをとらえてしまうのか。


エルヴィン : エルヴィンは何もなさそうならどさくさに紛れてのぞき込む所存!

 (絵本とかないかな)
 ワクワクしてるけど、タイトルを見てげんなり……。あおひげかな?


ST : あるねあおひげ。


アマランタ : 「悪趣味ねえ……」と思いつつ、じゃあアマランタの方はこれで部屋を出よう。

 「さすがにこにクォートが入った形跡はなかったわね。でも、面白そうなお部屋…時間があったらまた入らせてもらいたいわね」


ST : では、軽く埃を巻き上げながら、扉は閉じられた。


フィオナ : こちらはアルカージーさんとバンビーナさんから目を離さないようにしておきます。彼らはどうしていますか?


ST : アルカージーはすごく書庫に入りたそうにしているが、フィオナさんの視線をかいくぐれないようだ。

 なお、逆にバンビーナはというと書庫にあまり興味がないようで、待っている間にもそわそわしている。


アマランタ : ふむ、この次に行くならラルの部屋かな? (地図を見ている)


ST : おっと、しばしお待ちを。待機組へ話を回します。次の行き先を考えておいてください。


アマランタ : はーい、了解しました!



クラウディア : 未だに日常に帰りたがってるのってたぶんクラウディアくらいだよね。


リック : えっ帰りたいよ!?


アマランタ : 良心1−ズは、クラウディアちゃんほど日常に深いつながりを持ってなかった印象がないとはいわない……。


ヴィクター : 今を生きられればそれでいいかなぁ。


リック : 日常に帰ってヒースさんに美味しいごはんのレシピを教えたり本交換したりしたいです。


アマランタ : ヒース。 そうだ、ぼくらのともだち! (今思い出したようなこの顔である!)


リック : 良心1ィ!!


アマランタ : 良心1♥(てへぺろ)


クラウディア : なんていうか、 「まあ吸血鬼なりの日常送ろー」 ってなってて 「元に戻りたい」 とは思ってなさそうなイメージだった。


リック : 人間からはみ出すということは、今まで築いてきたアイデンティティを組み直さなければいけないので正直とても戻りたいですが一度死んだら戻れないねしょうがないね!


アマランタ : ヴィクターさんは職場のボブも保存食感を持ってみてる印象になってしまっているし(※あまらんたなかのひと主観)、りっくんも吸血鬼生活に馴染んでるおにいちゃんの存在を知ってしまった以上、完全に吸血鬼の世界と縁切りして人間の生を望みはしないのではないかなあ……というイメージでお二人をみていました。


クラウディア : うん。すごい順応して生きていきそうな。


アマランタ
 : アマランタ? たぶん 「なってしまった以上、そうでない未来を考える意味はないわね」 でバッサリ切ってそう。(己を顧みる)




 【厨房ですよ】




ST : ──そして一方、待機組 : ニクラウスセレナアイリパディルーディアクラウディアリック


クラウディア : あっ、PCはパディの世話しない筆頭のふたりしかいないんだこれ!()


ST : あっ。()


エルヴィン : 放置プレイパディ。


ST : あなたがたは……昼ごはんをつくりに台所へ来ている! でいいのかな?


クラウディア : ルーディアちゃんにあたたかいものを食べさせる使命を果たしに来ています!


ST : では、あなたがたは台所に……ちょっと狭い。

 というか多大に狭いのですが、セレナが作業台や移動式カートのたぐいをのかしてスペースをこしらえました。

 食べやすいスープをというリクエストを聞いて取り出されてきたのは、鶏の腿肉野菜がいくつか。
 ブロッコリーオニオンのような日持ちのしやすい品が主体であることが、リックさんにはすぐに見てわかるでしょう。

 スープといえど今いるメンバー、まあそれなりの人数、の分を作るためそれなりの分量です。
 彼女はよいしょよいしょと食材を運び、作業台に並べる。


クラウディア  :パディに対しては 「話しかけるなよ」 オーラを出しておきますね。


パディ : (お、おう……) という感じでパディはしおしおしている。


ST : さて何もせねばセレナはそのまま、大きな包丁を手に調理を始めようとしますが、てつだう? とりあげる? なにもしない?


クラウディア : 手伝いつつ 「昨晩のワインはどこ産?」 と聞きたいところですね。 どこ(誰)産



アマランタ : どこ()産。(じわ)


ヴィクター : どこ。(誰)


クラウディア : うっかりどこぞの吸血鬼の血を飲んでたりしそうじゃないですか。(白目)


ST : 問われたセレナは動揺したのか、びくりと肩を震わせて……あっ

 持っていた包丁で指先をざっくりやってしまいました。
 彼女は狼狽して、傷口をかばいながらあなたがたの方から退ろうとする。


セレナ : 「あっ……」



フィオナ : 判定があるかも。


クラウディア : めっちゃ地雷踏んだなこれ。


エルヴィン : セレナさん + 包丁 = 約束されたトラブル だから、誰のせいでもないと思う!


ヴィクター : クラウディアちゃんピンチ。


フィオナ : これは仕方ない。事故ですからね。



ST : 特有の匂いが、狭い台所の中に立ち込める。 


クラウディア : おいしそうなごはんのにおいですね。(真顔)


ST : おいしそうなごはんのにおいですね!


リック : パディから庇うようにさっと身を翻したあと、彼女(セレナ)を外に連れて行きたいです。


ST : ふむ、まずはあなたがたがその匂いに抗えるかどうか、判定を一つしていただきましょう。


リック : ぼくは血量3ありますよ~。


クラウディア : わたしも3だったね。


ST : あ、そうかリックさんもクラウディアさんも3あるのか。


リック : 残念でしたねST。



フィオナ : クラウディアさんはパディさんを止める用意を。


アマランタ : パディ……。(ごくり)

 セレナのこのざっくり怪我、本人のキャラクターからずれてはいないけど、最高に適切な反応感もあってつい。
 悪女だな……。 という顔をしてしまいますね。( ˘ω˘)


フィオナ : 本人にあまり悪意がなさそう、というのが厄介ですよね。



クラウディア : パディに目を光らせておきます。


ST : シークレットダイス。(ころころ)

 ……ぴく、とパディの肩が動いた。
 ですが、あなたがたに睨まれて、動くにはいたらなかったようだ。


クラウディア : よかったなまだ生きていられるぞパディ。


ST : 食欲に心を奪われるにはいたらなかったものの、おいしそうなごはんのにおいは、あなたがたの心をかき乱すことでしょう。


クラウディア 
 「……大丈夫?」 と心配してみるけど医者がふたりいるので任せました。


リック : 手当したいと思います。



アマランタ : いや~~台所からおいしそうな匂いがするなあ~~~~料理上手だなあ~~~。(棒)



ST : パディの視線から彼女の身体が遮られる。

 セレナはリックさんの手で外に連れ出された。
 切り傷の簡単な処置でしょうから、ここは判定省略しましょう。結構血が出たけど縫うほどの傷ではなさそうです。


セレナ : 「あ、あの、すみません……」 

 彼女はあなたに手を取られながら、おろおろとあなたを見ている。さきほどの恐れに似た狼狽はもはやない。


リック : 「……この状況ですから、血には気をつけませんと」


セレナ : ぴくり、と彼女の手が震える。こくこくと彼女は頷いた。



ST : さすがに消毒薬染ました綿でぽんぽんとやって拭うとか、絆創膏巻くとか、そういうあれでうっかり大失敗をしてもなんだし……。>省略

 (消毒でうっかり大失敗したらすごく痛そう)



リック : 「最大限僕がお護りしますよ」 そう断言して、彼女の怪我をした指先に口吻を落とす。


ST : あなたの手にあずけられている彼女の手には、それでも少しばかり力がこもっていた……のだが。


セレナ : 「わひゃっ」 あ、別の意味であわてた。



クラウディア
 : あぁ~セレナからの警戒心がMAXになる音がするんじゃ~~。


エルヴィン : セレナさんいま、肉食獣の群のなかに羊が一匹だけ放たれてるようなもんだからね。


アマランタ : ぼくの目にはセレナの真横にいる人が一番の肉食獣に見える。()



セレナ : 「あわ、あ、ありがとうございます!?」 あわあわあわ。


リック : ふふ、と悪戯っぽく微笑んで。

 「ああ、けれど、……僕は貴方の前で獣にはなりたくない」

 そう言って、ねだるような、縋るような視線を向けた。


セレナ : 「…………」 彼女はどこか困ったような視線を、あなたに返した。



クラウディア
 : ぼくもうニクラウスをどう攻略するか考えるのに集中するね。


アマランタ : ニクラウスはガード固そうでゆるいタイプに見えてやっぱりガードが堅そう。


エルヴィン : きけん ←     →あんぜん みたいな表を作った方がいいかな!?


クラウディア : ぼくこわくないきゅうけつきだよ? ……思えばセレナをイワヤトさせたのもぼくでした。(真顔)


ST : イワヤトするってまた新しげでNOVAげな動詞がでた。


クラウディア
 : トーキョーN◎VAに帰らなきゃ。最近N◎VAしてないから禁断症状がですね……。


アマランタ
 : N◎VAっておられるみなさん。


クラウディア
 : 冷静に考えて警戒されて当然だった。疑心を煽るのは逆効果なんですな~。



リック : そうしたなら、手の甲に口吻てから身体を離し、失礼を言いましたね、とお詫びの一礼をします。


ST : 彼女はゆるく一礼を返す……ところで台所に戻るのかな。


リック : はい、戻ります。お願いして無理なら吸わない。


ST : では、台所に戻ると、 「だっ大丈夫ですか……」 とニクラウスがおろおろと出迎えて、手当てがなされているのを見てほっと息を吐く。


リック : 「幸い傷は浅かったですから。あとは僕がやりますよ~得意なんですよ、こういうの」

 「あとは食材が限られているというのも燃えるポイントです!」
 などと言いながら上着を脱いでシャツをまくった。


ST : セレナは素直に下がって、特にてつだっていないひとたちの間にはいるでしょう。


ニクラウス : 「お、おおっ?」


アイリ : 「へ? 料理得意なんだ?」 なんか意外だ! という視線が心理学しなくてもわかる。



アマランタ : 特売紳士りっくん、またの名を台所の執刀医の出番だ……。


クラウディア : ニクラウスは内科なんだっけね。


リック : 呼吸器系らしいね。リックは外科中心のERだからバランスとれてんなあ。


クラウディア
 : 血苦手なタイプかな。


ST : ですね。ニクラウスは呼吸器。痰より血のほうがニガテなタイプかも。


アマランタ : なるほどなあ。



ST : ではリックさんは食材を前にした。腿肉、ブロッコリー、オニオン、あと数種の香草とくれば、あなたの手はすぐにやるべきことを判断できるでしょう。

 包丁についた血は拭うなり洗うなりしてあげてください。予備の包丁もあるのでそれをつかってもよい。

 リックさんのお料理タァーイム。


クラウディア : 自分も姉妹で暮らしてたので料理はできるんですがあからさまにやる気満々な人がいるので任せることにしました。


リック : ちょっとひねってチキンオニオンカレー!


ST : おお、ひねった! 

 肉と野菜の旨みただようカレーですね美味しそう。ブロッコリーの茎はすてる派? つかう派?


クラウディア : 「……カレー、食べられるかしら」 ルーディアに聞いておく。ダメそうだったら別のお鍋でスープ作ってもらおう。


リック : 大丈夫! 野菜が複数あるのでブロッコリーの茎をメインに野菜のポタージュも作っておきますよ。


ルーディア : 目の前で作られていくカレーにちょっと気圧されていたようだ。彼女は野菜のポタージュを選ぶらしい。



エルヴィン : 元気がないときはカレーを食べるといいよぉ!


アマランタ : 哀しいときはカレーデスネー、哀しい気持ちも消えるネー。


ヴィクター : みんな大好きカレー。


クラウディア
 : わたしもカレー食べたいですネー。


ST : 私も食べたいデスネー。 水を切り裂く一振りの太刀(エルヴィンくん風)を食べたところだけどカレー食べたい。


アマランタ : たちうおだろうか。


ST : たちうおです。1本400円、おいしい!


アマランタ : いいないいな、おさかないいな。


ST : その太刀は白銀に輝き鈍く光を照り返す、その太刀はすらりと伸びて歪みがない。その太刀は鋭い切っ先を持つ。その太刀は炙って塩振るとおいしい。


エルヴィン : 太刀魚は塩焼きがいいねぇ~。


ST : あれほど塩焼きがおいしい魚もない 太刀魚おいしい



クラウディア : さすがです。ならお任せ、手伝いが必要なら入れるけど多分手を出したら逆に邪魔になるやつだ!


ニクラウス : ニクラウスはというと、リックさんの見事な手際をじーっと見ている。手を出すに出せない雰囲気を感じ取った。


リック : ニクラウスさんには、ルーディアさんに出すスープの火を見ていてもらいましょう。野菜スープは沈殿すると焦げやすいので。


ニクラウス : なるほど。仕事を任せられてちょっとほっとした顔でスープをかき混ぜるでしょう。台所の医者達。


クラウディア : 「……料理、得意かしら?」 ニクラウスに振ってみよう。


ニクラウス : 「ああ、いえ、実はあまり……適当なものなら作りますけど、美味しい! って思うことはあまりないです」 話を振られて、軽く苦笑いをした。適当に冷蔵庫の中身を焼いたり煮たりしたものを想像してよい。


クラウディア
 : 「……そうね、あまり器用そうに見えないもの」 などと冗談っぽく。


ニクラウス :  そして話を振られた直後に 「うわっ」 とか言った。 少しコゲたな。


クラウディア : 「……駄目よ、底からすぐに焦げ付くから……きちんと混ぜないと……」


ニクラウス : 「うう、間違いありません。その通りです」 もそもそとスープ混ぜを再開する。



クラウディア : 危なっかしい気がするので監督しよう……。ほっといたら服焦がしたりしそう(偏見)


ST : それがよいです……かくして、リックさん・クラウディアさん・ニクラウスの手で、庶民的ながら美味しそうな昼食が仕上がった。


リック
 : (あぶないなあ) なんて思いつつ、仕事がないのは悲しいですからねーってみている。


クラウディア : さりげなくニクラウスに味見をさせたりしました。その後にルーディアにも味見させて「ニクラウスがきちんと味覚が正常な人間か」をチェックしたいわたしですね。


ST : クラウディアさん厳重やな!


クラウディア : 念には念を。



アマランタ : クラウディアちゃん昔味音痴にでもひどい目にあわされたの……?


クラウディア : 食事可能じゃない吸血鬼なら一発じゃないですか。()


アマランタ
 : ああ、ニクラウスの素性確認なるほど。その手があったか……!



ルーディア : 味覚が正常な人間か、という一文のどこに力点があるかはさておき、幸いスープは正常なようです。

 ルーディアはそばにおかれたティー・スプーンを手に取り、あなたにひとすくいのスープを差し出そうとして、手を止める。


クラウディア : 止まった手からスープをいただいて微笑を返す。だいじょうぶだよ。わたし食事できるからね。消化できないけど。


ST : ひとすくいのスープはあたたかい味がするでしょう。


クラウディア : 「やさしい味だわ」



ST : ピンクじゃないよ。>スープ


アマランタ : ボルシチじゃないらしい。


クラウディア : ボルシチってピンクなの???


ST : 本場のボルシチはピンクらしいですよ。赤いビートを使うんだとか。


アマランタ : ビートで赤くなって、サワークリームで白っぽく濁る→結果としてピンク こんな感じらしいですな。


ST : ああ、あのピンクはサワークリームの色と混ざった結果なんだ。ビートの時点でぴんくいのかと思っていた。


アマランタ : 台所のスープがほっこりおいしそうでうらやましい



ST : やさしい味のスープ、しっかりと重みのあるチキンオニオンカレー。かくして食卓は揃いました。

 では、そのあたりで探索組みのシーンに移りましょう。
 ラルの部屋に向かおうとしたあたりで、バンビーナの おなかすいた! が頂点に達したようです。




 【ラルの部屋前】




ST : さて、探索組み。バンビーナはおなかすいたーおなかすいたーと跳ねつつ戻ろうとしますが、やだ! 戻らない! ってことはありますか? それとも素直に戻る?


アマランタ : うっバンビーナめ。ラルの部屋だけ確認してしまった方がさっぱりしそうな気はするけどどうだろう。


エルヴィン 
: バンビーナちゃんだけ先に戻して、食事とれない組だけ残るという手も?


フィオナ : バンビーナさん単独で戻すのは心配なので、誰かついていったほうがいいかもしれません


ST : ふむ、じゃあ軽く確認することにしましょうか。STが待機組みをお料理ノリですすめてしまったため、切りが悪いことになってすみません。



アマランタ : とてもメタに読んでしまうと、 これ探索してもクォートはここにはいないよ♥ っていう気もしている。


エルヴィン : いないと思っても部屋は調べたいんだ、そこに部屋があるから……。(?)


クラウディア : ここにはいないって情報が手に入るじゃあないか!


アマランタ
 : 秘密が開示されてないハンドアウトはね、あけたいよね……。(?)


クラウディア : ハンドアウト開けるほうがダメな方向に行くシナリオもあるけどな。()


フィオナ : いないにしても、その確証を得たほうが気分的にすっきりするのも確かですし、一応見ておいたほうがいいかもしれません。



ST : では、改めて探索組。ラルの部屋を確認する間は、バンビーナもおなかすいた顔しながら待っています。


エルヴィン : 開けてしめるくらいの確認で。クォートさんも凝った所に隠れたりしないだろうし……。


アマランタ : ではシャッと鍵を二ールさんに開けてもらって、シャッと中を見て、シャッとかえろう。


ST : では、ラルの部屋……そこに人影はないようですが、他の部屋に比べると、部屋の奥に違和感がある。



クラウディア : おやおや~?(コナンボイス)



ST
 : 部屋の奥、壁?


アマランタ : ほほう?


フィオナ : では、可能なら中に入って確認します。


ヴィクター : 同じく、可能なら中に入って確認しまっす。


アマランタ : 中に入りましょう、見回しつつ。


ST : では、中に入ると、真っ先に目に飛び込むものがある。

 それは──爪跡だ。猫にしては大きな、猛獣にしては小さな爪跡。
 身悶えて壁に縋ったような、爪跡。


アマランタ : (……あの男、血に飢えて狂乱したのかしら……)


ST : 部屋の中は簡素であって、あまり荷物は多くない。小さなトランクの持ち手に何か金属のものがくっついている。


アマランタ : ほほう? ちかっとして気になったかな、見てみますよ。 <トランクの持ち手


フィオナ : アマランタさんが調べている間、アルカージーさんとバンビーナさんの様子を見ておきます。


バンビーナ : バンビーナはおなかすいた顔して待ってる。


アルカージー : アルカージーはというと、ニューっと部屋の中をのぞこうとしているようだ。


バンビーナ : 「おなかすいたーすいたー……」


フィオナ : あと、滅多なことはないと思いますが、ニールさんからも目を離さずにおきます。


ニール : ニールは彫像のように立っている……。



クラウディア : 彫像のようなニールにじわじわ。


アマランタ : 二ールの固まった表情よ。


クラウディア : いたずらできるキャラだったらしたかった。


エルヴィン : わからない…… 「生きてるのかな?」 ってエルヴィンがつんつんしてるかもしれない……。(?) なおエルヴィン本人はどちらかといえば死んでいる……。


クラウディア : でもニールにいたずらしたらガチで怒りそうだよね。


ST : 華麗にスルーかもしれんよ。<ニール


クラウディア : どこまでスルーできるかな!?


ST : 何をするつもりなんだ……!?


クラウディア : 眼鏡に指紋をつける。


エルヴィン : やめるんだ~、中性洗剤じゃないとおちない嫌がらせはやめるんだ~。


ST : 無言でしょわしょわ眼鏡を洗うニール想像してじわった。


クラウディア : 冷たい目でこっちを見たあとに冷静に眼鏡洗うんでしょ!


リック : じゃあ眼鏡とフレームの間に埃を詰めてやるか。


クラウディア : 服にファンデーションつけてやりたい。(最悪)


ST : 黒いスーツにファンデーションつけるのはやめるんだ!


クラウディア : 落ちないんだよねアレ……。


ST : あと微妙に固まってしまって取れないところに埃をつめるのもやめるんだ!


リック : 白いシャツに口紅つけよう。


クラウディア : ヴィクターさんのキスマークだって?


アマランタ : とうとうキメたのねヴィクターさん。(?)


リック : ヴィクターさんが口紅を愛用しているだと?


アマランタ : 口紅 (遠回しな表現) かもしれない。具体的に言うとオキシドールのほうがよく落ちるタイプの汚れ。


ST : 当人は発言していないのにどうしてこうなった。 <ヴィクターさんのキスマーク


クラウディア : すまなかったとおもっている。(目逸らし)


エルヴィン : 関与してないところで属性が追加される人徳。


ヴィクター : 女装はきっついわ~。 でも、ヴィクタ—は毎回違う女のひと抱いてそうだね!


クラウディア : ひとりに縛られないタイプだよね。


ST : ヴィクターさん自由かつ野生そうだもんなあ。


リック : 気さくだからモテそうだしね。



フィオナ : 「もう少しの辛抱だ」 とバンビーナさんに言います。


バンビーナ : 「はーい」


アマランタ
 : 「壁の模様以外には何もなさそうね……クォートはいったいどこに行ったのかしら……」


バンビーナ : 「終わった?終わった?」 ぴよん。


アルカージー : 「なんかあった? 惨劇の跡とか?」 ぴよんぴよん。


アマランタ
 : 「アルカージー、貴方は流血沙汰とか結構好きなのかしら?」 肩をすくめよう。


アルカージー : 「んー流血沙汰よりミステリが好きかなー。でも嫌いじゃないよん、巻き込まれなければね」


アマランタ : 「今こそ巻き込まれてるかもしれない、とは思わないの?」


アルカージー
 : 「んー、まだ直面はしてないと思いたいねん」


アマランタ : 「私もそれを祈りたいわ……」

 さておき、フィオナさんとヴィクターさん、えるえるくんには、チャンスがあれば 「ラルの書置きかも知れないものを見つけたわ、後で読む」 と他のメンバー(NPC)に聞かれないように耳打ちしておきましょう。


ST : ニューっとアルカージーが耳を寄せてきますが、しっしっすれば可能です。>耳打ち


アマランタ : 「レディの話に耳を立てる子は狼に食べられちゃうわよ」 しっしっ。

 アマランタとしてはラルの部屋の探索はこんなものかなあ……。


アルカージー
 : 「えぇー。出歯亀は名探偵の第一歩だよん」 とかいいながらしっしっされた。


フィオナ
 : 「話してもよい内容なら、後で伝える」 とアルカージーさんに言っておきます。


アルカージー : 「はぁーい」


ST : 「ラルの書置きらしいものを見つけた」 という情報を得てOKです。>フィオナさん、ヴィクターさん、エルヴィンくん


エルヴィン : (書き置きか~、何だろう~) ワクワクしながら了承です。


アルカージー : ワクワクしている様子のエルヴィンくんを、アルカージーがむぅーという顔で見ている。


ST : さて、ではラルの部屋の前。バンビーナは明らかにひもじい顔をしていますが、彼女だけ戻す? みんなで戻る?


フィオナ : 部屋の探索も終わりましたし、いったん全員で戻るべきでしょうか?


アマランタ : よくみたらこの先アイリの部屋もあったんですね……。(地図見直してた) とはいえ、まあ戻ってしまってもいいような気はしている。


エルヴィン : MONOOKIとはいえ、レディの部屋なので当人の許可なく見るのもアレですしね。


ヴィクター : でも先も見ておきたい気持ちもある。


ST : では、探索続行するかは次回までに考えておいていただく、ということにしましょうか。


アマランタ : はい、了解です~。バンビーナを利用してついでにアルカージーも一度下におろす(えるえるくんも巻き込まざるを得ないけど)、というのもアリかもしれないですね。(次回メモ)


ST : では本日はここまで、とさせてください。


リック : お疲れ様です……!






 <最初のページに戻る> / <とつぜんのゆだ!> / <館のために鐘がなる>