>> 第十四回 / 夜想曲
夜はますますふけてゆき、闇は深まっていく。
閉ざされた館で時の流れも曖昧のままそれぞれの思考は幻惑へと沈んでいく。
その中で、二つの影は温もりを求めるように寄り添っていた。
ST : 皆様こんばんワバジャック。
クラウディア : こんばんにゃーん。
フィオナ : こんばんは。
クラウディア : (前のセッションから)時間が経っていて何を聞こうか忘れたPLがここに。
ST : 頑張っておもいだすんだ!
クラウディア : 適当に流れでどうにかします。(?)
エルヴィン : 今回はクラウディアちゃんとルーディアさんにスポットあたる予定だよ思い出して!
クラウディア : 「視力がよくないこと」 を指摘しようと思っていたのと、あとはジェイ関連の話を聞こうと思っていたはずだ。
ST : さて、皆様準備はOKでしょうか? 今回はクラウディアさんとルーディアの切なげなシーンからはじまります。
ヴィクター : OKです~。
アマランタ : こちらもOKです~。
クラウディア : 「これを聞きたいよ」 的なことがあったら随時突っ込んでください~。
【少女・ルーディアの部屋にて】
ST : さて……クラウディアさん。あなたは穏やかな明かりの中、少女とふたり佇んでおりました。
クラウディア : 「寝る前に少しだけ、話を聞かせてもらってもいいかしら……」 と切り出すよ。
ST : ルーディアはジェイの帽子をその手に抱いたまま、小さく頷く。
クラウディア : 手を彼女の目の前にゆっくり差し出して。 「あなた、……あまり目が見えていないように思えるのだけれど、……そうなの?」
ST : 彼女は少しためらったあと、手の差し出されたほうに軽く頭を向けて、小さく頷く。
クラウディア : 「そう……」
一言だけ返事をして、ならば尚更そばに誰かがいなければなるまい、と思う。
「あと……知っていると思うけれど……私達は、ここに今日やってきた。
……迷い込んだというのかしら……。
帰らなくては、ならないの。だから、些細なことでも、情報が欲しい」
ルーディア : 「情報……」
クラウディア : 「私の話は、……あとでするわ。だから、まずは貴方と……ジェイのこと。聞いても、構わない?」
ST : きゅ、と彼女は両腕で帽子を抱きしめる。少し表情を曇らせて、それでも心を決めたらしく彼女は頷いた。
ルーディア : 「どこから、話せばいい……?」
クラウディア : 「ありがとう。言いたくないことは、言わなくてもいいわ……。まず……貴方達は、いつ、何の目的でここに……?」
ST : 彼女はひとたびあなたから視線を外して、記憶をたどる。
ルーディア : 「ジェイが……、見つけてきたの、情報を。その……」
一度、言葉を探すように、口元に手をやる。
「殺人事件。知ってるかしら、少し前に、女の人が殺されて、乾涸びてしまって」
アマランタ : おやおや? 殺人事件。
フィオナ : もしかして、前回のシナリオにいた人でしょうか?
アマランタ : この話の進め方だと、前回のシナリオの関係者っていうより、前回のシナリオの話をききつけてやって来ただけの人かなぁ?
エルヴィン : ルーディアさんまさか……パディの妹!?(話が飛躍した)
ST : あ、ルーディア当人は前回のシナリオには出ていません。勿論、パディの妹じゃないよ!
エルヴィン : よかった~。(笑) >パディの妹じゃない。
クラウディア : 「ああ……、ええ、知っているわ」
ルーディア : 「ジェイは、その事件のことを調べてたの。その……、私たちが調べていたことに、関係があるんじゃないかと思っていて」
クラウディア : 「貴方達が調べていたこと……っていうのは……」
ルーディア : 「ルライエ兄さんの……、死因。そして、兄を殺した犯人を。あの殺人事件は、ひとつだけ、よく似ていて」
ST : (ルライエの名前は)パディの妹じゃないよ! と言いたかったがために出しただけなので、ルライエ当人はこのシナリオに絡んでくることはありません。あまり考察対象が広がりすぎてもなんなので、ここは皆様に明言しておきます。
アマランタ : おお、なるほどです。ありがとうございますー。
エルヴィン : 了解です~。それにしても心がクトゥクトゥしそうな発音の名前だね~。
リック : るるいえ。
ST : ……そういえばそうだ!(気づいていなかった顔) <クトゥクトゥ
アマランタ : 天然だったのですか?(笑)
フィオナ : 偶然のネーミングだったとは。
ST : 天然物るるいえでした。偶然にも心がるるいえに引き寄せられていたようです。
クラウディア : 「……似ていたのは手口? それとも……」 遺体の状態?
ルーディア : 「血を吸われて、死んでいたことが」 彼女は一度顔を上げて、そう、はっきりと言った。
クラウディア : 「……吸血鬼……」
ルーディア : 「ごめんなさい、私、変なこと言ってる。でも……、吸血鬼は、いるの。必ずいるの」
クラウディア : それには少し思案してから、あえて何も答えず。 「ジェイさん、は、あなたの……どういう関係のひと、だったの?」
ST : 彼女は帽子を抱きしめて、頭を振る。髪がさらりと揺れる。息を落ち着けてから、少しへこんでしまった帽子を手放してベッドに置く。
ルーディア : 「ジェイは……、わたしを、拾ってくれたの。兄がいなくなってから、どうしていいか分からなくて」
クラウディア : 「……。私には、双子の妹がいて……、両親は家をあけていて、ずっと二人で暮らしていたの。……だから、妹は、誰よりも……何よりも、大事だった」
「でも、もう会うことは……できない……、傍にいて、護ってあげることは、絶対にできない」
ルーディア : 「あなたの、妹……」
彼女は何かを確かめるように、伸ばされたあなたの手に手を伸ばして、触れようとする。
手があるよりもすこし上あたりに手が伸びる。
クラウディア : 「……もう、どうなってしまってもいいと、思っていた。だけど、あの子を脅かす存在があるのなら……傍にいられなくても、陰から、護ってあげたい。そのために、ここから帰りたい。でも」
差し出された手を握って。
「今ね、……不思議なのよ。……どうしてかしら、似ているからかしら……、あなたを……守りたいの」
ST : たよりなく滑らかな指に、あなたの指が触れる。
クラウディア : 「これは、本心……絶対に嘘偽りを言ったりはしていない……信じて、くれるかしら……」
ルーディア : 「わたしを……?」 良いの? と問う視線に心細さと依存心が覗いて、彼女はそれを断ち切るように首を振る。
次に上げられた眼に宿る光には、あなたへの感謝とともに、確りとした色が宿る。
ありがとう。
そうひとこと口にすると、彼女は、あなたの手を、温めるように握った。
クラウディア : 「信じてくれるなら。……もうひとつ、話があるわ。ひとまず、最後まで聞いてほしいの。……ただ、聞いた結果どうするか、それは自由に決めて……」
するり、と手をほどいて、一歩、後ろへ。
ST : 握っていた手の感触を確かめるように、彼女はほどかれた手にもう片方の手を添える。
クラウディア : 「私は、……もう、人間ではない。……吸血鬼……。ヒトの生き血を啜らないと、生きていけない、化物」
ST : 吸血鬼。 その言葉を聞いた瞬間、彼女は息を呑んだ。
エルヴィン : イッチャッター。(棒) いや、クラウディアちゃんの性格だと言うだろうなぁとは思っていたけど!
アマランタ : 酷薄! …………ちがう、告白! ひっどい誤字だよ!!!
フィオナ : すごい誤字だ!(笑)
ST : あまらんたさんの誤字が炸裂した。
エルヴィン : アマランタさんがインド人を右にしました?
フィオナ : ザンギュラのスーパーウリアッ上……。
アマランタ : 安心のゲー○スト。
クラウディア : 「……でも、貴女のお兄さんを殺したのも、殺人事件を起こしたのも、私ではない。それは誓って言えるし、これからだって誰も殺したくはないの」
「襲われて、なにもわからないままに、私は吸血鬼になった。
……妹は無事だった。巻き込みたくないから……離れて……ううん、逃げてきた」
「そして、この館に放り込まれて、……あれと、出会った。
ワーウルフ……吸血鬼の天敵…。私に勝ち目はないわ、襲われれば間違いなく、殺される……」
「ここはどこなのか、どうしたら出られるのか……わからない。今はどうすればいいか、正直困っているわ」
「……ふう……もし、吸血鬼の誓いなど信頼できないと思うのなら。
……どうかこの手を、拒絶して。あなたがそう決めるのであれば、私はもう、あなたには……近寄らないから」
泣きそうな笑顔を浮かべても、彼女には見えないからいいのだ。
そう言って差し出した手が震えていたとしても、それも見えはしないのだ。
ルーディア : 「…………」
彼女は少しの間、いや、長い間だったかもしれない、あなたの言葉を噛み締めるように、口を噤んでいた。
そして彼女は何かを確かめるように、薄曇りのその眼で、あなたの顔を覗き込む。
どれだけそうしていただろうか。
彼女の手が、あなたの手のひらに触れた。
クラウディア : びく、と反射的な反応をして、少女と視線を合わせる。
ST : 薄曇りの眼は、あなたを静かに見ていた。……手にかすかに力が篭る。彼女は、あなたの手を取っていた。
クラウディア : 「……いいの?」 ひとことだけが、零れ落ちる。
ルーディア : 彼女は小さく頷いた。「あなたを……、 信じたい」
クラウディア : 「……ありがとう……」 声が自覚できる程に震えていた。
咳払いで整えて。
「気をつけてほしいことがあるわ……。私が吸血鬼であることを知ったと、他の誰にも悟られてはだめ……」
ST : その震えた声は、きっと彼女にも聞こえただろう。
クラウディア : 「悟られてしまえば、……あなたを守ることができなくなってしまうかもしれない。……どうか、気をつけて」
ST : 彼女は小さく頷く。そう、それはそうだろう、彼女は──いま残っている中に、他に吸血鬼がいるなどとは、知らないであろうから。
クラウディア : 「そして、もし私が吸血鬼だと、周囲に知られたならば、あなたは知らないふりをして……私を殺して、自分の身を守ってちょうだい……」
ST : その言葉には、彼女は恐れるように首を振る。
クラウディア : 「……あなたは生きているの。生きて、誰かが必要としてくれる。太陽のもとを歩いていける。だから……すでに一度死んでいるバケモノのことより、自分のことを考えて……」 頭ぽんぽん。
ST : ふるふると彼女は首を振るでしょう。髪の感触はやわらかい。
クラウディア : 「……困った子。……あの子に、そっくりなのね……」 ゆっくりと腕を回して抱きしめて。
ST : 細い身体が腕の中に収まる。触れる背の感触は痩せて頼りない。
クラウディア : 「……そうだわ。これから行動する時は、ひとりでは動かないで……私が必ず付いていくから。ひとりのときは、絶対に鍵をかけて」
「私以外の人が来ても、鍵を開けないで。
なにかあったら、些細なことでも教えて。
……詳しいことは言えないけれど、あなたはここにいるだけで、いつだって危険にさらされているの」
「大丈夫。私が……あなたを……守り抜く」
落ちついたころを見計らって
「色々聞いたり、……聞かせたり、ごめんなさい。心穏やかに、とはいかないだろうけど、おやすみなさい……」 と寝かせますかね。
ルーディア : 「言えない、の?」 どうして、と問う。どう答えますか?
クラウディア : 「……知っているだけで危ないことも、あるのよ……」
ST : 彼女は困ったように、あなたの肩に触れる。しかし、それ以上問うてくることは、なかった。
アマランタ : ああー。クラウディアちゃんはやっぱり人間のこだなあ……。
クラウディア : 一応まだ仲間は売っていない。(感づかれてはいるだろうけど)
リック : よし、クラウディアさんは今日から知らなかったけどここで知り合った人だ。
ST : リックさんがクラウディアさんをぱーじしようとしておる。
フィオナ : 酷薄……?
リック : 良心1にしては甘いも甘い判断ですよ。出来る事ならルーディアという少女ごと消し去って証拠を隠滅したい。
エルヴィン : リックさんのなかでクラウディアさんが証拠事パージされてしまう!(酷薄)
リック : 血袋も出来上がって食糧も出来ますしねえ。
アマランタ : 良心1としては 「従属もさせてない段階で、人間に弱みを握らせてどうするんだ……」 って感じですからねえ。
リック : 人間の口の緩さよ。基本的に人を信頼していない良心1。
ヴィクター : 信じられるのは自分だけやでぇ。
リック : 低良心ズのこの。
アマランタ : ぼくら 良心も低いし性格もわりと酷薄組!
ヴィクター : 信じたら負けかなって思ってるよ!
フィオナ : 一応、食堂での協定に抵触しているわけでもないので、良心4的には許容範囲。ただ、カマリリャの掟との兼ね合いを今後どうするか、ですね。
リック : カマリリャの掟に抵触していると思うけれど、ここは一応区切られた世界だからなんとか……。
エルヴィン : 後々フィオナ先生からみっちり 「カマリリャのしおり」 をたたき込んで頂こう。
アマランタ : まあぼくらはクラウディアちゃんとルーディアのやり取りを知らないので今後が楽しみです。
フィオナ : 脱出後のこともありますから、ルーディアさんには口外しないよう言い含めておく必要があるように思えます。幸い、クラウディアさんとルーディアさんが良好な関係を築けたようなので、見通しは明るそうですが。
リック : ……ひとこというなら、シークレットダイスに気をつけて。
クラウディア : めちゃくちゃ綱渡りだとは思ったけど (これでクラウディアが拒否されれば芋づるで全員死んでただろうし) PCの性格上これ以外の選択肢はなかった、すまない。
リック : 大丈夫芋づるする前に殺ってたとおもう。(?)
クラウディア : HAHAHA!
フィオナ : 問題ありません。ただ、事後報告はやっておいていただけると助かります。
クラウディア : まああの、ぶっちゃけ 「この中に吸血鬼が!」 ってなったらクラウディア差し出してくれて構わんと思ってはいる。
エルヴィン : 事後報告は良心が高そうな人にやっておいたほうがいいと思います。
リック : 良心が低い人にやるとろくなことがないよ。>事後報告
ヴィクター : お客様のなかにー良心の高い方はいらっしゃいますかー!
リック : >フィオナさん一択<
アマランタ : 今後の教育も含めて理想的な人員配置を感じた。 <フィオナさん
クラウディア : フィオナさん以外いねーよ!(笑)
フィオナ : あれ? エルヴィンさんも良心高かったはず?
エルヴィン : マルカヴィアンの良心が一般の良心と同じ尺度だか正直PLも自信がない。(笑)
フィオナ : なるほど。(納得)
リック : えるえる→まるかう゛ ヴぃくた→ぼぶぱと あまらんた→良心1 りっく→論外
クラウディア : 中の人の良心が低い。(真顔) ……ってのは嘘で今一番クラウディアが信頼してるのはフィオナさんだと思う。
ST : さて、どこから人間性判定が始まるのかなーッ? な会話が繰り広げられている。 あとマルカヴでも基本的な良心は変わらないは、ず? じしんがない。
リック : 子供の良心は時に残酷であるってPL本人がいってる。
エルヴィン : エルヴィンも良心的に考えてるつもりだけどそれ以前に子どものマルカヴィアンだぞぉ~。(てへぺろ) ※えるう゛ぃんさんじゅっさい
アマランタ : えるえるくんは基本的には温順な判断をするけど、たまに腹の内を読ませないマルカヴィアン力を発揮する印象。
エルヴィン : ヘェイ人間! エルヴィンは温順な吸血鬼なんだからネー!
クラウディア : んでこれ以上特になければ寝かせてシーン切ってもらうけどなにかあるひとー?
リック : 調子悪くなったらニクラウスでもリックでも医者にみてもらいなって言うくらいかな?
クラウディア : りっくんはやだ。(真顔)
リック : では判定も曖昧で敵か味方かわかりもしないニクラウスを薦めるがいい。
フィオナ : 鍵をかけるよういっておくべきかも。
リック : ああ、鍵は大事ですね。
フィオナ : クラウディアさんか、クラウディアさんの信用できる人が来たとき以外、扉を開けないように言っておくのも良いかもしれません。
アマランタ : 何かあったらいつでも私(クラウディア)にいえ、で十分じゃないかな?
ST : では、彼女を寝かせて、クラウディアさんは……部屋を出る? このままここにいる?
クラウディア : んー。自分が出ちゃうと鍵かけられないからな、残ります。
フィオナ : あれ? 報告は?
クラウディア : 今すぐの方がいいかな? 明日でもいいかと思ったけど。
フィオナ : 情報共有は可能な限り早いほうがよいかと。
クラウディア : 了解っす。
エルヴィン : 部屋に残るような気がしたが、別にそんな事はなかったぜ!
クラウディア : と言うのは嘘だった。
「私はもう少しやりたいことがあるから、鍵をかけて休んでいて」
と言い残して去ろう。ちゃんと鍵が下りるのを確認して。
ST : ……かたん。
部屋の鍵がかかる音を聞いて、あなたは部屋を出た。
(シークレットダイス)(……ころころ)
さてクラウディアさん。
クラウディア : はい。
ST : 知覚+演技で難易度6。
アマランタ : なんだなんだ?
クラウディア : ヒィン。(泣)
フィオナ : なんだろう?
リック : お、おう……ダイスを6つ振って難易度6ならよゆう。
エルヴィン : 食堂にはいってきた瞬間ガッチガチになってないかチェックかな?
クラウディア : 私がダイス振る前に余裕って言ったらどうなるか知らないわけではあるまい……?
アマランタ : dkdk
クラウディア : 6b10>=6 演技3知覚3 これであってたっけ? (ころころ) DiceBot : (6B10>=6) → 2,9,6,9,4,9 → 成功数4
リック : 4成功だよほら!
クラウディア : まもるものがあるとひとはつよくなるんだよ。(上ずった声)
リック : うわずったこえ。(笑)
アマランタ : まもりたいこのえがお。
ST : で、クラウディアさん。知覚+共感の難易度6をどうぞ。 (シークレットダイス)(ころころ)
リック : ダイス5個振って6成功ならよゆう!!!
クラウディア : フラグ立てんのやめてくれ!
リック : 私がいったら逆フラグになるかなと。
クラウディア : 5b10>=6 知覚3共感2 ヒィン……。(ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 4,8,9,1,4 → 成功数2 あっぶね。
ST : ……廊下は平然とそこにある。あなたは誰かの視線を感じたような、感じなかったような気がした。
アマランタ : クラウディアちゃんが注目されているのか、ルーディアちゃんが狙われているのか。
エルヴィン : ロリコンか眼鏡っ娘スキーか……?
リック : もしくは両方か。
アマランタ : 階段のアレと同じような感じかなあ……。
リック : なにかが見ている。
クラウディア : 周囲を見渡してみても特に変わったことはない?
ST : 特にない。
クラウディア : 念のため、ちゃんと鍵がかかってるかもう一度ノブを回して確かめたら、早めにその場を去ります。
ST : どこへ行きますか?
クラウディア : フィオナさんは食堂だっけ。そちらへ。
■ クラウディア → 食堂へ
【中庭にて】
アマランタ : ST、時間軸的に難しいかもしれないのですが、リックさんと別れた後、晩餐の部屋の人が解散する前にアマランタに行動するチャンスはあるでしょうか。
ST : リックさんが食堂へ戻っていったのが、食堂組が解散していくタイミングですので、行動と行動する場所によるかな。
アマランタ : 庭や庭を見られる場所にNPC(特に使用人組)がいなさそうなタイミングで、庭のモニュメントの辺りを調べてみたいなあ、と思っています。
「部屋で休む」 って言った後のことなら、外にいても 「夜気にあたって落ち着こうとしていた」 で誤魔化せるのではと思っていまして。
ST : 中庭だと……タイミング的には解散しはじめたくらいになるかな。アルカージーとリックさんが話しているころ。
アマランタ : 了解です。可能ならそのタイミングで上記のように行動したいです!
ST : では……ちょうどアマランタさんに回そうと思っていたところですし、そこから行きましょうか。
アマランタさん。
……あなたは中庭へ出てきた。ひゅうと吹いた風が、外の匂いを運んであなたの髪を撫でる。
血の匂いが混じっているように思えたのは、きっと錯覚であろう。
アマランタ : (唇をぺろりと舐めて。飲み干したあのかぐわしい気配が残っているような気がしたんだけど、勿論そんな筈もなく)
ST : 整えられた草の上、いくつかの石が規則的に並んでいるのが見える。
アマランタ : まずは周囲を軽く警戒して。人が来なさそうな時間と思っているけど、見とがめられたくないので、人の気配がないことを確認した後、忍ぶようにモニュメントの方へ向かいます。
ST : ふむ、知覚+隠密を難易度6でどうぞ。
アマランタ : あ、石像が置いてあるのかな、とPLはイメージしていたんですが、タイルが部分部分にしかれたようなイメージなのかしら?
ST : あ、いえタイルではないです。石像というか……墓石が近いかな。洋風の板状の墓石というか、ああいう感じのものが並んでおります。
アマランタ : 4b10>=6 知覚2隠密2 (ころころ) DiceBot : (4B10>=6) → 5,10,7,9 → 成功数3
ST : シークレットダイス。(ころころ) ……こちらを伺う視線や、人影などは見受けられないように思えた。
アマランタ : (うまく忍べているならいいけれど……)
ST : で、いくつか数があります。数個程度、そのようなものが並んでいます。
アマランタ : なるほどなるほど。
それでは、墓石上のそれらを眺めてみますが、文字が何か彫ってあったり、配置に規則性がある…なんてことはありますかね。
動かした痕跡とか。
ST : ふむ……配置は、3個ずつ2列に並べてありますね。文字は、彫ってある。それぞれにめいめいな文字が彫られていますね。
アマランタ : 「やっぱりお墓……?」
ST : 詳しく見てみますか?
アマランタ : あ、詳しく見てみます。知っている言語かな。
ST : それぞれ…… 英語、イタリア語、文字からしてロシア語、複雑な模様、フランス語、ドイツ語と思われます。
複雑な模様には言語とも思える規則性があるのですが、あなたがそれをアルファベットとして読み取ることはできません。
複雑な模様の刻まれたものだけ、他と筆致が異なるようです。
アマランタ : ほほう 英語表記のものなど、単語の意味は読み取れますか? (語学2顔)
ST : 英語とイタリア語のものは読めるでしょう。それ以外は……知性+語学で判定かな。フランス語は難易度4、ドイツ語は難易度6、ロシア語は……あまらんたさんがロシア語を学んだことがあるかどうかかな。
アマランタ : うーん、ロシア語は多分学んでいないですね……フランス語とドイツ語は挑戦できるなら判定挑戦してみます。
ST : あ、スタップ。 「語学」 って、これレベルによって追加で言語を取れるという形なのですね。
アマランタ : あ そういうことでしたか。(るるぶ見直す)
ST : すみません、STも何を誤ったか勘違いしていました。
アマランタ : ああーなるほど 追加言語2個になるのか。
ST : それはそれとして、フランス語とドイツ語は「語学」の応用として判定成功で意味くらいなら取れるという裁定でいきますので、次回までに何を覚えているか決めておいてください。
アマランタ : 了解です。裁定ありがとうございます。
ST : 「言語の構造についての知識」 も含むようですので。<語学
アマランタ : (思わず候補にラテン語やアラビア語が浮かぶCoC脳)
エルヴィン : 神話技能をあげよう。
フィオナ : ほかの技能とはちょっと扱いが違うんですね。
ST : そのようですね。
アマランタ : 集中してごほん<魔術書>をよむとSAN値が下がるんじゃ。
エルヴィン : えるえるも語学1もってるけど、英語のほかにもう一つ何か喋れるのかな。喋れるとしたら何だろ。ニポンゴかな。ニポンノアニメダイスキデスー。
アマランタ : 日本のスラングを流暢に使いこなすエルエルくんの可能性。
ST : 語学があればどんな言語でも、とはいかないものの、英語と近縁の言語は語学を学んだ経験があれば意味のアタリくらいはつけられるだろうという裁定ですね。どうぞ。
アマランタ : 6b10>=4 知性4語学2……フランス語読解。 (ころころ) DiceBot : (6B10>=4) → 8,5,1,1,3,6
→ 成功数3 あっぶな。
ST : あっぶなー。
アマランタ : 6b10>=6 知性4語学2……ドイツ語読解。 (ころころ) DiceBot : (6B10>=6) → 4,8,9,6,6,3
→ 成功数4 ふっ。
あ、そういうことなら、ロシア語は不自然だと思うので判定挑戦自体なしで行きます。
ST : さて、それぞれの文言は……。
英語 : 「血まみれ淑女 彼女は大好きな血の海に溺れて死んだ」
フランス語 : 心やさしく、やさしさ、あまり、喉やぶられて、死んだ?
ドイツ語 : 彼は優秀で怜悧であり、怜悧さのあまりに八つ裂きとなった。
イタリア語 : 夜をさまようジョヴァンニの娘、彼女は……
ここで途切れている。
アマランタ : まてよ6? (石の数とPC達の顔を見比べている)
エルヴィン : 大丈夫NPCもいるから!(震)
アマランタ : あのね、読めた文面がね、アマランタ、りっくん、クラウディアちゃんを示している気がしてね。
エルヴィン : まってください!!! それじゃあ、あたかもエルヴィンの項目が「全く読めない未知の言語」みたいじゃないですかやだー!
アマランタ : 英語がフィオナさんかな……?
フィオナ : だとすると、血まみれ淑女っていったい誰なんでしょう?
リック : 血まみれ淑女がわからない。色だけならワンチャンクラウディアさん。
ヴィクター : 気になるなぁ。
リック : 未知の言語とかマルカヴっぽいじゃないですか兄さん!
エルヴィン : 新しすぎたマルカヴの言語……墓って先につくっておくと長生きするらしいね!
アマランタ : 長生き……しよ! 個人的に「心やさしく、やさしさ、あまり、喉やぶられて、死んだ?」がクラウディアちゃんッぽいなと思っています。
ST : 成功度が怪しいので、すべて意味が取れているかは不明です。>フランス語
ヴィクター : 勝手なイッメジだと英語=フィオナさん、フランス=クラウちゃん、イタリア=アマ姉さんっぽい。
エルヴィン : ヴィクターさんかえるえるのどちらかが未知の言語か……。(笑)
ヴィクター : 個人的にはドイツ=りっくん、ロシア=えるえるくん、よくわからないなにか=ヴィクターなイメージですねぇ……国とか。
リック : くっ、イギリス人だともっと主張しないとだめかな!?
エルヴィン : 完全にイギリス系の名前なんだけどね。(笑)
アマランタ : (リックさん本人には)イギリス感はあるんだけど、墓標の文言内容そのものはすごくりっくんだと思ったんですよ。
ヴィクター : 医者=ドイツみたいなイメージがある。医者というか医療語? カルテとか。
リック : たしかに。(笑) 医者のカルテ@ドイツ語は汚くて読めたもんじゃないって聞いたことある。(脱線)
エルヴィン : ドイツ語の方が病名短くてすむからね~。
リック : ヴィクターさんはなんて記されるんだろう。 裸足のまま彼は駈け出して戻ってこなかった?
ヴィクター : 自由に生きてるきがする!
リック : いっつあふりーだむヴィクター。
アマランタ : 複雑な模様のきざまれたもの、こちらは筆致が異なるだけで、彫られた時期は同じくらいかどうかって推測できますか?
ST : ふむ……いささか古いのではないかと推測できます。じっくり見る?
アマランタ : じっくり見ます。
ST : では、気がつくことがある。ところどころ、不自然なほど深い刻みがある。まるで、刻みというよりも、穴でもあけたかのような……。
アマランタ : へえ、え……? うーん、今の段階ではちょっと何も思いつかないですね。仲間たちにちょっと聞いてみるかなあ……と考えます。アマランタからは以上です。
ST : では……本日は、ここまで。お疲れさまでした!
アマランタ : お疲れ様でした! この館の薄気味悪いところを発見してしまった気がする……。
エルヴィン : 屋敷のパワースポット発見!
ヴィクター : お疲れ様でした!
<最初のページに戻る> / <アルカージくん(意味深)> / <戦わずして逃げる回へ>