>> 第十四回 / 句点





 宵闇に迷い子あり。
 道を示されその牙を血で濡らす時、その心ケモノとなりただ墜ちていくのみ。

 常闇に迷い子あり。
 未だ行くべき道を知らず、己の赴くまま人であらんとするならば、血塗れた牙の傍に寄り添いともに歩む事もあり。

 だが運命は未だ定まらず。
 影に潜む何かの笑い声だけがただ響くばかりなり。





エルヴィン : こんばんはっす~。(にょろーん)


リック : こーんばんはー。お久しぶりですよー。


ST : お久しぶりにございます



 ※今回はおおよそ数ヶ月ぶりのセッションでした。



ヴィクター : こんばんは、ご無沙汰しております。


アマランタ : こんばんはー、おひさしボブ! (ヴィクターさんの名前を見たらこれを言わねばと思った)(信念)


エルヴィン : ボブさしぶりミロ!


アマランタ : えーと、前回が パディが 仲間に くわわった ! (ティロリロン♪) でしたね。


ST : ですね。パディをてにいれた!


クラウディア : クラウディアの真面目なロールの後にアレだからもう。


リック : パディとのスチル回収してあとはなんだ? 帰るだけですかね。


ヴィクター : なんか一部記憶の改ざんが……?


ST : さて、皆様準備はOKでしょうか?


クラウディア : OK! クラウディアはえりりんなでなでしてる!


エルヴィン
 : 外でボブと電話してた! OKです!


ヴィクター : パディという下僕が増えた、おKです!




 <合流~地上にて>




ST : さて、では全員地上に上がってきて、車の前にいる……あたりのシーンから始めましょうか。

 少女二人は背を丸めて、車の中で街灯のあえかな光を見上げている……。
 街の喧騒は遠く、辺りの空気はおおよそ静か。



アマランタ : (階段を上がってくるだけなのに、長い夢を見ていた気がするわ……)

 
パディが車から見えないような位置取りを心がけていましょうか。



 ※アマランタさん&エルヴィンは番外編で夢中を彷徨うようなシナリオをしばらくプレイしていました。



ST : パディは落ち着かないような、困ったような顔をして、ヴィクターさんの後ろをついてきております。


リック : ヴィクターさんにパディは任せるとして、リックは車の近くにいる二人へ近づいていきましょう。気も引けますし。



クラウディア : 気が引けるって (意味深) な意味かと思ってしまったんだが。


エルヴィン : パディと二人の時間を大切にする紳士なりっくん……?(違)

 ひとまず、エリカさん&クラウディアちゃんはアマランタさんが引き取る事になったのかな?
 だとしたら、アマランタさんに食餌の仕方をこっそり教えておこう……。


アマランタ : ああ、傷の隠し方ですな。わーい、ご飯の食べ方を教わる。


クラウディア
 : (あっやべ隠し方知ってるものと思って描写してたな) 自分の体だからセフセフ?


エルヴィン : (詳細はしらないけど、なんとなく 「こーするとなおせる」 くらいは自分で確認してたと思えばセフセフ!)


クラウディア : (セフセフ!!!)


ST : セフセフでOKですよ。あなたの血が教えてくれたのかもしれない。



ヴィクター : パディの前に立って見えないように……と、パディの顔を見てニヤッと笑おう、ダイジョウブコワクナイヨー。


ST : パディは思わず首をひっこめて、おずおずとヴィクターさんの顔を見上げる。


エルヴィン
 : エルヴィンはアマランタさんの側にいこうかな?

 「そうだ、お姉さんに大事な事を教えておかないと、食餌の方法。あの工場みたいな食餌をされると、後々やっかいだからね……」

 なんて微笑みながらさくさくっと伝えておきます。まだパディにもりっくんにも気づいてないよ!



ST : 工場みたいな食餌って ズギャーンバリバリって感じ なのかと一瞬思ってしまった。工場(で行った)食餌ね。


エルヴィン : ラインから流れてくる餌を食べるアマランタさん…………!? うぃ。あの廃工場のようなところ(で行った)食餌でおさる!


クラウディア : そんな刺身にタンポポを乗せるみたいな食事嫌だ。(笑)


エルヴィン
 : ヴィクターさんのラインには屈強な男しか流れてこない構図が脳裏によぎったなどと。


クラウディア  むしろボブしか流れてこない。


ヴィクター : 解せぬ! 女の子がいいんじゃよ……おっぱいの大きい……。


アマランタ : 量産型ボブ(女性型) ……こういうことか。


ヴィクター : (違う……根本的なところが違う……)



ST : 近づいてくる人影に気づいたのか、車内のエリカがクラウディアさんの服の裾をつかんだまま、恐る恐る顔を上げます。


クラウディア  「……大丈夫。みんな、貴女もよく知ってる人。貴女に危害を加えようとする人ではないから。……少なくとも、今は」 最後は自嘲気味に。


リック : 「すいません。おまたせして」 車内で背を丸め、遠い街灯にうすく照らされた儚げにも見える少女二人に、そっと声をかける。

 「……もう、大丈夫ですからね。エリカさん、貴方の傍にはもう貴方を害するものはいないし、僕が……僕たちがついてますから」「いいえ、ずっと」 ね? 
 と、クラウディアさんの自嘲を否定するように眉を下げて、何やら話をしているアマランタさんのほうにもちらりと視線を遣りましょう。

 「これからの事も少し考えてありますから、それはもうちょっと落ち着いたら話しましょうか」

 そういって、できるだけ穏やかに微笑みます。


アマランタ : エルヴィンに視線を落として。

 「食事の方法……そうね、貴方はともかく、私たちはまだそんなことも知らないんだわ」

 ふむふむ、と食事方法を教えてもらいました!

 脳裏にあの倉庫での食事がよぎったりなどして。せめて、次はもう少しエレガントに"いきたい"ものね。


ST : 自嘲気味な調子に何か言葉を返そうとして、思い浮かばなかったらしく、ただクラウディアさんの顔を見返して、それからリックさんに視線を向ける。


エリカ : 「ごめんなさい……ありがとう、すみません、軽率なことして……」



エルヴィン : 軽率な事をしたのはえりりんじゃなくてパディだよ!


ST : パディは確かに軽率だけどう!(笑)


リック : 夜遅くに出ちゃいけないんですうー。


エルヴィン : 軽率に父の言う事をきいて、軽率に女の子をおそって、軽率に発狂して、軽率にヴィクターさんにくどかれ、軽率に父を裏切りヴィクターさんのモノになった男、パディ。



ST : 彼女の眼にきらめいていた光が翳るのは、車内の影のせいだけではないだろう。それでも少しだけ、その表情は和らいでいた。


リック : 「もー、心配したんですからね。皆で夜の街かけずりまわったりして。無事だったからよかったものの……」

 「――でも、懲りたでしょう?」

 車のあいたウィンドウから手を差し入れて、そうっと彼女を怯えさせないように髪へ、頬へ手を遣って撫でる。
 しょうもない子どもを、撫であやすかのように、心底安心したような声音で言い聞かせながら。


エリカ : こくりと、小さな頷き。リックさんのやわらかな手に、てれくさそうな笑みが、ようやく浮かんだ。

 その眼には涙が浮いていたけれど、ようやく浮かべられた笑みは、そう──。
 明ける夜のようで。


リック : 「いつもの貴女らしい笑顔が見られてよかった」 人懐っこい明るさで応じ、そっとその涙を指の腹で払って。

 さて、アマランタさんやクラウディアさんを含めた、安全についてのお話をしなくては。



アマランタ : 着々と接近して行くリック氏。


クラウディア : 一級フラグ建築士。


ヴィクター : (リックとオレどう違うのか…顔か……(´・ω・`)?)


エルヴィン
 : (フラグをたてる相手が違うんです) > ヴィクターさんとりっくん。


クラウディア
 : スタート地点からして違った。


アマランタ : (対パディみたいなアプローチをえりりんにですね……)


ヴィクター : _(:3」∠)_


アマランタ : しかし我々は吸血鬼……人間とフラグを立てたところでご飯にさせて頂くことしかできないのです……。(だいなし)


ヴィクター : て、ことはクラウちゃんかアマ姉さんにワンチャン……!!


アマランタ : いやですねえヴィクターさん、わんちゃんならそこにいるじゃないですか。(そっとパディを押し出す)


リック : いいですかヴィクターさん、貴方は前言いましたよ…… 「俺の方が魅力は高いんだぜ」 と……。 (※こう見えて魅力はヴィクターのほうが高いよ!)


ヴィクター : 魅力は高いけど容姿は低かった模様……これかー……。(たぶん違う)


リック : 真面目な話中の人は アマランタさんとどうフラグをたてようか といつも思案しているのだが巧くいかない。


アマランタ : ふいた。(笑)


リック : えっ?


ヴィクター : いつも邪魔してごめんね、りっくん。


リック : いえいえ、ヴィクターさんの男性との色場は仕方なし!


アマランタ : >男性との色場<


クラウディア 
: 男性との色場。(笑)


ヴィクター : 男性との色場……。(笑)



クラウディア : (情報交換をするなら)じゃあ車を降りようかな。


ST : がちゃり。


リック : 軽く手招きをした……いところだけど。目配せというかやや冷たい視線をパディに送り、ヴィクターさんと一緒にこの場からないないしなさい。(意訳) と合図しときましょう。


ST : 明確に びくぅっ! となり、ヴィクターさんの後ろに隠れた。<パディ


アマランタ : 「ヴィクター、少し散歩してきたらどうかしら?」 と水を向けておこう。


エルヴィン : 皆が集まってきたのを見計らって、明るく輝く携帯電話の画面から、皆の方へ視線を向けようかな。

 (これ、ヴィクターさんに返さないと……)
 そしてヴィクターさんを見た時、後ろにいる人を見て

 (あれ、なんかいる!)
 と思い、りっくんの視線で引っ込んだのをみて

 (よくしつけられてるし)
 とか思いつつ、皆の所へ。



アマランタ : あっえるえるくんって地下のこと知らないんでしたっけ? 他の人視線を把握しきっていないぞ? <パディが仲間になるまでのあれこれ


エルヴィン : えるえるは 「あれ、あの人ヴィクターさんと一緒にいる?」 と思うけど、元々 「えりりんをさらおうとしていたけど同胞だから根っからの敵だとも思ってない」 んであんまり気にしてない感じかなぁ。


アマランタ : なるほどです。じゃあクラウディアちゃんと合わせて情報共有ですね。ちらりと車……車の中を視線を示してみせて。


ヴィクター : 「そうだな……付近に怪しい奴いねぇか見回ってくるわ。あとは若い者でやってくれや」 と、くるりと回り手を上げて足早に退散。


アマランタ 
 「ヴィクター……その台詞、かなりおっさん化が進行しているわよ」 気を付けてね、と小さく付け足して見送ろう。ある程度距離があいたら車の方に寄るよ!


ヴィクター : (リックの視線怖かったな……)


クラウディア : 「少し話してくるわ……貴女は車の中にいて……、貴女にとっていい話を聞かせられる気がしないから……」 えりりんに言い、彼女を車に置いて降りるね!


リック : 「でも、ちゃんと近くにはいますからねー」 そういって、エリカさんに背が見える位置に陣取りましょうかね。ウィンドウは閉めて。

 リックが視線を遮り、女性陣二人を手招いてこれからの作戦会議と参りましょう。
 ちゃっかり兄さんも腰元で撫でくりつつ。


エルヴィン : りっくんを見かけたらとりあえず、りっくんの側にいくよ。

 「大丈夫だった? けが、してないよね。よかったぁ」
 と、声には出さないけど唇で語りつつ。ちゃっかりなでくりまわされてます。(ゴロゴロゴロ)


アマランタ : (こうしていると兄弟みたいねえ……髪色が近いせいかしら) なんてエルヴィンとリックをみてみたり。


エリカ : 心配そうな色が、彼女の視線に宿りました。しかし、しかし、その感情を言葉にはできず、車の中から彼女はクラウディアさんの背中を見送る。


リック : このとおり 何 も な か っ た ですよー! と笑顔が語る。アマランタさんの視線にはさもなんでもないかのようにこども好きそうなデレ顔をしておきます。



クラウディア  「何もなかった」 とは。(震え)


ヴィクター : デレ顔……。


リック : な に も ありませんでしたよ。(はぁと)


エルヴィン : (りっくんに 「何もなければ」 何があっても 「どーでもいい」 んだよ(はぁと)



アマランタ : 「クラウディアのその様子だと、こちらは特に異常なかったようね。顔を見たら安心したわ」 と エルヴィン、リック、クラウディアの顔を見渡しましょう。


エルヴィン : 「ぼくは、何もなかったよ。見回りしていてけど、敵っぽい姿もなかった。地下も……」 と、そこでアマランタさんの傷に気づいて。

 「……アマランタさんはとんだお土産をもらっちゃったみたいだけど。その置きみやげをしたヤツは、今はヴィクターさんの「お土産」なのかな?」
 なんて聞いてみたりしよう。



ST : あ、ヴィクターさんですが、エルヴィンくんが携帯を返したということにして電話参加してもかまいませんよ。

 あるいはパディとゆっくり単独シーンしたいということであれば、電話参加しなくてもかまいません。



エルヴィン
 : (ここでパディとヴィクターさんのゆっくりシーンを入れてどうなるのでしょうか・笑)


クラウディア : そこにボブから電話が?


ヴィクター : 二人の仲が深まって信頼関係を築き庇ってくれるようになる。(P思考)


エルヴィン : 修羅場?(笑)


ヴィクター : 修羅場なの!?(笑)


ST : (パディを)引き受けて離れてもらったからには単独シーン入れないとヴィクターさんが割を食うかな、と思っただけで他意ないよ!?


リック : やったねヴィクターさん割(男)を食うよ!(笑)


アマランタ
 : パディとの単独シーン。(笑)


ST  ※他意は※ ※ないよ※


ヴィクター : ど ち ら に し よ う か な ~ ?


クラウディア : ボブ? パディ? さあどっち?


ヴィクター : !?




クラウディア : 「ええ、大丈夫……彼女には、私達が「こう」なってしまったことは、伝えたわ……」


リック : 「そうですねぇ、ヴィクターさんはおみやげを持ち帰るのも忘れてくるのも得意で……ああ、「こうなったこと」、伝えちゃったんですか」 よく怖がらなかったなあ、なんて、先ほど彼女の髪や頬を撫でた自身の手をなんとなしに眺めて。


クラウディア  「……個人的なお願いが、あったから……」 ぼそっと。


エルヴィン : 「そうか、うん……お土産が一緒だったら、ヒースさんの前に姿を現すのは彼女をおびえさせるだけだよねぇ」 と心得た風になりつつ。

 「せめて電話しておこうか、一緒に今後の事も聞きたいし。ヴィクターさんの『新しいご友人』も、これからどうするか……一緒に考えたいかもしれないもんね」
 と、電話をかける提案だけはしておこう。

 あっ、う゛ぃっくんはパディと夜会話したいんだったら電話にはでなくていいよ!(笑)



アマランタ  : どっちの男DEショー。


エルヴィン : セクシーなの? キュートなの?


クラウディア : 古い。(笑)


エルヴィン : どっちもボブなの~♪


ヴィクター : やめ。(笑) 脳内再生余裕すぎました。


クラウディア : 今なぜかプリキュア衣装着たボブが脳内に浮かんでしまってつらい。


リック : (セクシー/ボブ)(キュート/パディ)なの、どっちもメンズなの~。


クラウディア : さあ、どうする!?(わくわくわく)



アマランタ : 「少々……まあ、痛かった、わね。怪我の治りも人とは違うのかしら……」

 こういうとき、本当に怖がるような人間が近しい人にいたら、どんな気持ちだったのかしら、なんて思いつつ。
 「そうね。エリカは肝の据わった子だわ」


ヴィクター : エルヴィンに返してもらった電話をカチカチ。履歴からリックのアドレスを探す……。

 (ってボブにかけたのか、あいつ……)
 「……けど、オレがいなくてもリックやアマランタがいれば大丈夫だよなぁ」

 とパディに一言。
 電話をポケットに直し、パディと話すことに……しましょうか。


リック : 「痕が残りそうにないのは利点とも言えますが……少々拝見しても?」 とアマランタさんの傷見せて貰おう。

 見せて貰えるようならパディの事に関しては…………。
 まあ、飼い主であるヴィクターさんがどうにかするか、向こうからアクションがあるろう、と思考を投げます。


アマランタ : 車サイド組。情報共有内容はこんな感じかな?


 ●パトリック・ハーヴェイ(パディ)が"仲間"になった&ヴィクターと、「これからは絶対殺さない」と約束


 ●パディの"父"の情報・サバトの一員。
  ・「サバトは自由に生きるんだと言った。カマリリャの奴らは敵だ。人間を怖がって隠れ住む鼠だ」
  ・「あいつが来たのは二度だけだ。最初の時と、次の夜に血の味を教えられた時の、二度だけ」
  ・「(彼と出会って)二度目に言われたんだ。この女を殺せって。一夜に一度やれって。でも、追いかけてきてる奴がいるのに気づいて、怖くて……怖くて」
  ・イイ女(パディ談)を標的としてパディに指示。自分の存在を決して口にするな、とも。


 ●今夜の過ごし方について・エリカ、アマランタ、クラウディアはアマランタの部屋に宿泊した方がいいのでは?(リック提案)



リック : あとはヴィクターさんがパディを飼う(家におく)との話もありましたね。



クラウディア
 : まとめありがとうございます! アマランタさんできる女! 踏んで!


アマランタ : なんでそんな踏まれたがるんや! 乙ありです。ところで表ログのせいでパディがゴールデンレトリーバーに見えて仕方ありません。(犬視)


ヴィクター : 忠実な……犬!


アマランタ : よく働く……犬! そしてヴィクターさんの選択に微笑みをかくせない。


エルヴィン : (選ばれたのは綾た……パディでした)


アマランタ : りっくんが冷たくあしらい、ヴィクターさんが父性を感じさせるやさしさで扱うことによりパディの忠誠心がですね(この先は邪悪な吸血鬼により抹消されました もう読めません


クラウディア : 忠誠心。(意味深)


エルヴィン : (完全にマフィアの手口だ!!!)


ヴィクター : 忠誠心。(意味深)


アマランタ : 夜の忠誠心。(ふわり) あっ、他意はないですよっ! 今は夜ですからねっ? (ふわふわ)


ヴィクター
 : 夜の忠誠心……。



アマランタ : 「そういえば、貴方医者だったわね……お願いできるかしら」 ナイフですっぱりやられたところとか、見せつつ、そんな話しをしましょう。


リック : 「ええ、一応医者ですよ、ERだの外科だのを専門にしててー……ああ、結構深いなあ。縫った方が良いかもしれない」

 パディのときは小指切り落としても一瞬で治ったっていうのに、こいつは未だに肉色をくっきりと見せて痛々しい。
 体質的なものもあるだろうか。
 なんてことを思案しながら、彼女の傷が傷まないように簡易な措置をして、上記の情報共有をさせて頂きました。


エルヴィン
 : りっくんの横からアマランタさんの傷を見つつ。

 「あぁ、そういうのは……血の力をつかえば、たぶん、大丈夫だよ。ぼくたちの傷は、そういう風にしか直せないから……」
 と、漠然と「血」の使い方も伝えておきましょう。なんか、こう、血を。メラメラーっと燃やせば! なおる! 気合いで!(ふわふわ感)


ST : 血。血。血、と言われれば、身体の中を巡る大河の音を、感じるような気もする。


アマランタ : 「血を……燃やす……?」 エルヴィンの説明に目を白黒させてますが。血、血、血か……。



エルヴィン : 「身体の中の血、もっとあつくなれよ!!!」(シューゾーで)



ST : 目の前でパディが小指や眼を再生させるのを見ていますから、なんとなく、感覚的に、血を扱うやり方を分かっても構いません。


リック : 「あぁ、自然治癒する訳ではなく意識することで治るんですね……?」

 ふわふわした説明にきょとん、としながらアマランタさんが試すのかな、どうかな、といった少々の好奇の視線を向けて。


アマランタ : 血は……そうね。かなり充実しているように感じられる。なら、先駆者(エルヴィン)のいるこの場で治癒を試してもいいかもしれない、と。

 ブラッドプールを2点消費して、無傷まで戻せないか挑戦してみましょう。
 「血を……めらめらー……(ぶつぶつ)」


ST : ブラッドプールはターン中に使える量の制限がありますが……戦闘中ではありませんしね。周囲に脅威もないですから、OKでしょう。


アマランタ : ありがとうございますー! 

 ちょっと話の輪から外れて、壁際にもたれましょう。体を少し休めて、さきほど処置してもらった場所……いくつかの刃傷に意識を向けて。
 (怪我→→無傷へ)


リック : 興味深そうに横から眺めていようかな。肌きれいですねー、なんて。


ST 
: アマランタさんの意識に、芳醇な甘さが香ったような気がした。ゆらゆらと流れが立ち上り、体内を巡る音が聞こえる。


クラウディア : 泣き腫らした目を擦って見守っていよう。


アマランタ
 : それセクハラかしら、と答えたかどうか。

 なにかが少し失われて、なにかが少し戻ってきた。血が失われた分、少しだけ物足りなさを覚えるかもしれないね。

 「……治った、みたいね」
 腕を動かしてみたりして、体に痛みが入らないことを確認しつつ。 人間なら、大ごとになる傷だったはずだけど、治ってしまった……かな。


リック : セクハラといえばヴィクターさんのものですよ。なんてことを答えたかどうか。


ヴィクター : 「へっぷし!」 ……どこかでオレの噂してんな……というお約束。


リック : 「治ったようで何よりです、いやあ、こういうのを見ると実感しますねー……」 吸血鬼だなんて、非現実的なもの。


ST : 治ってしまいましたね。つるりと柔らかな肌には、人間なら残るだろう傷跡すらもないのです。


エルヴィン : 「あぁ、よかった。ちゃんと出来たみたいだね~」

 小さく手をぱちぱちぱち……。
 「それじゃ、当面の話だけど……これから、どうしていこうか、皆……」



アマランタ : 「十分な血と、静かに過ごせる環境があれば、何とかなってしまうようね……」

 さて。これからの話をしましょうか。
 「今夜を過ごす分についてはともかく、長期的にはどうしたものかしら。パディの父については、パディの周りを張っていれば接触……"おはなし"をさせてもらう機会もあるかもしれないけど」


リック : 「長期的にも、出来れば女性陣には行動を共にして頂きたいものですが……難しいですよねぇ……」

 「――ああ、長期でみてもヴィクターさんには飼い主としての責任は果たしてもらいましょう」
 なんて、本人のいないところで決定事項と化して。

 「おはなし、伺えれば……大分多くのことがわかりそうですから。したいですねぇ」


クラウディア : 「私は……帰るところ、ないから……、どこでも一緒に……」 不安げに視線を落として。


エルヴィン : 「ぼくとしては……皆の『父』についても興味があるんだよね。……君たちを吸血鬼にした存在……どうにも皆、父から詳しい話を聞いてない風に思えるんだ。 本来、吸血鬼の『父』は……少なからず、側にいてくれるものなんだけど……君たちにはいないからさ。『父』を探す必要もあるかもね」

 あのパディくんだって、父から「吸血鬼らしい暴力」を教わっていたものね。
 と思いながら。


アマランタ : (もっと長期的には、今の職場もどうにかしないとね……貯金は有限だわ……などと考えていたことはさておく)

 「少なくとも、貴方が落ち着けるまでの間でも、いたいだけでもうちにはいてもらって構わないわ。少なくとも、この四人……
(ごめんねエルヴィン、ちょっと抜いたわ)は同じような状況に陥った、奇妙な縁があるのだし」
 クラウディアの肩にそっと手を置きましょう。拒まれなければ。

 「父、ねえ……私から血を吸った相手は、どうも大けがをしていたようだったわ。この治癒の方法を知った今では、傷を快復することもできないくらい血を失っていた、のだとしか」


リック : 「あれえ、そうなんですか。僕もぜーんぜんなにも教えて貰えずにほっぽり出されましたしねー」 けらり。

 「ただ、父探しとなると夜の側との繋がりも必要になってきて……嗚呼、することは山のようにありますねえ」
 概ね賛成、といったてい。

 (職場は全部夜勤にしてもらおうかな、幸いにも医療現場は夜勤のほうが歓迎されるし、大丈夫でしょう)


クラウディア : 「……アマランタ、さん。……ありがとう……」 お願いします、と。特に嫌がったりはしない。


アマランタ : クラウディアにはただうなずくだけにしておきましょう。心細いのは実のところアマランタもそう変わらないので、それをみせないように。


エルヴィン : 「……そうそう、人間の世界からフェードアウトする方法も考えておいたほうがいいよ。僕たちの死せる生は、これからずっと続く訳だから……」

 などといいながら、自分が吸血鬼になった時はどうやってフェードしたんだろうと考える。
 やっぱり、「誘拐扱い」だったのかな……?


ST : どうだったの、でしょうねえ。>エルヴィンくん


アマランタ  「夜の側との繋がり……ね。パディの話を聞いた上では、穏健そうな カマリリャ とやらと接触できればいいのだけれど……」


クラウディア : 「私を襲った相手は……あまり覚えていないわ……、そう、そういえば、どうして私だけを……どうしてアガーテは無事なのかしら……」 最後の方はぼそぼそ独りごと。


エルヴィン : (誘拐とかだったら、家族が少しでも探してくれたんだと思えるけど、何も気にしてなかったら……ぼくはとっくに死んでたんだろうなぁ……)

 なんて思いはおくびにも出さず。
 「……ぼくも、カマリリャと接触してみたいな。サバトというのは、カマリリャを毛虫のように嫌っている……となると、カマリリヤもこの事件について疎ましく思ってるだろうからね」
 アマランタさんの提案に賛成で。


リック : 「事件を解決……した、んですかね、これは。となると、向こう側からの接触も期待できなくはありません」



アマランタ : もうパディを囮にしてパディの乳釣りしよ! そうしよ! みたいな気持ちになってつらいですね。(脳筋顔)


クラウディア : 乳か。(ゲンドウ)


アマランタ : 酷い誤字だな。父です。……乳か。(ゲンドウ)


クラウディア : それヴぃっくんしか釣れなアッー!


ST : あまらんたさんの誤字が絶好調すぎて。


エルヴィン : 安心と信頼のアマランタさん。(の誤字)


アマランタ : (涙) しかし、吸血鬼との接触、どうしたもんですかねえ。えるえるパパ以外にパイプのありそうなところが思いつきませんで。


エルヴィン : 一応、ネットでそういうやりとりをしているサイトは知ってるけど。(笑)


アマランタ : あっ そうだ吸血鬼SNSがあった。(笑)


ST : まさかのSNS経由!


エルヴィン : でもあぁいう場所で、どこまで真実が流れているかはわからないんだよね……。

 >>ようこそ あなたは 88888888 人目の 夜の咎人です<<

 みたいなサイトだし。(カウンタはイメージです)


アマランタ : 一過性のネタだと思ってやりすごしていてしまったが……あったな……。吸血鬼SNS……。(第四回目ログ参照)


クラウディア : そういやあったな。(笑) ダミーエンターとか……。


アマランタ : キリ番踏み逃げ禁止★


ヴィクター : うっ……頭が……それはもしかしてタブを押してかくしてあるとか……。


ST : ソースのコメントにURLが書いてあるとかね。


クラウディア : 古傷をえぐりあうのはやめにしないか!(笑)


ヴィクター : 古傷をえぐられるぐらいなら……パディをいけにえにするぜ!


クラウディア : やっぱりパディで釣るしか……。


アマランタ : あやしいけど公子が云々とか言ってるような人もいるみたいですしね、なんか暗号的に 「この町に入ってきた吸血鬼が挨拶する場所」 みたいなヒントとかあるかもしれないですね。 (古傷から逃げるために必死の顔)


エルヴィン : そういえば、とか言いながらSNSを確認してみる? 古傷をえぐる事になるけど。(笑)


クラウディア : 大丈夫だ、えぐられるのはPLであってPCはえぐられない。(きっと)


アマランタ : 情報入手できればラッキーですし、見てみるの、いいとおもいます!


ヴィクター : PCはきっと昔のサイトなんて知らないから……!



エルヴィン : 「……うん。僕が知る限り……この事件を疎ましく思っている同胞も少なくはないからね。ただ……今の所、あまり気にしてない様子もあるから……」

 SNSの反応を思い出しつつ。
 「公子が黙ってない」云々とはいってたけど……盛り上がりはいまいちだったのをなんとなく記憶している。まだあまり注目されてない事件のような……。


リック : 「あー、びっみょーな位置ですねぇー……」 パディ思い出しながら満面の笑み。


アマランタ : 「うーん……私の父は、緊急で血を奪わねばならない、という追い詰められた雰囲気だったけれど……日数がたって、幾分……その、"同胞"の様子も変化していたりはしないかしら」 折を見てまた様子を探ってもいいのじゃない? と。


エルヴィン : では、誰かのすまない、ホモ以外帰ってくれないか略してスマホで、以前見たSNSの様子を確認したいのですが、よろしいですかね?>ST


ST : 略についてはツッコミ入れないぞ! OKです。


アマランタ : えるえるくんのすまほは我々が使っているものとは違うのかもしれないな?(笑)


クラウディア : ヴィクターさんの次の携帯はそれになるのかな?


ヴィクター : ほっともっとじゃないよぉ! ヴィクターはきっとガラケ以外使えなさそう。(笑)


アマランタ : ピンチイン/ピンチアウト とスワイプの操作を分離できないヴィクターさんを所望します。


クラウディア
 : それわたしだ。(笑)


アマランタ : すまほさんは入力気難しいときがありますよね。(笑)


クラウディア : スマホ難しいお……。


ヴィクター : たぶんピンチイン/ピンチアウトの前に電話に出ることができないと思われ……スマホって難しいよね。(白目)



ST : SNSの様子は……荒れてますねえ。憶測が飛び交ううち、全く関係のない議論を持ち出す輩に話を先導され、混沌と化している様子が伺えます。


エルヴィン : (トリップをつけて発言してみようかな)

 「連続殺人のアレ、犯人の一味と思しきヤツと接触したんだけど何か質問ある?」
 みたいなノリで……いいんだっけ?(笑)


アマランタ : スレ立て。(笑)


ST : 「まじか」「写真上げろ」「釣りだな」「待てぃ!サバトの陰謀だ!」 発言してしばらく待ってみると、いくつか反応があった様子。



クラウディア : えるえるくんVIPPERなの?(笑)


アマランタ 
: おっ、荒らしがいるぞ! そいつが犯人だ!(短絡) ……それはさておき。


クラウディア
 : 一日でカオスったのか?


アマランタ : 一気に様子が変わりましたな。そういえば一日での変化か。


クラウディア
 : サバトの陰謀くそわろ。


ST : 荒らしの登場で一気に議論が変な所へ飛んでいったようです。<SNS


アマランタ : 荒らしのIPアドレス抜くんだ!(?)


クラウディア
 : わかった、フシアナさせるんだ!(笑)



アマランタ : あ、SNS情報教えてもらってエルヴィン君の建てたスレッド閲覧できそうなら、こっちもスマホ経由で入ろう。(笑)


ST : 問題ありませんよ。<すまほ経由


エルヴィン : では、アマランタさんがすまぽを確認した横でぽちぽちタイプ。

 「今晩、知り合いの女の子が帰らないから探しにいったら、同胞が女の子誘拐してた訳よ。
 そしたら犯人(それ)が、おととい吸血鬼になったばかりのひよっこで「父に言われてやった」だの「サバトが」とか言うの。

 で、父の話聞いたら背が高い枯れ木みたいなヤツとしかいわない訳よ。
 写真はないけど、そいつがやった現場解る」

 と、今日の、アマランタさんが血を吸った場所について語りつつ。
 「てかその廃工場で捕まえた犯人と一緒にいるけどどうしよ?」 みたいに指示待ち。


クラウディア : えるえるくん書き込みの人格変わりすぎ。(笑)


アマランタ : じゃあ、エルヴィン君にURL送ってもらったら、ぴぽぱぽ(SE動作音)とスレッド閲覧して、回し見できるようにしておきましょう。


ST : エルヴィンくんが投稿すると、一気に場がにぎわいますね。「どんな奴だ?」「公子に知らせろよ」「写真上げろ」「は?犯人と一緒?」「外見特徴教えろ」


アマランタ : あ、ついでにヴィクターさんにも 「エルヴィンにこちらのサイトで情報を探ってもらっている。万が一のことだけど、"父"が確かめに来るかも、気を付けてね」 とURL添付でメールしておきましょう。ホウレンソウの出来る吸血鬼。


エルヴィン
 : 「公子に報せたいけど今どこにいるかワカンネ」「捕まえた吸血鬼はまだ若い奴。20~30くらい? 幻術使いぷまいですw」「サバトの模様かいてあったからマジ、サバト。あいつらマジヤバイ」 と。公子、というのに連絡したほうがいいのかー。と思いながらぽちぽち。


ST : 「は? 知らんのか? どこの奴だよお前」「だから釣り情報だって、相手にすんな」「サバトの! 陰謀だ!」「他に”父”の情報ないのか」 わいのわいの。



クラウディア : 出、出~~~サバトの陰謀奴~~~。


ST : URL開けるんかなヴィクターさんのガラケー……。


ヴィクター : 開くだけなら大体のガラケは可能っす。フラッシュサイトだと見られないですけど……。


ST : レイアウトがみりょんみりょんになりそうで。<ガラケ


アマランタ : 画像サイズと文字サイズがちぐはぐになったりして、ガラケー画面上では妙にでかいチラチラ瞬くアイコンが広がってたりとか? < レイアウトみょりんみょりん



ヴィクター : メールを受信。URLを開くも自分のわからない世界が広がっている……。

 「アマランタからメール。気を付けろってさ」
 って言ってちょっと警戒しておこう。


ST : パディは落ち着きなく周囲を見回したり、背後からヴィクターさんのケータイの画面を覗き込んだり……しようとして背丈が足りない事態が発生したりしています。



アマランタ : STがあざとい演出を挟んできおった。


クラウディア
 : パディあざとい。


ST : (何故エリカよりパディのほうがあざとくなるのだという顔)


エルヴィン : えりりんも吸血鬼になっていた方が活躍できたみたいじゃないですかやだー!


ヴィクター : パディあざとい……それにしてもえるえるくんのこのレス対応。


エルヴィン : (やはりzipをあげずにとスレ立ては無謀だったか……) エルヴィン心の後悔。


リック : 兄さん……すっかりパソコン前に座る30代になって……。


ルヴィン : (うーん、写真がないと信用してもらえないかなー) と思いつつ。

 「とりま、サバトは捨てごまで儀式用の吸血鬼を急場誂えしてるっぽ」
 「自分も新参吸血鬼で公子に会った事ないぽ……」
 「陰謀論乙」
 「父はサバトで性別不明、年齢不明だから新参の俺らにはキツい」


 ……何故かこういう書き込みになれている気がしたが、きっと気のせいだろう。(笑)


ST : 「ないー? マジかよ? どこのもんだお前?」「サバ! トの! 陰謀!」「それだけじゃキツいなぁ……犯人の写真とかないのか」 妙に手馴れたエルヴィンくんの書き込みよ。



クラウディア : はかたのしお で再生された。>サバトの陰謀


ST : 割とそのリズムだった<はかたのしお


アマランタ : サ! バ! ト! の! しお!


リック : それこそえるえるくんのパピーにどうにかしてもらえればいちばんらくなんだけどなあ~。(ごろん)


エルヴィン : (ここでは書けないナニかをされる可能性が!)


アマランタ : NG「エルヴィン…お前にはずっと黙っていたが、私は実はサバトの反マルカヴィアンだったのだよ」 (※反マルカヴィアン…ツィミーシィとラソンブラ、サバト創設に関わる二氏族以外のサバトの吸血鬼は、反氏族と名乗る)


エルヴィン
 : エルヴィンの父親だったら 「サバトにも出入りしてますけどね」 とかありそうだからこまる。


リック : えるぱぱああぁあ。


ST : なお、逆にサバト所属の氏族なのにカマリリャに属する吸血鬼も、反氏族と呼ばれます。しかしマルカヴィアンてどっちに居ても「反」ってかんじしない。


アマランタ : ノスフェラトゥあたりもそんなかんじしますね。あそこもちょっと独特。


ST : しますね。ノスフェラトゥもある種、組織とは一定の距離を保っていそう。



 【V:tM解説~反氏族】

 人のなかに隠れて過ごす事を良しとするカマリリャとは違い、吸血鬼としての力を誇示するよう奔放に振る舞う組織・サバト。
 このサバトは主に「ラソンブラ」「ツィミーシィ」と呼ばれる氏族が指導的立場にありますが、中には本来カマリリャに所属している氏族ながらサバトの派閥へと参加している吸血鬼も少なからず居ます。
 そんな「本来カマリリャに所属している氏族」がサバトの勢力に参加している時は、自らをふざけて「反氏族」(ブルハー氏族のサバト人員なら反ブルハー、ギャンレル氏族なら反ギャンレルなど等)呼んだりする、という訳です。

 逆に、本来サバトに属しているラソンブラやツィミーシィがカマリリャに所属した場合も「反氏族」として「反ラソンブラ」や「反ツィミーシィ」と名乗ったりする、という訳です。

 カマリリャとサバトにはそれほどに大きな溝と考えの差がある、っちゅー事ですな。



アマランタ : 「……パディの言っていた父の風貌。白髪だっけ? それを出してみる……? ただ、あっちの"父"への揺さぶりで終わってしまうかもしれないけれど」 閲覧しながら。


エルヴィン 「犯人のwwww 指ならあるwwww 指ぶっちぎったからwwww」 と書き込みつつ、パディの指写メおくっておこう.。(笑) 犯人は今、出かけているから写真とか出せないなぁ。

 「犯人の父が首謀者で、白髪、真っ赤な目で、背丈が190cmくらいある。マジ化け物」
 とでも……。

 「もう、まじ何処いっていいかわかんなくて困ってる……このまま放流しちゃっていいのかな」
 これで様子見ようかな。

 りっくんの手に入れた指が役に立ちました!(さわやかえがお)



クラウディア : 指写メ。(笑)


アマランタ : グロ画像ktkr おそろしいところだ。


リック : わーい指ふっとばした甲斐がありましたー。



ST : 「ブラクラ乙」「やっぱ釣りかよ」「俺今日のメシが喉を通らないかも」「サバトの……あのう……」「白髪に赤い眼、190cmで枯れ木なあ……」「とりあえずどこのもんか教えろよ。版図が分かんなきゃ公子が誰かも分からんだろ」 わいのわいの……。

 少し様子を見ているエルヴィンくんですが、有益な……。
 というか、(パトリックの)”父”に関する詳しい情報は出てきそうにないですね。


エルヴィン : ハンズってなんだろう。東急? とか思いつつ、この近辺の住所を教えておこうかな……。とりあえず、えりりんとあった喫茶店の住所付近で 「今は……って喫茶店のあたりにいるけど公子ドコー」 と。父の情報が出ないなら、せめてカマリリャなる存在と接触しないと……!



クラウディア : 東急ハンズ。


アマランタ : 以前のログだと、SNSで連続殺人事件の話が出ていたようだったからけっこうローカルなSNSなのかとおもっていたけど、実はそうでもないのか。


エルヴィン : ローカルだけど、一部の人はきっとディープな住人なんだよ!


リック : PCにどっぷりの吸血鬼とはまた現代的な……。


ST : 版図内ローカルというわけではないようですね。ご当地具合がどれくらいかはともかく。


リック : 交渉あたりで出せませんかねえ、版図はどこでも割りと対応できますし。(血族バラエティ豊富)


ST 
: 具体的な話すぎて、信用というか真面目に対応できてない感じですね。<犯人一味を捕まえた。

 そろそろ捕まえた吸血鬼をどうするか、安価が出るかも。


クラウディア : 安価やろうぜー!


リック : それ間違いなくヴィクターさんが安価でキスする流れだよね? そしてパディがガチ惚れするルート。


クラウディア : アッー!(笑)


アマランタ : あ、これSNS内でも例の連続殺人のあった町と同定されていなかったりするかな。サクラ的に 「この町もしかして例の連続殺人事件のあった街じゃね???」 みたいなレスいれてみようかしらん。



ST : 「なんだ、あの腰抜け公子の版図じゃん」「ばっお前ぇ!」「腰抜けとはなんだ」「賎民公子の方がいいか?」「お前うっせえIP抜くぞ」「抜いてみろよ俺様ホットスポット経由だもん」「ああもうアホかお前ら。それならメルヴィル劇場の地下で、受付の姉ちゃんに合言葉言え。取り次いでくれるから。合言葉はメッセで送っとく」 ……そこから俺んち公子自慢が始まりました。



アマランタ : と思ってたらなんかあっさり公子自慢の流れになってた。(笑) 俺んち公子自慢がじわじわくる。


リック : ご当地アイドルかよ!!(ばん)


エルヴィン : ↓ あとはもまえら自慢の公子をどんどんあげていくスレ


アマランタ
 : うちの版図の公子は駄目っ子属性らしい。


ヴィクター : PC(またはスマホ)前でカタカタSNSする吸血鬼大杉わろた。(笑)



リック  (……俗っぽい……)


エルヴィン : おぉぅ、では捨てアドのメッセで、合い言葉を頂いておきませう。

 「あざすあざす! もまえらなんだかんだいってもいいヤツだな、1000で幸せになれ!」

 とか書き捨てて。
 公子は能力差があるようだ……そして、うちの公子はイマイチらしい……。


アマランタ : (あっ最後のやつ意外といい奴じゃない…これでしばらくツッコミがはいらないようならカマリリャ真情報で良さそうね)


ST : では、公子自慢ってかふるさと自慢になってるスレッドをさておいて、エルヴィンくんは合言葉を手に入れました。


リック : 「いってみます? 劇場」


エルヴィン : 「そうだね……行ってみようか?」 最後に 「安価で犯人に●●させる」 みたいなのも置いておき、SNSを去りましょう。



クラウディア
 : 安価捨て置いた。(笑)



アマランタ : (安価に「女装」とかきこみながら)


エルヴィン : そしてその安価に「女装」が書き込まれている!


ヴィクター : どういうことだってばよ……。(震)


リック : 犯人が「女装」して、犯人に「キス」する。 よし、やったね安価盛り上がる。


アマランタ : ホホホ。 「不思議ね」


クラウディア : スマホ壊したのを残念に思うクラウディア……はいない。


アマランタ : 「クラウディアちゃんも書き込む?」


クラウディア : >そっとしておこう……。



アマランタ 
 「メルヴィル劇場ね……」 ST、PCたちの知識ではその劇場はどんな場所なんでしょう?


ST : うらぶれた劇場で、時折小さなコンサートをやっています。

 それ以上でなくそれ以下でない。そんだけ。
 この前、どこかのハイスクールの吹奏楽部が借りてた。


アマランタ : 街の人は存在こそ知ってるけど入ったことのないような場所って感じなのかな。(図書館で吹奏楽のチラシ見かけたようなそうでもなかったような顔)


ST : いえ、そんなローカルイベントに使われてちょくちょく人の出入りはあるようですが人気はない、という感じですね。公民館みたいな位置づけかと。


アマランタ : なるほどです。あんな場所が……。


リック  「これぐらいの立ち位置が世を忍ぶにはちょうどいいんでしょうね。あ、安価ついてますよ」


エルヴィン 
 「……行くだけいってみようか。ちなみに安価は……改めて彼にあったらやってもらおう!」(笑)


リック : 「無駄足にならないことを祈りつつ、ね。……ふふ、楽しみです」 ぷふー、と少し悪い笑み。


アマランタ : 「貴重な情報源にはなりそうだわ」 と行くことに賛成しましょう。情報欲しい。 (書き込み終了した顔でSNS開いてたブラウザを閉じてたかもしれない)



クラウディア : 劇場のエレベーターが下にさがってハンター試験会場に放り出されたりしない? 大丈夫?


エルヴィン
 : 難関の道を選んで壁に穴をあければ大丈夫だよ。



クラウディア : 今の時間はどれくらいなんでしょう、ST。夜明け迫り気味?


ST : そうですね……結構色々やっていましたから、……ちり、と気温が上がり始めるのを背中に感じても、おかしくはない。まだ空は暗いですが、夜明けがそう遠くないと推察可能です。


リック : ぽちぽちと仕事場に今日は休みます、その後シフトを夜勤に変更してくださいなどど連絡を打ちつつ。

 夜明けが迫っているのなら先に休眠をとるのも手だなあ、といったふうに皆の顔を見回す。


エルヴィン
 : 夜明けが近いなら無理はしたくないしね……次の集合場所をメルヴィル劇場にしておいて、「今晩」の探索は終わりにしてもいいかもですね。

 ヴィクターさんもパディとイチャイチャしたいと思いますので。(真顔)


アマランタ
 : 「私たちは休息した方がよさそうね」

 エリカには……今日のところは休んでもらいますか、という感じで。
 職場にも連絡しなきゃなーうち夜勤できる仕事あったっけなーとか考えているところ。

 こちらも行動はやりつくしてますので、劇場の情報を伝えたら休息に入ってターンエンド、っていう感じですね。


クラウディア
 : 考えても考えても浮かぶのはアガーテのことばかり。無事かしら、ちゃんと家に帰ったかしら、これからきちんとしていけるかしら。


リック : 次の晩にメルヴィル劇場で何時、という指定ですかね。

 あとは女性陣をリックが送って、男性陣とリックは各々帰宅、今晩と今昼はターンエンド。
 ヴィクター&パトリックの夜はターンエンドしないかもしれませんがそんなことはとりあえず横においておく。


ST : 彼女は今、どうしているのか。闇に沈む空の向こうを眺めても、応えのあろうはずがない。

 ……女性陣はあまらんたさん家に全員シュゥーッでいいのかな?


クラウディア
 : シュゥーッ! クラウディアはOKです。


アマランタ : 私はOKですの。<当家に女性陣集合


エルヴィン
 : ぼくもOKだよ!(といって混ざろうとするテスト)


リック : 兄さんはこっち。


エルヴィン : (自分のお家に帰ります顔)


リック : (よろしい)


クラウディア : アマランタさんにスマホ借りて、アガーテの番号打って、かけ……ようとする寸前で閉じる。とかやっている。


アマランタ : (明日はケータイ屋に連れていくべきかしらね……) こちらは行動申請など終了です。


エルヴィン : ヴィクターさんとパディの夜ははじまったばかりだぜ! と、りっくんが申しておりまして。


アマランタ : ( *´▽`*)


ヴィクター : 女子組に混ざりたいわー。


リック : あなたにはパトリックとボブがいるじゃない!


アマランタ : 両手に花じゃない! なんならえるえるくんもいるわよ! (本人のいないところで売り飛ばすがごとき)


エルヴィン : (にゅーん?)




 <一方その頃~>




ST : さて……。

 その場から少し離れて、あてどなく歩く二人。ヴィクターさんの背後を、パディがおっかなびっくりとついていく。
 あたりは静か。夜も更けに更け、夜を徹して動く列車の音も遠い。



クラウディア : だめだもうすでに腹筋がつらい。(笑)



ヴィクター : 「……なにそんなびくびくしてんだ。こっちこいよ」 半ば強引に手を引っ張り、横に連れてくる。

 「隣にいる方が話しやすいしな」
 そういってニコッと笑いかけ、くしゃりと頭をなでた。


パディ : 引っ張られてよろけ、あわっと小さく声を出した。

 ”父”は枯れ枝というが、彼自身もヴィクターさんから見れば、折れそうな具合に細い。
 具合というか……実際に折られていたが。


ヴィクター
 : 「しっかし、オマエすっげぇ細いよな……ちゃんと食ってんのか? ん?」 胸とか尻とかをバシバシ叩きながら。

 「ああ、でももう肉食って力尽ける……てのもできねぇんだよな……厄介な身体になっちまったなぁ……」
 彼に言ったのか、自分に言い聞かせたのか。


パディ : 撫でられた髪の毛がくしゃくしゃと乱れる。質の悪い紙のようなさわり心地。

 「あまり、食は太くないんだ。職場でもよく言われて、何か奢ってもらったこともあるけど、食べられなかった……」
 ヴィクターさんがばしばしと叩くと、そのまま身体が揺れる。



リック : なんでヴィクターさんて男性に対してはこんなにナチュラルにフラグたてるんでしょうねえ。


クラウディア : >男性に対しては<


リック : 男性に対しては。


アマランタ : 男性に対しては。(頷く) 今好感度が上がっていく音がしましたね。


クラウディア : ピロリン↑


リック : 攻略対象だったんだねえ、パディ……。


クラウディア : 修羅場仕様がないといいね……。



ヴィクター 
: 「ふーん……っと、そうだ……さっきエルヴィンに返してもらった電話……履歴にボブがあったな。つながったのか?」 とお構いなしにリダイヤル。ボブは電話に出るだろうか



クラウディア : ここでボブに遭遇???


ST : それ今回中に終わらない! 終わらないよ!


クラウディア
 : わかってて言ったサーセン。(笑)


エルヴィン : 夜の街を彷徨いすぎてるボブに遭遇したら終わらない。(笑)


ST : 終わらないというか話がどこいくのかSTもわからなくなる。


クラウディア : パラレル番外編……? > ボブに遭遇


アマランタ
 : ボブとヴィクターさんとパディには無限の可能性がある。



ST : とるるるる。とるるるる。とるるるる。

 ……さすがにこの時間です、眠っているのでしょうか。電話に出るものは、ない。(しかしこれ着信履歴は残るんだな。<ボブの電話)


 「ボブ?」
 パディが不思議そうに、電話の画面を見ている。



アマランタ : パディかわいいなあ……殺人犯だけどかわいいなあ……。


リック : いつかツケを払う日が楽しみですねぇ 無知を免罪符になんか出来ないのだと 思い知るのでしょうねえ……。(冷笑家)


クラウディア : りっくんこわい……。


リック : 知らなかった、怖かった、で済んだら警察がいらないのは確かですよぅ!?


アマランタ : まあねえ……吸血鬼の生き方というか食事考えたら、殺すも殺さぬも紙一重なんだけどねえ……いまちらっと父のスケープゴートなのではって思考がよぎったけどわりとふんわり。


リック
 : 事故なら弁護のしようがありますが、完全に意図的ですから……父のスケープゴートかぁ。父も陽の下に引きずり出したいなぁ。


ST : 吸血鬼は捕食者であります。カマリリャが、皆様がたが人との共存を願っても。最も、いたずらに人をあやめたのは、それ以前の問題なのですが。



ヴィクター : 「ああ……オレが人間だったころの仲間だよ。腹が減ってたんでちっとばかし御馳走になったんだが……まあ、そんなことはいいか」

 
「せっかく二人っきりになれたんだ」
 「……聞きたいことがある。あいつらの前では聞きづらいからな」



パディ : 「……聞きたいこと? 何か物思いにふけっていた眼で、ヴィクターさんの長身を見上げて。



ST : 人を殺めたのはそれ以前の問題、なのですが、なのですが……ヴィクターさんがヴィクターさんすぎて。


リック : ヴィクターさんのその発言はどの層を狙っているの?


ヴィクター : え? その発言とは……?


リック : ≫「せっかく二人っきりになれたんだ」


ヴィクター : だって! エリカちゃんやクラウディアちゃんに 「せっかく二人きりになれたんだ……」 とか言うとあれですぜ、痴漢扱いされますぜ……。


エルヴィン
 : (だからってパディに使うのはちょっと紳士すぎると思うよ!)(穏やかな笑みで見守る)




ヴィクター : では、パディに向き合い……。 「オマエ、今まで何人の血を吸って殺した?」 さっきまでとは打って変りまじめな顔でじっとパディを見つめて。


パディ : ぐっ、と彼は息を詰まらせる。


ヴィクター : 「正直に言えよ」


パディ : 「三人……」 喘ぐような声で、そう。


ヴィクター : 「全部女性だったか?」 淡々と。


パディ : 小さく頷く。 「全員女だ。人生を楽しんでそうな、若い女……」



ST : ※個人の感想です <人生を楽しんでそうな


アマランタ : ヴィクターさんは……本当に女子がいないところで色気が出る……。


エルヴィン : (女子がいる時も色気むんむん見せられればいいのにね……!)(ほろり)



ヴィクター : 「そうか……」 そういうとヴィクターはパディから目をそらし 「……もう一つ聞いてもいいか」


パディ : そらされた視線の先を、何とはなしに視線が追いかけかけて、やめて、小さく頷いて。


ヴィクター : 「……こんなことを聞くのは間違っているてわかっている。だが、気になるんだ……。……血の味は 誰のを吸ってもあまり変わらないものなのか?


パディ : その質問は意外だったよう。はたと顔を上げて。

 「……違うんだ。若い女の血は、柔らかくて濃い味がする。歳を食った男の血は、一度吸ったけど、不味かった。女でも、ひとりひとり味が違う……」


ヴィクター : 「へぇ……そうか、一人一人味が違うんだな…………それはよかった。一種類だけだとつまんねぇもんな」 ペロリと唇を舐めて邪悪な笑みを零し。

 「あ、でもこれからは殺すなよ。殺したら ころす」
 念押しは忘れないで。



アマランタ : このダークサイド感いいなあ。


ヴィクター : 食欲>>性欲>睡眠欲


アマランタ : ここのちょっと人でなしめいたヴィクターさん すきよ。


ヴィクター : アマランタ姉さんに好きいただきましたーー!!!!!!!!!!


リック : やったねヴィクターさん!!!!!!


アマランタ : アマランタはこのシーン見てないけどね!!!!!!! (アカン)


リック
 : 好感度(並行) ……そしてPLとPCの感性は別なので人でなしのヴィクターさんをアマランタ姐さんがお好みとも限らないつらみ。


ST : 熱くて人間的かと思いきや意外と人でなしっぽい所ありますよねヴィクターさん。いいバランス。


リック : いやー夜の世界っていいですねぇ。


アマランタ : つらみ。良心1トリオのりっくんとヴィクターさんには、同類だからこそ理解できる、っていうような一種の近しさを感じていそうなアマランタ。


リック : 良心1トリオの、ベクトルの違いが私好きだったりします。


ST : 全員違う良心1。


クラウディア : みんなちがってみんないい?


リック : アマランタさんのデキる女めいた、打算的でしたたかな大人っぽい艶っぽい女ならではの雰囲気。

 ヴィクターさんは一番人間くさいにもかかわらずここぞという場面で誰よりも外道を無邪気な笑顔でやるし。

 クラウディアちゃんが今のところ一番人間的で愛情深いなーとおもったり。
 未練とか悲哀とか一番こころあるかんじ。

 兄さんは虫の羽を丁寧に切り取って、ねえ透明で綺麗でしょなんて見せたい相手にとびきりの無邪気な笑みを向けてるかんじがする。


アマランタ : ああー わかるなあ<りっくんの人物評。


クラウディア : 未練たらったらですよもう。


リック : その断ち切れなさが人間性の頼みの綱なのだと思うのですよ。


アマランタ : クラウディアちゃんの場合はアガーテちゃんの存在も強いけど、折々に情が深いなあとおもう。


リック : そうそう、人見知りなんだなあとは思うけど、基本的に困っている人や弱者に対してはそちらの味方側っぽいというかな……。


クラウディア : (なんかすごいいろいろ言われてる)(あざざっす)(死守した甲斐があった)


エルヴィン : 「わーい綺麗な羽だよ、大事だからベッドの下にしまっておこう」(いそいそ)


リック : 兄さんは今度すみからすみまでお部屋のお掃除しましょうね……。


アマランタ
 : えるえるくんの部屋の片付けは おもちゃばこを開くようなドキドキ感があるな。とんでもないものが隠れている筈だ。(マルカヴィアンに対する不審の目)


リック : 無限増殖させたパディの小指とか詰まった箱がおいてあるかも?>マルカヴ


エルヴィン : 「そんなことないよー、普通だよ普通!」 だがマルカヴィアンの普通だった。


クラウディア : 小指どんだけ増えるんだよ。(笑)


リック : 輸血パックくわえさせておけば割りと増えそうかなって……。(笑)



アマランタ 
: 折につけ、懐柔はしつつも上下間を教え込むようなところ、ヴィクターさんはブルハー……まちがえた、ギャンレルだ。

 ギャンレルなんだな、って思う。ブルハーとギャンレルがよく混ざる。


ST : ギャンレルなのです。どちらも野生的で反組織的な氏族ですからね。


エルヴィン : そう、ヴィクターさんはギャルのオッサンだからね!


アマランタ : ギャルのおっさんだった!


リック : ギャルおっさん。


ヴィクター : ギャルのおっさん。(遠い目)


アマランタ : ……つまりりっくんはヴェルのお兄さん? (命名則に従う)


リック : おかしいな弟属性。



パディ : 細い背中が震えた。そのとき彼は、目の前の男に、純粋な怖気を覚えたに違いなく。

 「わ、分かった。分かってる……」
 その怖気は人間性や態度を超越した、あなたの中の”なにか”に対して感じられたものだった。


ヴィクター : 「よし、いい子だ……」 頭をぽふぽふ。

 ……ここまで脅えているならこれ以上脅す必要もない。良い手駒になってくれるだろう。
 「お、アマランタからメールだ……気を付けろってさ。……さて、これからどうするかな」


ST : 空は暗く深いが、夜明けは近い。


ヴィクター : 「……あまり長居はできないな。今日のところは帰るか。あいつらにもメールを入れて……っと」 メールには短く。

 『家に帰る。何かあったら連絡してくれ』

 とポチポチ送信。

 「ほら、行くぞ」

 手を差出してみる。


パディ : 恐る恐る彼はその手を取る。小さくはないが、長いというか、細長い印象の手。まだ深い夜の中。二人の背中は小さくなる。


ヴィクター : 「ベッドはオレが使うから、パディはソファな。あと、ベッドの下は絶・対見るなよ!」 なんてとりとめのない話をしながら……。


ST : 「……何か隠してるのか?」 などと、とりとめのない会話が続く。


ヴィクター : と、以上っす。



アマランタ : これはパディ視点でスチル入ったな……。


ヴィクター : すごいきれいな感じにまとまった……?


アマランタ : 手が綺麗なパディ。こういう手先で動きも器用なら手品師向きですね。


リック
 : これでパディが女性だったら 「冷たくもか細い指先が君の掌をそっと撫でて、絡んで握りこむ。やがて二人の背は夜の明けの闇へ小さく消えた……」 っていろっぽく出来るのに……ともおもったけど、男性でもそんなに違和感なかった。さすがヴィクターさんだ。


エルヴィン
 : ……握った手は折れてしまいそうに細く、彼の所在なさげな言葉にはこれまで日陰を歩いてきた、彼の生き方がわずかにかいま見れた。彼は餌だ。自分の仲間を巻き込んだ事件、その首謀者をおびき出すための餌にすぎない。頭でそう考えるも、「助けられるものなら」そんな感情が芽生える……?(シーン模造)


クラウディア : 全く違和感ない。(笑)


アマランタ
 : ifルートが増えるえ。(笑)


クラウディア : なんでヴィクターさん周りだけこんなにルート分岐してんの!?


ヴィクター : 何なのifルート!?


ST : では翌日となり、皆さんは劇場へと向かうのでした……。




 <翌日 ~ メルヴィル劇場にて>




ST : ……さて。あなたがたが眠りについた、次の夜。

 皆さんはうらぶれた劇場にいました。
 ……いましたでOKですか? 俺は行かないぜ!! って方いらっしゃいます?

 ヴィクターさんへの情報共有は済んでいてOKです。


リック : いますよー。


クラウディア : いました!


ヴィクター
 : 勿論、います!


アマランタ : います!


エルヴィン : いまする~。りっくんの服の裾をぎゅっとして。


ST : パディ及びエリカちゃんはどうしますか?



エルヴィン : パディはしれっと一緒につれていく?


ヴィクター : 何かあったときの囮に使おうぜ!(提案)


アマランタ : 今後こっちで面倒見るなら公子への面通しは必要でしょうしねー。


エルヴィン : えりりんは吸血鬼じゃないから連れていけないだろうけど、パディは吸血鬼だし、サバトだってのは言わないとバレないはず。

 あくまでパディは「一緒に儀式をとめた仲間」にして、あの千切れた指で「首謀者には逃げられた」と言い張ればいいかな。


アマランタ : ああー、ちぎれた指。良い使い方ですね、いけそう。



ヴィクター : パディが家に一人いて襲われても厄介なので、連れて行くのが好ましいです。(ヴィクター的には)


アマランタ : エリカについてはそのままアマランタの部屋にかくまいたいなあ。帰宅時にも気を付けているだろうし、部屋バレは考えなくてもよさそう……。


ST
 : 了解。エリカちゃんはひとり、アマランタさんとクラウディアさんの戻りを待つでしょう。


リック : いつでも連絡をとれるようにワンプッシュコール出来るようにしておいてもらいますよー。


ST : パディには何をしに行くか伝えますか?



エルヴィン : パディには「この事件の本質を調べるが、お前が正直に喋るとその場で殺されるから、口がきけないフリをしろ」と言い含めておく……?


ヴィクター : それよさそうですね。>パディに


エルヴィン : (有効利用される千切れた指)


リック : 高級ハンケチにくるんでもっていこう。


アマランタ : 親については我々同様「親の記憶がほとんどない、はぐれている」みたいな扱いにしておけば大丈夫かな? <パディ



ヴィクター
 : パディにはざっくり話して、口きけない演技しろ、で、 「大丈夫だオレがついている」 が良いです。


ST : パディはこくこくと頷いて、口元にマフラーを巻きつける。



ヴィクター : パディのわんこっぷり……。


アマランタ : あらかわ。 < マフラー巻き付け



ST : さて、うらぶれた劇場の中。今日は借りる人もいないらしく、閑散としています。

 これまた人通りの少なそうな地下。
 床ばかり綺麗な廊下に、皆さんの足音だけが響く。


リック : エルヴィン兄さんの手をつないで……合言葉を知っているのは彼ですからね。受付嬢のところまでいったら抱え上げてお顔をつきあわせられるようにしましょうか。


ST : 少し歩くと、受付の人間がひとり、灯りの少ない中にぼうと立っているのが見えます。


アマランタ : 立ち入ったことは、たぶんなかったろうなあ。落ち着いた歩きでリックとエルヴィンの後についていこう。



エルヴィン : 実はまだどういう合い言葉か知らないんですが、恥ずかしい言葉じゃなきゃいいなぁ……。(笑)


ヴィクター : 中二ワードじゃないんです?


エルヴィン : 「聞け! そして……見よ! これが我が内に秘めたる闇の炎……汝その炎で身を焦がし、新たなる扉を開くがいい!」 とかはエルヴィン言えるけど 「好きです」 とかは恥ずかしいお年頃なの。


ヴィクター : なんだっけ……えるえるくんの手紙に描かれていた……ウッ、頭が……。


アマランタ : 「すでに宵闇しか歩けなくなった貴女へ、同胞からささやかな挨拶を届けたい……」


リック : やめてあげてえー!!(笑)


エルヴィン : やめてあげてぇぇー! まだ本人は「カッコイイ」と思ってるんだからー!


アマランタ
 : ウッ頭が。


クラウディア
 : なるほどそれが合言葉だったのか……。(納得顔)


アマランタ : マルカヴ議会に伝わる由緒正しい挨拶に違いない。(?)


エルヴィン : マルカヴ議会の挨拶で臆してたら、トレアドール議会の挨拶にはついていけませんぞ!


ST : 年経たマルカヴは分かってやってそうだけど、年経たトレアドールは本気でやってそう。


リック : ヴェントルー議会にも総スルー喰らいますよ!


アマランタ : トレアドール議会は、ノスフェラトゥ元老院が五文字で終わらせるところを五十行で進行してくるからな……?


ヴィクター : なにそれこわい……。




ST : やがて劇場の受付へ到着する。 「利用者の方ですか」


エルヴィン : 女性かな? 男性かな? ……リックさんにひょい、と抱えあげられて。

 「こんばんは……あの、ぼく、用事があってきたんです、えぇっと……」 そこで、教えられた合い言葉を辿々しく伝えましょう。


ST : 「光あれ」

 風変わりな合言葉を伝えると、帽子を深く被った無機質な印象の女性は頷いて、すうっと手を伸ばし、奥を指さします。
 そして、皆さんを先導するように、続く廊下の向こうへ歩き出します。


エルヴィン  (トコトコトコ)(ついていこう!)


アマランタ : ついていきましょう。ここまで来たなら、ひるんだ様子なんて見せられないのです。


ヴィクター : 後ろはしっかりガード! パディとともに殿を務めますよ。


クラウディア : アマランタさんの後ろとか隣あたりをキープしますよ……そわそわ。


リック : 行く先には何があるやら。余裕のないところを見せたらこういうのは負けです。


ST : 廊下の向こうはさらに灯りが少なく、皆さんを飲み込む闇のよう。

 先導され歩いていくと……何度か道を曲がり、大きな扉に行き当たりました。
 彼女はその扉を、さした力も込めずに開きます。

 ……。
 そこは小規模な劇場になっていました。ただし、作りは上の大ホールよりもしっかりとしていて、造作だけ見れば大きな劇場にも引けを取らない。
 最前列の席に座る人影が立ち上がり、皆さんの方を振り向きます。


アマランタ : (この劇場、こんな場所なんてあったかしら。随分とけれんみがあるわね)(動いたもの、人影に視線を向けて)


エルヴィン : (見覚えのある人かな、どうかな) とりあえず、振り返った人が何をいうのか見守りましょう。


ST : 白いスーツを身に纏う、まだ若い印象の黒髪の男。あなたがたの誰も、その姿を見たことはありません。

 彼は、その傍らに、ひとつの人影を従えています。
 その人影とは───


 ……。

 …………。

 ………………。


 さて、すごいシーンですが、ここで本シナリオ、第一幕は終了となります。
 ラストシーンは次回へのヒキでした。すまない。
 続きは! 次回!!



クラウディア : ウワアアアめっちゃ気になる!(笑)


アマランタ
 : 良い引きですね。


ヴィクター : キニナルゥ!!


ST
 : 次シナリオから新しい参加者さんが一名入りますので……。


エルヴィン : マジですかぁぁぁ!?(正座待機) うわぁ、楽しみでする……!


リック : みんなで愉しく6人卓ー!


ST : よろしくお願いします。それでは、今回で第一幕終了です。お疲れさまでした!


エルヴィン : お疲れさまでしたー!







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