>> 第九回 / 紳士





 宵闇に導かれ、集まった血族たち。
 彼らが今、動き出す……見えない繰り糸に操られて……。




エルヴィン : こんばんはっす~。(どどんと!)


ヴィクター : こんばんはどすえー。


アマランタ : こんばんは!(どどんどどん!)


エルヴィン :

 <前回までのあらすじ>

 弟の電話口で兄は華麗に中二病をこじらせていた。
 一方どこかの卓ではスタイリッシュ誘拐が流行っていた。



クラウディア : スタイリッシュ誘拐やめて。(笑) つらい。(笑)


アマランタ : スタイリッシュ誘拐……。(ボブに教えておこう)


エルヴィン : ボブ 「今日から…………早速、家出してください」(ヴィクターさんに向けて)


ヴィクター : ヴィクター「go home」


エルヴィン : ヴィクターさんのボブの扱いがわんこじゃねーの。(笑)


アマランタ : ボブ 「……意味、わかってもらえませんか。ヴィクターさん」(貴方の目を見つめたまま、一歩踏み出す)


ヴィクター : ヴィクター 「お、おう……?(なんでこんなコイツ積極的なんだ)」


エルヴィン : 雑談がまた綺麗にボブでまたSTに喜ばれちゃうよぉぉ、ふぇぇ。


クラウディア : この卓ボブが出ない日は永遠に来ない気がする。


エルヴィン : ボブって本当にこの卓のアイドルだなー!(本編にはそんなに出ていません)


ヴィクター 
: ヴィクター曰く、「ボブって猫か犬かで答えると犬だよな……最初のかみつき具合といい後の従順さといい……HACHIかよ……」


アマランタ : そういえばギャンレルって人狼(ワーウルフ、ガルゥ)と付き合いがあるって設定があったな……とおもって、ワーウルフのるるぶを引っ張り出していた。ボブ人狼ワンチャンない?(ない)


ヴィクター : ボブが人狼だったとしたら、もうヴィクターどうボブに接したらいいのか……。(でも人狼×ヴァンパイアの組み合わせは嫌いじゃない。むしろ好きである)


アマランタ : ここまで(主に舞台裏で)生き生きしているNPCは初めて見ました


リック : こんばんブァー。(ドライヤーかけながら)


アマランタ : イケメン風に髪をなびかせて現れるリックさん。


ヴィクター : さすがイケメン…半端ないぜ……。


リック : 風になびいてません髪。(しっとり)


ST : さて、みなさんお揃いになったようですので……ぼちぼち始めましょうか?


エルヴィン
 : はーい。(すちゃ)(正座待機)




 【13日・未明・車道】




ST : かくして夜の子たちは、宵闇のなか集った。(ただし、一人は電話越し)

 さあ踊ろう、史劇の中。終幕はもはや近い。
 幕を染める赤の色は、君達が決める。



クラウディア : 集った。(電話越し)


アマランタ : 電話越しのりっくん。


エルヴィン : 一人電話越し、で、脳裏に 「卒業写真をとるときに休んだ人」 を思い出したなどと。


アマランタ : りっくん楕円写真で挿入されちゃう。


リック : うわせつない。>卒業写真



ST : ……さて、(ヒースさんの)捜索シーンからでしたね。ヴィクターさんたちが徒歩。リックさんは車。お二方は同じルートを通られますか?


アマランタ : 基本的にはえりりんがいつも通っていそうなルート(同じ大学のクラウディアちゃん辺り見当がつくのではないかと思うので)、徒歩組はそのルートで小さい路地なども確認しながら……という感じでどうかな?


リック : 折角わかれましたしねー。


ヴィクター : 賛成です。>別ルート


ST : では、リックさんが大通りを、ヴィクターさんたちが小さな路地を確認しながらゆく、と。


アマランタ : はい!


ST : …………ブロロロロロー。リックさんは己の愛車を転がしながら、大学を目指してひた走る。


リック : 車のライトを光源として頼りに。


ST : 時折路地に目をやるのですが、彼女らしき姿は見当たらない。

 既に真夜中。眠りを知らない大通りとて、人影はだいぶん少なくなっている。
 しずつ大学が近づいてくる。しかし、彼女の姿は見つからない。


リック : ヒースさんの家~大学間は徒歩でどれほど時間がかかるものでしょう?


ST
 : 徒歩……というか、途中で地下鉄を使いますね。終夜とまではいきませんが、終電はかなり遅いのです。最寄り駅から家までは徒歩で十数分、そこから数駅、降りて十数分くらいでしょうか。


リック : 出た時間がハッキリしないのがなんともいえないですが……まあちゃちゃっと大学へ、先回りでもする気持ちでいきましょうかね。


ST : では、車で大学へ、と。


リック : はいー。




 【13日・未明・歩道】




ST : では、リックさんが大学へ着いたころ……ヴィクターさんたちに代わりましょうか。……細い路地を見て回りながら歩くヴィクターさんたち。


エルヴィン : (キョロキョロ)(みあたらない?)(あ、ねこ)


ST : にゃー。……小さな野良猫が走り抜けていきました。


アマランタ : にゃーん


ヴィクター : 「ちちち……にゃー」


リック : み゛ー。


エルヴィン : 「ヴィクターさん、ねこは敵意がないのをみせないと警戒して近づいてこないよ! おなかをだして服従のポーズをするといいんだよ!」 ……などと教えたらどうなるのかう゛ぃっくん。


クラウディア
 : さすがお猫様やで……。


ヴィクター
 : さすがにいい歳したおっさんがそのようなポーズをとるのはいかがなものかなので華麗に断るぜー。(笑)


ST : 猫は皆さんを華麗にスルーなされました。


アマランタ : 路地に妙な荒れ方が残ってないかな、とチラチラ周囲を確認して。


ST : 妙な荒れ方……裏路地に残る喧嘩のあとなどは、別に珍しいものではありません。


クラウディア : 路地裏に倒れているボブの姿などはそう珍しいものではありません。


ヴィクター : NGシーンや……。


リック : 背景にボブ仕掛けたくなるね。


アマランタ : 街を進む一行の背景に、定期的に表れる路地裏に倒れたボブ?


エルヴィン : (笑ってはいけない~みたいだ)


アマランタ : ……では喧嘩の後など、 女の子がさらわれた系の痕跡(女の子の小物が唐突に落ちてるとか)でなければスルーして大学方面に行くのです。


エルヴィン : ぼくも、たとえば同胞でもいたら興味をもつかもしれませんが……ただの人影には興味がないので、妖しい所がなかったらスルーしてりっくんの所に行くのです。実はりっくんも心配!


ST : やがて、皆さんは地下鉄の駅に到着します。



アマランタ : 地下鉄かあ……。


エルヴィン : 脳内で石丸謙●郎が車窓からの風景を解説する。でんおう!


アマランタ : 唐突に脳内展開する世界の車窓から。


エルヴィン : 「今日は、アメリカ、いんすますの旅をお送り致します」(CV石丸)


アマランタ : アカン。(確信) ……石丸さん何だか目がとても丸くなって。



ヴィクター : エリカ探しながら、消えたボブも探しつつ、リックとの合流急ぎましょうか。サッサ。


ST : ボブも探すのね。


エルヴィン : ヴィクターさんの良心1が働いた!


クラウディア : 最後の良心が……。(笑)


リック : きっと気まぐれか はらへった


ヴィクター : そう、お腹がすいたら困るからね。


クラウディア : 良心などなかったな。


エルヴィン : 非常食……。(笑)


リック : 良心的な行いをまったくといっていいほど行わないヴィクターさん。


エルヴィン : 扱いとしては乾パンみたいなのかな。ボブ。


リック : せめてジャーキーにしたげて!


アマランタ : ヴィクターさんの良心1は心が躍るぜ ヒュー!


ヴィクター : 良心は1ですから。いざってときに役立ちそうじゃないですか?>ボブ きっとヴィクター大好きだから盾にもなるよ。便利!


エルヴィン : ヴィクターさんをかばって満足そうに笑って倒れるボブが脳裏によぎったじゃないですかやだーーー!


クラウディア : ヒロインだな。(笑)


リック : さっそくヴィクターさんの人間性下がるのかな。(笑)


アマランタ : 真ヒロインはボブか……。


ヴィクター : ごついよ……ヒロインごつすぎるよ……そんなの絶対おかしいよ……。



ST : さて、到着したのは地下鉄の駅……夜なお動くトレインの音が微かに聞こえる。

 ほどよく朽ちた地下道がぽっかりと口を開け、切れかけた蛍光灯が地下道を照らす。
 酔客が道を通ったものか、饐えた匂いがわずかに漂う。


エルヴィン : えりりんが普段使っている駅なのかな? えりりんが大学まで全部徒歩でいくと思えないし。

 「ヒースさん……は、この駅を使ってるのかな? ……乗ってみる? すれ違っちゃうかもしれないけど……人間の女の子が徒歩で大学までいと思えないから、会える可能性は高い気がするよ?」 と提案。


ST : ここは彼女が普段使っている駅です。


ヴィクター
 : エルヴィンの提案に 「だったらあれだ、ここで二手に分かれるか? すれ違わないよう歩く方もいらねえか?」 と提案します。


アマランタ : 「そうね。乗らないことには大学まではいけないし……」 と賛成。

 あ、駅の様子を見て、何かトラブルが発生した様子がないかだけ確認しておきましょう。

 トラブル=路地裏探索と同条件、女の子が事件に巻き込まれたかも……。
 という感じでざわついてる様子がないかとかそんなんです。


ST
 : 地下道にある落書きもいつもどおり。饐えた匂いもいつもどおり。地下道は、通る人もなく静かなものです。


エルヴィン : 二手に分かれるとしたら、携帯電話をもってるのがアマランタさんとヴィクターさんだから……。

 アマランタさん&エルヴィンおねしょたチームと、ヴィクターさん&クラウちゃん。
 って分け方か……アマランタさん&クラウちゃん麗しい花チームと、ヴィクターさん&エルヴィンの男祭りチームかな……。


ST
 : (おねしょたを)間違っておねしょチームって読んだよ。



アマランタ : メタとしては、大学につくまでの経路では何も起こってないんじゃないか、と思ったりもしつつ……おねしょチームをおねしょたチームって読んだよ(還元)


エルヴィン : ビジュアル的にはおねしょたチームと身長差チームだろうけど、クラウちゃんの心境的には百合チームの方がよさそうだね。(笑)

 ……メタ的には何もおこらなそうだけど!
 でもこういう時に交流をはさんでフラグをたてるのがみなさんの仕事でしょう! さぁがんばれ!


クラウディア : クラウディアの性格だとそうだね。(笑)>百合チーム ……PL的には前者が好みだけどな。


アマランタ 
: フラグ建築なるほど。(笑) ……おっさん+ショタもおいしいですぅ。


クラウディア 
: あれだよアマランタさん。 宵闇になんたらかんたら ってえるえるくんをいじめられるよ。


アマランタ : アマランタならそろそろ新しい武器を手に入れないとマンネリだわってアンニュイ顔してたよ!


ヴィクター : 肩車して合体しながら歩いていくかクラウちゃんか……クラウちゃんヴィクターのことどう思ってるんだろうな……?


クラウディア : 悪い人ではないなと思ってます。が、苦手なのはきっと苦手。(笑)


エルヴィン : (エルヴィンはう゛ぃっくんの事をおっぱいのお兄さん、と思ってます。まるで豊満なおっぱいがあるお兄さんのようだ)


ST : おっぱいのお兄さん!?


アマランタ : おっぱいの(だいすきな)お兄さんか。


ヴィクター : それってボブ? って思った。(白目) >おっぱいのお兄さん



エルヴィン : (そうそう。おっぱいの略しておっぱいのおにいさん!)(う゛ぃっくんはボブも豊満なおっぱいだと認めている。OK理解)

 「二手にわかれるんだとしたら、連絡手段をもっている人同士で別れた方がいいよね。ぼくは……見ての通り小さくて足も速くないから、別れるにしても移動は電車にしておくよ」
 といっておく。


アマランタ : 「途中でトラブル……というのは今のところなさそうね」「私は携帯はあるからどちらでも……エルヴィンかクラウディアと同行する形かしら」


クラウディア : 黙ってすそそってアマランタさんの方に寄りますね。


アマランタ 
: あら、一緒に行く? って、すすすって寄り返そう。>クラウディアちゃん


ST : なんかヴィクターさんが可哀想な感じになっている。


ヴィクター  (オレ嫌われてるのかな……)


エルヴィン : (ぽん、と背中を軽くたたいて)「……電車でいこうか、ヴィクターさん」(きらきらした優しい微笑みで)


アマランタ : 「決まりね。じゃあ私たちは徒歩で。あ、そちらは電車降りたときにでも一度連絡入れてもらうといいかしら」 テキパキ。


ヴィクター : 「……ああ、そうだな、一緒に行くか。わかった、降りたら連絡する」 エルヴィンの頭をこれでもかってぐらいぐしゃぐしゃ撫でます。


エルヴィン : 「うにゅー」(くしゃくしゃ) 「じゃあね、二人とも。気をつけて……」 と、別れて大学方面へ向かいますー。


クラウディア : 「あの……私、男の人あんまり得意じゃなくて……ごめんなさい……」


ヴィクター : 「別に……気にすんな(`・ω・´)b それじゃあな」



クラウディア : 顔可愛い。(笑)


アマランタ : でたぞ! かわいいヴィクターさんだ! かこめ!!!


エルヴィン : かこめ! かこめー! 絶対に逃がすなこの顔をー!


ヴィクター : な、なんだと……囲まれている……どういうことだ……!!



アマランタ : では早速出かけましょう。(とことこ)


クラウディア : (とことこ)


ST
 : とっとことっとこ。



エルヴィン : (がたんごとんがたん、がたんごとんがたん)「ドアシャリヤッシュ!」


クラウディア : ダァ! シャリャッス!


ヴィクター : ダァシェリャッス!


アマランタ : 京浜ェ……。



ヴィクター : (サブウェイのチケットってどうやって買うんだったか……)


アマランタ : えるえるくんは電車に乗れる子だと信じ……現金もってましたっけ?


エルヴィン
 : (カードって使えるのかな?)(小銭もってない)


アマランタ : (笑)


エルヴィン : (これが……でんしゃ! 模型以外ではじめてみた!)


アマランタ
 : (ちゃんと電車に乗れるのかしらあの二人……)(とっとことっとこ)


ST : ではまず、徒歩でゆくアマランタさんとクラウディアさん。

 もはや人影はまばらになり、少しずつ街のあかりも暗くなってゆく。
 ふいと気づけば、おぼろな街灯に照らされて道に伸びる影を引きずって、ただ二人。
 ひゅうと風が過ぎる。


クラウディア : アガーテはちゃんとおうちにいるかなとか考えながら。基本的に何も聞かれなければ黙ってます


アマランタ : 少し心細さもあるけれど、年少の女の子と一緒なんだし、弱気は表に出さず。

 「今のところ、事件に巻き込まれている……という感じはないけれど。ヒースもこんな夜に出かけなくてもいいのにね」
 とか言いながら歩いています



ヴィクター : 大人の女性だ……素晴らしい……。


クラウディア : アマ姉さんに踏まれたい……。


アマランタ
 : クラウディアちゃん……? 女の子は踏めないよ!


クラウディア : PLを……中の人を……踏んで罵ってください!


エルヴィン : (エーーーー)



クラウディア : 「あ、うん、ええ……こんな時間に……女性がひとり歩きは……」


アマランタ : 「そういえば……貴方の妹さんがここにいないっていうことは、彼女は……その、"大丈夫"だったの、よね?」

 そういえばアマランタはクラウディアちゃんの方の事情を聴いてなかったと思うので、ここで話を聞いておこうという顔。


クラウディア
 : 「はい……大丈夫、です。理性が飛ぶ前に、出てきたから」(性的な意味ではない)


アマランタ : ※性的な意味ではない  ふいた。


ST
 : 意味深。


クラウディア : 「でも、私を探しに出てきてしまったみたいで……ちゃんと帰っていてくれるといいのですけど」


アマランタ : 「そう、彼女の方は人間のままなのね。……大変だったわね」 頷いて。

 (ということは、彼女の血を吸った吸血鬼は、一人だけしか吸血鬼にするつもりがなかったのね……?)

 それから。
 「なるほど……それでは、心配ね。これが終わったらまた連絡を取るといいわ」 とかなんとか話していたのだと思います。


ST : ふむ……お二方。 <知覚> 難易度5で判定してください。


クラウディア
 : 3B10>=5 であってるよね!? (ころころ) DiceBot : (3B10>=5) → 9,1,10 → 成功数2


アマランタ : 2B10>=5 おおう。知覚は2しかないんだよなあ。 (ころころ) DiceBot : (2B10>=5) → 3,3 → 成功数0 デデェーン。


エルヴィン : 1でてないから大失敗ではないよ。ただの成功数ぜろだよ! ……アマランタさん何か他ごと考えてたんだ。



ST : えー……アマランタさんの耳に響くのは木枯らしの音と、時折吠える犬の声ばかり。


アマランタ : (街に見えるのはタイヤの広告ばかり、ね)(気づかないのだ)


エルヴィン : タイヤの広告ばかりの街 : とは?


クラウディア : しかもヨコハマタイヤだけ? > 広告 ……ボブの次はタイヤかよ。


アマランタ : ソビエトロシアではタイヤがあなたを装着する!


ST : ボブタイヤ?


クラウディア : 何でもくっつければいいと思うなよ!


ヴィクター : ボブゥ……。(笑) ボブがヴィクターを装着するの?


アマランタ : (エロス)


エルヴィン : (えろす)


クラウディア : (えろす)


ヴィクター : (なんでや……)



ST : そして、クラウディアさん。

 おぼろな街灯に照らされて、古いタイヤの広告の下。わだかまる闇の中に、身じろぎする音と息遣い。
 誰かが……様子を伺っております。


クラウディア : 猫とかでないです? 「誰か」です?


ST : 動物ではなさそう。


クラウディア : 息を飲んでアマランタさんの袖をくいくい引っ張る。 「……誰か、こっち……見てます」 囁いて。ボブじゃないよね?


エルヴィン : ボブまさかの光臨?


アマランタ : 「――広告の下? そう……」 ヴィクターさんに近づく女は許さない系ボブじゃないわきっと。


ST : 街灯の明かりとの対照が作り出す闇は暗く、形をもってわだかまるよう。


アマランタ : アマランタは先覚1があるんですが、クラウディアに位置を示唆してもらったことで、相手の存在についてより詳しく知ることはできないでしょうか?


ST : 超感覚ですね。可能でしょう。

 闇の中に注目しようとすると、アマランタさんの見ている世界がすう、と変わっていく。
 それはあなたにとって、不思議な変化に思われるでしょう。
 街灯の光はあかるくなり、闇がヴェールを引き剥がされていく。
 わずかな息遣いが鮮明な音として響き、呼気の中の安酒の臭いすら、感じ取れるような気がする。


アマランタ : すぅっと瞳の赤みが増していたかも。(こんなこともできるのか……便利なようでいて……危うい能力ね)



ヴィクター : アマ姉さん格好良い……。


クラウディア : やっぱり踏んで(ry


アマランタ 
: ふ、踏まないよ!!!!!


エルヴィン  : <アマランタさんに踏んでもらう列><こちら最後尾>


アマランタ : エルエルくんその看板はいったい。



ST : 闇の中に男が姿をひそめ、好色な気配であなたがたを見ています。刃物のたぐいは見えないが、ポケットに何か隠し持っているようではあります。


アマランタ : 人間です?  息遣いもあるし人間っぽいけど、先覚1ではそこまで分からないかな。


ST : 1ではオーラが見えませんからね。



アマランタ : どーしましょうね。


クラウディア : うーむ……。


アマランタ : アマランタは支配1があるから、相手が襲ってきても、人間なら対処できそうですけど 吸血鬼だとちょっとコワイ。


クラウディア : ただの人間だといいんですけどね。(?) PC心情だと回避できるものはしたいかな……。


アマランタ : 逃げたいですけどどうしたものかな。さりげなく明るい通りの方に進もうとする……とか。

 携帯で通話しているふりを始めるとか。(リアル痴漢避け手法である)
 ……女子組は戦闘力が薄いですしなあ。相手から逃げる方向性で動きますか。


エルヴィン : その方が無難そうですねぇ。


クラウディア : 逃げ逃げしましょ。


アマランタ : にげにげ!


ヴィクター : 相手に勝てるときのみ戦えってじっちゃんも言ってた!


アマランタ : では……相手が手を出してくる様子がないうちに、さりげない動作で男子組にメールを打っときましょうか。

 「武装の可能性のある変質者につけられている」
 と、だいたいの場所情報、先覚で察知した情報をめるめる。


クラウディア : (携帯……壊してしまったけれど……アガーテの電話もアドレスも、きっと忘れられないわ……)


ST : メールは無事に送信されました。


アマランタ : メール打っても相手がまだこちらを観察しているだけなら、携帯で通話を始めたようなそぶりをしつつ、人気のある通りの方へ動きましょうか。

 電話で人に呼ばれたから話続けながら戻るよーっていう体で。


クラウディア
 : 不安げについてきます。


アマランタ : どきどき。


ST : 相手は一瞬動きましたが、通話しているようなそぶりを見てまた闇の中へ戻っていきます。チッと舌打ちがひとつ聞こえた。

 お二人が大通りに出たあたりで、ヴィクターさんたちに移りましょう……と、思いましたが今日は時間ですね。
 今日はここで終了といたしましょうか。

 ヴィクターさんたちのシーンはまた次回で、お疲れ様でした!


エルヴィン : お疲れさまでしたー!






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