>> 第十三話 / 夢想奇談





 青白い花畑は神託により崩壊し、現実の疑似世界が始まる。

 そこは、血族がその力を失い陽光の下でも生きられる世界。
 そこは、太陽が傾く事のない世界。
 そこは、人が血族を見てもさして驚かない世界。

 夢の「外」からきた吸血鬼たちにとっては違和感のある世界に、人も夜の使者たちも当然のように生きていた。
 ただ一つ、「ケイティフ」と呼ばれた、血の薄きものたちの行方を除いて……。

 全ての事実が曖昧のまま、夢は穏やかに過ぎていく。





ヴィクター : こんばんはー。


フィオナ : こんばんは。


ST : こんばんはー!


ヴィクター : 今日はめちゃくちゃ寒いですね~風邪ひかないよう気を付けて……。 (※この日都内では雪が降りました)


フィオナ : インフルエンザも流行ってますし、注意しないといけませんね


エルヴィン
 : 低気圧にも注意だ……注意してもだめだ低気圧は殺しにくる……!


ST : さて、ちょっとお待たせしましたが、よろしければ始めようかと思います。


ヴィクター : 準備大丈夫です! 今日もよろしくお願いいたします~。




 【終末に至る夢にて】




ST : 夜に眠った吸血鬼が見る朝の夢。

 大災厄を思い浮かべて潜った夢は、予想外にもひどく穏やかな世界であった。
 その夢の中で、 現で別れたはずのジョナサンたちと再会する。

 終末の朝は、何を始めるのか?

 ── Vampire: The Masquerade、開幕。


 ……。
 …………。


 さて、教団で待機することを決めたあなた方。
 待機するとして、教団内のどんな場所で待機する?


エルヴィン : 新聞とかテレビとかがあって、PCが使えるような場所で、街そのものに事件がないか調べたい所存ですが……あまり皆とも離れたくないかな。


ヴィクター : 窓と扉から離れた壁の隅っこで待機したいところです……。


フィオナ : では、教団の運転手さんには屋内に戻っての待機(休憩ともいう)を、タクシーの運転手さんにはちょっと施設内で休んでいくようにと提案します。

 自分はジョナサンを伴って、エルヴィンさんやヴィクターさんと同じ部屋で待機。


ST : TAXIの運ちゃんは、待機をお願いしない限りは軽く断って出て行こうとするよ。走らせないともうからない仕事だからね。教団の運転手は従う。

 ちなみに、教団の部屋には窓はあるのかな?>フィオナさん


フィオナ : ある部屋にはありますが、血族用に窓のない部屋も用意してあります。


エルヴィン : (ふむー)



フィオナ : タクシーの運転手さん、戻ってもらっても大丈夫でしょうか。教団が無事(?)だったので、彼に待機していてもらう必要性はあまりなくなりましたが……。


エルヴィン : ちょっとおもてなしして帰ってもらいましょうか、へやにあげてしまったし……ん、断られたのかな? だったら帰って貰っていいかな? また呼べるし……。


ヴィクター : アディオスタクシーの運ちゃん……。


エルヴィン : ピッツァの配達より気楽に呼んでたぜ。



ST : 窓のある部屋・ない部屋どっちにこもっとく?


フィオナ : では、タクシーの運転手さんには飲み物と軽食を提供しつつ多めにチップを払い、帰ってもらうことにします。


エルヴィン : エルヴィンは窓のある部屋かな? 自分の変化にも気付きやすいだろうし……すぐ窓のない部屋に避難できるばしょがあればなおgoodです。


フィオナ : 「ありがとう。貴殿のおかげでいろいろと助かった」 と運転手さんには言っておきます。


ST : では、運ちゃんは喜んでおもてなしを受けたのちに戻っていくだろう。 またいつでも呼んでくれよ! って感じだ。


フィオナ : 「エルヴィンは窓のある部屋に行きたいのか……。ヴィクターはどうする?」


ヴィクター : 「オレは、窓のない部屋があればそこがいいが、なければ別にどこでもかまわねえぜ?」


フィオナ : 「窓のない部屋もあるにはあるが、私としてはこの状況では全員でまとまっているべきだと思う。私やエルヴィンと同じ、窓のある部屋でも構わないか?」


ヴィクター : 「……そういうことなら、別に構わねえぜ。ただ、オレが寝るときは離れてくれよ?」 寝相悪いからね。


エルヴィン
 : 「異常を感じたらすぐに逃げればいいし……陽の光の恩恵を受けられる機会なんて吸血鬼をしてたら早々ないだろうし、焼いてきなよー」

 と軽い感じで。新聞とか週刊誌……教団内にあるかな? あればいくつかチョイスしていきます。


ST : 週刊誌はあるのかな? そこはフィオナさんにお任せします。では、窓のある部屋にこもって待機する、と。


フィオナ : 週刊誌は……ちょっとお堅い感じのやつならば置いてあります。待機しつつ、こちらは拳銃と防弾チョッキのチェックをしておきます。


ST : では、チェックしていると…… 全員、なんとなく外が騒がしいことに気付くよ。窓の外を見る?


ヴィクター : 見ます。


フィオナ : みます。


ST : エルヴィンくんは?


エルヴィン : 見に行きます。背が届くかな!?


ST : ジョナサンも窓を見る。そして、全員、気付くことがある。

 外が、赤い。陽が昇ってきたのか? いや、違う。
 燃えている。街の向こう、空の彼方が、大火事のように燃え上がっているのだ。

 全員、狂乱判定を。距離が遠いがスケールが大きいので、難易度は7だ。
 そして、エルヴィンくんは成功した場合、狂乱判定を難易度7で「もう一回」行ってほしい。異様な事態だからね。<ヒステリー症>の影響だ。



ヴィクター : 狂乱判定って意志力で行うやつでしたっけ……?


エルヴィン : 狂乱判定は自制だっけ?


フィオナ : 勇気だったような?(諸事情により手元にルールブックがなく確認不能)


エルヴィン : みんな違う!


フィオナ : 見事にバラけましたね。(笑)


エルヴィン : (ルールブックの)狂乱の項目呼んでるけど、判定がどこに書いてあるかわからんのだよ!



ST : あ、すみません。STの宣言ミスだ。

 狂乱判定ではなく<紅の恐怖>判定です。<勇気>で判定ね。


フィオナ : 了解です。


エルヴィン : <紅の恐怖>ほうか! 吸血鬼じゃなくなったと思ったからやらなくていいと信じてたのに!


ST : で、エルヴィンくんはこの判定と、通常の<狂乱>判定(<自制>で判定)を両方行ってください。


フィオナ : 1b10>=7 勇気 (ころころ) DiceBot : (1B10>=7) → 2 → 成功数0(失敗) やったぜ!


エルヴィン : 3b10=>7 紅の恐怖判定にゅん。勇気3。難しいにゃぁ。 (ころころ) DiceBot : (3B10>=7) → 9,1,8 → 成功数2(成功1


ヴィクター : 勇気は4! 頑張る! 4b10>=7 (ころころ) DiceBot : (4B10>=7) → 9,8,10,2 → 成功数3


エルヴィン : 成功1だから一時的抑えられるかな。あと狂乱(自制)判定いきます!

 4b10=>7 パニック発作だにゅぅ。自制は4だにゅう。(パラサ=ピルペ=パン) (ころころ) DiceBot : (4B10>=7) → 7,4,8,5 → 成功数2 大丈夫だったにゅぅ!


ST : では、紅の恐怖判定に失敗したのはフィオナさんだけだね。

 フィオナさん。あなたは燃え上がる空を見て、炎の恐怖、血族としての根源的な恐怖に襲われる。
 <狂乱>だ。窓の外を埋め尽くす炎から逃げ出そうとするだろう。

 意志力を消費すれば抑え込むこともできるよ。
 それ以外のお二人は、窓の外で同様に、血族たちがパニックにおちいっている姿が見えるだろう。

 そして同時に気付くことがある。パニックに陥るもの、空を見上げて驚愕するものと、驚くこともなく周囲を不思議そうに見ているものがいる。


フィオナ : 「うわぁぁぁあああ!」 と叫びながら、ジョナサンの所に這って逃げ、そのまま彼につかまると 「ジョナサン! 私を連れてここから離れろ!」 と誰が見てもまともでない様子でわめきます。


ST : 「っ、ど、どうしたんだ?」 ジョナサンは驚いた様子で、あなたを部屋の外に連れていく。そして、どうにかあなたを落ち着かせようとするよ。


エルヴィン : フィオナさんの事はジョナサンに一端お任せして、外に注視します。

 狂乱になるものと、ならないものに何か差異とかありますか? あと、人間も狂乱になってるとか……そういう異変はどうしょう。
 (今は吸血鬼の力がないのに紅の恐慌が現われたなら……人間にもそれが現われる可能性もあるかも?)


ST : そして、外の様子だ。狂乱しているものは、遠くてわかりづらいものもいるが、大体が血族のようだ。

 逆に、人間は…… 空が燃えていることにすら、気づいていないのではあるまいか?


フィオナ : 部屋の外に出た時点で屋外の赤は見えなくなっているはず。落ち着くことは可能でしょうか?


ST : 暫くすれば落ち着いて構いません。ジョナサンが 「何があった?」 と聞いてくる。


フィオナ : 「……すまんな、取り乱した」 とまずは謝罪します。 「窓の外が真っ赤に染まっていた。まるで空そのものが焼けたようにな」


エルヴィン : フィオナさんから日を遠ざけるためにドアをそっ閉じ。(パタン)

 狂乱してない血族は、エルヴィンやヴィクターさんみたいにふんばった人たちかな? 明らかに「血が薄い」……ケイティフって印象じゃない感じですかね。>おそと


ST : そうですな。狂乱してないものも、驚いたがどうにか踏ん張ったという印象だ。>エルヴィンくん


ヴィクター : 「空が燃えるって……どういう状況だ??」 ヴィクターにはちんぷんかんぷん。だけど何か気をつけねばならないみたい。


ST : 「……窓の外が、赤く染まっていた?」 ジョナサンが不思議そうに、ちらりと室内を見る。

 フィオナさんの声を聞きつけてか、教団員がぱらぱらと集まってくる。


フィオナ : 「血族にとって火とは恐怖を呼び起こすもの。空が燃えていれば、気の緩んでいた血族は狂ったようにすべてを置いて逃走しかねない」 とジョナサンに説明します。


ST : 説明されて、彼は目を瞬かせる。

 「いや…… 待ってくれ。そんなもの、見えなかったが」
 「あんたたちには、見えたのか?」


 空は変わらず赤く燃えている。逃げ出そうとする血族らで、窓の向こうは混乱に陥りつつある。


エルヴィン : うーん、この空そのものに「魔術的な素養」を感じる事とか出来ますかね?


ST : それはちょっとエルヴィンくんにはわからないかな。



フィオナ : 決して自分がチキン(勇気①)であることはジョナサンに話さない。


ST : チキン笑った。


エルヴィン : フィオナ様が動揺しているならよっぽどの事なのだという体でいる!


ヴィクター : 実はチキンなの可愛い……。


エルヴィン : 実は 「ぴゃぁぁ! 火だぁ! 銀だぁぁぁ!」 って苦手が多いけど全然そんな風に見せないフィオナさんすき。


フィオナ : 十字架ニンニク、あと、流れる水も渡れなかったり。結構、苦手なものが多い。


エルヴィン : 霜の手もあるし、「定番の吸血鬼」って感じでいいですよね! カッコイイ。



フィオナ : 「そなたには見えなかったのか。そうか。つまりは血族にしかアレは見えんということか……」


ST : 不意に、ヴィクターさん。あなたの傍らでリズンナがぴくりと動いた

 そして今度は、あなたにもわかる言葉で喋り始める。
 「──野に火が放たれる。火は獣を焼き尽くし、草を食む羊を照らす。そして血の薄きものが、」

 突然、彼女ははじかれたように駆けだす。反応できるかどうか、敏捷+運動で判定! ヴィクターさんは難易度7、エルヴィンくんとフィオナさんは8!


ヴィクター : 敏捷2、運動3、合計5で判定 5b10>=7 (ころころ) DiceBot : (5B10>=7) → 9,8,7,2,3 → 成功数3


エルヴィン : 4b10=>8 敏捷4だけ。 「どこいくの、リズンナちゃん!?」 (ころころ) DiceBot : (4B10>=8) → 8,8,10,10 → 成功数4 エルヴィンは思った「明日死ぬ!」と。


フィオナ : 1b10>=8 敏捷+運動 (ころころ) DiceBot : (1B10>=8) → 6 → 成功数0 やったぜ!


ST : では、フィオナさんは反応しそびれた。押さえ込む? 追いかける? >お二人


ヴィクター : ヴィクターはリズンナちゃんをおいかけます!


エルヴィン : おいかけます……神託に必用なことだろうから! ただ、エルヴィンは、おいかけると、ずるずる……見失う!


ST : ジョナサンはフィオナさんの様子を見るため、その場にとどまる。

 では、赤く燃える光を見送り、駆けだした彼女を追って、走る、走る、走る!
 幼いはずの彼女が、恐るべき速度で走り抜ける。エルヴィンくんはそのまま追っていると、途中で置いていかれるだろう。

 まったく速度を緩めることなく、教団を飛び出す。


フィオナ
 : 「……ジョナサン。私はまた先ほどのように取り乱す可能性がある。そのときは私の言葉を無視してとにかく取り押さえろ」 と今のうちにジョナサンに指示を出します。


ST : 「……分かった」 彼はそう肯く。


エルヴィン : 「きょ、教団の車のひと、あの子をおって!」 と勝手に車に乗り込みますが追ってくれるかな!? (リズンナちゃんは)外にまで行く?


フィオナ : 「それと、これから私とそなたも彼女を追いかける。もちろん(可能ならば)車でな。運転手を呼んでくれ」


ST : フィオナさんの指示で車は発進する。追いかけるヴィクターさんの背中を目に捕えられたかどうか、知覚+調査難易度7


フィオナ : 2b10>=7 知覚+調査 (ころころ) DiceBot : (2B10>=7) → 4,9 → 成功数1 意外にも成功。


エルヴィン : 8b10=>7 エルヴィンふっていいかな? 得意な奴だから頑張る。 「フィオナさん、リズンナちゃんとヴィクターさんあっちにいったよ!」 あっちとは? 調査3、知覚5。

 (ころころ)DiceBot : (8B10>=7) → 10,5,9,9,9,5,7,9 → 成功数6 わっぁあああああ1が出ないよぉおおおおおお! ぼくはあしたしぬ。(震)



フィオナ : 成功度がすごい。


エルヴィン : 1が1回も今日は出てない。フツー8個もふれば出るんだよ! こわい! あしたすごい事がおこる。(震)


ヴィクター : 明日……すごいこと……? ワ○フェスのことかー!(違)


エルヴィン : 明日のワ○フェスにいくと通常手に入らないようなフィギュアガンガン買えるかも……行くか! ワンフ○ス! (※行きませんでした)



ST : おおお! ではフィオナさんはどうにか、エルヴィンくんははっきりとその背中を捉える。


フィオナ : 「もしかしてあっちか、エルヴィン?」 と聞きます。


ST : しかし、狂乱し逃げ惑う血族らや、追いかけられて驚いた人間らが道に飛び出してくるせいで、車は非常に走りにくい。

 一転して終末の様相を呈した街の中を、リズンナは、ヴィクターさんは、そして車は走る。

 ヴィクターさん。追いかけるあなたは、リズンナの向かう先に気付く。
 それは街のはずれだ。街外れの、あの展望台があるところ。かつて血族リアニが、「鍵」を造ろうと儀式を試みたあの場所。


ヴィクター : 「くそっ……待て……ッ!」


エルヴィン : 「あっち……!」 と指さすうちに、ふとリアニさんの顔が過ぎる。 「あれ、あっちは……」 以前訪れたあの展望台! 飛び出してきた血族は轢いてもいいルール!


フィオナ : 「まさか、あの場所を再び訪れることになるとはな」


ST : ヴィクターさん、敏捷+運動で再度難易度7


ヴィクター : 5b10>=7(ころころ) DiceBot : (5B10>=7) → 7,7,4,1,9 → 成功数3 (成功数2) ぐぬ、1失敗。


ST : 成功2かな。では、脚が悲鳴を上げるのを感じながらも、街外れまで振り切られずについていくことができる。

 彼女が展望台を駆け上がる。ほぼ同時に車も街外れへ着くだろう。


ヴィクター : 「はぁ……くそ……まて、って」 周りに気を止めず、ひたすらリズンナを追います。


エルヴィン : では、そんなヴィクターさんを追いかけるように展望台へ向かいます。 「ヴィクターさんまってー!」 フィオナさんは杖のほうがよさそうかな?


ST : フィオナさんはそうだね。ジョナサンが介助しつつ杖で上るなら、それなりに急いで上れるだろう。


フィオナ : 車を展望台のすぐそばまで寄せて、ジョナサンの手を借りつつ上ることにします


ST : 全員が展望台の上へ着くと。展望台の片隅で、リズンナが街を見下ろしているのが見える。



フィオナ : 「車椅子は置いてきた。この戦いにはついてこれそうもない」


エルヴィン : かさばるからおいてきた……!?


フィオナ : 今は取り回しのきく杖装備です。


エルヴィン : 中に仕込み武器があるやつですね。(勝手に仕込み武器をいれる)


ヴィクター : こういう時バリアフリーじゃないから不便ですな。



ST
 : 彼女は街へ向けて両手を広げる。

 「そして血の薄きものが地上を闊歩する。血は混じり──」 不意に、彼女が振り返った。
 「──獣は死に絶える」

 彼女がその言葉を口にした、まさに直後。
 エルヴィンくん、きみだけが気付く。彼女の背後に、不意に何者かが出現した。

 その何者かは手に鋭い刃物を持ち、彼女を──
 君だけが、間に合うだろう。どうする?


エルヴィン : 飛びかかります!


ST : では、敏捷+運動難易度6!


エルヴィン : 4b10=>6 とびかかってえーい。 DiceBot : (4B10>=6) → 5,7,1,5 → 成功数1(失敗) 何故! ここで! 1が!!!!!! 成功ないない!



フィオナ
 : 1が出ている……。


ヴィクター : 悲しみ……。



ST : 君は何者かに飛びかかる。彼女を襲う凶刃を、彼女とそいつの間に割って入り刃が君の胸を貫いた。


エルヴィン : 「ぴや!」


ST : 血族の冷たい血が、その場に散る。刃が引き抜かれ、君はその刃の持ち主を見る。

 「──チッ、」 舌打ちをひとつ。文様の刻まれた白いコートを纏い、黒い髪を一つにくくった、鋭い眼の女。
 鋭く細い剣は黄金色に輝き、ただの刃物ではないと分かる。

 「仕損じたか」


フィオナ 
: 「エルヴィン!」 突然のことに驚きつつ、状況が読めないまま拳銃を構えます。


エルヴィン
 : 「ははーぁ、魔法使いさんが警戒しろといったのは、貴方かレディ? ……もっと壮年の肥えた男がくるかと思ったが、存外に美しいじゃないか、ねぇ」

 と、痛いけど余裕な顔して笑ってます。 さりげなく、リズンナちゃんをフィオナさんたちの方に押しやりますね。ぽん。
 力がないからそんなに押しやれないな……。


ST : エルヴィンくん。トレメールの魔術剣でまともに貫かれた君は、問答無用で再生不能ダメージを負傷段階2ぶん受ける。


エルヴィン : 怪我-1、になるでOKかしらん? (吸血鬼じゃないからすぐにはなおせないだろうな……)


ST : それであってます。ちなみに再生不能ダメージだから、吸血鬼でもなかなか回復できないよ。

 「魔法使い? 奴か。そうだ。 ……奴もお前たちも、なぜ我々の邪魔をする?」
 「終末を望むのなら周りくどい。望まないのなら、より周りくどい」



エルヴィン 
 「吸血鬼になって久しい君だから、きっと忘れてしまっているだけなんだよ。家族の絆、愛情、そういうものを……ぼくたちは、本当は『守るべき』存在なんだという事を」

 「それが出来てはじめて『人間たちを支配し統治する存在』カマリリャであれるのだ、という事をね……」
 「レディ、君は忘れてしまったのかな。愛するようなときめき、燃えるような情熱を……
ぼくらが守るのは古いしきたりじゃない。今そこにある、絆であるべきだ」


フィオナ : ST、現時点で、血族の姿と声はエルヴィンさん以外にもはっきり認識できている、ということでよいでしょうか?


ST : はい、この時点では女の姿は全員に見えています。ジョナサンも含めてね。


フィオナ : では、ヴィクターさんに 「リズンナをこちらまで連れてきてくれ」 と言い、ジョナサンには 「そなたは私とともに少し前進。機をうかがえ」 と指示します。


ST : 「……」 外の光を映し、女の眼が燃えるように光る。


フィオナ : 自分は女から視線を外さず、少しでも動いたらすぐに銃を撃てるようにしておきます。


エルヴィン : 「レディ、不意打ちは失敗した。巫女は守られ、今の君も『吸血鬼』ではないんだろう? ……多勢に無勢、ここはひいてくれないか? ぼくも君の美しい目を二度と開かないようにはしたくない」


ST : ジョナサンは無言で指示に従う。リズンナは立ち尽くしているので、引っ張ってくれば連れてくることができる。


ヴィクター : 「リズンナ……!」 と、手を引っ張って釣れていこうかとおもいます。


エルヴィン : 「この傷は君の思い出に 『もらっておく』 よ。もう一度ぼくの言葉をくみ取って、この儀式に何に意味があるのかレディにも理解してもらえるとうれしいな……一人でいるのは、寂しいものねぇ」

 頑張って色々いってるけど、正直エルヴィンは 「口さけ女を口説いてる」気分 でアル。


ST : 「……」 女はしばしの沈黙のあと、不意に姿を消した。応える言葉はなかった。


 ……。
 …………さて、その場にはあなた達が残される。エルヴィンくん、あなたの胸に残された傷が痛む。


エルヴィン : バターン! 「ぴえーーーーーーーーーいたいこれすっごいいたーーーーーーーい!」


フィオナ
 : 「エルヴィン。あの女はまだ近くにいるか?」 と一番最初に彼女に気付いたエルヴィンさんに一応聞きます。


エルヴィン : 一応気配を探りますがどうですかね? >ST


ST : 知覚+調査難易度6


エルヴィン : 怪我だとダイス減りますっけ?


ST : 怪我ではまだ減らない。


エルヴィン
 : 了解しました! 8b10=>6 もう誰もいないかな? (ころころ) DiceBot : (8B10>=6) → 2,6,4,1,7,6,5,10 → 成功数4 成功3です。


ST : 気配はないね。

 なお、今の時点ではまだ、ブラッドプールを使った治療を試みることができる丸一日休息をとって、5点の血を消費すれば、1段階治せるよ。 >再生不能ダメージ



フィオナ
 : 「今の時点では」 ……?


ヴィクター : 不穏……。


フィオナ : もう少ししたら体が人間と同じになって、外科的な治療が必要になるとか?



エルヴィン : 「もう誰もいないみたいだけど……」 わりと血が止らない! そしてBPがそんなにない! 「うーん、痛い! って感じすごい久しぶりだなぁ~」

 血を吸えるのかなこの身体で……? 試してみる価値はあるかな。
 「とりあえず、今はリズンナちゃんの神託を……ちょっと考えよう。血が混じり、獣が消える……」


ST : リズンナが再びくたりと倒れ込む。


フィオナ : 「そうか。彼奴はいないか……」 と確認後、 「無事ではないが、見たところ、すぐさま命がどうにかなるわけではなさそうだな」

 「ヴィクター、リズンナは任せた。エルヴィンは緊急時につき教団信者からの吸血を認めよう」


エルヴィン : リズンナちゃんがやられるよりずーっとマシさ。とはいえ治療は必要だから……血の力を試してみるかな。フィオナさん、教団の誰かをちょっといただくかもしれないよ」

 滲む血を眺めながら。
 「血が混じる。人間と、ケイティフが混血となり、そして『獣』をもつ吸血鬼などはすべて耐える。人間というものも、吸血鬼というものも……存在しなくなる? それが「今の予言」で……これが順当にいくなら、今宵より人とケイティフが交じり合う……?」

 とかいいつつぽてーん。 「てつぶんがたりない」


フィオナ : 「では、いったん教団に戻るとしよう。それで構わないな?」 と皆さんに確認します。


エルヴィン : 「たぶん、今の神託はこれで終わりだよ……うん、紅の恐怖もあるし、吸血鬼から人間になったと思ったけど、ぼくらはまだ完全に吸血鬼が抜けた訳ではないらしい……きっとこのあかい空も、選別のようなものなんだろうねぇ、吸血鬼と、ケイティフと、人間と……を……」 一端帰ります。

 「思い出って痛いね」(めそり)


ST : ヴィクターさんもいったん戻るでOK?


ヴィクター : OKですリズンナちゃんをふんわり抱いて、戻りまする。


ST : では、赤い光の中を、車は再び走る。ひとしきり狂乱しきったのか、混乱もなんだか落ち着いてきているようだ。


エルヴィン : 傷口をパカパカしながら 「うーん、ぼくは元々柔らかい肉だけど、フィオナさんも吸血鬼の力が弱まってるかもしれないから、無理しないでね」 といいつつ戻りますゾイ。


ST : 傷口からじわりと赤い血がにじむ。


エルヴィン : (生きてる、って感じだ……死ぬかもしれない、って感覚も久しぶりだなぁ)


フィオナ : 「ああ、わかった」 とエルヴィンさんに言います。 「それと、なんだか恐ろしいから傷口で遊ばないでくれ


ST : フィオナさんかわいいぞ。


エルヴィン : 「あ、ごめんごめん」 クスクス笑いながらオイタはやめます。

 「それにしても、これがゲヘナか……どうなんだろう。ゲヘナは共通のものなのかな。それともこれは、リズンナちゃんという巫女の産み出したゲヘナなのかな……」
 と宣いつつ。皆の所に向かいます。 ダレモセオッテクレナイ!


フィオナ : 「どうなのだろうな。もしかしたら予言する巫女によって、ゲヘナの内容に多少の変化はあるかもしれんが」


エルヴィン : 「ぼくのゲヘナはまた違うかもしれないよね……」 と、独りごち。


ST : しばらく走ると、教団には問題なく到着する。


エルヴィン
 : 「まず、血を問題なく飲めるか確認。そして血の力をまだ使えるか確認するね? 教団の人が痛がってたらもう吸血鬼並の食事は無理と判断して、こう……輸血パックか何かで代用するよ、いいかな?」 とフィオナさんにご相談。


フィオナ
 : 「ああ。許可しよう」 とエルヴィンさんに言います。


エルヴィン : では大丈夫そうな人をお呼び立てして…… 「すいません輸血だと思って」(ぺこり) このへん、普通の食餌として処理してOKです? >ST


ST : ちょっと待ってね。:まず、フィオナさんが<知覚>難易度5の判定を。


フィオナ : 2b10>=5 知覚 (ころころ) DiceBot : (2B10>=5) → 9,9 → 成功数2



ヴィクター : 冴えわたるフィオナさん!


フィオナ : ここで失敗してたら目も当てられない。(自分の本拠地なので)


ST : フィオナさんの意地!


エルヴィン : スゴイ=デメダ!



ST : これはフィオナさんの食餌判定です。うまいこと教団から人を連れてきた。

 続いて、エルヴィンくん。血を吸おうとするそのとき…… <自制>で判定。難易度忘れておった。6です。


エルヴィン : 4d10=>6 だめだったら引きはがしてね……。 (ころころ) DiceBot : (4D10>=6) → 14[3,1,1,9] → 14 → 成功(失敗) ……ダメだった! 成功ないです。(成功1、失敗2)


ST : 大丈夫、血を吸い過ぎるわけじゃないよ。

 血を吸ったその瞬間、どうしようもない違和感が君を襲う。その液体の味が不意におぞましく感じ、牙を離してしまう。
 1点だけブラッドプールを得られる。



フィオナ : 1点回復ということは、5点消費して傷を1段階治すとBPが0ってことですね。


ヴィクター : 傷直せないやつですね……。



フィオナ : 「どうした、エルヴィン?」


エルヴィン : 「んーーーーーーーーおいしくない!」(率直な意見)

 「あぁ、何だろう。こう……身体に人間の血を入れるということに対して、拒否か、拒絶。うん、違和感みたいなものがあるんだ」
 と、ためしにその首をぺろり、舐めてみましょう。その人の傷はなおるかな?


ST : 傷は治せるようだ。


エルヴィン : 「こういう吸血鬼としての能力は失ってないんだけど……血を飲む、という事に対して拒絶感みたいなのがあるんだよね。うーん、吸血鬼と、そうじゃないものの中間になってる感じ?」

 少し考えつつ。
 「案外、ケイティフって『こういう感覚』なのかもね」

 エルヴィンBP4→5です。



フィオナ : これ、やっぱり時間経過で血族が人間に近づいていってるっぽいですね


エルヴィン : 感覚的に、あの的の魔術師も「そう」っぽいかなとは思うんだけど……もし「違った場合」、魔術師のおねーさんが吸血鬼のままだったら、我々の最強の手段は「火炎放射器」になる……!


フィオナ : そうだ! 軍の基地に行こう!


エルヴィン : ほ、ほむらちゃん!?



フィオナ : 「ほう。それはまた厄介な。傷は治せそうなのか? 無理ならば応急処置を試みるのもよいと思うが」


エルヴィン : 「傷をなおすとぼくの中の血が全部失せてしまうんだけど……そうなった自分に興味があるからやってみるね。もし暴れたらごめん」 えーと、BPを5消費して治せます?>ST


ST : 丸一日休息する必要があるよ。>エルヴィンくん


エルヴィン : エルヴィンの今日はシャットダウンされるけどいいかな? >みなさま


フィオナ : ここで丸一日戦線離脱は苦しいですね。


エルヴィン : NGの視線を感じたのでやめておきます。



ヴィクター : ただ、回復できないまま次に進むのも難しそう……。


フィオナ : 外科的な手段での治療って、体が人間に近づいているならできそうな気もしますが、どうなんでしょう?


ヴィクター : どうなんでしょうね……人間に近づいてきているなら、なおさら回復難しいですかね……?



フィオナ : ST、人間に対して行うような応急処置(止血や縫合など)は可能そうでしょうか?


ST : 試してみないとわからないね。とりあえず傷口はそこにある……というあたりで、本日は以上。


エルヴィン : 了解です。傷物になったエルヴィン。(違う)







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