>> 第五回 / 供物





 変貌。そして、最初の飢えがやってくる。
 渇きは彼女たちの体に容赦なく襲いかかり、そして最初の食餌を終えた。

 そうして、同じ頃。
 同じように飢えに苦しむ、男たちの姿もあった……。





エルヴィン : どどんと! (和訳:こんばんはー) PC1さんは、今日は30分くらい遅くなるそうでーす。


リック : こんばんはー、了解ですー。


アマランタ : うぞぞ……私もお茶を入れて待機してよう。


ヴィクター : 戻り戻り……今日も抹茶ミルク。


リック : 抹茶みるく美味しそうです……。


ヴィクター : 加賀棒茶がどっぷり余っているのです……。


アマランタ : 加賀棒茶いいなあ。ラテ用加賀棒茶が平日夜の友です。


ヴィクター : ふんわりと香ばしい匂いが堪らないですよね……そこにたっぷりミルクを入れて……。


アマランタ : ですねぇ……あ、STがウィンドウズアップデートに捕獲された模様。


エルヴィン : 最強の罠にかかったようだ! > ウィンドウズアップデート


リック : ST……。(夜空に浮かべつつ)


エルヴィン : ST! PC1さん……全て終わったよ。(空に浮かべつつ)


クラウディア : 間に合ったこんばんは! ……やめてよわたし死んだみたいじゃん。(笑)


ヴィクター : こんばんはー!


クラウディア : ちょっと家事をしておりまして……。


エルヴィン : 家事お疲れさまでーす!


リック : お、STが流れ星になって還っていらした。


ST : こんばんはー!(どしゃん)


アマランタ : STが隕石落下! こんばんは!


ST : 遅くなりました……ちょっとSTのPCがガリガリいうております。


クラウディア : 危険!


ヴィクター : こわいよぉお……。


ST : ふう、失礼しました……さて、前回は女性陣が吸血を終えたところまででしたね。


アマランタ : ごちそうさまでした。(ナプキンで口元ふきふき)


ST : 準備よろしければ、続きと参りましょうか。


エルヴィン : 了解ですー。皆さんの食事待機!!!! そしてボブ。


ST : ボブ!?


クラウディア : 語尾にそしてボブをつけるとボブ。


アマランタ : 準備完了です。(すちゃっ)  ボブらぶ。


ヴィクター : まじボブ。


ST : ボブいわぁ。


クラウディア : マジボブ1000%?


ST : マジボブぶっ吹いた。


リック : あのダンス踊ってるの全員ボブなんですか?


クラウディア  ドキドキで★ 壊れそう★ 1000%ボブ★


ST : ダンス踊ってるの全員ボブでSTの表情筋が爆発四散。


アマランタ : 激ボブチューチュ—丸。


エルヴィン : とうとうボブがチューチューされる日がくるのか……。(笑)


クラウディア : 始まる前からボブ回決定やめろよ。(笑)


リック : とりあえずボブで始まりました。後は無事ボブで〆るのを目標に……。


クラウディア : ボブからボブ、そしてボブへ。


エルヴィン : ボブで始まりボブで終わり、そして伝説へ……。(遠い目)


ヴィクター
 : お茶吹いた……。


リック : 久遠の時を奔るボブ。


ST : という訳でそろそろ始めましょうか、今日はヴィクターさんから……。


エルヴィン : ボブさん1名お呼びでーす。


クラウディア : ボブだ! ボブが来るぞ!


ヴィクター : みんなの全力のボブ愛を感じる……いってきます!




 【ヴィクター・ブラウン】




ST : ヴィクターさん。ふっとあなたが目を覚ましたとき、既に辺りは暗くなっていました。


ヴィクター : 「暗い……寝ていたのか……」 と、ぼさぼさの髪をかき上げながら、眼鏡をかけましょう。その後ベッドの淵に座ってぼんやり考え始めます。



アマランタ : (ボブをそっと楽屋に呼びながら)


エルヴィン : ST(偽):(こんこん)(こんこん)か弱く扉を叩くノックの音……僅かに扉を開ければそこに見知った男がいます。

 「……あ、ヴィクター……さん」
 貴方より大柄の青年は、その体格らしくなく伏し目がちに貴方の様子を伺っています。


リック  : (すごい扉閉めたくなるボブだ)


ST : えるくんが何か召喚してるゥ。


アマランタ : (突然切り替わるロマンス系音楽)


クラウディア : 楽屋で展開されるボブ。(笑)


エルヴィン : 今回を、真のボブ回にする! それがマルカヴ議会の意志です。



ST : さて、どれくらい時間が過ぎたのでしょうか。ベッドについた手に、外から漏れる人工的な光が射す。


ヴィクター : さっと髪の毛を一つにくくり、大きく伸びをして立ち上がります。

 「ヴァンパイアは夜は大丈夫なんだよな……ライト……は日光じゃないので大丈夫か?」
 と恐る恐る窓の元へ。


ST : 蛍光灯の色をした白い灯りは、いつものように外を照らしています。ふっと星の無い空を見上げると、ぽっかりと浮かぶ月。


ヴィクター : 「はは、お月さんの光も大丈夫そうだ……」



エルヴィン : う゛ぃっくんが実験はじめてる。色々準備するよー。(にんにく)(じゅうじか)(せいしょ)


リック : (せいすい)


エルヴィン : せいすいで、イケナイせいすいを思いついてしまったので子供思想に戻ります。 「んー、何の事だろうなー」


ST : ヴィクターさんの実験は何か見守りたいものがある。


アマランタ
 : 体当たりで知識習得するおっさん……。(キュン)



ST : おや、窓にふっと、赤い色が映りました。よく見るとそれは、なんのことのない車のテールライトなのですが、あなたはその色に一瞬赤く滴る液体を連想した。


ヴィクター : 「………ん」 とおなかに手を当てると、狙ったかのように轟音が響き渡りました。……おなかが減っているらしい。



アマランタ : 一瞬生のマンガ肉を手にするヴィクターさんが浮かんでしまった。


ヴィクター : お肉美味しいね!(漫画肉をほおばりながら)



ST : ふっと感じる空腹。のどの渇き。外の道路には車が行きかい、人間の存在をそこに感じさせる。


ヴィクター : コップに水を入れて一気に飲み干す。それでものどは渇いている感じ。

 「うーん……ヴァンパイアって血しか飲まないんだったか…? まいったなぁ……」



ST : 滑り落ちていく液体は喉を通り、腹にたまり、爽やかさをもたらすことなくあなたの感覚から消えてしまう。コップにちらりと、赤い赤い、車のテールライトに似た眼の色が映った。


ヴィクター : 「ん……? ああ、お目目も真っ赤っ赤だ。……ここまで変わるならもう少しイケメンに変化してくれてもよかったのに……」

 「……冷蔵庫には昨日買った肉があるけど……そういう血じゃダメなんだろうな……うん、美味しくなさそうだし……」
 観念したかのように目をつむって、一度だけ心の中でお祈り。
 その後、半ばあきらめたようにジャケットを羽織って外に出ましょう。


ST : あなたがドアを開けることを、阻むものは何もない……。


ヴィクター : 「さて、飯でも食いに行くか」 っていつものようにつぶやいて路地へ。

 (どうせ血を飲むならおっぱいのでかいお姉ちゃんがいいな……) と思いながら。


ST : きい、と音がして、外の空気が入ってきます。併せて、柔らかな匂いがあなたの鼻をくすぐる。柔らかな、食欲を刺激するあまいにおい。



クラウディア : ボブがここに偶然通りかかりますかね。


エルヴィン : (ボブ)「あ、ヴィクターさん。どうしたんですか……今日、休んだりして……」


リック : (ボブ)甘い匂い。


エルヴィン : って、それアパート前で張り込んでたんじゃ……?>ボブ


アマランタ : 手に食事の袋下げてやってきたボブ?


エルヴィン : 看病する気満々の健気なボブ……!


アマランタ : ヴィクターさんのアナザールートに満ちるボブ


エルヴィン : フラグ次第で一気にこっちのルートに。(笑)


アマランタ : 女性を追って薄暗い通りへ消えるヴィクターさん。それを背後から見ているものがあった。

 「……な、んで」 手の中で震えるシェイク。
 ……彼の名はボブ。

 私はこういうボブでもいい。(好き放題言っているアレ)


クラウディア : ばっかもーんそいつがボブだ!


エルヴィン : 「そう……だよな、そう……」 なんていいながら枕に顔をうずめながら突っ伏すボブ……?


クラウディア : 今日もここはボブなセッションですね。


リック : ボブが愛され続ける限りシリアスだとかエロスがここに舞い降りることが無いのではないかと思い始めました。


エルヴィン : ボブ、えりりんより出番多いからね!


アマランタ
 : ふいた。<えりりんより出番の多いボブ。


クラウディア : ハグルマうずまき団みたいにこの卓もボブ卓にしちゃえばいいんだ……うそですえろすやりたいです。


エルヴィン : ぼくが食事に出かけたさきにいたらどうしよう……ボブ……。


アマランタ : 背景的に、ヴィクターさん以外のシーンの通行人をこなすボブ。


ヴィクター : (それ、ボブやない……モブや……!!)


アマランタ : (くっそ≪モブ) モブボブ。



ヴィクター : 「……うまそうなにおいがする」 スンスンと鼻をひくつかせて、美味しそうなにおいにつられてふらりふらり。


ST : 狭い路地のあいまにはバーのネオンが並び、行き交う人の姿がある。柔らかな匂いが路地に満ちている。

 ……ふっと、バーのネオンが途切れます。
 何もないがらんとした路地の奥へ入っていく影が、ひとり。


ヴィクター : (好都合……) と思いながら、その影につられてふらりと路地奥へ入ります。……っと、路地奥に入る前に、周囲に誰もいないことを確認して。


ST : 路地は次第に狭くなり、人影はなくなり、少し前を歩くその人が、あなたの手がかかるくらいの距離に近づく……。


ヴィクター : まずは、相手を確認。男か? 女か? 体格は……どうでしょう、ヴィクターより小さいでしょうか?


ST : そのとき、ふっとその人が振り返ります。その人は、あなたの知っている人でした。……さて、どんな人だったのでしょうか?



アマランタ : ……と、楽屋でボブってるうちに……だ、だれ?


エルヴィン : だ、だれ。 えりりん! えりりんにして! (ストーリーに絡む事を拒まれる男、それがボブ)


クラウディア : ボブだ! ボブだな!


エルヴィン : ボブでもいいけどさぁ、抵抗なく受け入れちゃうのかな。急に抱きついてきたヴィクターさんを……。


ST : さて、STがすっげなやんだのでヴィクターさんになげちゃう!(笑)


リック : ボブコールがはじまる。


クラウディア : 今PC3さんが究極の二択を迫られている!(笑)


ヴィクター : (ゲンドウポーズ)


クラウディア : (同じくゲンドウ)


アマランタ : 知人のおっぱいの大きいおんなのひとNPCをいきなり生やしてもいいのよ。


エルヴィン : 「ボブ……」 といってボブを出してしまうか、かつての恋人という名目で適当にお姉さんキャラをでっちあげるか……。


アマランタ : (正座待機)



 【ヴィクター さんがログアウトしました】



ST : 衝撃のあまりヴィクターさんが落ちた!?


リック : ヴィクターさん生きてェ!


エルヴィン : 現実へ逃避してしまったじゃないかぁぁぁぁ~。


アマランタ : 現実へ逃避。(笑)



 【ヴィクター さんがログインしました】



ヴィクター : 失礼、誤ってBS(バックスペース)押しちゃいました……。


クラウディア : BS。(ボブスペース)


ST : ボブスペース!?


エルヴィン : ボブスペースに逃避しちゃったんだな。


ヴィクター : ?! ばっくすぺーすだよ!??


エルヴィン : み、みんなでヴィクターさんと関係のありそうなキャラクター考えよう! ボブ以外の女の子案で。(笑)


クラウディア : ボブはだめかぁ……。(しょぼん)


エルヴィン : BBS。(ボブのバックスペース)


クラウディア : 呼吸が苦しいんだけど!!(笑)


ST : STが卑怯な手を使用したことにより雑談がえれえことになった。


アマランタ : PC3さんはどんな人を選ぶのだろう……。(わくわく)


クラウディア
 : だーれっかなだーれかなっ。


リック : ここでダークホース、現場監督


アマランタ : まさかすぎる。(まがお)<現場監督


ST : まさかの濃密な世界に。


クラウディア : ボブより濃密な気がする。


リック 
: 意外性こそ視聴者が望んでいるものです……! (監督セット両手に)


ヴィクター
 : 「よう、ボブ。……こんなところでなにしてんだ?」 目の前にいたのは仕事仲間のロバート・ジョンソン。通称ボブ。

 ――褐色の肌、ドレッドを一つくくりにしたガタイのいい男だ。
 彼はヴィクターの弟分で、よくなついている――?


ST : ヴィクターさんが自分からボブを振ってきている!


アマランタ : ボブの存在のおかげか、ヴィクターさんまわりはすごい社会感を感じる。


エルヴィン : 一番孤独を好むギャンレルが、ヴィクターさんの魅力のせいで、一番社会性がある感じに。


アマランタ : BL的な意味ではなくて、こう、生きてる感がすごい……って言ってる間に、なんでボブ道進んでるんですかびくたさん?(笑)


エルヴィン : ぼくがかんがえたさいきょうのう゛ぃっくんの初吸血相手。

1.ジェシー・コールマン : よくいく飲み屋の一人娘。バストカップC。愛想よくヴィクターのセクハラを受け流す、ブロンド美少女。19歳。
2.メアリ・ブラック : かつてのヴィクターさんの恋人で、現在は既婚者。バストカップE。淡い栗色の、年齢を感じさせないマダム。31歳。
3.ボブ : 現実は非常である。



リック : あ、僕は容赦なく③を推します。


クラウディア : 答え③ ③ ③


エルヴィン : ボブの培ってきたキャラクター設定の厚さは越えられないか。(笑)


アマランタ : 夜のお店のおねいさんでもいいんですよ、彼女の創る料理は味が濃かったけど、あのレシピ、たまに作るのには悪くないのだ。とか。


ヴィクター : ヴィクター的には②をプッシュします……が、個人的には3が一番都合よさそうなので3で。(笑)


クラウディア : 3きたーー!!!(笑)


ヴィクター : ボブには悪いが、彼にはヴィクターの保存食になってもらおうと思います。


アマランタ : 選ばれたのは 3 でした……保存食。(にこり)


クラウディア : 選ばれたのはボブでした。


アマランタ : そう、保存食。(にこにこ)


クラウディア : もうだめだこの卓。(笑)


エルヴィン : ここで従僕にしなかっただけまだ……。(笑)>ボブ。


ヴィクター
 : え、(本当に)ボブでいい?


クラウディア : ボブ出すなら今しかない。出すなら な!


アマランタ : こういうのはPC3さんのお好きな人でいいんですぜ。


エルヴィン : ぼくらはただ、う゛ぃっくんの判断を暖かく見守るだけだ。(えがお)


クラウディア : ニヤニヤしながら見てますね。



ヴィクター  : では……人影を見上げると、そこには――褐色の肌に長いドレッドを一つくくり、赤いジャケットを着た190cm↑の男――仕事仲間の、ロバート・ジョンソン(通称ボブ)が立っていました。

 「よう、ボブじゃねぇか。……こんなところで何してんだ?」
 とにっこり挨拶。



アマランタ : ボブ――――――――――!!!!!


リック : あっボブ……。


クラウディア : ボブ……。


エルヴィン : ボブぅ……。


ヴィクター : ここでボブを出す→最初に出したキャラは後々でなくなる→後半はおっぱいおねえちゃんから血をもらう→ヴィクター大勝利


アマランタ : 後日、従僕としてヴィクターさんの傍らで元気な顔を見せるボブが!(適当)


リック : ボブを甘く見てはいけない……! ダイスの1のように、彼は常に貴方の影に……。



ボブ : 「ああ、ヴィクターさん。 ……酒です。気晴らしに」 長身の彼は少し酒の匂いをさせながら、ヴィクターさんの赤い眼を見ています。


ヴィクター : 「ふうん……美味しそうだな……」 って舌をペロリ。


ST : 「ああ、こいつですか?」 手に提げたストアの袋を持ち上げて。中には酒のボトルと食べ物がいくつか入っているようで。


ヴィクター
 : 「美味しそうだ……俺にもひとつ、くれよ」 っとニヤリと笑って首筋をちらりと見ます。

 (ボブって結構筋肉あるんだよな……食べられるのかな……固いのってそんな好きじゃあないんだけど)

 と頭の中でぐるぐる。



アマランタ : 今日のヴィクターさんは、エロい。(ごくり)


クラウディア : ※しかし相手がボブ。


リック : ボブ差別いくない。


クラウディア : 差別。(笑)


エルヴィン : ボブだからこそエロいんかもしれんし。


リック : あ、結婚式には呼んで下さいね……。


エルヴィン : そしてボブの筋肉量を把握しているう゛ぃっくん把握。


アマランタ : まさに肉欲


クラウディア
 : アッー!


アマランタ : きっとね、現場のお仕事中にね、夏とか服をペロッとめくりあげて顔の汗を拭く(腹丸出し)みたいなイベントが、あっても、あってもいいですよね?


リック : ヴィクターさんからボブへの肉欲。


ヴィクター : だって、お肉固くて牙とおらなかったら大変じゃないですか?


リック : ギャンレルの血筋なら鎧装備してても噛み砕けますよ! いけるいける!


アマランタ : でも、ぶっとい首は確かに噛みにくそうね。



ボブ : 「どうぞ、多めにありますから」 彼はストアの袋を探って、食べ物を取り出し、あなたに差し出してきます。ふっと、距離が近くなる。


ヴィクター : 「thanks...」 と言って食べ物を受け取ろうと手を伸ばし――食べ物は受け取らずにぐいっと腕を引っ張り――そのまま首筋へがぶり。と。固そうだけど大丈夫かな?


ST : つぷりと、張りのある肌を――あなたの歯、いえ、長く伸びた牙は、たやすく突き破ります。

 「……ヴィクター、さん、 ……?」
 彼の手が力なく、あなたの腕を掴もうと伸びる。

 ストアの袋からこぼれたホットドッグが、パックのまま舗装のない路面を転がる。
 ……あまい香りがふうっとあなたの鼻をくすぐります。極上の甘い、やわらかい味が舌へ落ちて、喉を滑り落ちる。



クラウディア : ところで吸血されてる側はものすごい気持ちよくなっちゃうわけですよね。


アマランタ : そうですね。(にこり)


エルヴィン : 血を吸われる側はすっごく気持ちよくなって、それがクセになって何度も吸血を受け入れる人間もいるそうですね。(にこり)


クラウディア : ボブぅ……。


エルヴィン : 「大人の楽しい事」の何よりもきもちよいとか。(にこり)


リック  (30歳の顔)


ST : えるくんが何かそそのかしてるぅ!


クラウディア : ボブが気持ちよくなっちゃう。(意味深ではない)


ヴィクター : (これどこまでの表現していいかすっごいなやむね?)


ST : R18にならないくらいで。(むつかしい)


クラウディア : R15ならOKです?


ST : さすがに15までNGだとV:tM自体がやりにくいな……。


クラウディア : 双子の存在がそもそもR15ひっかかりそうな。


ST : あっ。


アマランタ : 「……ヴィクター、さん、 ……?」 もらいました。(微笑み)


クラウディア : このリプレイ公開できるの?(笑)


エルヴィン : たぶん、大丈夫だろう……。(遠い目)


アマランタ : (暗転) を効果的に使用するのです。


クラウディア : 比喩で匂わせる描写も楽しいですよ! (双子はだいぶ控えたつもり)



ヴィクター : (やべぇ…美味しい……美味しい…うまい……) 喉をならしながら飲むと、口いっぱいに広がる甘い味。うまい。


ST
 : 喉を滑り落ちる液体が爽やかな熱さで喉を潤し、空腹が癒されていく。 ……欲しい。もっと、欲しい。

 「……ぁ」
 彼の頭があなたの肩へもたれかかる。



エルヴィン : う゛ぃっくん(ボブでこんなにうまいなら、巨乳美女はもっとうまいにちがいない)


クラウディア : 次は巨乳美女だといいね……?


アマランタ : 幻の味、巨乳美女。


クラウディア : フォアグラかなんかですか。(笑)


エルヴィン : 最終的には血の味でパットかマジ巨乳かわかるう゛ぃっくんに期待。


クラウディア : ソムリエ。(笑)


アマランタ : 未来のソムリエ。


ST : おっぱいソムリエになった。(笑)


クラウディア : バストサイズまでわかるようになったら最強だな……。「この味はD70だな……」


エルヴィン : う゛ぃっくん「この味は(乳に)嘘をついてる味だぜッ!」



ヴィクター : (うまい……もっと、飲みたい、おなか一杯になるまで……) とか。


ST : いい振りですね。 <自制>難易度6で判定してもらいましょうか。



エルヴィン : ここで自制判定できなくて血を吸いすぎたら……従僕ルートも……!


アマランタ : がんばれヴィっくん……。


ヴィクター : (ボブ死ぬな)


エルヴィン : えるシャダイ「神はいっている……まだ(ボブは)死ぬべきではないと……」



ヴィクター  : えーっと、ヴィクターの自制が5だから……(ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 10,8,3,8,5 → 成功数3 成功ですね。



アマランタ : ヴィっくんはボブの魅力に陥落されなかった。大人だ。


クラウディア
 : えるシャダイのお告げなら仕方ない。


アマランタ : でも、こういう時の判定で出目の内訳を見て、あ、PC今のは本気で成功しようとしてたんだな、とか補完しちゃうクチです。(出目を見ながら)


エルヴィン : 理由があっての出目ってありますわな。>PCが本気で成功しようとしてる。


クラウディア : ……。(100の貴公子顔)



ST : 夢中になって液体を飲み下していたあなたは、ふっと気づきました。

 もたれかかってくる身体がやや、つめたい。
 なにごとかうわ言をつぶやく彼の頭が、ぐったりとあなたの肩にあずけられている。


ヴィクター : (……これ以上はダメか……?) と、仕方なく彼の首筋から口を離します。

 そしてペロリと唇を舌でなめて、彼の耳元でそっと 「うまかったぜ……ごちそーさん」 っと囁きましょう。
 ボブは……どうしよう、置いて行っても大丈夫かな?



エルヴィン : う゛ぃっくんやりにげ。


アマランタ : やりにげ。


クラウディア
 : やり逃げダイナミック。


ヴィクター : ?!


エルヴィン : ボブ、初めてでまだ放心状態なのにやりにげとかひどい……。


ヴィクター : (まだ)逃げてないよ?


エルヴィン : アフターケアも充実なヴィクターさんになってあげてください。



ST : ……何か口の中でもごもごとつぶやいて、惜しむように手を伸ばしながら、彼はぐったりと項垂れました。

 何もない狭い路地ですから、このまま置いていくのは危ないかもしれませんね。
 反対側に少し出れば大通りの光が射しこんできますから、そのあたりにおいていくのはひとつの手でしょう。


ヴィクター : 「うーん……」 少し悩んでボブをちらりと見る。重量感があり重そうだ……どうするか。


ST : 仕事では頼りになる筋肉を備えた大きな身体が、路地でぐったりと項垂れている。意識の無い長身の大人は、引きずっていくしかないように見えますね。



エルヴィン : でも、う゛ぃっくんの今の筋力なら、ボブを抱きかかえるくらいワケナイサー! (今なら素手で頭蓋骨をつぶせるくらいの筋力はあるず)


ST : 筋力Lv5ですからねえ。軽い軽い。


アマランタ : お姫様抱っこで連れていくヴィっくん?(難読)


エルヴィン : こういうのって、人間だと筋力3くらいだった所、吸血鬼になったらレベル5になってる。みたいな認識でいいんだよね、きっと……人間の頃からレベル5だったら、こわい! ゴリラだ。


ST : そういう認識でいいんじゃないですかねえ。血の力、きっと。


アマランタ
 : 吸血鬼になった直後、いつもの力加減で開けようとした瓶詰がはじけ飛んだりとかやっちゃうんでしょうな。


クラウディア : 瓶ごと潰しちゃうんじゃ。(笑)


ヴィクター : ヴィクターは筋力も体力も5あるから持ち帰れないってわけではないのかな。


ST
 : Lv5あれば325kgを持ち上げられるそうなので、ボブくらい軽いもんでしょう。


エルヴィン : う゛ぃっくん、持ち帰るつもりだったの? ボブを?


クラウディア : ボブ3人くらい大丈夫そうだね。



ヴィクター : 「すまんな、ボブ。おじさんそんな力持ちじゃねぇんだわ……」

 ってズルズルと大通り近くにひっぱってポイッと。
 ……人間だった時より軽く感じたけどこれもヴァンパイアになったからだろうか? と考えながら、飄々と帰路につきましょう。


ST : 持ち上げた感触がひどく軽かったですね。まるでスチロールの塊でも持ち上げたように手ごたえがない。彼はこんなに軽くはなかったはずですが、はて……では、帰路につこうと外に出たあたりできりましょう。


ヴィクター : はーいっ、ありがとございましたっ!


ST : ヴィクターさん、ブラッドプールを+3しておいてください。


ヴィクター : たすさん了解ですー! ボブ死ぬと思ってたんだけどな……死ななかった……運のいいやつめ……。



アマランタ : ボブはこれから活躍するチャンスがきっと。


エルヴィン : いいじゃないですか、血液タンク増えたんだと思えば便利っすよー。(ボブのモブ可に前向き)


クラウディア : ボブモブ。


ヴィクター : ですね、モブボブは非常食に……って、これって同じ人から何回でも血をもらうことってできるんでしたっけ?


エルヴィン : 血を吸われたら、有る程度負傷するから、それが治り次第またOKじゃなかったでしたっけね。うろ覚えですが。


ヴィクター : にゃるほど……じゃあ傷が治ったらまたご飯たかりに行こう。(違)


アマランタ : 人間は負傷段階を一時段階直すのに6時間かかるからやさしくしてあげてね!



ST : ……では、次はリックさんの手番ですよと。


リック : パッチン!


エルヴィン : ぱっちん!


アマランタ : りっくんがぱっちんしたらお兄ちゃんがつられていた。この兄弟可愛いな……?


エルヴィン : お兄ちゃん寂しかったのん……。


アマランタ : つんつん


エルヴィン : (ぷにぷに)


ヴィクター : 可愛いなぁ。(和み)


エルヴィン : う゛ぃっくんも、かわいくてよ? ほら、なーでなーで。(せのび)(だがとどかない!)


アマランタ : 仕方ないわねえ。(後ろから脇を掴んで持ち上げる)


ヴィクター : うえへへへ、エルヴィンはいい子だなぁ~。 と、頭をなでられる為に少し下を向いたところアマランタ姉さんのおっぱいが……おっぱいが……!!


リック : それはボブです。


クラウディア : 不意打ちくらったちくしょう。(笑)


アマランタ : ボブ。(笑)


エルヴィン : おっぱいは(ボブが)がっちりガード!!! なのでーす。


ヴィクター : ボブよ……消え去るがいい。(ヴィクターの真顔)




 【リック・J・レイン】




ST : ……カーテンの向こうから漏れる光は人工的な白い色に変わり、部屋の中には闇が降りている。

 どうやらあなたは眠ってしまっていたよう。
 ふっと眼が覚めます。


リック : 時計を確認して身を起こし、ベッドから出てメイキング。


ST : 慣れたあなたの手が、いつも通りにメイキングを終える。気のせいか、暗がりの中がいつもよりよく見えるような、そんな気がした。

 ちりと感じるのは、喉の渇き
 思い出されるのは、夜中の訪問者の言葉と、白金の少年の顔。


リック : さて、どうしたものかな。この渇きはきっと、ヒトの食事では癒せない。さっと外着に手を通して、出かける準備を整えて。


ST : 外着を羽織ったあなたの影は、高く伸びやかに地面に落ちる。

 外へ出れば、行き交う人々のざわめきと、夜なお明るい店々の灯りがあなたを迎えるでしょう。
 そして、そこここから漂う、甘くやさしく強くあなたを引きつける香りが。


リック
 : 闇雲にあの少年、兄を探すのは得策ではないだろうなあ。

 そう思いながら車を走らせて、自分の家から近い場所、行き着けの場所で喉を潤すのは得策ではない。
 アイフォンの案内アプリを起動、それなりの店を探し当ててそこへ向かいましょう。



アマランタ : りっくんから見事な良心1の匂いを感じている。


リック : バレなきゃ犯罪じゃないんですよ。(にこり)


アマランタ : この爽やかな笑顔。


リック : えへっ。


ヴィクター : さすが良心1……容赦ない……。


アマランタ : 倒したい、この笑顔。(ボス感)


リック : やめてくださいよアマランタさん! きっと貴方の野心を満たす助けになりますよ、僕!


アマランタ : りっくん手下にしたら影から操られて乗っ取られそうだから嫌☆ ってアマランタ言ってた。


リック : 野心ありません! ……こんな若造に操られる器じゃないでしょう HA-HA-HA。


アマランタ : 指導者の才能があるのにもったいない……あらー、自分の力を過小評価したらだめよォ☆(ゴゴゴ)


エルヴィン : (なんかこわい!)


ヴィクター
 : みんな大人になると良心を忘れるのさ……。


エルヴィン : 子供の良心は時に狂気なんだよ……。(良心4顔)


ヴィクター : エルヴィンはいい子だなー。いい子イイ子……。(なでなで)



ST : 道路を、滑らかな動きでテールライトが昇ってゆく。

 あなたの走らせる車はいつもの行動範囲を離れ、案内アプリが導くままに滑ってゆきます。
 近くのパーキングへ車を滑り込ませると、あなたは問題なく店にたどり着くことができます。


リック : 扉をくぐったなら、席について女性をターゲットに物色をはじめましょうか。


ST : 上品な薄化粧を纏った女性たちが、おのおのの場所を定めて談笑しています。

 ひとりでいるものも、何人か。
 彼女らの通る後に、あまい香りがふっと香る。

 その香りはひどくあなたをひきつけ、今すぐ飛び出してむしゃぶりつきたい衝動にかられる。


リック : 一人で居る者の中に誘われるのを待っている女性は居ましょうか。



アマランタ : 大人のりっくんタイム。


エルヴィン : りっくんはこんな中でも冷静に選り好みをするのだった。(笑)


ヴィクター : さすがりっくん……。


リック : いくら飢えども美食家よ。


アマランタ : これからここがりっくんの縄張りになるのだろうか……。(リックさんの弱点、縄張り意識を見ながら)


クラウディア : ここではもう特売に気を遣わなくても大丈夫だよりっくん。


ヴィクター
 : (おっぱいの大きいのは俺にとっておいてください)


エルヴィン : はい! 「おっぱいのおおきいボブ」


リック : もうたべたじゃないですかヴィクターさん。


アマランタ : (笑) むしゃぶりついてましたねヴィクターさん。


ヴィクター : デザートがまだ残ってるだろ?


エルヴィン : 巨乳は別ばら?(笑)


アマランタ : はい。 「メイクばっちりのボブ(アマランタ監修)」


エルヴィン : 別ばらでたよー。(笑)


クラウディア : アマランタさん監修なら間違いない。


ヴィクター : 女の子のおっぱいがいいんだよ!!!!!!



ST : 一人でいそうな女性は……せっかくなので魅力+共感で振ってみてください。難易度は……5かな。


リック
 : (ころころ) DiceBot : (5B6>=5) → 6,3,3,3,6 → 成功数2


ST : ちらりとあなたのほうに投げかけられる視線。白いショールと柔らかなドレスで身を飾った妙齢の女性が、ひとりで席についている。



エルヴィン : りっくんが入ってきたら「うほっ! いい男」と思ってくれた女子がいっぱいいてお兄ちゃん嬉しいですー。(うりうり)


リック : ふふふー。(にーさんうりうり)


ヴィクター : くっ…これがイケメンとの差か……!!


アマランタ : ……あれ? 判定が10面ダイスじゃなくて6面ダイスになっているみたいですよ?


リック : あっ、うっかり。


エルヴィン : マジだ!!! 6面ダイスで難易度5なのに、2成功ってすごくね?


アマランタ
 : それでも結構いい感じに成功しているりっくんだった。


エルヴィン : さすがだよりっくんさすが……!(うりうり)


ST : あっほんとうだ、気づかなかった……やるなリックさん。


リック : 6面ダイスだと難易度はねあがるのにすごいなびびった。


アマランタ : りっくんの魅力の底力。


ヴィクター : 特売紳士から漂う大人の魅力……。


ST : 特売紳士がまだ引きずられている。


エルヴィン : レディ(あの人凄い綺麗なかおして、指先は……あれは、料理をつくる男の手。そしてあの目……特売品を見極める目……素敵!) 的な。


ヴィクター : スーパーで特売品を見つめるイケメン……すごい目を引きそうですね……。


アマランタ : 憂いを讃えて値札を見つめる姿。


エルヴィン : こういう時って、逆にD10にするとだめ目が振るったりするんですよねぇ。(笑)


リック : こういう現象が……。(ころころ) DiceBot : (5B10>=5) → 3,6,6,9,5 → 成功数4


エルヴィン : 大丈夫だった! (むしろいい出目!) さすがりっくんがモテモテでお兄ちゃん嬉しいです! きっとスーパーでも『魅惑の特売貴公子』とバイトのおばちゃんの人気者だったです!


リック : 氷川き○しかコイツは。


アマランタ : 生活力の高い若い男の子はおばちゃんにモテるのです。



リック : さて、その視線に気付けば、にこりと人懐こそうな笑みを浮かべて彼女の席の近くまで参りましょう。


ST : 「あら、お一人?」 彼女はふわりと顔を上げる。


リック
 : 「ええ、一人なんですよ。……隣、宜しいですか?」 彼女の顔を覗き込むように、お伺いを。


ST : 「ええ、もちろん」 少し椅子を引いて場所を作る。あなたの瞳を覗き返す彼女の瞳は、赤っぽいストロベリーブラウン。


リック : 「ありがとうございます。おや、珍しい瞳の色ですね」 甘いいろ、甘いにおい、綺麗で、おいしそうな人だなあ、と。


ST : ところでリックさん、そのヴァイオレットの瞳、赤っぽい紫になるのがいいですか? 真っ赤がいい?


リック : 元が青紫なので遠目にもわかるヴァイオレットでお願いしマス。


ST : 了解。 「ふふ、あなたも。鮮やかな……鮮やかなヴァイオレット。アメシストのよう」 そっとあなたの手に手を近づけて。かすかな香水の香りがかすむ。彼女の印象に、甘くおいしそうな香りが似合う。


リック : 「お気に召して頂けましたか?」 彼女の手をとって、口付けた。甘い匂いに頭がくらつくが、ここは人目が多すぎる。名残惜しそうに唇を離して。


ST : 彼女の瞳がそっと伏せられて、うっとりとその手を見やる。……さあ、どうしましょう?


リック : 「少し、賑やかになってきましたね。美しい月夜には静寂が似合う、そう思われませんか?」 どうするも何も、人目があるのならない場所へ誘うだけで御座います。


ST : 小さなうなずきが返るでしょう。店内を一度見やって、彼女は立ち上がる。


リック : エスコートするように腕を遣って、さあ外へ参りましょう。



エルヴィン : りっくん大人になって……。(ほろり)


リック : リックさん恥ずかしい。(中の人)


エルヴィン : りっくんよしよし……。(なでなで)


ヴィクター : 格好いいお誘い……。


アマランタ : りっくんはキザなのが似合いますな……。


リック : 虚言4ですから……。


クラウディア : キャーリックサーン。


ヴィクター : これは血を吸ってもらいたいおなごが殺到しますなぁ……。


ST : しますなぁ……吸血に困らん……。


アマランタ : こうして餌場が出来ていくのか……。


エルヴィン : イケメンで紳士、料理も上手なりっくんを放っておかないごはんがいっぱいいて、お兄ちゃんうれしいです。(ほろり)


リック : 美女と魅力ヤバイスゴイ人たちに囲まれてイケメンとか言えません。(震)


アマランタ : えるえるくん、弟さんは立派に育ったねえ……。(突然の吸血鬼顔)


エルヴィン : 立派になってうっ、うっ、心配してたけどお兄ちゃんうれしいです。(ぽろぽろ)


ST : リックさんほんとに見事にお育ちで。


ヴィクター : ふつくしい吸血鬼に……。


ST : 堂に入っててビギナー感の無い吸血鬼。


エルヴィン : (まさか! 小さい頃、「おとうさん」が吸血してた……それを身体が覚えて)「あのショタコンめ……」(ぎり)


リック : お父さんのせいです。(しれっ)


ST : すごいしれっと言ったよこのひと。


エルヴィン : (ゆるせない父め)(今晩は一緒に寝てあげないんだから)(めそり)


アマランタ : めくるめく三角関係。人間関係から目を離せない卓でございます。


エルヴィン : 知らないショタっこだったらまだガマンできるけど、ぼくの弟とか絶対に嫌だよー。(むすー)


ヴィクター : 美しい兄弟愛だね?



ST : さあ路地の向こうに消えましょうか。


リック : 路地の向こうの闇の中。秘め事は艶やかにといきたいところです。


ST : 闇の中には月明かりも届かない。うっすらと赤い反射に彩られたヴァイオレットの瞳に、彼女の視線は吸い込まれて。


リック : 暗がりの中でも女性の肌は白く滑らかで、なんと疼くことか。

 目を細めた笑みの中、滲む欲を彼女が気取っても、もはや拒むまいと、首筋へとのぼる口付け。
 そうして、牙を優しく立てて。


ST : 小さく拒む腕は儀礼的で、力という力はそこにない。胸に這わせられた手が、肩を包んで。流れ込むあまい香りは喉を熱く潤し、滑り落ちる。……唯一の糧であることを、身体が理解する。


リック : 女性の腰をゆるりと抱いて、ああ、許容される失血はあと幾らだろう。


ST : さあ、あなたの思考はそこまで回るものでしょうか? ……自制、難易度6で判定を。


リック : (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 1,3,4,6,8 → 成功数2。


ST : よかったね。かろうじて1成功。

 あふれ出す香りに牙をうずめていたあなたは、ふっと彼女の肌が血の気を失いつつあるのに気づきます。
 さて、どうします、リックさん?


リック : 甘く熱い血潮、欲しいがままに飲み干せば彼女の命を奪うだろう。埋めた牙を制して、彼女の首から唇を離すが、伝う血の紅が愛おしくてたまらない。

 「……大丈夫ですか?」
 勿体無いとばかりに傷口から滲む血に舌を這わせて、ようやく彼女の意識を確かめる。


ST : 彼女はうっとりとあなたの首に腕を絡めて、忘我、あるいは朦朧のままにあなたの眼を見る。あまやかな熱に支配されつつ、どうにか意識は保たれている様子。


リック : 「……今宵は冷えます。その様子では、無理をなさらないほうが良い」 意識を保つ彼女と視線を絡めながら、できるだけの甘く落ち着いた声音を作って、囁く。


ST : 彼女は名残惜しそうにあなたの首筋を辿りますが、やがて寂しそうに腕をほどいて立ち上がる。


リック : 「そんな瞳をしないでください。……もし、僕をここで待っていただけるのならば――いずれ再び合間見えることでしょう」 彼女の白いショールを丁寧にかけなおしてやると、最後にもういちど深く口付けて。

 「それでは」
 その一言を残して、去りましょう。


ST : 彼女はしばらくの間、あなたが去った向こうを見ていることでしょう……リックさん、鮮やかな手際でブラッドプールを+3しておいてください。



リック : 頂きました。ありがとうございます!


エルヴィン : りっくんさすが、さすがです……。(ほろほろ)


リック : これがメロドラマを見る男の実力です。(途端にしょぼい響き)


ST : メロドラマで培った疑惑が出たよ。


リック : ドラマだけでこのこなれ感は無理があるなと思って中の人が遠い目。


アマランタ : メロドラマ見てるだけではこんな華麗な手口にはならないわ! ……りっくんプレイボーイなの?(澄んだ目)


クラウディア : なの?


エルヴィン : りっくんいけない子なの?


ヴィクター : なの?


エルヴィン : お兄ちゃん血をつかって筋力強化しておしりぺんぺんなの?


リック : きちんと誠実なお付き合いを重ねはしますが、冷笑家なので「なぜか」長続きせず……の人だと思います。遊びはしませんよ。面倒ごとはごめんですから。


エルヴィン : フェアトレード。それならよし!(ビシッ)


リック : (ビシッ)


ST : リックさんさらっと文字色変更して本音をおかくしになられた!


リック : 違うんだ堂に入ってるとかいうけど帰りの車の中で内心ばっくばくの冷や汗だったと思うんだ。


ST : ほう……次回リックさんのそのシーンから行こう。見たい。


リック : STからの要望!?


ST : はっ、本音が出てしまった!? 


エルヴィン : もしそうなら、そのシーンの直後に電話入れたい。 起きる、手紙をみる、事態把握、りっくーーーん! って電話。(笑)


リック : 上擦った声で兄からの電話をとる弟ですよ。



ST : では、店を去った後は帰路に、でしょうか?


リック : ええ、帰路に。


ST : では。あなたの車が店の前から走り去っていくあたりで、今回は切りましょうか。次回、エルヴィンくんのシーンで合流機会を設ける予定。


エルヴィン : ブロロォーーーーーォー。


ST : (合流まで今回やってると、予定時刻をはみ出しそうなので……)



エルヴィン : 合流用に(アマランタさんに返信する)手紙はもう書いてある、大丈夫だ問題ない。次回用に「メール保存」しておこう。(カチカチ)


アマランタ
 : 次回用にスマホを充電しておこう……。 NGシーン:(スマホの電源が入っていません)


エルヴィン : (お父さんに媚びた顔文字をつかわないようにしないと)(カチカチ)


アマランタ : むせた。予測変換辞書がすごいことになってそうですな。(笑)


リック : NGシーン:(迷惑メール分類された)


エルヴィン : やだー、題名に「スパム」とかかかれるのやだー。


ST : NGシーン:(”父”特製出会い系フィルタにかかった)


エルヴィン : (とどかない、おかしいな) えるえる、フィルタリング機能ついたパソコンつかってるんです?


ST : たぶんこっそり仕込まれているんじゃ。


ヴィクター : NGシーン。(笑)


エルヴィン : でもPCじゃなくてタイプライター世代だから、PCちゃんと動かせてないだろうし、「この程度のフィルタリングしかしないなんて、おとーさんかわいー」っていいながら、アングラサイト見てそうだね、えるえる。


アマランタ : スマホの設定に四苦八苦するそれなりの世代の吸血鬼を想像すると可愛い。(笑)


エルヴィン : えるえるの父、ガラケーできっと「通話」しか使ってないよ……。


クラウディア : 次回合流……クラウディアどうしようかな。


リック : (兄さんと)アマランタさんと先に接触すれば容易、ですかね?


エルヴィン : アマランタさんは全員の連絡先はしらなそうだけど、りっくんの勤め先は知ってるからそこからつながれるかなー。あと、個人的にえりりんがどうなってるのか! すごくきになる!


ヴィクター : 僕もきになる。>えりりん


アマランタ : えりりんも何か起こってそう。あ、クラウちゃんにこの件で連絡とろうとできれば繋がりそう。


クラウディア : えりりんに会いに行ってみるか。会わなくても妹越しに情報を得られそうな。


エルヴィン : やらなきゃいけない事結構あるねぇ。(笑)


ST : えー、今回はここまでとしましょう。お疲れ様でした! 次回は合流、予定! リックさん堂に入りすぎ!


リック : はい! お疲れ様でした~!




 こうしてそれぞれの吸血鬼が、それぞれの食餌を終えた。
 彼らが出会うのは、もう少し先の話となる……。







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