それぞれの平穏。それぞれの夜。
これからも続くと思われた日常は、闇夜に現れた「それ」にいとも容易くうち破られた……。
血の抱擁により、人ではいられなくなった彼らに、時は容赦なく巡りそして……。
最初の飢えが、訪れようとしていた。
アマランタ : こんばんは!
リック : こんばんは……いやぁ、改めて見ると僕、結構非道いことをいってましたねぇ。(前回のログを見ながら)
アマランタ : 前回のラスト雑談を見ると……
ヴィクターさんに餌がある、って点にSTが目を光らせた痕跡が残っていた……ボブ、がんばれよ。(ちがう)
クラウディア : ボブ期待age。
リック : 二週続けてボブ活躍の予感。
アマランタ :
妹の寝顔の前で煩悶する苦悩の百合の花が咲いてもいいのよ?
リック : いいのよ?
クラウディア :
どうにかします。(真顔)
ST : ボブにすごく期待されていてSTはどうしたらいいのか。
クラウディア :
ボーブ! ボーブ!
アマランタ : 今回はきっとはぢめての吸血回だと思っているので吸血にえり好みのあるメンバーはここでいろんなイベントを起こせるね!
リック :
はぢめてのきゅうけつ。(ぼぶ)
ヴィクター : やめて!
初めての相手がボブとか心が折れるよ!!(僕の)
リック : 中の人の心が!?
アマランタ : はっ! 理想の初めての相手を今のうちに呟いておけば……。
ヴィクター : (´ω`)
oO(おっぱいの大きい女の子……おっぱいの大きい女の子……)
アマランタ : その嬉しそうな顔をおやめなさい。(笑)
ヴィクター : えー……。
リック : 飢えた皆さん夜の街で合流かなとかもおもってましたもぐもぐ。
アマランタ : 吸血鬼の父と面談もあるかも。
エルヴィン : こんばんはー、遅くなりましたぁぁん……
雑談がすでにボブに浸食されている。(笑)
ST : そうなのですよボブ……。(笑)
エルヴィン : どんだけこのシナリオに出ようとしてんですかボブ!?
リック : ボブはメインの座を狙ってぐいぐい次元の狭間を広げています。
ヴィクター : メインではそんな出てないよね……うん、でてないよ……。
(※メインでは回想で一言、名前が出ただけです)
エルヴィン : 急に仕事を休んだう゛ぃっくんを見舞いにくるシーンをSTさんがいれないかぎりはこれ以上メインに出ないはず。う゛ぃっくん、従僕もってた気がするから、ボブを従僕にするのも自由だよ?
リック : 立ち絵を描きなさいとドレッドの誰かが私の頭の中に囁きかける……!
ヴィクター : 立ち絵……だと……?
アマランタ : ボブの胸筋が光って唸る。
ST : ボブトークも熱いですが、皆さんそろいましたね。ではそろそろ……って、ありゃ?
来客があったようです。しばしおまちを。
リック : こんな夜中に……来客!?
クラウディア : 血ィ吸われる!
アマランタ :
\プゥゥウウウン/
リック :
しぱんっ!
アマランタ :
\ぷちっ/
ST : ふぅ、失礼しました……どうやら
血族ではなくN○Kの人でした。
リック : お疲れさまです。
エルヴィン : あ、そうだ。第二回のリプレイが出来ました。
「情景:最後の日常風景と、特売紳士」 みたいな感じでいく予定です。
アマランタ : 略して最後の特売。
ST :
The Last Tokubai
クラウディア : 何その映画のタイトルみたいなの。
ヴィクター : 特売紳士格好ええ。(笑)
リック : (C級……)
アマランタ : ベン・トーというアニメ化されたライトノベルを思い出してしまう。
ST : では改めて……皆さん集まったようなので、本日のセッションを始めたいと思いますね。
一同 : (はーい)
【エルヴィン・エルウッド】
アマランタ : そうだ、今回はえるえるくんのパートだ。(正座)
ST : さて──人間であった彼らのもとに、赤い闇は舞い降りた。そのことをまだ知らないエルヴィンくんが、ひと昼よくねて目覚めた夜から始めましょうか。
エルヴィン : (※ところでSTそろそろ、ぼくはぶらっどぷーる判定したほうがよかとですか?)
リック : ST、ST兄さんの血の量……。(耳打ち)
ST : おっと、イントロが終わったらブラッドプールの判定をお願いしようと思っていましたが……
忘れてないよ!? ……そうですね、ここでやりましょう。
エルヴィン : 10メンダイス(10人男がいそうないいかた)1つで決定ですね、えい! (ころころ)
リック : にーさんがおなかいっぱいでありますよーにー。
エルヴィン : (ころころ) ダイス合計:6 (1D10 = [6]) 6なら……おはよう猫おいしそうがぶり、とやらなくてすみそうかな?
ST : いつもの目覚めの夜ですね。あなたはいつものように日々の糧を得てきていて、ひとまずは逼迫していない
エルヴィン : 了解です! といっても、今日は普段より長くおきていたから少し寝坊しちゃうかもしれません。
猫に餌を強請られてざりざり、舐められて起きるんでしょう。
「う~、まだねむねむにゃ……」
ST :
「にぁ。にぁ」 かそけき猫の声があなたに餌をねだる。
夜の目覚め、赤い目の猫。
暗雲にまぎれて垣間見た昼のことを、あなたは思い出す。
ひとつ寝てしまえば、またいつもの夜の世界。
アマランタ : えるえるくんの猫はやっぱり黒猫なんだろうか。
クラウディア : 黒がいいなあ、絵になる。
エルヴィン : スコティッシュブルーのベッケンバウアー、クロネコのヤシン、スフィンクスのロッペンがいます。たぶん……ロッペンにあやまれ!>俺
ヴィクター : ねこねこにゃんにゃん。
エルヴィン :
「ふぁ……ごはん、いまあげるから……」 寝ぼけた目を擦りながら、ゆるゆると思考を巡らす。
まだあの予知が思考に絡みつき、再会した弟に、日の下を歩いて欲しい。
そんな「兄」としての気持ちがふつふつと沸き上がる。
ST : いつもの夜、なのですが……何となく落ち着かない夜です。
窓から見える月明かりは雲に隠されてはまた現われ、部屋の中は明るんだり暗くなったりする。
予兆というほどはっきりとはしないものの、何か心がざわつく。
エルヴィン : ついクセで、指を強く噛む……きっかけは、予知の切っ掛けは何だった? そう思って、そうだと、とりあえず今朝の号外を探すでしょう。
「コレについて……他の吸血鬼さんは、どう思ってるんだろう……」
今朝の号外の、他の吸血鬼たちの反応を探ろうと思います。
空腹だったら、外にでて食事のついでに
(知ってるかは分からないけれども)他の吸血鬼との集会場で、今朝の記事の情報を集めてみようと思ってたんですが。
特にお腹も減ってないならそうだなぁ……インターネットに、
「吸血鬼たちのあつまるSNS」みたいなのってあるんですかね?
そういうインドアな情報集めをしたいと思います。
自分はビックリしただけだけど、他の氏族とかの動きがあるなら知っておきたい……。
過激な奴が
「犯人をつかまえるんだ」とか、目星をたててるかもしれないし!
ST : ある巨大SNSのオカルトコミュニティ内に、偽装した形で血族たちの情報交換コミュニティが置かれています。
エルヴィンくんはその存在を……インドアそうですし、知っていてもよいでしょう。
情報が得られるかどうかはそれからですが。
アマランタ : 吸血鬼SNS。ノスフェラトゥあたりが管理人やってそう。
リック : 吸血鬼SNSってまた教会にバレたらやばそうなものが。
エルヴィン : こういうのに限って
「エクソシスト同好会」みたいな名前ついてるんですよ。(笑)
ヴィクター : ありそう。(笑)
アマランタ : 充実のナイトライフ。(笑)
ST : なおメイン管理人はヴェントルー、サブ管理人がノスフェラトゥ氏族の者らしいです。今朝の号外について、話を聞いてみるのですね?
エルヴィン : はい、それに関して議論している人とか、そういう記事をのっけている人がないか、探してみます。
ST : ふむ、
<交渉>+<コンピューター>で判定して貰いましょうか。難易度6。
エルヴィン : 3B10>=6 交渉は苦手だよ……。(ころころ) DiceBot : (3B10>=6) → 10,10,7 → 成功数3
リック : おー! (どんどんぱふぱふ)
ST : わ、お見事。
エルヴィン : 交渉苦手だけど、なんとかなった! 何か出てますかね、次に狙われる候補とか、犯人候補とか! とカチカチ興奮しながらまうすをクリック!
「いまきたさんぎょう!」
ヴィクター : 今北産業とな……。
エルヴィン : ぼぶ / おまえ / だったのか
アマランタ : いつも / ちを / くれたのは
ヴィクター : おまえのちは / おれのなかで / いきつづけるだろう(完)
リック : おっぱい(真)
ST : 「ネラーはすっこんでろ!」「お前もネラーじゃねえか!」 ……そんなやりとりを経て、意見はおおよそ二つに割れています。
人間がよくやる珍しくもない殺人だという意見と、
はぐれ者の血族によるものなのではないかという意見。
エルヴィン : 犯人探しにやっきになってるグループとかは無さそうで、全体的に傍観の方向ですかね?
ST : 前者ならとばっちりが来なければ無関係で、後者なら”公子”の手のものがすぐに処分するだろうという意見になっており、一部の者を除いては傍観の方向になっています。
【V:tM解説 ~ 公子とは】
都市のような、比較的規模の大きい版図を自分のものとし、それを支配している存在です。
強大な力と権力、組織を持っている場合がほとんどで、公子に目をつけられると、ちょっと厄介な事になります。
ちなみに、男性であっても女性であっても「公子」と呼ばれるようです。
【V:tM解説 ~ 版図とは】
特定の吸血鬼が支配している領域、それが版図です。
皆、版図を犯される事には敏感なので、無闇に他の吸血鬼の版図に入るのはとても危険な事になるでしょう。
エルヴィン : 思ったより汗ってないのかー、儀式めいたモノを感じて人間がやるにしては……と思ったけど。
動きのある「一部の者」から情報は得られませんかね。
「次はここだろう」「この儀式に似てる」云々の。
ST : 一部の者というのが、最近血族の間に妙な動きがあると主張しているグループですね。彼らは次の犠牲者を割り出そうとしていますが、点が2つだけなので、議論は散逸している様子。
エルヴィン : つまるところ
「まだ何もわからない」ですかねー……うーん。
偉い人も動いてないなら……僕が動いてみようかな。とはいっても、僕、りっくんと面識あるだけで他の情報がないんだよね~。
……見回りだーって動いてる警邏隊みたいな奴がいたら、それにこっそりついていけるんだろうけど。
ST : 一応、彼らが
次の候補地として示している場所が数点あります。
エルヴィン : おっと、その候補地に、
「大学」「予兆で出たカフェ」「留学生受け入れ可能物件」この3つの範囲に被る場所がありますかね。あの東洋人の女の子が出没出来そうな場所を絞り込んでみます。
ST : うぬ。大学そのものはありませんが、大学と物件を結ぶような位置にならありますね。さて、調査を続けますか? 外に出てみますか? ふて寝しますか?
エルヴィン : その場所、カフェもいけない距離じゃないかな? とりあえず、他にあてもないし……そこにお出かけしたいと思います。
余所行きの、お父さんの匂いがするコートを羽織って、ついてきたそうな猫たちの頭を撫でて。
「いってくる……お父さんには、ナイショ。ね?」 とお出かけ!
ST : 雑多なざわめきの流れる夜の街。あなたの小さな頭の上を、騒ぎながら歩いてゆく若者らや、疲れた顔の大人たちが過ぎていきます。
エルヴィン : 久しぶりの夜の風を頬に受け……無意識に、人の顔を見る。視線で選んでるのは
「好みの血を得られるかどうか」 そうなりつつある自分に若干の嫌悪を覚え……。
「あは、やっぱり街は賑やかで楽しいよねぇ」 と。幸福そうな皆を見ているでしょう。
見知った顔は……流石にいないかな?
そう都合よくはいかないだろうけど……。(キョロキョロ)
ST : ふむ……では、知覚で振ってみてもらいましょう。難易度6。
エルヴィン : 知覚のみですか? ぬー。 (ころころ) DiceBot : (5B10>=6) → 7,8,7,10,5 → 成功数4。 よし!
ST : 今日のエルヴィンくんはさえている。
アマランタ : 夜の街を駆けるえるえるくん絶好調。マルカヴのお導きか。
エルヴィン : 夜の街に慣れた少年(おとこ)なんですわ。
アマランタ : 妖しい。
ヴィクター : (意味深)
リック : 妖艶!
クラウディア : 夜の街(意味深)?
エルヴィン : いつもはショタを愛でたいと思っているおじさんをその気にさせる為の目だよ。(笑)
ヴィクター : 魅惑のショタ……。
エルヴィン : 前回はりっくんに見とれて知覚の才能が発揮できなかったけど、今回は見とれている相手がいなかったから成功したんね。(笑)
ST : では、エルヴィンくんは通り過ぎる人々の中に、やや不自然な挙動の人影を見つけます。その人影は酔ったようにあっちへ、こっちへと動きながら、時々妙に素早い足取りを見せるのです。
エルヴィン : 見覚えのない顔とオーラかな?
先覚の
オーラ知覚で……その不審者のオーラを見てみまする。これが成功すれば、人間なのか吸血鬼なのかくらいわかるはず。
【V:tM解説~オーラ知覚】
先覚の【訓え】にある能力の一つで、その名の通り相手のまとっている「オーラ」を見る事が出来ます。
オーラの流れによって相手が人間なのか、吸血鬼なのか、はたまた魔法使いなのか……強い力をもっているのか、今どのような感情を抱いているのか。
そういったものを「見る」事が出来るようになります。
先覚の訓えを持つ吸血鬼はこのように、外見以外の「何か」を見る技術に長けているようですね。
ST : コートの襟を立てていて、顔はうかがいにくい。オーラ知覚は……
知覚+共感ですね。難易度8でどうぞ。
エルヴィン : 知覚は5、共感は3……(ころころ)DiceBot : (8B10>=8) → 10,1,8,3,6,9,4,6 → 成功数3。
1が一つ出ているから2成功。これだと、オーラの色が分かる程度かなー?
なんか人間と違う色っぽい。くらいわかればラッキー。
クラウディア : (とかやってる最中にダイスの振り方をおさらいしている顔) ……薔薇の練り香水を新世界樹のどんぶりに突っ込んどいたらドンブリが薔薇臭くなったけど僕は元気です。(おさらい中)
アマランタ : そのどんぶりが食事用でないことをお祈りします……?
ヴィクター : 杏仁豆腐とかのデザート入れると、バラの香りがして美味しそうですね?
クラウディア : アクセサリ入れになっております。>どんぶり
ヴィクター : (やばい…僕もダイスの振り方を……)
エルヴィン : ダイスの振り方をおさらいしておかないと、以前のぼくのように手からダイスが転がる事になるよ!
アマランタ : 能力値や技能の合計=ふれるダイスの数ですな。1が出たら手計算で成功数からを差し引きです。
クラウディア : 把握! まちがえない! ありがとう! ……
1の淑女にはなりたくないな。
リック :
(何かを期待する顔)
クラウディア :
やめろ!!!
エルヴィン : 貴公子だけでなく淑女の領域まで1に浸食されてしまったら……。
アマランタ : ダイスに祈るのです。いまのうちに。
クラウディア : 女神さま助けてください!(泣)
リック :
ナイアーラトテップ <面白ければすべてよし。
クラウディア : オーザックそなえます。
リック : 最近いよいよオーザックを見ない。
クラウディア : STが食べつくしたんだ。
ST : 100均にこっそりあったりしますよ。
ヴィクター : なぜにオーザック?
クラウディア :
※STは前スカイプセッションでバリバリオーザック食べながらやってたことがあるそうです。
ST : あんなに音が響くとはおもわんかったんや。
アマランタ : スカイプセッションでオーザック。効果音レベルだ。(笑)
エルヴィン : せせらぎが如く流れるザクザク音?
アマランタ : 足音……?
ヴィクター : リズムよく噛んでパーカッシヴ!
アマランタ : いまサックサクサクオーザック齧ってるヴィクターさんが見えた。(笑)
リック : ヴィクターさんはほんとうにあいされていますね!
アマランタ : りっくんはディップつける方が好きそう。クラウちゃんはお箸でポテチ食べるタイプ、とか分析しております。(食事ネタが好き)
リック : あっバレてる。
エルヴィン : えるえるはパーティあけ失敗してぽーーーんってするタイプです。
クラウディア : アメリカ国籍が箸でポテチを……?
アマランタ : お国的に描写するなら、フライドポテトをフォークで食べる的な……?<箸でポテチ
ヴィクター : あのポテチ専用のアレ使えばいいと思います……アレ……トングのようなアレ。
クラウディア : そんなものがあるのか……。(笑)
アマランタ : ポテチの手?
エルヴィン : うちの相方が
ポテチの手でゴキブリを掴んで捨てていたのを目撃したぼくの話がどうかしましたか?
アマランタ : それは、ひどい。(笑)(真顔)
ST : さて、エルヴィン君が見たオーラの色ですが……
薄暗い色調がゆらゆらと動いている。
落ち着かない印象を受ける。
その暗い色からは、
夜の闇の印象を受けるでしょう。その人影は足取りを揺らしながら、真っ直ぐにどこかを目指しています。
エルヴィン :
(あ、お父さんと同じ色をした人だ……) こそっと近づいて。
でも隠れながら、何とか会話を聞き取りにいきたいけど……歩いていっちゃってるなら、追いかけます。
追跡……ゆっくり歩いていてくれないと、どんどん距離が遠くなっていく!
ST : 追いかけるなら
知覚+隠密で判定を。難易度7。
エルヴィン : 6B10>=7……(ころころ) DiceBot : (6B10>=7) → 7,3,7,10,4,1 → 成功数3 1が一つ入ってるから、成功2、バレてるかどうか。コートのえりをたてたちびっこが、影に隠れてこそこそこそ……。
ST : (シークレットダイス・ころころ) ふむ。ばれてるかどうかはあなたには分からない。追いかけていくと、ふっと一瞬、あなたは相手を見失います。
エルヴィン :
「? あれー? いなくなっちゃった」 そこでバレたかと思って。
「おとうさーん、どこー? 寂しいよぉ……」 と、迷子のふりをしつつ、見失った相手を捜します。
ST : ふと上を見上げると、そこはあるアパートメントの前でした。
三階のあたりで、何か騒ぎになっています。
アマランタ : ん、ン? 3階? アパート?
ST : 三階ってことはコダテではないかなって勝手に。
アマランタ : あっ、いえ、この建物条件は……
もしや、うちではと思って。
エルヴィン :
……騒ぎだ! 見に行け! これはマルカヴ氏族が受け継いだ野次馬根性!!!
子猫のようにひらりと身を翻し……騒ぎのある場所へ向かおうとするでしょう……勿論、窓からさっと入ったりせず、堂々と表玄関から、徒歩で。
ST : やじうま根性! ですが一階のエントランスに鍵がかかっています。
エルヴィン : 開いてる場所はないかなー、とウロウロ。子供でも入れそうな窓とかを全力で探します! 今、会いにいきたい狂乱がある!
ST :
知覚+隠密で判定を! 難易度8。
エルヴィン : (ころころ) DiceBot : (6B10>=8) → 1,7,2,4,7,10 → 成功数1 1がでてるから成功ゼロ!
ダメだったー、こういう時に混じる1一つ。入れそうになーい、でも騒ぎ気になるうずうず。
10出たらクリティカルでもういっかい触れるルールほしいー。(笑)
アマランタ : 振り直しルールをつい求めてしまう。(笑)
エルヴィン : でも知覚判定で助かってるます……知覚以外、えるえるダイス数増やせないから。
アマランタ : えるえるくんは見る子ですもんね 単独探索がんばれるこ……
何かあったら魅力でたぶらかすんだ。(小声)
エルヴィン :
「違うんですぅ」「ぼく」「本当になにもしらないんです!」 といいながら一枚ずつ服を脱いでいく?(笑)
リック : 不自然な脱ぎ方!
アマランタ : うんうんそう……って頷きながら読んでたら、脱衣。(笑)
ST : 残念ながら、殺人事件の影響で戸締りが厳格になっているようですね。そうですね、ではそこで……
知覚、難易度7で判定、どうぞ。
エルヴィン : (ころころ) DiceBot : (5B10>=7) → 4,9,6,2,7 → 成功数2 こんどは普通に2成功。もだもだ歩いてたら何かぴーんとくるかな?
ST : では……
女性の叫び声がわずかに、あなたの耳に届きました。
リック : アマランタさんの悲鳴だー。
アマランタ : 激痛なう。
エルヴィン : 微妙に顔見知りに吸血なう。
アマランタ : 男の行方は頼んだよえるえるくん!
エルヴィン : まさかじけん! 声がきこえたのは、3階の、どの窓からですかね……?
ST : あなたはその声に、何か聞き覚えがあるような気がしました。
あの昼に、弟を待っていたあの時に、耳にしたような……窓の特定までは難しいですが、三階ではないかと思えますね。
エルヴィン : 東洋人の子……じゃない人だな。
黒髪で
おっぱいをおじさまにずーーーーっと見られていたお姉さんだ。最後までりっくんといっしょだった……。
3階から、誰か出てくる気配とか……ありますかね。
ヴィクター : おっぱいをずっと見てた人……俺か……。
エルヴィン : おっぱい紳士のおじさま。
リック : そんなところまで見て……いたということは、
兄さんも女性陣の胸を遠目に測っていた、と。
エルヴィン :
「うん、いちばんおっきい」「でも双子も……」「ない。あ、あれ、リチャード」 みたいに……いやいや、そんな事はないよりっくん。(笑)
アマランタ :
「あなたは……えっとそう、あのひ」「おっぱいみてたひと!」 みたいな。
ヴィクター : 最初は
「見てないし」 って言おうと思ったけど、それも失礼なので
「ハイ……見てた……人です……」 と答えますね。
アマランタ : この素直さが怒りにくい、いいヴィクターさんです。
ST : 入り口を探していた途中に、その声を聞きつけたエルヴィンくん。戻って誰か出てこないか待ってみますが……戻っている間に出て行ってしまったのか、後は静まり返っています。
エルヴィン : 出入り口は閉まったままですよね。犯人、鍵をもってるか鍵開けの達人か……。
ST : さて、どうなのでしょうね。出入り口は閉まったままです。
クラウディア :
鍵開けは大学生のたしなみ……ってSTが言ってました。
アマランタ : 最近の大学生コワイ。
エルヴィン : 最悪、まだ中にいるのかも……鉢合わせはいやだなぁ。
アパートの場所をしっかり覚えておいて……郵便受けが見える範囲にあるなら、3階のメンバーの名前をメモっていきますよ。
明日の号外に出るかもしれない名前……。
ST : 部屋の住人、具体的に言うとアマランタさん、郵便受けに名前を出しておいでですか?
アマランタ : はい。郵便受けに名前出しちゃってます。(面白そうな方に流れゆく設定)
ST :
【スキャパレリ】【アレッサンドリ】【フィッシャー】【(空き部屋)】 以上、4部屋のようです。
クラウディア :
ガバさんが住んでなくてよかったです。
※別卓ネタ
ST : ガバさん特徴的すぎる!(笑)
エルヴィン : メモりメモり……おっと、そうだ! その郵便受けに全部、手紙を投函してからかえろう。
ST : どんな手紙を投函されますか?
エルヴィン :
「すでに宵闇しか歩けなくなった貴女へ、同胞からささやかな挨拶を届けたい……」
と、メールアドレスを記載して投函。普通なら絶対悪戯だと思われるけど……もし、今回の事件が吸血鬼関係のアレだったら、興味持つと思う……これで連絡がくるのを期待!
もう死んでない事を……祈りつつ。
アマランタ : わぁい、おてがみもろた!
クラウディア : 読まずに食べないでね。
アマランタ : 食べずに読むね。
エルヴィン : 厨二病の可哀想な手紙だと思われて捨てられるのと、ちょっと本気に受け取られるのとギリギリのラインで。
ヴィクター : お手紙いいなぁ。えるくんはちっちゃい字で可愛いイメージあります。
リック : 30歳とはなんだったのか。
アマランタ : そっちの字の方がお父さん受けがいいんや。(勝手なことをいう)
ST : では、エルヴィンくんはかくして、ねぐらに戻ったのでした……。
エルヴィン :
「ただいまー、お父さんいないよね? ……いないならよし!」 猫をなでつつ、帰宅でする。
ST : さいわい不在です。
エルヴィン :
「手紙読んでくれるかな……連絡くれるかな」 とドキドキしつつ……今日は微睡みに興じましょう。
アマランタ : 遊びの手紙交換のドキドキ感だ。(笑)
クラウディア : なんかかわいいな、手紙読んでくれるかなって……恋文じゃないんだから。(笑)
エルヴィン : これが恋!?
アマランタ : おね……ショタ……スヤァ……。(微笑み顔)
ST : ゆるり、ゆるりと……。
やわらかな寝床に身体を沈め、眠りに落ちる少年……さて。
この次の朝、はエルヴィンくんは寝ておりますので、
次の夜になります。合流までいましばらく個人シーンが続きますが、どうかお付き合いくださいませ。
エルヴィン : 合流待ち遠しい……早く大人りっくんとゆっくり話したいなぁ……写真しかしらないから。
最初は子供時代のりっくんの姿を嬉々として写真におさめてきたお父さんが、りっくんが成長するにつれ、だんだんとテンション下がっていき、とってくる写真の数も減っていき……。
リック : あっ、お父様本当に幼少写真持ってるのかな……?
エルヴィン : 多分もってる。
「この頃で時が止まればいいのに」 とかいってる。
ヴィクター : 子供時代のりっくんとえるくんの写真はよ……はよ……。
クラウディア : はよ……はよ……。
エルヴィン :
えるえる父「はよ……はよ……」
リック : える父ィ。(笑)
エルヴィン :
える父「最初双子の天使ちゃんの写真とってる時は楽しかったもんげ……やっぱ子供は10歳で時をとめるべきだ……」
ヴィクター : 時の流れとは残酷なのだよ……。
ST : さて、エルヴィンくんから面白いお手紙がありましたので、少し順序を変えて、アマランタさんから参りましょうかね。
アマランタ : はい。
【アマランタ・スキャパレリ】
ST : ふっと目が覚めたとき、もうすっかり辺りは暗くなっていました。よく眠った後の、少し気だるい満足感……。
アマランタ : 朝方仕事を休む電話を入れたのかもしれない。
「全部夢だったらよかったのだけど、そういうわけでもないようね」
まだ部屋に残っている痕跡に目を留めつつ。
ST : あらかた片付いたにしろ、部屋にはまだ痕跡が残っている。
アマランタ : こんな時間まで寝ていたにしては体調も申し分ないのだけど。
この体の変調や、あの変な男のことは放っておけないな。
もし可能なら、会社の人事関係者とか、例の男がいたはずの支社とか、伝手をあたってあの男の評判等を調べてみたいのだけど。
ST : ふむ、どうやって調べてみましょうか。電話? それとも、外に出てみる?
アマランタ : うーん、会社の人事関係者というわけで、電話で問い合わせてみましょう。社内の動静っていうことで政治が使えないかな。
ST : そうですね、知性+政治で難易度6をどうぞ。
アマランタ : (ころころ) DiceBot : (4B10>=6) → 9,5,3,7 → 成功数2 うーん、まずまず。
ST : では……その男は一月前に会社をやめていることが分かります。
急な退職で、引継ぎすらままならなかったとか。
評判は良くなし悪くなしですが、なぜか
一部の重役から人望があったそうです。
アマランタ :
(PL:おや、ジョバンニの割にこの人もなんかあやしいいきさつで吸血鬼化したような雰囲気……?)
エルヴィン : 一部の重役に人気……
まくら、えいぎょう……!?
リック : まくらえいぎょうだと……。
ヴィクター : まくらえいぎょうだったのか……。
エルヴィン : えるぱぱいってた、まくらえいぎょうは、りすきーだって……バレて退職だ……かわいそうに……。
アマランタ : えるえるくん、あとで清く正しい社会のお勉強をしましょうね?
エルヴィン : えるぱぱの知識はマルカヴの常識! これ、マルカヴの鉄則ゥ。
アマランタ : ふうむ、一の線ではたどれないか。一部の重役の名前だけ憶えておきましょう。夜にもう一歩足を踏み入れたときに納得できるでしょうから。
ST : では、電話を切ったところで、ふと喉が渇きます。少し、話しすぎたのでしょうか……。
アマランタ : 朝から何も飲んでないものね、と得心して。買い置きのミネラルウォーターでもあけましょう。
ST : 少しぬるくなったミネラルウォーターが喉を滑り落ちます。とぷん、とぷん。
アマランタ : くいっくいっ。
ST : しかしながら、渇きを癒される爽快感はやってこない。何か飲んだ感覚はあるのですが、それだけ。
アマランタ : 気が付いたら500mlは飲んでいたのだけど。
「……?」 そういえば、お腹はすいていないのかな。昨日も何か食べた記憶がないわ。
ST : 空っぽになったペットボトル。ミネラルウォーターがぬるいのが良くなかったのかもしれません。
アマランタ :
「トマトジュースが冷やしてあったはず」 冷蔵庫ガチャガチャ。開栓、嚥下。
ST : 冷蔵庫にあるチーズなどを見ると、わずかに空腹のような気がする。気がする、だけかもしれない。
アマランタ : ……というようなことをしばらくやっています。
ST : 赤い液体を見ると、何か、何か……違う味が脳裏によぎりました。甘く、かぐわしい……。
アマランタ : しかし、ジョヴァンニの幼童の食事って難易度高い気がするのだわ?
(吸血した相手に激痛を与える)
エルヴィン : 普通は輸血パックか死体から食餌ですもんねぇ。ジョヴァンニ。
アマランタ : はっ!!! 勤務先に行ってればよかったのか。
エルヴィン : せやな。(笑)
ST : 一通り飲んでみたものの、喉の渇きはちいとも癒されない。
アマランタ :
「……………食べられそうなもの、ないわね」 ふらっと冷蔵庫を閉めて。外に行かないと、手に入らないものがある気が。するわ。
ST : 外の灯りに誘われるように。さて、外に出るわけですが、郵便受けをチェックされますか?
アマランタ : ふらふら"食事"のことを考えていますけど、体に染みついた習慣で郵便受けをチェックします。一日一度は見ないとね。
ST : では、郵便受けの中に、不思議な手紙が入っています。
「すでに宵闇しか歩けなくなった貴女へ、同胞からささやかな挨拶を届けたい……」 そして、メールアドレスが、ひとつ。
エルヴィン :
(書いてみたものの読み上げられてはずかしくなった30歳男性吸血鬼が悶えています)
ヴィクター : お手紙のやり取りが……始まった……。
アマランタ : 楽屋裏で、真顔で手紙を読み上げてえるえるくんをいじめるアマランタが見られます。
エルヴィン :
「やめてー、やめてー」(ごろごろ)
クラウディア : 回し読みして朗読会だな。クラウディアすごい淡々と読み上げるよ。
エルヴィン : 読み上げられた後、
「……ふっ」 とか嘲笑されそう……ぴょんぴょんしながら手紙をとりかえそうとするよ。
「やめてーやめてー」(めそり) おや、クラウちゃんなら身長あんまりかわらないから頑張れば取り戻せる!
クラウディア : 取り戻される前にりっくんに渡すね。
リック :
「兄さん……いつか、思い出になるものですから……」(やさしい微笑)(肩ポン)
エルヴィン :
(りっくんにとどめをさされた)(めそり)
リック : (ヴィクターさんにといい兄さんにといいトドメさしまくってて中の人がわろた)
ヴィクター : 黒歴史が確定しました……。
クラウディア : ヴィクターさんにも読ませてあげようね。
ヴィクター :
「えーっと、何々……『すでに宵闇しか歩けなくなった貴女へ、同胞からささやかな挨拶を届けたい……』(`・ω・´)キリッ」
エルヴィン :
「ドヤ顔で読むのやめてーーーえーーーん」 ぴょんぴょんするけど、これは本当にとどかない!
アマランタ : このお手紙はずっと保存しておこう。(菩薩顔)
ヴィクター : と、一通り読んだところで
アマ姉さんのおっぱいに手紙を挟もうと……。
アマランタ : またそういうことを!(訓えから使えそうなものを探しつつ)
リック :
ヴィクターさんお手手フードプロセッサされたいんですか?
クラウディア : フードプロセッサ。(笑)
アマランタ : このヴェントルーこわいよう!
エルヴィン : りっくんの発想が物騒で、お兄ちゃん嬉しいです。(ニコニコ)
ヴィクター : な、なんで怒られるんだよ……俺は持ち主に返そうとしただけ……。
クラウディア : りっくんは物騒。(メモ)
リック : 脅迫に2振ってある医師ですよ?(笑顔)
クラウディア : 中の人も物騒だ。(ぼそ)
アマランタ : とにかく、とどいた手紙をぼんやりと眺めます。
「………………案内文を残していったの?」
「それにしては字が幼いけれど……」
相手は少なくとも社会人だったけれど、この字じゃ子供みたい。
しばらく視線で手紙を読んでいたのだけれど。いたずらめいてはいるけれど、タイミングがタイミングだ。
スマホ経由で捨てアカウントからメールを送っておきましょうか。
ST : ぴろりーん。メールは無事に送信されました。どんなメールでしょうか?
アマランタ :
「挨拶を受けたわ。貴方は何を知っているの? S」 とでも。小手先で探りを入れる。
ST : さて、手紙をしまいこみ、外に出ましょうか。ふらふらと外に出ると……通り過ぎる人々の首筋に血管をみとめて、ひとつ、喉が鳴る。
アマランタ : しゅしゅっぴろりーん。送信したところで、街に出るのだけど。なんだろう、この……
食欲?
ふらふらっと、人通りの少ない方に誘われていきそうだなあ。
そこそこ身ぎれいで独り歩きしているようなの…………。
ST : 喉が渇く。甘美な味が脳裏へしたたり……。
アマランタ : そういう人の後をつけてしまいそう。
ST : ふらり、ふらりと、人通りの少ないほうへ誘われていくあなたの足。
さて、ふと気づくと、随分ひと気のないところへたどり着いていました。倉庫街でしょうか。
なにか、よい香りがします。あまい花のような香り。
すぐ前を歩いていた人が、倉庫と倉庫の間を歩いていこうとして……突然悲鳴をあげ、どこかへ走り去っていってしまいました。
アマランタ :
(倉庫街)(なにか 何かあった気がする……) 思考とは裏腹に、甘いにおいが鼻について。
ST : 扉が開けはなたれた倉庫の中から、よい香りがします。
アマランタ : この香りはとてもいいものだけど、何かがおかしい、何かが危険な気もするわ。周囲を
【警戒】しながらその倉庫の方へ近づきましょう。
ST : 甘く、やさしく、喉の渇きを癒してくれそうな、その香り……さて、倉庫の中に入ると、
(当人はまだ知らないにしろ)ジョヴァンニの一員であるところのあなたにとって、いいものがあります。
アマランタ : ほほう。(倉庫を見渡す)
ST : それはまだ新鮮な死体です。やや肌がしなびていますが、
すべての血液を失ってはいません。
アマランタ :
こ、これは、いいものだ。(震)
ST : 蝶のような美しい模様の上に、彼女、は磔にされています。小さな傷からとろとろと赤い液体が流れ、その液体はひどく、よい香りがします。
アマランタ : 周囲に人気がないのを確認だけして、可能なら倉庫の扉を閉めて。
ST : ぱたん。そっと扉が閉められて。
アマランタ : ――そこまでなけなしの理性をつかえたなら。あとはこの牙が叫ぶ本能に従ってしまうだけです。
(おいしい。とてもおいしい、かぐわしいもの。探していたのだ)
叶うなら。 (がぶ、り)
ST :
――つぷり。
小さな音。
うがたれた傷跡の上にもうひとつ傷跡をうがって、あなたを止める者はない。
命を失ったばかりの死体は痛みに叫ぶこともなく、あたりに血をすする音だけが響くでしょう。
アマランタ :
(傷跡がある)(おいしい)(誰かが?)(おいしい)(おいしい)(おいしい)(号外)(おいしい)(おいしい)(おいしい――)
クラウディア : 号外って言われてヴィクターさん復帰の方が先に出てきてしまった。
ST : ヴィクターさん復帰!(笑)
エルヴィン : (これは号外に)(なる)
ヴィクター : どうも、号外男です。
アマランタ : 初めての吸血ですし、何がしかの介入がなければ、そうして残った血を一通り吸ってしまうでしょう。
ST : やがてあなたが気がつくと、あなたの下にあった新鮮な死体は、萎びたミイラと化している。舌の上に柔らかく甘い味が残り、満たされる。
アマランタ : 恍惚と唇についた血を舐めて。死体から体を離しましょう。
「――そう。…………そう。」
「これが」
「すでに宵闇しか歩けなくなったということ、なのね」
ST : ブラッドプールですが、3点を得られたということにしましょう。
基本値0に3点を加えておいてください。
新鮮とはいえ死体であったこと、負傷、誰かの食べ残しぶん、もろもろを加えての結果です。
アマランタ : ほむほむ。3点、ありがとうございます。
倉庫の中を改めて見回しましょう。
死体以外に何か先達の痕跡は残っていないかしら。多分だけれど、――あの号外に載っていた連続殺人犯の。
ST : 壁に描かれた描きかけの血文字、蝶の模様、逆さ十字架。そういったものが目につきます。それ以外に……
<知覚+調査>かな。難易度7でどうぞ。
アマランタ : 長居はしたくないな…書きかけの血文字は、読めるなら読んで、解読が難しいならスマホで写真にとって記録しておきましょう。
ST :
「呪いあれ、うつくしき、」 そこまで書かれています。
アマランタ : お、7つもダイスが振れる。(ころころ) DiceBot : (7B10>=7) → 6,4,8,2,1,3,5 → 成功数1 ひっどい。(うちふし) 成功数0ですね。
ST : 辺りに立ち込めた血のにおいにくらくらして、わからない。
アマランタ : 恍惚と満たされる感覚の残滓に紛れて。
「……これ以上ここにいる理由はないわね」
倉庫の周りに人気がないことを確認してから、人目につかないよう、【隠密】するようにして帰りましょう。
ちょっと迂回したり、自宅まで最短距離で帰らないようにします。
支社に対する気持ちより、今は保身が大事なの。だって今、良心は1だもの!
ST : では、倉庫街から外に出たあたりで切りましょうか。
アマランタ : はい。お願いします。
ST : 街のざわめきは、変わらず……。
クラウディア : いいロールだ!
エルヴィン : アマランタさんの飢えと困惑セクシィですな……。
ヴィクター : アマ姉さんは絵になるよね……きっと……ふつくしい……。
クラウディア : 口元が血で汚れてるアマ姉さんうつくしい。
エルヴィン : あんまりキッチリした服じゃなく、寝間着にも近いラフな服装で、唇から血を滴らせ、ゆっくり起き上がる印象デス。えろす。
アマランタ : エロスいただいていた。えへへ、ありがとうございます。皆さんの初めても期待していますからね!
ST : ……では、次のシーンに参りましょうか。クラウディアさん。
クラウディア : くると思った!
ヴィクター : いてらーです。
【クラウディア・エッフェンベルガー】
ST : さて、クラウディアさん。いつものように朝食を取ったあなたは、ふと眠気に襲われて眠ってしまいました。
クラウディア : (すやすや)
ST : ふと目覚めると、あたりはもう暗い。陽がすっかり落ちている。
腹のあたりに重い違和感。朝食が何か障ったのでしょうか。
眠気はまったく残っておらず、長く寝たおかげかすっきりしています。
クラウディア :
「あら……」 目を擦って、眼鏡をかけ直して。
「……眠りすぎたわ……」
それにしてもおなかに違和感。薬でも飲もうか。そんな感じで薬箱をがちゃがちゃしてると急な吐き気でトイレに飛び込みますね。
ST : ジャー。一通り吐き出すと、次第に気分はよくなってきます。吐いたせいか喉が渇き、何か飲みたい。
クラウディア :
「……っ……」 気持ち悪いのにどうしてこんなに意識が明瞭なのかしら。
とりあえず水分を摂ろう。
ミルクだのジュースだの買い置きしてあるけどこの状況でそれはまずい。と、ふと
トマトジュースに目がとまって。
リック :
何処のご家庭にも是非一本! トマトジュースパックが本日限り78円!
クラウディア : 特売紳士出てくんな。(笑)
アマランタ : 特売紳士、いつからCMバイト始めたんです?
ST :
………。(ぷるぷるぷる)(しばしおまちください)
クラウディア : りっくん箱買いしてそうだね?
エルヴィン : 血をつかって筋力を増強してでもお持ち帰りしそう。りっくん。
リック : 基本作れるものは家で作りますよ。どちらかといえば新鮮なトマトをたくさん買うような。
アマランタ : 休日に一気にトマトピューレにして冷凍保存?
クラウディア : きっとりっくん友達にトマト農家がいるんだ、廃棄トマト山ほどもらってくるんだ。(実際出荷できるトマトより廃棄する方が多いです、はい)
リック : 廃棄トマト!
エルヴィン : 特売だけじゃなく節約のコネまで……!
アマランタ : 学生時代の農学部の友達とかそういう。
ヴィクター : すごい……さすが紳士やでぇ……。
リック : 特売と節約を駆使して築き上げた資産4よ。多分経済学部の友達とも未だにつながってるから運営できてるんだ。
ST : リックさんハイスキルやぁ。
エルヴィン : 一方兄は、父のクレカを何の躊躇いもなく使う資産4だった……。
「これね、あのね、カードで!」(さっ)
クラウディア : トマトジュース……グラスに注ぐのも億劫だ。ボトルに直接口をつけて一気に飲み干します。
ST : ちょうど妹が起きてきました。500mlのボトルから一気にラッパ飲みするあなたを見て、驚いた顔。
クラウディア :
「……ごめんなさい、急に飲みたくなって」 飲み干したボトルを置いて、歩み寄りましょう。
「……少し体調が悪いみたい」
ぎゅっと抱き締めて髪に顔をうずめて……なにかしら。身体が疼く。
アガーテ :
「クレア?」 ……妹があなたの名を呼ぶ声。不思議そうな、驚いたような声。
ST : 妹の身体から、あまい、いい香りがする。
いつもの香りに混じって、どこか違う、花のような、美味しそうな……妹の身体がいつもより熱く感じる。とく、とく。血の流れる音。
クラウディア : 熱いなら冷ましましょう。
「ねえ」と無言のお誘い。あなたがほしい。 (意味深) までは行かないから大丈夫だよ、規約には引っかからない。(真顔)
リック : (暗転)
エルヴィン : チュンチュン。
ヴィクター : あさちゅん……?
クラウディア : ベッドルームに戻って二人で身を横たえて。耳から首筋に舌を這わせて……どくり、心臓が跳ねる。
ST : 少し不思議そうにしながら、頷いてあなたの身体を抱き寄せて……身体を近づけるほど、あまい香りはますます強く。
とくり、と血の流れる音。
這わせた舌の先に熱い流れを感じる。
クラウディア : たべたい。(意味深)な意味でなく、そう、これは、
明らかな、渇き、食欲。
ST : 喉が渇いて仕方がない。その下に流れているものは、渇きを潤してくれるだろう。
クラウディア :
「っ!」 ばっと身を離して、後ずさり。どうしたの? 問われても答えられない。
……あなたが、おいしそう、なんて。
エルヴィン : 声に出していいたいニポンゴ。
「あなたがおいしそう」 ……っーんぅ、えろすぃいいぃ。(もだもだ)
アマランタ : 持論なんですが、
思慕に食欲が混じったら最強だと思うの。
リック : 思慕に情欲と食欲を重ねて重ねて、あともどりできなーくーなーるー。
ヴィクター : おいしそう。(意味深)
リック : ヴィクターさんったらまた
エリカさんとアマランタさんとクラウディアさんとアガーテさんの胸見ながらそんなこといってぇ。
エルヴィン : う゛ぃっくん的に
どれがいちばん美味しそうなんです?
リック : 兄弟体当たりインタビュー! どうですかヴィクターさん!
エルヴィン : えきぞちっくな魅力のえりりん? 妖艶な色気のアマランタさん? 神秘な花、クラウちゃん? 艶やかにさきほこるアガーテさん? それとも……ボブ?
ヴィクター : アガーテも美味しそうだけど、アマランタ姉さんのほうが
おっぱい大きそうで美味しそうです!
エルヴィン : う゛ぃっくんは量重視把握。(笑)
リック : 重量ならボブもあると思うんですけどねぇ。
ヴィクター :
「おとなのおねえさん」 が好きなんだよ……わかるかね?
アマランタ :
ボブをおとなのお姉さんにすればいいのね?
ヴィクター : ちがう……。
リック : メイクアップならお任せ! 大変身コーナーを担当してくださるのはアマランタさん!
エルヴィン : 今! アマランタさんの手腕でボブが美しい大人のお姉さんに変化する!
アマランタ : ジャマイカン美女に変身させよう、おっぱいおおきいよ!
ヴィクター : そんなみんなのため(?)にボブについてまとめたよ。
みんなも覚えよう! これがボブだ! |
・本名はロバート・ジョンソン。こと、ボブだよ! |
・ドレッドだよ! 後ろで一つくくりにしているよ! |
・褐色肌だよ、胸毛もちょっとあるよ! |
・基本的に無口だよ! 「……」「……どうもッス」 みたいに話すよ! |
・ピアスを2個してるよ! |
・ヴィクターと同じ赤い服を着てるよ!(形は違うものだよ!) |
・身長は190cm↑ ヴィクターよりちょっと高いよ! |
ST : とうとう
ボブまとめが出ちゃった……。
アマランタ : ボブは寡黙な男性か
Φ(. .
リック : すごい丁寧に(真面目に)まとめてあって腹筋が痛い。
エルヴィン : そろそろこの卓、全員がボブ演じれると思う!
ヴィクター : ボブは三点リーダ多発させといて最後に「あぁ」とか「はい」とか「ですね」とかでOK!
エルヴィン : 次回、電話口で心配そうにう゛ぃっくんを気遣うボブが現れるのか!
ヴィクター : 家までやってきそうだよね。
エルヴィン :
(ボブ)「…………あ。ヴィクターさん……あの、大丈夫……っすか? ……いえ、急に……仕事、休まれるから……あぁ、そう……ですね」 みたいな喋りのイッメジ。
アマランタ : ボブ。(微笑み)
ヴィクター : 大体あってます……ヴィクターに対してはそんな感じです。
クラウディア :
人が頑張ってる間にボブで盛り上がってんじゃねーよ!!!!(笑)
ヴィクター : ちゃんとクラウの事も見てるよ!
アガーテ :
「……クレア? どうしたんです、今日は、何だか」 不思議な、目の色。
クラウディア :
「……嫌」 甘い香り。
「……いや……」
おいしそう。
「……いや!」
たべたい!
「寄らないで! こないで!」
適当な上着を引っ掛けて家から逃げ出そう。
アガーテ : 一度驚いた顔をして、あなたを追いかけようとして、転んで。それから先を、あなたは見なかった。
ST : 街のざわめきの中、息を切らせて出てきたあなたを、何人かが不思議そうに振り返る。
クラウディア : 喉を鳴らす。ああ、どうして、みんなこんなに、おいしそうなのかしら。
ST : そこら中から甘い香りが漂ってくるような錯覚。誰も彼も首筋が見えるたび、喉が鳴る。
エルヴィン : ……今回は全体的に「父」が放置プレイですなぁ。
アマランタ : おとん! 公子にシメられてもしらんぞ……
抱擁は普通許可制だったはずですし……。
エルヴィン : 許可制ですねぇ。公子が
「えぇで! こさえてこい」 って言ってたんならいーんでしょうが。サバト側のルールはしりませぬ……。
【V:tM解説 ~ 抱擁とは】
新しい吸血鬼を産む行為……相手の血を吸い尽くし、血を分け与え子とする行為。それを「抱擁」と言います。
アマランタさんの言う通り、通常は公子の許可がなければ無闇に行ってはいけない行為で、許可なくされた抱擁は父も子も、危険な立場に晒される事となるでしょう。
ST : 今回、予告しておきますと、
序盤はフォローが飛んできません。何も知らないまま最初の吸血を経験して欲しいという、STの趣向でございます。
アマランタ : ほむほむ。
ST : 何故皆さんが一度に血族となったのかについては、今後をお待ちください、ということで。
クラウディア : 吸っちゃうぞー★
アマランタ : ちぅ。
ヴィクター : はーいっ。
クラウディア : 自分が怖い。
おいしそうなんて……少し誰もいないところで頭を冷やそう。路地裏にとぼとぼ歩いて行きます。
ST : 路地裏には、外の明かりが届かない。薄暗くて湿ったところには、人の流れもやってこない。
クラウディア : 置いてきたアガーテはどうしているかしら。
急すぎて戸惑っているわよね、まさか追いかけて夜の街になんて……そうだ携帯。幸いにもポケットに入っていました。コール。
ST : ふと彼女が追いかけてきたように見えた、のは幸いながら錯覚。コールすると、心配そうな妹の声が聞こえてきます。ああ、おいしそう。
クラウディア :
「ごめんなさい、寝ぼけていたわ。頭を冷やしてから帰るから、先に眠っていて」 短く連絡だけ、それから最後に一言。
「愛してる」
ST : 電話が切れ、あたりは静けさに包まれます……酔っ払っているのか、女性がひとり、路地裏にふらりと入ってきました。
クラウディア : お酒の匂いかしら。甘い香り。おいしそう。たべたい。
これが赤毛で巻き毛……だったら面白いんですが時間が時間なのでブロンド美女ということにしておきましょう。
ST : 酒の匂いに混じって、体温が上がっているのか強く香る、あまい香り。
赤毛に見えたのは、路地の赤みがかったライトのせい。
前後不覚の様子で、彼女は路地に座り込む。
クラウディア : 介抱するふりをして、……くらくらする。ああ、もうだめ。
ST : 介抱するふりをして顔を近づけて……あたりに人影はない。
クラウディア :
「……ねえ、渇いて仕方ないの。……苦しいのよ……だから……」 いただきます。むしゃぶりつくように、首筋に歯を立てましょう。
ST :
つぷり、と小さな音。驚いたように目が開いたことも、唇から吐かれた酒の匂いのする熱い息も、あなたには大して気になることではないでしょう。
クラウディア : ああ、号外――なんてちらっと頭に浮かんだけれど、それよりも。美味しい。
ST : それよりも、熱い、あまい、やわらかい味のほうが、ずっと、あなたの関心を引き寄せる。
アマランタ : 大人の階段上るくーちゃん……。
エルヴィン : みんなが
闇の階段を全速力で駆け上がっていくよぉお~。
リック : おめでとうございます牙貫通ー!
クラウディア : 喉を鳴らしてごくごくっと……全身分いただいちゃうんです?
アマランタ : 全速力だ! <全身分いただいちゃうんです?
エルヴィン : クラウちゃんの吸血が本気だ!
ヴィクター :
ちゃんとごっくんできた?
エルヴィン : そしてう゛ぃっくんがシモネタを挟んできた!
クラウディア : あーんって口の中見せればいいです?
アマランタ :
ひよっこ吸血鬼の けつえき のめたね? (おくすりのめたね のフレーズで)
リック : 殺しちゃうと
人間性判定とんでくるよー。
クラウディア : あらそれは困っちゃう。
ST : ちょっとお待ちください、ルールを参照中……さて、失礼しました。<自制>難易度6で、判定してもらいましょうか。
クラウディア : 2B10>=6 <自制> 無理ゲー (ころころ) DiceBot : (2B10>=6) → 2,9 → 成功数1
アマランタ : お、クラウちゃんの理性が頑張っている
ST : 彼女の指先が少しずつ、冷えていく。今朝の号外。夢中になって血を味わっていたあなたの眼に、ふと、
赤みがかったライトに照らされたブロンドが入った。
クラウディア :
「……! ひっ……!」 飛びのきます。自分のしていたことに我に返って。
行くあてもないけれど逃げ出しましょうか。
このままここにいるわけにはいかない。
ST : 口元の血を拭いながら、ふらふらと逃げ出したところで……切りましょうか。クラウディアさんのブラッドプールに3点加算してください。
エルヴィン : 鬩ぎ合う食欲と理性。すんでの所で止めたのは妹への思慕だった…………!
ヴィクター : 良い! すごい良い!
アマランタ : 美しいシーンだった。クーちゃんは人間的だ……。
ST : シーンは美しいんですが、
雑談がなんでこんなにボブ……ボブ……。 (ふるふる)
アマランタ : ボブはアイドル。
ヴィクター : ボブゥ!!
エルヴィン : 心をつなぎ止める姉妹、身体をつなぎ止めるボブに次回期待。
クラウディア : 正直アガーテから頂きますしようか悩んだ……。
ヴィクター : アガーテちゃんとの百合展開……。
アマランタ : アガーテちゃんから、初めで最後の吸血……?
同じ相手から何度も吸血を続けると、最終的に相手を支配してしまうっていうことを考えると、双子姉妹のif吸血話にはによによ
ST : では、時間も切りがいいので今日はここまでとしますね。
クラウディア : そうだね、ボブに呪われないうちに落ちよう。
エルヴィン : みなさん、良い夢をー。 お疲れさまでした!!!
リック : 呪われないうちにおやすみなさいです!
ST :おやすみなさいまし!
かくして、闇に落ちた彼女たちは初めて血への渇望を体験した。
だが彼女たちはまだ知らない、それが闇への入り口にすぎない事を……。
そしてヴィクターもまだ知らなかった。
己が初めて吸血する相手、それが誰であるかという事を……。