> >デビルサバイバー プレイ日記 〜 6 day








前日までのあらすじ >


 ある船乗りが、島の乙女に恋をする物語。




アツロウたん : 「まず、船乗りなんて出た覚えもねーし、島に上陸した覚えもねーし、乙女とか誰のコトだよだし、とどのつまり俺の突っ込みも長ぇし!」


おっぱい : 「むしろそっちの方がよかった気もするけどね。」



 という訳で。

 6日目のお話をしようじゃないか!



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 という訳で、前日。

 いろいろしでかしちゃった(主に猟奇方面で)けど私は元気です。 と、言わんばかりにパーティに出戻りしたケイスケ@ラピュタ王



 マリ姉ぇを助けた礼にと、二階堂さんからお目こぼしも頂き、ひとまずラピュタ王の反乱は一段落したようです。




ミドリちゃん(以下便宜上 腐女子) : 「あれだけしでかしちゃったケースケを許してくれるなんて、ガイドーさんふとっぱら!」



アツロウ (以下便宜上アツロウたん) : 「まぁ……ガイドーにも色々協力したからな。」



腐女子 : 「これはきっと、フラグね!」



アツロウたん : 「……フラグ?」



腐女子 : 「そう、フラグよ! ケースケとガイドーさんが、お互い理解してそれからベッドの中できゃっきゃうふふする為のフラグ!




アツロウたん : 「目に入ったモノなら全てかけ算公式に入れてしまう腐女子脳に、全俺が驚愕!」




腐女子 : 「やっぱり、こういう場合状況的には…… ガイドーさん×ケースケ←アツロウさん  というのが萌え燃えですよね!」



アツロウたん: 「しかもその、得体の知れない計算式勝手に組み込まれている俺が居るし!



腐女子 : 「大丈夫、頑張ればケースケとも出来るよ!」



アツロウたん : 「頑張る意味とかもわかんねーし! というか……何でそんなに頑張るんだよ!おかしいだろ、常識的に考えて!」




アツロウたんにソデコと呼ばれている人 (以下便宜上おっぱい) : 「そうよ、おかしいわよミドリちゃん!」



アツロウたん : 「ソデコ! ……そうだ、おかしいだろ常識的に考ええて。 言ってやれ!」


腐女子 : 「な、何がおかしいんですかっ、正義の味方の正義ヴィジョンですよ、これは!」




おっぱい : 「ガイドーさん→ケースケ君×アツロウでも、いいじゃない!」




アツロウたん : 「まさかのソデコちゃんの腐女子発言に、全俺が驚愕!」




腐女子 : 「そんなっ、おかしいですよ! ケースケの攻め なんて!」


おっぱい : 「ミドリちゃんこそ、アツロウのコト知らないから言えるの。 アツロウ受けこそ正義、異論は認めない!




アツロウたん : 「おかしいのはお前らの脳内だよ!」



主人公 : 「……全く、ホモが嫌いな女子は居ませんたぁ良く言ったモンだが、いい加減にしろお前ら!」


アツロウたん : 「お前っ……。」


主人公 : 「さっきからグッダグダと……おかしいだろそういう発言は本人を目の前にしてッ!



アツロウたん : 「本人が居ない所なら構わないんだ、という言い回しに若干引っかかるモノを感じるが……珍しくアイツがマトモなコトを言ってる予感がするぞ! そうだ、おかしいんだそういうのはっ……言ってやれ!」




主人公 : 「アツロウたんは俺の嫁だろ、常識的に考えて!」




アツロウたん : 「と思ったらやっぱり全然まともじゃなかった!」



腐女子 : 「えぇえええ、主人公さん、アツロウさんと付き合っているんですか!? ……素敵です!



アツロウたん : 「付き合ってねぇし、素敵の要素感じられないから!」



主人公 : 「ちなみに、アツロウたんが俺の嫁。 おっぱいは俺の愛人だから。 大丈夫、愛人という立場でもちゃんと可愛がってるからな、おっぱい!」




おっぱい : 「別に私おっぱいって名前じゃないし、貴方に可愛がられるコトによる利点も感じないし!」



腐女子 : 「えー、BLに女子など不要ですよ! 身を退いてください、おっぱいさん!」


おっぱい : 「だからそういう名前じゃないし身を退くも何も元々アレに興味は……無いコトはないけど、付き合ってないし……ゴニョゴニョ




主人公 : 「心配するな、例えおっぱいが俺のコトに興味がなくても、俺がおっぱいに興味があるから大丈夫だ!



おっぱい : 「それ、大丈夫じゃないの同義語よッ!」




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ケイスケ(以下便宜上ラピュタ王) : 「……ぼく、なんかこいつらと一緒に居るのいやだな。」


アツロウたん : 「まぁ、頑張っていこうぜ……お互いにな。」




 と。

 とにかく色々ありつつ仲間になったラピュタ王を快く迎え。


 いよいよやってきましたのは6日目。

 主人公ご一行の余命は「ゼロ」なので、今日中にお亡くなりになる可能性が高い訳なのですが仮に今日中に死ななくても封鎖内の人間の余命は明日まで。



 今日生き残るコトが出来ても明日死ぬなら意味ねーじゃん!



 というコトで。



 今日の夕方に戦う予定であるベル・イアル様のコトなどはまるっと忘れて、とにかく明日も生き残る術を模索するコトにしました。





アツロウたん: 「敵が現役バリバリの魔王という所は気になるが、相手は別に不死って訳でもないからな! 拳で黙らせれば大丈夫っしょ」



 という訳でザクザクと調査をすると。

 どうやら、明日に封鎖内の人間全てが死ぬのは、封鎖内に繁茂した悪魔達を強制的に排除する為トールマンが、山手線内にミサイルを撃ち込むから のようです。




おっぱい : 「違うよ、それ真・女神転生のハナシ!


ラピュタ王 : 「まぁ、大まかな所で間違ってないけどね」



 このままだと確実に明日の夕方にはミサイルは打ち込まれます。

 はっきりいって絶望的な状況!


 ですが、幸いなコトにこれを回避するには幾つかの手段がある様子……。

 具体的には。



手段1 : アクマ達をシモベにしちまえば万事解決じゃね?



 ……と、言うものが一つ。

 これは。



アツロウたん : 「悪魔召喚プログラムを書き換えて、全ての悪魔を人間のシモベにしちまえば、アクマは危険なものじゃなくなるだろ。危険じゃなく便利なものになれば、殺す必要はないから皆死ななくても良くなんじゃね?」



 というものですが、うわぁ、アツロウたん思ったより野心家!

 でも、シモベってもアクマって結構危険なものだぜ。



アツロウたん : 「危険でもこの利便性を追求しない手はないだろ!」



 確かに、だが……。



アツロウたん : 「それに、もしアクマ全てがシモベになれば俺のネコマタたんが思いのままだぜ!」



 ここに来てアツロウたん、まさかのネコミミ好き発言!




ラピュタ王 : 「素晴らしいなそれは! これで今までただのメイド喫茶だった場所が、新ジャンル、リアルネコミミメイド喫茶にまで発展するぞ!」




 しかも思わぬ所で、ラピュタ王まで食いついてきた!



アツロウたん : 「ネコミミでメイドは……まさに正義だよな!」


ラピュタ王 : 「あぁ……それに、アツロウはネコミミにばかり着目しているが。 魅惑のリリムたんのあの蝙蝠翼も相当な萌え度だぞ。 ここはリリムたんとエンジェルたんで、新ジャンル・リアル天使とアクマというイメク……喫茶店も経営出来るかもしれない。いける、これはいけるぞ!


アツロウたん : 「サラスバディさん召喚でリアル、あぁ女神様というのも……」


ラピュタ王 : 「モー・ショボーたんは……?」


アツロウたん : 「い、いやそれはいくら需要がありそうでも……マズイだろ、年齢的に……」



ラピュタ王 : 「大丈夫だ、この喫茶店に居るアクマは全員18才以上だよ! と言えば都の条例は……」



アツロウたん : 「その手があったか! よし、それで行くとして……」



 何か素晴らしく盛り上がっているな……。(←他人の変態トークがあついと逆にひくタイプ)



おっぱい : 「というか、最低ねこいつら☆


腐女子 : 「このっ、ろりこんどもめ!」



 男は皆ロリコンです、諦めてください。



アツロウたん : 「っと、ともかくそういう風にプログラムを書き換える為なら俺頑張るから、こういう手もあるって考えておいてくれよ!」



 あぁ。

 でも出来るのか?




アツロウたん : 「ネコマタの為なら何でも出来る!!!




 その意気や良し!



 ……と。

 いう アツロウたんの熱い志 が明日の悲劇回避の手段の一つ。



おっぱい : 「私、もし全部のアクマが自由になるなら家にケット・シーちゃんが欲しいなぁ。 それでお腹の毛をもふもふするの」


腐女子 : 「私はジャックフロスト君とプリクラとるー!」



 これは概ね女子にも良好、比較的平和的な解決のようです。


 他の手段は。




手段2 : というか、主人公さんは力があるから救世主となってアクマ達に秩序を与えればいいんじゃね?



 というもの。

 これは。




ある教団の巫女、アマネ(以下便宜上隠れ巨乳) : 「……私が説明しましょう」



 キミは!?



おっぱい : 「私のおっぱい好敵手!」


隠れ巨乳 : 「……はい?」


おっぱい : 「べ、別になんでもないわ。気にしないで!」


隠れ巨乳 : 「はい、それでは説明致します……私が提案するのは、主人公さんが世界の救世主になるという道です」



 俺が、救世主?



隠れ巨乳 : 「はい……この封鎖は試練です。 そして、主人公さん。 貴方は選ばれました……貴方は、人でありながら魔王の力を持つ身。 ですがその魔王の力を、正しく使う能力を持つ身です。 貴方が人を導く救世主となるなら、世界は救われます!」



 俺が救世主か……。



おっぱい : 「貴方が救世主なんて、確かに何か実感がわかないわねー」



 何だ、俺がそんな頼りないか?



おっぱい : 「そういう訳じゃないけど、身近に救世主が居るなんて現実味がなくて。ほら、救世主とかって何か、歴史の人物の話みたいでしょ」



 そうだなぁ。

 俺も実感ねーし……。



隠れ巨乳 : 「まぁ、最近はイエス様やブッダ様が立川に住む時代ですから、山手線内で救世主が生まれてもいい時代ではありませんか?」



 巫女様、まさかの 天界からヴァカンスに来ているイエス様のスケジュール把握発言!




隠れ巨乳 : 「救世主が地上におりて四大天使が浮き足だっているから、落ち着いて人間たちを監視出来ないとレミエル様が嘆いておりました……」 



 しかも案外深刻な問題っぽい!



隠れ巨乳: 「とにかく、貴方が救世主となれば問題ないと、天使ももうしてますから」



 天使?

 というか、着やせするタイプの巫女様、天使にツテがあるの。




隠れ巨乳 : 「私の中に天使と悪魔が居るのです!」



 何という邪気眼発言!



隠れ巨乳 : 「ですが今は悪魔は眠っています……大丈夫です、色々と大丈夫です!」



 この状況下で言われるとなんとなく信じてしまうが、素面の状態で聞いたら痛い子扱いされるよそれ!




隠れ巨乳 : 「ともかく、私は大丈夫ですし貴方が救世主なら世界も大丈夫です、考えておいてください……」




 ……と。

 明らかに大丈夫じゃなさそうな訴えをされるモノ。


 これは。

 俺としては新世界の神となれそうな予感なので楽しそうですが。




おっぱい : 「……貴方が救世主になったら、おっぱいハーレムとか作りそうよね」


アツロウたん : 「男は全員学生服半ズボン強要されそうで怖いな」



 仲間には概ね不評な様子。

 いやぁ、我ながら人徳を感じますね!


 後は。



手段3 : むしろ、お前が魔王になっちゃえよ!



 というもの。

 これは。



主人公の従兄弟(以下便宜上ナオヤさん) : 「久しぶりだな我が従弟!」



 あ、従兄(にい)さん。



アツロウたん : 「な、ナオヤさん! ち、ちゃーっす! あざーす!」


ナオヤさん : 「うむ、アツロウも元気そうだな。 相変わらずいい尻と太股してるな、そろそろネコマタと合体してネコミミがはえるよう便宜を図ってやろうか、どうする」


アツロウたん : 「はは、イヤだなナオヤさん。 ネコミミは見るのが楽しいんじゃないっすか、自分でつけても面白くねーっすよ!




 正論だ!




ナオヤさん : 「はは、そうだな。 だが、お前が楽しくなくても俺が楽しいからネコミミをはやせ!



 しかし従兄殿も一枚上手の変態だ!

 変態の正論だ!



腐女子 : 「……こ、この人誰ですか!?」


おっぱい : 「ナオヤさん……主人公の従兄弟で、アツロウの師匠って人よ」


腐女子 : 「きゃん、アツロウさんモテモテですね! 主人公さんやケースケだけじゃなく、ナオヤさんにまで掘って頂けるなんて!」



 恐るべし腐女子脳。



アツロウたん : 「馬鹿言うな! でも、いや、ナオヤさんなら……」 



 しかも陥落しそうになるな、アツロウたん!



 ……しかし、どうしたんですか従兄(にい)さん。

 俺が魔王とか言って。



ナオヤさん : 「うむ。 いや、お前はベルの王。その資格をもっているからな。 このまま順当にベル王の資格を得て、いっそ魔王になっちまえば世界平和じゃねーと、俺はそう提案したいんだよ」



 俺が、魔王ですか。



ナオヤさん : 「魔王になれば、この封鎖を強引に突破するのも簡単な訳だろ。 約束守るかわからない天使どもの言う事聞くより、確実だべ」



 そう言いますが、魔王ですか……。

 魔王、魔王。


 何か感じ悪くないですかね、世界平和とは逆の言葉にも思えますし……。



ナオヤさん : 「だが、魔王になれば全ての悪魔がお前のシモベだぞ!」



 というと?




ナオヤさん: 「ネコマタも、リリムも! ショボーたんも、ヴィヴィアンも、全てお前のワイフだ!」




 何という魅惑の提案!



アツロウたん : 「すげぇよ、ナオヤさん! やっぱナオヤさんは天才だ!」



 しかもアツロウさんが目をキラキラさせておる!




アツロウたん :  「それだけじゃない、ランダも。アマテラスもお前の嫁だぞ!」



 はぁ……でもその辺はちょっと熟女すぎやしませんかねぇ。




腐女子に攻めキャラとして認定されている人物(以下便宜上二階堂) : 「素晴らしい、アンタすばらしいよナオヤさん!」



 と、思ったら思わぬ賛同者登場!




二階堂 : 「女性といえば年上だろ、常識的に考えて!」



 あ、いや。

 確かにマリ姉ぇは年上キャラですが、まさかガイドーさん、そこまで年齢がお高い方まで愛するコトが出来るとは思いませんでしたよ!




二階堂 : 「調子が良ければヒラリー・クリントンまでは堅いな!」



 しかも予想以上に高い年齢もいける口だ!




二階堂 : 「とにかく、俺は熟女とつきあえるなら尽力しますぜ、ナオヤさん!」


ナオヤさん : 「ははは、こやつめははは! という訳で、俺のお勧めは魔王になるお前だ!」


二階堂 : 「大丈夫だ、熟女は全部俺がもらってやるから、大丈夫だ!」



 何か漠然と大丈夫さがないんですが……。



アツロウたん : 「だったら、ネコミミは俺が予約するから大丈夫だ!」



 しかも予約席まで出た!



ラピュタ王 : 「だったらボクはロリっこ席を予約する!」



 さらに、魔王ルートには関わらない奴まで予約を開始したぞ!

 というか、俺の取り分!

 俺の取り分残しておいてよお前たち!



ナオヤさん : 「ははは、いいだろう従弟よ。 お前は、おねーさんキャラや巨乳キャラを遠慮なく貪るがいい!」



 はぁ……でもいいんですか、従兄さん。

 それだと従兄さんの取り分がなくなるような……。




ナオヤさん : 「俺は、お前とアツロウが半ズボンをはいていれば、それでいいんだ……」




 すっごく綺麗な顔でさらりと問題発言された!




アツロウたん : 「いいっすよ、俺、ナオヤさんの為なら脚……出しますよ、ナオヤさんの大好物のハイソックスと革靴で……そりゃもう、出しますよ!」



 しかも俺ではあんなにイヤがっていたアツロウたんが積極的なプレスを!

 というか、それだと俺も脚出さないといけねーんですかね、ね?




ナオヤさん : 「ま……考えておいてくれ、それじゃぁな」


二階堂 : 「うぃ、ナオヤさんパネェッス、一生ついてきます!」



 ……と。

 何だかとっても混沌に満ちた世界が期待されるルートが一つ。

 他には。




おっぱい : 「というか、もうめんどくさいから封鎖突破して逃げちゃいましょ、現実から


 と。

 手段4 : 全てを捨てて逃げる。



 という。

 ここまで来て非常に空気の読めてないネガティブ発言をする幼なじみとかも居ますが。


 これは、おっぱいが大きい子の言う事なんで許してあげましょう。

 はい。


 とにかくま。

 大雑把に分けると。



・ 悪魔を従える。

・ 救世主になる。

・ 魔王になる。

・ 逃げる。


 の4つのルートが……。



??? : 「いやいや、ちょっと待て!」



 ん、誰ですか?




バーテン風の衣装で町を闊歩する紳士 (以下便宜上タキシード仮面) : 「まだ、俺のルート……全ての悪魔を消し、元の世界を取り戻すという選択もあるだろう!」



 あぁ……ありますね。

 確かに、そういうのも。





タキシード仮面 : 「何故ソレを除外する!」




 だって、そのルート、何というか……。



 普通だから。




タキシード仮面 : 「普通っていうな!」



 ……まぁ、いいや。

 わかりました、一応聞いておきましょう。


 それじゃ、説明してみてください。



タキシード仮面 : 「何か非常に歓迎されている雰囲気じゃないのが気になるが……わかった、それでは説明しよう。 俺は、アヤという恋人が愛した東京を元の姿に戻したいんだ、そもそも元に戻れば悪封鎖も解除されるだろ、その方法もあるし、元の世界に戻そう、世界を!」



 ……だ、そうですが皆さんどう思いますかね。



アツロウたん : 「普通だな」


おっぱい : 「普通ね」


腐女子 : 「普通です!」


ラピュタ王 : 「……普通だね」




タキシード仮面 : 「全仲間キャラに普通って言われた!」



 という訳なんですが。

 その他の皆さんはどう思いますか?



マリ姉ぇ : 「これは、普通ね……」


隠れ巨乳 : 「……普通すぎると思います」


ナオヤさん : 「普通だ!」


二階堂 : 「そりゃ、普通すぎるだろ」


自衛隊のイヅナさん : 「そんな普通な状態、考えられないわ」



タキシード仮面 : 「しかもここに居ない人にまで普通と言われているし!」



 ……と、タキシード仮面様はもうしているんですが。

 どうでしょうかね、皆さん。



ショウジさん : 「オーケー、ナウくてヤングな現代っこにしては普通よね」


謎の男 : 「ははは、そんなの普通すぎてつまらないよ!」



タキシード仮面 : 「さらには仲間にならない方々にまで!」



 とまぁ。

 全員に普通と言われているので、普通でしょ、普通。



 というか。




 俺より格好いい男は不幸になれ!




タキシード仮面 : 「ち、畜生。 もう来ねぇ! けったくそわるーい!」



 と。

 とにかくそうやって提案が出そろう中。


 果たして、主人公はどの道を選ぶのか。




 アツロウの言う悪魔を従えるプログラムは完成するのか。


 アマネの言う通り、天使は本当に主人公が救世主になれば世界を守ってくれるのか。


 魔王になれば封鎖を突破出来るのか。



 というか逃げるか。



 揺れ動きながら、翌日に進むのである!



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ベル・イアル : 「って、ちょっと待て!」




 お前は!?




ベル・イアル : 「何、戦いはこれからだ! みたいなヒキでハナシ終わらせよーとしてんのお前ら! 今日は俺との戦いがまだ残っているでしょーにもー!何してんのお前ら! 俺に殺されたら明日なんてないんだよ、もー。わかってんの!」



 テンション高い悪魔だなぁ……。



ベル・イアル : 「悪魔っていうか魔王ですからねー。 というかコッチも久々の地上な訳じゃない。 しかも王位争いなんて結構な大舞台にご招待されちゃった訳じゃない。 なんつーか俄然やるき? みたいな。 よーし、パパはりきって天から炎ふらせちゃうよー、みたいな」



 ……というか、テンション高い通りこしてうざくねこいつ?



ベル・イアル : 「うざくないよ! 仮にウザかったとしても、ウザイという名の魔王だ! つか、ちゃんと俺との戦いも丁寧に解説しよーよな! ホラ、俺ハルさんの歌を狙っている悪い魔王だよ。 こういうの、おもしろ可笑しく脚色して俺のコトいっぱい紹介してーよね! 何か、ハルさんのおっぱいを狙って悪魔登場。みたいな」



 いや、ハルさんはむしろ貧乳だから。




ベル・イアル : 「じゃ、魔王様は貧乳萌えですよ! みたいなさー。 とにかく、ほら! 俺のコトかまーえよ! もー、コッチはずっと出番まちで、今日はもー17時間もまっちゃったんだから!」



 あーもー、うぜぇなコイツホントに。

 なー、アツロウ、その辺りに「わきみのツボ」ある?



ベル・イアル : 「わー、わきみのツボはやめて! 伯爵はツボを恐れているんだから! って、そうそうそれそれ! そういうの欲しい!」



 ……はいはい、やりましたよ。

 じゃ、素直に元の魔界に戻ってくださいねー。



ベル・イアル : 「はーい、わかりましたー、って、おい!!



 ノリツッコミか。



ベル・イアル : 「もー、そんなに早く返さんといてくださーい。みたいな、みたいな。 ホラ、おじさん若者に歩み寄った話し方とかしちゃったよ? だからもーすこし構って、構って! だいたい、おじさん、一応結構力のある悪魔なんだけどさ。 こーやって、メガテンシリーズっていうの? ココで大きな扱いとかされたの久しぶりなんだから! 昨日の夜なんてテンションあがりすぎちゃって、眠れなかったんだからね! というかもう200年くらい寝てないけど!」




 メガテン、というか異聞録シリーズですけどね。

 デビサバは。




ベル・イアル : 「どっちでもいーの! というか、そもそもメガテンシリーズでは俺、ただのロリコンだったからねー。 でも、金髪碧眼エプロンドレスの女の子に欲情出来ないなんてEDだよね、そうだよね!」



 ……。



ベル・イアル : 「ほら、そこで黙らない! お前変態キャラなんだから変態らしく、金髪碧眼こそ正義とか言うの! それで、ベル・イアルことベリアルは真・女神転生(初代)では六本木でアリスという少女に萌え萌えしていたロリコンキャラでした〜。 みたいな解説をいれておいたりとか、そういう配慮するの!」



 もー、飽きたかな。



ベル・イアル : 「はぁ?」



 氷結激化+氷の乱舞!



ベル・イアル : 「ぎゃああああ!」



 とどめの貫通+物理激化+デスバウンド!




ベル・イアル : 「にょんぴょろりんのぽぇんぽぇんぽぇ〜ん!」



 ……満足か?



ベル・イアル : 「あぁ……それなりに、満足だったぜ……ガク」



 と。

 不死ではない魔王も速やかにヌッ殺して……いよいよ翌日。


 運命の時に、至るのでした!



 <いったん、メガテン部屋に戻る方こちらへ> / もういっかいおさらいしてみる! / 最後の戦いだみんなやるぞー!(今度こそほんとに)