>デビルサバイバー プレイ日記 〜 3 day
前日までのあらすじ >
昼ドラのような恋愛より、月9みたいな恋に憧れる主人公さん。
(だけど関係的には 少コミ くらい進んでいてもいいと思っている主人公さん。)
一緒にいる幼なじみのおにゃのこは はち切れんばかりのパイオツ が魅力的。
だけど、それを補って余りあるネガティブ発言全開で主人公のテンションを天国から地獄にまで引き下げるのが玉に瑕。
いや、むしろ玉に致命傷といった状態。
だけどおっぱいは正義だから気にしないようにしよう!
そう思う主人公に新たな刺客がおくりこまれる。
そう。
気怠げなインディーズバンドのボーカリスト姐さん!
年下のコスプレメガネっ娘(こ)!
優しい養護教員で元家庭教師のおねーさん!
目眩く魅惑のヒロイン達、その誘惑に主人公は負けてしまうのか。
それとも、最後まで ネガティブ系おっぱいヒロイン との愛を貫くのか!?
あるいは、以外な伏兵。
クレバーな動きと中立的観点に定評のあるプログラマショタ少年との、性別を越えた愛に目覚めてしまうのか!?
まぁ、息子がしっぽりとおさまる場所さえあれば性別なんて至極無意味な問題だよね!
と。
頭がゆだった考え方を貫きながら。
アクマの中心で愛を叫ぶ壮大なエロスロマン、今、開幕!
……。
…………いや、こう大仰にかき立てれば内容に多少の違いがあってもごまかせるかな。
そう思った訳ですよ。
はい。
そんな気分でデビサバ日記3日目、はーじめーるよー。
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という訳で、山手線内に閉じこめられて出口なく。
昨日に引き続き、公園で野宿した ホームレス高校生 こと主人公ご一行様。
昨日、せっかく1日伸びた寿命も今日までとあいなり。
今日中にこの封鎖の外に逃げ出すか。(※封鎖の外に居る人間は死の運命から逃れている、反面封鎖の中に居る人間はあと4日以内に死ぬらしい)
あるいは、 主人公さんご一行を殺す予定になっているアクマ をヌッ殺さなければ。
主人公さんご一行は今日の夕方までには死を迎える予定になっているのです。
しかも主人公たちに死を与える予定になっているアクマは、不死のアクマという肩書き付き。
不死=私は死なないですよ!
つまり、殺すのは不可能という訳です。
不死と銘打っている相手を殺すコトなんて、出来る訳がない。
殺すコトが出来ないというのなら、さっさと封鎖を抜け出さなければ。
その考えに至った主人公ご一行の所に、一人の少年の姿が……。
颯爽と現れた見覚えのある一人の少年 : 「キミたち、ちょっと待ってくれ……」
キミは!!!
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……誰だっけ?
はちきれんばかりのおっぱいが魅力的だが、発言がやたらネガティブな幼なじみ少女 (以下便宜上スイカップ) : 「何言ってるの主人公君! 昨日会ったじゃない! ほら……」
昨日……。
あぁ、ごめんごめん。
俺、ショタっこ意外の男の顔と名前を覚えるのは極端に苦手なんだ。
スイカップ : 「それは、男の名前を覚えられないの同義語ね。」
そうだなぁ。
ショタッ子の名前を覚えるのは得意なんだけどなぁ……主に性的な意味で興味があるから。
…………な、アツロウ。
主人公のクラスメイトで親友 (以下便宜上アツロウたん) : 「うわぁ、この流れで名前呼ばれるのすっごくいやなんですけど!」
まぁまぁ、気にするなアツロウたん。
名前を呼ばれるのは、それだけ俺の好感度が高いというコト。
つまり、俺とのトゥルーエンドを迎えやすいというコトだぞ。
どうだ、嬉しいだろう。
アツロウたん : 「嬉しくないし別にトゥルーエンドも迎えたくない」
まま。
それで、自分で自分のコトを ネット中毒の引きこもりです!と宣っている癖に、レベルが上がると 力 と 体 ばかり メッキメキ伸びていく超・武闘派 の アツロウたんは、この突如現れたメガネ少年のコトを知っているのかな。
かな?
アツロウたん : 「あぁ……アイツは、俺と同じ中学で、世話になったんだ……話くらい聞いてやろうぜ」
ふむ。
俺はメガネ少年属性に萌えは抱かない主義だが。
可愛いアツロウたんが体操服&短パンで膝をつき上目遣いでそう懇願するのであれば仕方ない。
少し話を聞いてやるとするか。
アツロウたん : 「あれ、俺そんな格好してないよ!」
俺の中ではそうしていた。
という訳で、少年よ話があるなら聞いてやろう。
何だね?
アツロウたんの元・同級生で、昔は正義漢が強かったが今はめっきり気が弱くなってしまったメガネ少年 (以下便宜上ハカセ) : 「あぁ……というか、なんだか知らない間に ズッコケ三人組みたいに見た目だけのあだ名 をつけられているんだが、気のせいか?」
気のせいだ。
というか、メガネ少年にそのあだ名を冠しないのは失礼にあたると、ばっちゃがいってたでござる。
で、何用だ。
ハカセ : 「実は……」
解った仲間になりたいんだな、いいぞかまわんぞ人手不足だからな。という訳で。
今日から仲間、はい!
ハカセ : 「話早ッ!!」
いや。
あんまり男と話したくないし。
ハカセ : 「うーん……何か腑に落ちないけど、まぁ。話しが早いにこしたことないから。これから一緒に戦うよ」
と。
かくして 何か紆余曲折があってメガネ少年を仲間にした主人公さんご一行。
ここで初の4人パーティになるコトが出来ます。
が。
せっかく4人パーティになった所で、余命は本日限り。
予定では主人公ご一行様。
夕方に出会う 不死のアクマ に叩き殺されてしまうはずなのです。
アツロウたん : 「とにかく、戦う前に敵の情報がもっと欲しいな。 えっと、何ていったっけ。敵の名前。確かベリ……ヘル。じゃない。ベリ……。」
何だアツロウたん忘れちゃったのか。
敵の名前は。
不死の王 デリ・ヘルだよ。
スイカップ : (#゚Д゚) < 何か大事な所が違っている気がします!
アツロウたん : 「そうか。とりあえず、COMPを使って検索し敵の情報をつかんでみようと思うぞ!」
そうか。
さすがアツロウたんは出来る子だな!
掴んでくれ!
出来ればコスプレ系で頼む!
アツロウたん : 「うぁっ、何か……18才未満の方には説明出来ないような画面が一杯出てきた……ぞ? ど、どーいうコトだ!?」
むむ、そうか!
わかったぞ。
不死の王の弱点は、女体なんだ!
スイカップ : (#゚Д゚)
< そんな訳はない!!! というか、馬鹿なコトやってないで真面目に調べなさい! (ブツ!)
アツロウたん : 「あぁ、通信切られた!」
な、なんてコトを!
浪漫が、浪漫が!!
スイカップ : 「もぅ、馬鹿な事いってないで本当に真面目に調べてよ。そうじゃないと、死んじゃうんだよ!」
うう。
そう言われても、死ぬ前に子孫を残したいと思うのは当然の事……。
ハカセ : 「気持ちは分かるけど……でも、今山手線内は携帯電話も使えない状態だよ。姫との連絡がとれないこの状態じゃ、彼女達にサービスを頼むのは事実上不可能だと思うけど……」
……確かにそうだが。
あんまり的確すぎる助言、主人公さんどうかと思いますよ。
アツロウたん : 「と、とにかく調査をやり直そう。 不死の王の名前はデリ・ヘルではなく ベル・デルだった訳だし……。」
と。
序盤の捜査段階でミスがあったので、調査やり直し。
スイカップ : 「貴方のせいでしょ、貴方の!」
結果。
不死の王 デリヘル ベル・デル は何者にも傷つけられない肉体だがただ一つ。
「ヤドリギ」で傷つける事が可能だという事を知るに至ります。
アツロウたん : 「今度の調査は信頼のおける情報みたいだな……」
スイカップ : 「うん……でも、ヤドリギって何だろう」
多分、姫の源氏名。
ハカセ : 「とにかく、情報を集めよう。情報を集めているうちに何かわかるかもしれないから」
そうだな。
優良店を見つけるには情報をきちんと集めないと、ぼったくられる可能性もあるからな!
スイカップ : 「あと、主人公君の発言は全面的に無視する事!」
アツロウたん : 「そう、それが物語をスムーズに勧めるコツだ!」
ハカセ : 「わかった、黒子だと思って行動するよ!」
物語の中心にいるはずなのに物語に絡めない主人公さんが通りますよ!
と、一瞬ひがみ根性丸出しになりましたが。
良く考えたら、メガテン系の主人公って大概そうでした。
物語の中心にいるのに発言権がないのは、メガテン主人公のデフォルトであり。
最も重要な選択を無理矢理押しつけられるのが、メガテン主人公クオリティです。
と。
そうこうしている間に、不死の王、デリ・ヘルと対峙してみたり。
スイカップ : 「だからベル・デル!」
戦ってみて。
あぁ、やっぱり不死の王言うだけあり本当に切っても倒せない!
という驚愕の事実を知る事になったので、本格的に敵をヌッ殺す為のアイテム。
ヤドリギ を探す事にします。
とはいえ。
欧米ではクリスマスにはヤドリギ的風習もある中、日本ではヤドリギとは珍しい部類のモノ。
探しても果たしてあるのかどうか。
等と思っていたら。
どうやら、北欧神話随一のトリックスター、ロキが人間に変装して。
ちゃっかりとヤドリギを持ち込んでくれていた上、アグレッシブに主人公に協力する気満々らしく、さらりと渡してくれたので大丈夫そうです。
アツロウたん : 「何か今、お前さらりと核心に触れた事を喋らなかったか?」
神話通りの展開ですよ気にしないでください。
これがネタバレなら、神話レベルでもうネタバレが蔓延してますからね。
まぁ、とにかく。
善意の第三者がヤドリギを持ち込んでくれたので、主人公ご一行は早速それを見つけだし。
なぜだかそれを後生大事に持っている方々を拳とアクマで黙らせて。
無事、ヤドリギを手に入れた訳ですが。
生憎、ヤドリギは人数分はない様子……。
しかもその形状。
お守り程度の、ちゃちい外観です。
スイカップ : 「というか、これがヤドリギ?」
ハカセ : 「携帯のストラップか、アクセサリにしか見えないんだが……」
アツロウ : 「もっと凄い武器とかだと思っていたんだが……コレもっているだけで本当に、不死の王とやらが倒せるのか?」
確かに皆の言う通り。
こんなしょっぱい、お守り程度のモンで不死の王が倒せるとは思えません。
むしろこれで倒せたら奇跡さえ感じてしまうでしょう。
というか、コレで倒せる訳がない!
こんなんで倒せるなんて。
まさに無謀としか思えませんよ、あははは!
スイカップ・ハカセ・アツロウ : 「「「うん、無謀だとしか思えない。だから主人公、お前が倒してくれ!!!」」」
無謀な事押しつけられた!!!
かくして、明らかに武器に見えないヤドリギを押しつけられて。
敵と戦うハメになった主人公さんご一行。(というか、主人公さん一人)
早速というか。
覚悟を決めて、敵が現れるという場所に赴くと予定通りに敵参上!
相手は不老不死なのをいいことにイケイケGOGO。
しかも、フィールド上に居る味方キャラ全てからHPを吸い取るという荒技までやってのける鬼畜っぷりです。
なんという無惨!
なんという鬼畜!
見た目マグマ大使の癖に、素晴らしく高性能です。
ですがそんなデリ・ヘルも。
スイカップ : まだ言うか! > (゚Д゚#)
主人公が徐に懐よりヤドリギを取り出せば態度は一変。
とたんに弱気になるじゃないですか!
しかも。
他の攻撃はあらゆる攻撃が無効だったにも関わらず、ヤドリギ付きの攻撃は確実に相手の体力を削っているではありませんか!
我に勝機あり!
ヤドリギ攻撃を確実に積み重ね、ついに。
ついに主人公様、不死の王を倒したのです!!!
不死の王なんてあり得ないのですよ!
ファンタジーやメルヘンじゃないんですからッ!
と。
喜んだのもつかの間。
何故だか主人公さんの体内に、倒したベル・デルの力が流れ込んだような……。
……。
……まさかこれは。
新世界の神フラグ!?
スイカップ : 「大丈夫、主人公くん。何だか、主人公くん……遠くにいっちゃう気がするよ」
幼なじみの西瓜みたいな巨乳。
すなわちスイカップも、主人公さんに何か異質なものが流れ込んで来た事による変化をビンカンに感じ取った様子……。
でも安心してくれ、スイカップ。
俺がもしアクマの力を得たとしても……。
お前の巨乳とか、好きだから!!
スイカップ : 「心配して損した!」
うるさい、おっぱいは正義だ!
アツロウたん : 「というか、お前にとって幼なじみ=胸なんだな!」
仕方ないだろうアレは全て、けしからんおっぱいが悪い!
あ、ついでに言っておくけどな、アツロウ。
もし俺がアクマになっても、お前がショタっこである限り……好きだから。ぎりぎり、お前までは食えるから!
アツロウ : 「聞きたくないし、好かれたくもないッ!」
あと、メガネ君。
お前は比較的どうでもいい。
ハカセ : 「別に好かれるつもりもなかったけど、こうもあっさり切り捨てられると案外にむかつくな」
あと3才若返れば好きになってやってもいいけど、どうする?
ハカセ : 「遠慮しておくよ」
という訳で。
何か変な力が宿った気がするから、俺このまま新世界の神となるよ!!
そして世界を。
女の子とショタっこだけの世界に作り替えてみせるさ!!!
アツロウたん : 「あんな事言ってるけど、どーする」
スイカップ : 「そうね、とりあえず。 マハラギ!」
!!
とりあえずでマハラギって……中まで丁寧に焼けてしまったのですが……。
アツロウたん : 「トドメに暴れまくるだ!」
なんとぎゃふん!!!
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と。
かくして不死の王、デリ・ヘルにうち勝った主人公さん。
ハカセ : 「だから違うと……まぁいいや、どうだって」
だが同時に。
本人も意図していた訳でもないのに、どうやら王の力的なモノを手に入れてしまった様子です……。
果たして主人公さんはこのまま王の力を得て。
人修羅の如く、人外路線を突っ走ってしまうのでしょうか。
それとも人修羅さんのように力に飲み込まれず。
トモダチ達を爽やかにヌッ殺して、元に世界に戻る事が出来るのでしょうか。
アツロウたん : 「あれ、密かに俺たちを殺す事も視野に入れてないか、お前。」
俺の嫁候補になれば死ななくていいぞ!
という訳で。
新世界の神として可能性が出て来た主人公さんは果たしてこれからどんな可憐な活躍があるのか!
どういう風になっていても考えていきたいのはただ一つ。
ハーレム!
それだけだ!
スイカップ : (#゚Д゚)
プンスコ!
……い、い、いやだなぁ!
日本では重婚禁止ですから。
幼なじみのヒロインが一番可愛いに決まっているじゃないかぁ。
あははははは!!!
スイカップ : 「あははははは!」
あはははは……はは?
スイカップ : 「マハブフ!!!」
ぎゃぁ!!!
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と。
とにかく。
明らかに何かデカイ事に巻き込まれつつ、続きますよ。