5月26日        (花は 3月10日撮影)

春の遅い信州でいち早く花を開き春の到来を告げるマンサクの花が危機的状態にあると
いう。マンサクの葉枯れ現象が全国的に広がりつつあるという長野県林業総合センター
の報告が新聞(信濃毎日、2005年4月15日)で報じられたのを契機に市内の若里公園
に植えられているシナマンサクの植え込みに注意を払ってきたが、最近急速に葉枯れ現
象が進行しているのでその症状を観察した。
植え込みは、園路に沿って長さ6メートル、幅3
メートルほどの範囲に13株が植えられており、
樹高は2.2メートルほどである。
近づいて見ると褐色に変色した葉が新葉の後を
追うように迫っている。全体では6割以上が変色
しているように見える。
葉枯れは枝の元の方から先端部へと上がってい
き、先端部の新葉は内側に萎れて縮んでいるが
や立て枯れていく。ひどい被害が3〜4年続くと枯
損に至るということだ
3月10日頃は朝マイナス2.8度にも冷える低温が
続いていたが例年のごとく開花していた。冬の間
も葉を付けているのはシナマンサクの特徴のよう
だ。
(訂正します:シナマンサクでなくマンサクでした)
葉枯れ現象は、長野県林業総合センターの報告では、マンサク科のマンサク、マルバマ
ンサク、シナマンサクに見られ青森県から広島県、高知県までに至る広範囲の県で確認
されているというが、原因は不明ということだ。県下では今のところ中信地方で多く見られ
、北信では須坂市で確認されているようであるが、隣接の長野市など他の地域の山林の
天然木はどうであろうか。寒さの残るなかで春の到来を予告する使者マンサクの花が見ら
れなくなるとしたらいかにもさみしい。
    前ページへ    次ページへ