(4) 10月18日
前回8月中旬に訪れて以来2ヶ月になる。その後の発芽の状況はどうだろうかと
訪ねた。8月中ごろは降雨も少なく殆ど発芽がみられなかったが、今はところどこ
ろに斑はあるがほぼ全体的にシバ、ヨモギ、メドハギなどが見られるようになって
きた。
全面にわたって植生の生育は未だ見 られない。下側斜面にはセイタカアワ ダチソウが大きく根を張っている。 |
左写真に見られるのはシバである。 一種類だけではさびしいが、乾燥 地形では今季はこの程度までで来 年に期待か? |
シバのほかに芽を出 しているのは、ヨモギ メドハギがみとめられ る。早くに芽を出したヨ ウシュヤマゴボウは枯 れていた。 |
尾根よりから少し内側に入ると発 芽率も高くなっている。土のうの 筋工に沿ってカモシカの通路と なっているようで、傍らのタラノ キの幼木は葉を食われている。 |
夏草のころには目に付かなかっ たが、花をつけるようになって目 立ってきたセイタカアワダチソ ウの黄色い花。何故この林地に 侵入してきたのだろうか。 |
日当たりの良い乾燥地を好むという、 リュウノウギクノの白い花も目につく。 その周囲にはヌルデ、カシワ、ミズキ、 ヒヨドリジョウゴ、ススキ、セイタカアワ ダチソウなどの植生。 |
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