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バンコク都及びデリー準州訪問

 
 



 発展するアジア諸地域との地域間交流をより活発に行うため、麻生知事、議会各会派の代表者とともに平成18年2月7日から7日間の日程でバンコク都及びデリー準州を訪問しました。

 バンコク都では、盛大な歓迎の中、日本の自治体としては初めて、経済、環境、文化、教育、観光、青少年育成など幅広い分野で交流を進め、両地域の発展と連携を深めることを内容とした友好提携協定書に調印しました。

 調印後は、バンコク都議会にサナ・チェエラビニ議長を表敬。スマトラ沖地震・津波大災害に対する哀悼の意を表するとともに、福岡は、昨年九州国立博物館が設立されるなど経済や文化などアジアとの交流が盛んな地域であり、是非福岡の現状を見ていただきたいと挨拶したところ、早速、2月24日にはサナ・チェエラビニ議長が来福され、表敬を受けることになりました。

 
   
   
   
       
 


 デリー準州では、シーラ・ディクシット首席大臣と意見交換し、バイオテクノロジーを始めとする産業分野、ゴミ処理・リサイクルなどの環境分野、インターネット姉妹校などの青少年交流分野、九州国立博物館を通じた博物館交流を始めとする文化交流など様々な分野で交流を図ることで合意しました。デリー準州が日本の自治体と友好交流を実施するのは初めてのことです。
 また、デリー準州議会議長を表敬。プレム・シン議長をはじめ大勢の議員等から大歓迎を受けました。シン議長は、日本は、急速な発展を続ける国であり、インドは世界で最も大きい市場の一つ。今回の訪問を契機に福岡県との友好を深めたいと表明。
 さらに、アグラにも立ち寄り、タージ博物館やタージ・マハール、アグラ城を視察。これら世界遺産を管理するダヤラン考古管理監と意見交換を行い、九州国立博物館との交流に向けてしっかりとした手応えを感じたところです。
 IT産業などにより経済発展する一方、歴史あるインド・イスラム文化を誇るデリー準州と「アジアの交流拠点福岡」を目指す福岡県との交流が盛んになっていくことは大変有意義なことです。

 今回の訪問は、バンコク都と友好交流協定を締結することができ、今後、環境、経済、青少年等の幅広い分野で交流を行うようになったこと。デリー準州との間でも、今後、交流を実施しながら、調印に向けた調整を行うようになったのは、大きな成果だと思います。
 

 
   
   
     
   
       
   
       
       

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