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  平成17年福岡県議会総括

 

平成17年の福岡県議会を振り返って

 平成17年2月14日、臨時県議会が招集され、この場において私、藤田陽三は第57代福岡県議会議長に選出されました。これもひとえに、皆様方の温かいご支援の賜物と感謝いたしております。
 議長に就任して間もない2月23日には、総額1兆5023億円余の平成17年度当初予算をはじめ74の議案を審議する2月議会が始まりました。議会冒頭、麻生知事は全国知事会長として地方分権の先頭に立つ決意を表明しました。
 議会も終盤にさしかかった3月20日、マグニチュード7級の福岡県西方沖地震が我が県を襲い、甚大な被害をもたらしました。私は、地震発生の翌日には、最大の被災地である玄界島へ向かい、被災状況を調査いたしました。

 6月議会では、震災復旧経費や被災者支援経費など30億円余の補正予算や県立三大学の独立行政法人化関連議案などを審議するとともに、我々筑紫野市民の深刻な問題である山家地区の交通安全問題、生活環境問題への早急かつ抜本的対応を強く求めました。 

 9月議会においては、全国的に問題化したアスベスト対策に質問が集中いたしました。また、平成19年4月には柳川病院及び嘉穂病院を民間移譲することが初めて明らかにされました。

 12月2日に招集された12月議会では、県立学校等のアスベスト除去経費等を内容とする補正予算などが審議されるとともに、耐震構造偽装工事や新型インフルエンザ対策など、県民に大きな不安をもたらしている問題について論議が交わされました。

 いずれの議会においても、県民の皆様の生活と安全に関わる重要な問題について議論が行われたところであります。県議会と執行部は県政の両輪とも言われております。今後とも、県議会が県民の皆様の代表として、しっかりとチェック機能を果たすことができますよう、議長として全力を尽くして参る所存であります。
 

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