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平成18年10月10日(火)
さわやかな秋晴れのもと、筑紫野市にある県農業総合試験場の水田で、地元吉木小学校生徒による稲刈り体験学習が行われました。
皆さん、お早うございます。今朝は朝ご飯、みんな食べてきましたか? 最近は朝食にパンを食べる人も多いようですが、おコメはとても体に良い食べ物です。しっかり食べて欲しいですね。 さて、すがすがしい秋晴れの日を迎え、今日は待ちに待った美味しいおコメ「つくしろまん」の稲刈りです。 種まきから収穫まで、稲の一生を見てきたわけですが、どうでしたか? 皆さんは、今年の5月に自分の手で種まきをしたことや学校で苗を育てたこと、雨の中、泥まみれになりながら田植えをしたことを覚えていると思います。田んぼの生き物調査は楽しかったですか? あんなに小さかった数本の苗が、病気や害虫に負けずに、また台風にも耐えて、田植えから僅か百日程度でこんなに大きく育ち沢山の稲穂をつけています。 本当にこの生命力には驚かされますが、こうして私たちの主食となるおコメが出来ているのです。 このおコメを食べることは、皆さんはおコメの命を分けてもらっているわけです。だから、感謝して残さないように食べるようにしたいですね。 今日は、みんなで育てた「つくしろまん」を、「元気に稔ってくれてありがとう」と声を掛けながら、一株一株丁寧に刈り取っていきましょう。 私たちの福岡県では、食べることを通じて、子どもたちが食糧の大切さや農業の重要性について理解を深める取組に力を入れており、福岡県議会としても積極的に応援しております。 最後になりましたが、学校給食や本日のような農作業の体験を通じて、福岡の農畜産物や農業の役割をしっかりと勉強し、将来の社会を担う立派な大人になっていただくことを願って、私の挨拶といたします。
長雨や台風にも負けず元気に育ってくれた水稲への感謝を込めながら、一株一株丁寧に稲を刈り取りました。 子供達にとっては食べ物のありがたさ、食育の大切さを学び、また実りある農業への一端にふれる貴重な経験となりました。