トップ > 県議会議長としての15ヶ月
 
  県議会議長としての15ヶ月を振り返って

 


1 圧倒的多数で議長に選出される!(平成17年2月14日)
 この日開催された臨時県議会において、私、ふじた陽三は圧倒的多数のご推薦により、第57代福岡県議会議長に選出されました。
 議会と執行部は県政の両輪です。議会が県民の皆様の代表として、そのチェック機能をしっかりと果たしていくことができるよう、先頭に立って頑張っていくことを誓いました。

   
     


2 議長として初めて臨んだ2月定例県議会  平成17年度当初予算を審議 
(平成17年2月23日〜3月28日)
  総額1兆5023億円余の平成17年度一般会計当初予算や、九州国立博物館に合築された福岡県立アジア文化交流センター条例など74議案を審議し、財政問題、環境問題、教育問題など県政の重要課題に関する議論が交わされました。
 特に教育問題については、大阪府寝屋川市の小学校で発生した痛ましい事件を教訓とし、道徳教育の重要性を改めて指摘したところです。
 また、麻生知事は全国知事会長に就任したことについて、「歴史的改革である地方分権の先頭に立つ。」との決意を表明しました。


3 「福岡県西方沖地震」発生!(平成17年3月20日)
 

 午前10時53分、福岡市北西約20kmの玄界灘を震源とするマグニチュード7級の地震が発生。県内の被害は死者1名、負傷者662名に上り、特に玄界島では全島避難を余儀なくされるほどの甚大な被害を被りました。
 私は、直ちに被災された皆様をお見舞いするとともに玄界島に向かい、島内の被災状況を調査いたしました。今後とも、被災地の復興と災害対策の推進にしっかり取り組んでまいります。

 
     

4 平成17年度福岡県総合防災訓練実施(平成17年6月5日)
 飯塚市鯰田大橋付近の河川敷で、消防、警察、自衛隊など防災関係119機関、約1400名が参加して、大規模な総合防災訓練が行われました。「福岡県西方沖地震」などの経験を踏まえ、情報の収集・伝達や倒壊家屋からの救出活動などの訓練を実施いたしました。

   
     

5 6月定例県議会では震災対策の補正予算を議決(平成17年6月7日〜6月24日)
  「福岡県西方沖地震」に伴う災害復旧経費や被災者支援経費などを盛り込んだ総額30億円余の補正予算をはじめ、クローバープラザ(春日市)や九州歴史資料館(太宰府市)など39の県有施設を指定管理者に管理させるた めの条例など25議案を審議いたしました。特に、筑紫野市山家地区の皆様の安全と生活環境に関わる重大な問題である”冷水有料道路問題”については、麻生知事より「筑紫野市における現道問題の緊急性を考え、警察や地元市町との協議を鋭意進めていく。」との方針が示されました。    


6 子供たちと一緒に田植え体験学習(平成17年7月1日)
 筑紫野市吉木の福岡県農業総合試験場で、吉木小学校の子供たちと田植え体験学習に参加しました。
 農業は、私たち人間が生きていくために必要な食料を提供してくれる大切な仕事です。子供たちは、食べ物のありがたさや農家の皆様の努力、そして自然を守る水田の役割などたくさんのことを学んでくれたことと思います。 

   
     

7 全国都市緑化祭で記念植樹(平成17年9月16日)
 

 

 博多湾に浮かぶアイランドシティで開催された「アイランド花どんたく」 の会場に秋篠宮殿下・同妃殿下のご臨席を賜り、式典と記念植樹を行いました。

     

 

8 9月定例県議会では、アスベスト対策に議論が集中(平成17年9月20日〜10月12日)
 アスベスト対策緊急調査費などを含む総額11億円余の平成17年度一般会計補正予算や、筑紫野市と基山町を処理区域とする宝満川上流流域下水道に佐賀県基山町を加えるための条例など32議案を審議いたしました。
 国民の健康を蝕むアスベスト問題の責任はどこにあるのかとの質問に対し麻生知事は、「昭和47年当時、危険性に対する認識を持っていたにも関わらず、総合的対策をとらなかった政府に責任がある。」との見解を示しました。 
 また、県立柳川病院および県立嘉穂病院を平成19年4月に民間委譲する計画が明らかにされました。 


9 九州国立博物館オープン!(平成17年10月15日)
  日本で4番目の国立博物館である九州国立博物館の開館記念式典において、県議会を代表して祝辞を述べさせていただきました。
 九州国立博物館は明治32年に岡倉天心が呼びかけて以来、百有余年にわたる誘致活動が実を結んだものであり、県議会も誘致に向けて全力で取り組んでまいりました。 
 開館してからは予想を上回る来館者で大変盛況となっており、誠に喜ばしいことであります。
 九州国立博物館がアジアとの文化交流の拠点として大いに活躍し、アジアに誇る博物館となるよう今後とも支援してまいります。  

   
     


10 中国江蘇省を友好訪問(平成17年10月25日〜10月29日)
 平成4年に我が県と江蘇省が友好提携を結んで以来、両県省の交流は行政・議会関係にとどまらず、住民レベルの交流や専門分野の交流へと着実に発展しています。今回は県議会として訪問し、江蘇省人民代表大会などとの友好を深めてまいりました。

   
     


11 福岡から元気な高齢者パワー発信!
第18回全国健康福祉祭「ねんりんピックふくおか2005」開催(平成17年11月12日〜15日)

 

 常陸宮殿下・同妃殿下をお迎えして、県内15市1町で開催された「ねんりんピックふくおか2005」には全国から約1万人の選手が参加し、スポーツ、文化の大会を通じて交流の輪を大いに広げました。 

 
     


12 第1回九州防衛議員連盟連絡協議会総会に出席(平成17年11月8日)
 3月の「福岡県西方沖地震」に当たっては、いつ余震が襲ってくるかもしれない被災地で身の危険も顧みずに二次被害防止活動に取り組み、また、避難所での炊き出しなどの生活支援活動に真摯に取り組む自衛官の姿に心を打たれました。
 今後、自衛隊が県民の生命、安全、財産を守っていく役割はますます大きくなり、その活躍が期待されます。
 私はこれまでも防衛議員連盟会長などを務めてまいりましたが、今後とも議会として自衛隊の活動に対し、出来得る限りの支援を行ってまいりたいと思います。

   
     


13 県民生活の「安全」が揺らいだ平成17年を象徴する12月定例県議会
 (平成17年12月2日〜12月22日)
 県立学校等のアスベスト除去経費などを盛り込んだ総額13億円余の補正予算など32議案を審議いたしました。
 議会冒頭、麻生知事は「三位一体改革で3兆円の税源移譲が、基幹税である住民税によって行われるのは地方分権史上画期的なこと。全国の自治体の議員及び首長の一致した運動の成果だ。」と述べ、感謝の意を表しました。
 国民を不安に陥れた耐震偽装問題について、建築確認を行う民間検査機関への立ち入り検査の強化などを求める意見が相次ぐとともに、鳥インフルエンザ対策については、本県人口の3%分のタミフルを備蓄する計画が明らかになりました。
 また、筑紫野市山家地区の現道と冷水道路との一体的取り組みについて追及したのに対し、麻生知事は「冷水道路の新たな料金設定という思い切った対策を早急に取りまとめる。」と約束しました。

14 県訪問団の顧問として、バンコク都(タイ)とデリー準州(インド)を訪問
(平成18年2月7日〜2月13日)

 急速に工業化が進むタイの首都バンコクと本県との友好提携を締結するとともに、高い経済成長を達成し、特にIT産業が飛躍的に発展しているインドのデリー準州を訪問し、今後の交流の発展、充実の端緒を開きました。

   
     


15 議長として2度目の2月定例県議会
県政運営の基本となる平成18年度当初予算案を審議(平成18年2月22日〜3月27日)

 総額1兆5121億円余の平成18年度当初予算をはじめ、県立三大学の独立行政法人化関連議案など78議案を審議いたしました。
 麻生知事は「本年度を”新しい暮らしづくりとさらなる改革の年”にしたい。」との所信を表明するとともに、厳しい財政状況に鑑み、平成19年度以降の新しい財政計画を策定することを明らかにしました。
 本議会では、安全・安心な暮らしづくり、まちづくりについての問題を中心に、少子化対策、環境問題など県政全般にわたって活発な議論が交わされ、安全・安心なまちづくりのための条例制定の検討を進めていくことや、県庁内に”子育て支援課”を新設することなどが明らかにされました。


16 世界王者越本隆志氏に感謝状を授与(平成18年3月8日)
 多くの苦境を跳ね返し、たゆまぬ努力で夢を現実のものとしたWBC世界フェザー級チャンピオン越本隆志氏から表敬訪問いただきました。
 我々県民に感動を与え、青少年に未来への可能性を示して下さったことに対し、県議会議長として感謝状を贈呈したところです。

   
     

17 新北九州空港開港!(平成18年3月16日) 
 

 

待望の新北九州空港が開港いたしました。
 私は県議会を代表して開港記念式典や就航セレモニーに出席いたしました。
 新北九州空港は、北九州市都心部から約30分というアクセスの良さを持っており、今後、観光やビジネスを通じて大きな経済波及効果が期待されます。

     


18 第34回世界クロスカントリー選手権福岡大会開催(平成18年4月1日〜4月2日)
 クロスカントリーは、野原や草原などの整地されていないコースで競争する長距離レースです。
 本大会は世界4大陸上競技大会の一つに数えられておりますが、日本はもとよりアジアで開催されるのは今回が初めてです。
 レセプションでは、有森裕子さんや野口みずきさんらトップアスリートの皆様と大いに語り合いました。

   
     


 

 トップ    プロフィール    ニュース    七つの政策    トピックス     活動報告     後援会    リンク