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  教育の立て直しを  
平成22年12月25日(土)


 
世界トップクラスだった子どもたちの学力がジリジリと下がり続けて、漸く「大変なことになった。人材こそ最高、最大の資源である日本の危機だ」との声が聞こえてくるようになり、ゆとり教育で薄っぺらになっていた教科書が、大きく厚く変わろうとしています。

 この20年近く国が進めたゆとり教育は、「知識をそこそこに教え、自分で考え、調べて伝える」方向に子どもたちを導くはずでしたが、教育界に一部残る「子どもたちの自主性にまかせようというところを誇張するばかりに、主体性や自主性が備わってなく、まだ学ぶ過程にある子どもたちをほったらかした、ある意味では大変無責任な勢力」によってつくり出されたものといえます。教育問題から、社会問題になってしまった不登校や引きこもりなども、こんな悪影響の結果と指摘されています。

 こうした勢力と近い存在の方が市政のリーダーでは子どもたちは「最大不幸」です。私達のふるさと筑紫野の将来を託していく子どもたちを育てる教育現場を正しい方向に向かわせ、こうした教育を先頭に立って進めてきた勢力とはっきり縁を切る覚悟が市政に求められているのではないでしょうか。現市政にそれができるでしょうか。

 「知育」を立て直し、健康な身体づくりの「体育」、人としての生き方を磨く「徳育」に加え「食育」という基本をしっかり押さえ、教えていくことこそ市政が関わる義務教育の原点です。筑紫野の未来を担う子どもたちのためにも、この願いに応えてくれる強力なリーダーを送り出さなければなりません。

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