福岡県議会議長の藤田陽三でございます。
本日、筑紫野古賀線筑紫野市工区全線開通式が開催されるにあたり、県議会を代表いたしまして、一言お祝いの言葉を述べさせて頂きます。
皆様方のご挨拶にもございましたように本路線は地域の幹線道路であるだけでなく、県道として骨格をなす準国道級の路線と言っても決して過言ではない重要な道路であります。
当地域は、古来から太宰府政庁などに代表される、県内だけでなく九州でも最も歴史的史跡に恵まれ、早くから大陸との交流の窓口として開けてまいりました。
近年、その地理的な利点を生かした地域開発が進み、福岡都市圏の副次都市として、その発展には目覚しいものがございます。
しかしながら、交通の結節点であるために、渋滞は年々激しくなり、その早急な解消が待たれておりました。関係者の皆様のご努力により、本日、ここに目出たく筑紫野市工区が全線完成し、開通式が挙行の運びに至りましたことは、誠に喜びにたえません。今回の開通により昨年10月に開館しました九州国立博物館へのアクセス道路としても大いに効果を発揮するものと期待されているのであります。
これまでご尽力をいただきました、ご臨席の原田義昭先生をはじめ、筑紫野市議会の方々、また先祖代々の貴重な用地を提供いただきました地権者の皆様、地元区長の皆様、対策委員会の皆様など多くの関係者の方々に深く感謝申しあげます。
福岡県議会としましては、今回の工区だけでなく、本路線全区間の早期整備を積極的に支援してまいりたいと考えておりますので、今後とも、関係各位の方々の引き続き絶大なるご支援とご協力を賜りますよう、強くお願いするものであります。
最後になりましたが、本地域の更なる発展と本日ご出席の皆様方のご活躍を祈念いたしまして、私の挨拶とさせて頂きます。
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