Sulawesi Guide スラウェシ島の紹介 オランダの統治時代につけられた「セレベス島」の旧名でも知られる。島の形は、アルファベットの「K」の形をした、細く長い4つの半島からなる。 赤道が島を横切り、生物地理学上の境界である「ウオーレス線」が、此の島を境に分かれる。オーストラリア区側に位置するため、有袋目など多様な生きものが生息している。 面積は日本の約2分の1で有る。3000メートルを越える山々も有り、山岳地帯が多い急峻な地形である。 そのため海上航路が古くから開け、他の地域の島々と交易をしてきた。現在では南のマカッサルから中央部の高山地帯を通り、北のマナドまで道路が通じている。しかし、現在でも東南スラウェシ州に通じる道路は無い。 気候は、4月から10月が雨期である。(近年は変動が多く、地域や山岳地帯によっても違いが有る)温度は年間を通じ30度前後であるが、湿度は大きく変動する。 島内交通は、近年多くの航空会社が新しく出来て運賃も安くなり、いつも満席状態である。大きな街にはタクシーが急速に普及してきている。 種族は多く少数民族もいる。私もピグミーと呼ばれ、150cmより小柄な人々が住む地域にも行きました。 産業は、米、コプラ、チョウジ(香料)、カカオ、コーヒーなどが有り、沿岸では漁業が盛んである。 注意 2003年10月にポソ近郊で、キリスト教徒とイスラム教徒の間で暴動が置きました。私が2004年2月に危険なので明るい時間帯に、村々を通り抜けました。その時も一帯の家々が焼き払われ、そのまま残った村々が有りました。叉2kmから4kmごとに厳しい検問も有りました。外務省も現在でもワンランク下げた「渡航の是非を検討して下さい」を出しています。 |
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