カーポート工事(インターロッキング舗装-1)

→庭づくり


1.計画          

カーポートを舗装します。
コンクリートを流すのが一番早くて安上がりと思いますが、3人位で一気に作業しなければなりません。
また鉄筋を入れると壊すときに大変です。

インターロッキングは歩道の工事を見たことがあり、砂の上に並べるということは分かっていました。
1人で作業できることや、コンクリートで固めなければ後で手直しや再利用もでき、仕上がりも綺麗です。
そこでインターロッキング舗装することにしました。

インターロッキングは砂の上に並べて置くだけなので、一番端のブロックは動かないようにしなければなりません。
その為、外周は縁石で囲むことにしました。

2.資材の準備

インターロッキングブロックは形状、寸法(縦・横・厚み)、色、透水性など種類が多いので、自分の使う種類を決めます。
私はストレートタイプの100×200×60mmのブロック(国策ブロック株式会社)を使いました。
この寸法(100×200)は配置寸法で、目地の隙間2〜3mmになるようにブロックが出来ています。

配置図を描いてブロックの使用量を計算します。     (→配置図はこちら

パレットに載って搬入されました。

右はブロック塀の天端用ブロック。これを縁石に代用します。
中央と左がインターロッキングブロック。これで11平米分有
ります。

他に砕石、砂、セメントがいります。


3.工事

−1.支柱をコンクリートで固める

工事前はこんな感じです。

すでに砕石が敷いてあるのですが、このままでは
地面が高すぎるので砕石をはぎとります。

片持ちの支柱は一応コンクリートで固めてありますが、
頼りなさそうなので固め直します。

 

3本の支柱を1度に工事すると屋根が倒れそうなので
1ヶ所ずつコンクリートで固めます。

水糸はすでに張ってあります。水糸が舗装面になります。

(左)周りを掘って砕石を入れて突き固めます。

(左下)コンクリートを流し、木枠を付けて最後はモルタ
    ルで仕上げます。

(下)1日以上おいて木枠を外します。まだ完全に固まっ
   ていないので慎重に外します。


−2.下地作り

地面を掘り下げます。

(左)中央は基準より14cm以上掘ります。
 ブロック6cm+砂3cm+砕石5cmです。

(左下)周囲は17cm以上掘ります。(木の定規は14cm)
 縁石9cm+モルタル2cm+コンクリ3cm+砕石3cmです。

(下)砕石を敷いて突き固めます。
 砕石は5cm(実際は5〜7cm位)の厚さに敷きます。


−3.縁石を据える

基礎のコンクリートを打ちます。

ここは高さを出来るだけ揃えておきます。

大雨で土混じりの水が流れ込み、砕石は茶色くなっています。

全周にコンクリートを打ち終えました。

 

コンクリートの上にモルタルをもって縁石用ブロックを並べて
いきます。

水準器を使って縁石を水平にし、プラスチックハンマー等で
叩いて水糸の高さに揃えます。

縁石が正確に据えられていないと後の作業が大変になります。

目地が1cmになるように縁石を並べます。

半端な縁石を割ります。

ダイヤモンドカッターで切込みを入れ、タガネを支点にして
金槌で割りました。
切り込みは4面に入れておきます。切り込みが浅いと綺麗に
割れません。

 

縁石を据え終わったところです。

目地にはモルタルを入れます。

支柱のコンクリートと縁石の段をモルタルで真直ぐにします。

(ここまでセメント4袋弱)

 

排水工事に戻る      次へ