カーポート工事(排水)

→庭づくり


1.計画          

カーポートは購入先の業者に組み立てを依頼しましたが、屋根からの雨水は支柱の脇に垂れ流しになっています。
そこで道路の側溝まで排水工事をすることにします。

購入資材は塩ビのVU管50、エルボ45度、タメマス6寸、排水用皿60mm、塩ビ用接着材などです。

                               

2.工事

−1.まず最初に側溝への排水口が問題になります。U字溝に排水パイプを通せないと話しにならないのでここから始めます。

側溝の蓋を取ってタガネで少しずつ欠きます。

コンクリートの中には太い針金が通っていますが、
タガネで切ります。

−2.配水管を通す所を掘ります。

−3.タメマスを埋めます。
    タメマスの側面に配水管を通す穴を開けておきます。
    この部分はコンクリートが薄くなっているので金槌で叩けば空きます。

−4.配水管を埋めます。    

タメマスと側溝のところは、塩ビ管を長めにしておいて、モルタルで
固めてから切り落とすことにしました。

管は45度エルボ2ヶ所で繋ぎました。塩ビ管用接着剤を使用しますが、
すぐに固まる為やり直しはききません。
失敗したら管を切って新しいエルボで繋がなければなりません。

流れ勾配を付けて土を戻しますが、タメマスと側溝のところは隙間を
モルタルでふさぐので残して置きます。

−5.側溝のU字溝をモルタルで固めます。

木を当てて、モルタルで元通りに固めます。

固まってからはみ出た塩ビ管を切り落とします。
(木工用の鋸で切れますが、モルタルで多少
刃が傷みます。)

−6.タメマスの排水口に網をつけます。

タメマスと塩ビ管の隙間をモルタルで埋めてから
排水口に網の蓋をつけます。これがないと落ち葉で排水管が詰まって
しまう危険があります。詰まってしまうと最悪、掘り起こさねばなりません。

排水用皿60mmがエルボ(50用)の内径に合うので、これを入れ
て網の蓋を作ります。
タメマス内の塩ビ管をながくしておき、そこに網の蓋をします。

−7.カーポートの配水管とタメマスの間を繋ぎます。

こちらのエルボは後のメンテナンスを考えて
接着しないで、ゆるく差し込んで置きます。

 3.反省

特に問題ありません。
落ち葉が流れ込みますが、網で止まるのでここは定期的に掃除します。

 

インターロッキングに続く