【2001.12.22】 
  降水確率50%で午後時々雨の予報。釣りに行きたいが風が強い。で
皿ヶ峰への山行となった。上林集落あたりでみぞれまじりの雨。山は真っ白
人家が切れる辺りから路面に薄雪。水の元より上は3cmくらいの雪。しかも
凍ってバリバリ。ソロリソロリと登る。ボタン雪も降ってきた。アスファルトの
路面も真っ白。何とか風穴まで到着。誰一人、来ていない。(やっぱり・・)

 物好きは我々だけ。天候は吹雪いたり止んだりでグレーの景色。登山道
の雪は多いところで約10cmくらいで凍り、その上に今日の雪が1cmくらい
積もっている。新雪を一番に踏むのはとても気持ちが良い。これで天気が
快晴なら何も言うことはないのだが・・・景色も見えないので今日も山頂へ
登るのは止め竜神平までとした。



   かろうじて吹雪の合間に
   撮ったのがこの写真。

   《竜神平の愛大小屋 》


【2001.12.2】 県道工事で来年1/31まで延長、通行規制!下記参照
 
所要があって、お昼前からの出発となった。12:00水の元到着。支度をして
12:10上林峠へ向け出発。植林帯を抜け落葉樹の森に入ると初冬の柔らかい
日差しが木々の細い枝先をすり抜け地面へと注ぐ。すっかり木々は葉を落とし
登山道も木の足元もみんな茶色の葉っぱで覆われている。まるで芽吹き前の
季節のような光景。緑色をしているのは岩や倒木を包む苔と笹だけ。

 カシャカシャと音を立てながら歩く。約1時間で上林峠。途中、倒木が道を塞いで
いた。木の階段を上り詰めると低い笹と雑木林の快適な尾根道。空も青く澄み
気持ちの良いハイキング。途中、縞模様のあるコゲラ(キツツキの仲間)をみる
ことが出来た。13:50竜神平で昼食。時間もないので山頂へは行かず下山
したが、竜神平の湿ったところでは氷が残っていた。夜間はかなり冷え込んで
いるのであろう。
 山歩きは天候が一番!。短時間だったが爽快な山歩きでした。

[2001.11.4]
 
昨日は雨だったが今日は良い天気。早速出かけてみた。風穴にはすでに10数
台の車。皆さんも天候が良くなるのを待ちかねているのか・・・
風穴のブルーポピーは、すっかり花を落としているがまだ葉っぱは青々としている。
 赤や黄色の落葉の絨毯を踏みしめながら歩く。風穴付近を除き殆んどの木々が
葉を落とし、草も大分枯れてきている。下では良い天気だったのにあいにくガスが
かかっている。山頂まで足を延ばしたがガスは消えず。
 竜神平から山頂に向かう南斜面でかろうじて終わりかけたモミジの紅葉が楽しめ
る程度。都合もあり丁度いいタイミングで訪れることの難しいことか。
 今からは落葉樹の樹形を楽しんだり、気持ちの良い汗を流しにやってくるか!

 
天候にも因りますが朝夕かなり冷え込みます。防寒具の用意を忘れずに
 出かけましょう!!

[2001.10.28]
 久し振りに時間がとれたので山歩きをしたいと思ったが生憎の天気。
低気圧の影響で雨・風ともに強し。それでも皿ヶ嶺なら・・・と思って出かけたが
途中の林道(県道209号上林〜美川線)は、まるで嵐の後のように木々の枯枝が
散乱していた。やっと風穴まで来たものも横殴りの雨。車から出ることもせず引き
返した。車が6台程止まっており、カッパを着た5人のグループが降りてきて非難
小屋へ直行していた。そんな中やっと車の窓から撮ったのが下の映像。紅葉は
もう終りに近いか?葉を落としてしまっている木々も見える。

通行時間制限の情報】
林道改修工事に伴う時間制限(日、祝祭日を除く)
期間:H13.9.3〜H14.1.31まで 
通行可能時間帯         
  8:30以前         
  9:30〜 9:40(10分) 
 10:40〜10:50(10分) 
 11:50〜13:00(70分) 
 13:50〜14:00(10分) 
 14:50〜15:00(10分) 
 15:50〜16:00(10分) 
 17:00以降        


[2001.9.29]  猿に出会った!!
 今日はカミさんが風邪気味。少々体調不良。しかたなく皿ヶ嶺へリンドウでも
見に行こうということになった。
 何時ものように風穴から登る。途中、鳥より大きな鳴声、しかもガサガサと音が
している。その音の方をじっと見ていたカミさんが大きなサルが歩いているのを
発見。皿ヶ嶺では初めての経験であった。

ゆっくりと花を見ながら何時ものペースで山頂へ登り、竜神平へ下り昼食。その
後、探鳥コース回りで風穴に下りた。
 ブナも少し色づき始め花も今が盛りと咲き競っている。

[今日出会った花]
 ジンジソウ、リンドウ、サラシナショウマ、ヤマラッキョウ、オタカラコウ、
 アキチョウジ、ハガクレツリフネ、ツルニンジンなど


   色づき始めたシラキ
色づき始めたシラキ
  

[2001.9.8]
 
朝から小雨模様。それでもじっとしておられない気分。で、少し空が明るくなる
のを待って出発。いつものコースで・・・。こんな天気にやってくる人はさすがに
いない。風穴下の駐車場に車を止め出発。まったく静かである。オタカラコウの
黄色とアキチョウジの紫、ハガクレツリフネのピンクとにぎやかである。
 すでに終わったと思っていたハガクレツリフネ、キツリフネが沢山咲いている。
二度目の開花か?今日は、特に足元が悪いので竜神平までとした。途中、大き
なブナが倒れ道を塞いでいた。小さな谷あいにも水が多い。
 シラキがすでに色づきはじめ、ヤマボウシの実も一段と大きく、赤く熟してきて
秋の訪れを感じる。
 [今日出会った花]
 何よりも驚いたのはハガクレツリフネ、キツリフネの2回目?の満開に出会え
たこと。アキチョウジ、レイジンソウ、オタカラコウ、キバナアキギリ、ヤマジノホト
トギス、シロヨメナなど。トリカブトはまだ蕾

[2001.9.2]
 今日は、○山会の行事で引地山〜竜神平までの登山道の草刈ボランティア。
我々は久万スキー場から入り引地山〜赤柴峠〜竜神平へのコースを実施。
別班は風穴〜探鳥コース〜竜神平を総勢43名で実施。これで秋の紅葉の
シーズンも歩きやすく快適な山歩きが出来るであろう。
 天候も何とか作業中はもってくれ、昼食が終わった頃からポツリポツリ・・
良い汗を流しました。
 
今の時期このコースで見かけた花は夏程は多くない。
オミナエシ、オトコエシ、オタカラコウ、キバナアキギリ、ヤマジノホトトギス
ヌマトラノオなど
 
風穴コースだとレイジンソウやトリカブトが見られる時期なのだが・・

[2001.8.11]
 
今日は、久し振りに水の元〜上林峠〜竜神平〜風穴へのコースを歩いて
みた。
このところずっと雨らしい雨が降らず暑い日が続いている。風穴へは相変わらず
多くのヒマラヤケシと涼を求めて訪れる人が多い。しかし、もうケシの見頃は終わ
りかけている。
 昨日、平家平方面の尾根歩きをしたカミさんが、虫に刺されてあちこち腫らせ
帰ってきた。閉口一番「夏の笹原は虫が多いし、暑いし・・・」
 その点、皿ヶ嶺は虫も少なく、広葉樹の森の中を歩くので涼しく快適!快適!


コバギボウシの群生 コバギボウシの群生(竜神平)


[登山道で出逢った花]
 キンミズヒキ、ボタンヅル、フシグロセンノウ、アキノタムラソウ?(紫の花)
コバギボウシ、ヌマトラノオ、カワラナデシコ、ツリガネニンジンなど皆、盛り。
群生しているので見応えがある。

[2001.8.5]
 
風穴周辺は、ヒマラヤケシと涼を求めて人がひっきりなしに上がってくる。
ケシの方は、咲き始めてもう1ヶ月以上になるがまだ沢山咲いていた。また
少し下の水の元の素麺流しも途切れることなく賑わっていた。
今日は、久し振りに山頂まで歩いてみた。
[登山道で出逢った花]ハガクレツリフネ、キツリフネ、モミジガサ、イワタバコ
コバギボウシ、ヌマトラノオ、カワラナデシコ、ツリガネニンジンなどみな盛り。
オミナエシも咲き始め、また白い花をつけたオオバヨメナ?も咲き始めている。
ヒヨドリバナもぼつぼつ。ギンバイソウはもう終り。


[2001.7.16]

今の時期、他の山に登る事はあっても。皿ヶ嶺に上がったことが無いので、どんな花が
咲くのか確認したくて竜神平まで歩いてみた。
【見られた花】
ホタルブクロ、カワラナデシコ、ハガクレツリフネ、ギンバイソウ(まもなく
すると一面のお花畑になるでしょう)ウツボグサ、ササユリ(一株だけ残って
いました)ハンカイソウ、コバギボウシ(咲き始め)ミズチドリ(盛り)(初めて見た花) 
ツリガネニンジン


[2001.7.1]
  天候:晴れ。予想最高気温32℃。(実際、静岡の最高気温37.8℃だった)
涼を求めて皿ヶ嶺へ。今日は、山に通じる上林からの林道脇の草刈が行われていた。

水の元では素麺流しが行われ賑わっていた。駐車場近くの避難小屋前でもバーべキ
ューをしているグループなど、訪れる人が多い。
  風穴に到着し、涼みながらとりあえず昼食を採ってから山へ上がることにした。
ブルーのヒマラヤケシは5〜6本咲いていた。盛りはもう少し後の様子。噴出す冷気が
霧になって暑さを和らげてくれる。

今は、草花は丁度少ない時期であるが、どんな花に逢えるかが楽しみ。まずは、ヤマ
アジサイ。青紫で園芸種には無い素朴さが何とも言えない。次にヤマボウシ。枝の上
側に4枚の白い顎と丸い坊主頭の花。枝全体が真っ白な花で覆われる様は見応え
がある。天候が良ければ白が更に引立つであろう。
 次は、淡いピンクのササユリ。蕾が大きく膨らんできている。2輪ほど咲いているの
を見ることができた。この花も減少の一途をたどり現在保護活動も盛んになっている
が、自然のままで増えて欲しいものである。

  下り時、コケイランがあった場所で掘り起こされた痕を発見。想像だが業者の仕業
だろう。趣味では5箇所も盗掘しないだろう。来年はもう見られない。残念でしかたな
い。多くない植物なのに・・

  風穴の周辺の整備は何処がやっているのだろう?モミジや家庭に植えているよう
なアジサイやヤマブキがたくさん植付けられ駐車場付近には池も作られていた。山や
自然を愛する人はどう感じられるだろうか?
 
【県道沿いで見かけた花】
  カワラナデシコ、ホタルブクロ、オカトラノオ、マタタビ(葉っぱが白く見える木に
  下向きの直径2cmほどの小さな、香りの良い花をつける)
皿ヶ嶺’s Now
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