時々日記:2000.4.16-4.30
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 セッチュー
 2000.4.16(Sun)
桜は昨日の雨でほぼ散ってしまった。
 さて、曲を仕上げないと…。

皐月賞は3番人気ラガーレグルスがゲートが開く瞬間に立ち上がって騎手落馬、この瞬間ウン億円分の馬券が紙屑に。勝ったのは2番人気エアシャカール。またSS産駒&武豊か…。1番人気ダイタクリーヴァの高橋亮といい先週の桜花賞の石崎といい、若い騎手はなかなかスンナリとは勝たせて貰えないな。

…うーむ、まさに今のドラはテリー&ドリー「生きる」状態だ…(T_T)
 以下は「テリドリ」調にホシノカントクとヤマダコーチの会話(想像(^^;))。
 (しかしいつの間に「テリドリ」って略すようになったの?)

「生きてるって、何だろ?」
「生きてるって、な〜に?」
「はぁぁ〜あぁ〜」
「どしたーのカントク? タメイキなんかついちゃってさ」
「タメイキだって出ますよォォ!!! だってコーチ、よく考えてみィーろよォ〜、
 今日も左投手に完封負け、昨日も左投手に完封負け、
 明日も左投手に完封負け、たぶんオールスター明けも左投手に完封負け、
 毎日毎日同じ事の繰り返しで、カントクちっとも生きてる気がしないんだよ!!」


…「生きてるじゃん!!」「そうだった!!」になれるのは一体いつのことだ!?

23時頃にみみなから電話。で、上のネタで盛り上がってしまった(^^;)。
 え、ヤマハついにレコード会社設立するの? 第1弾はASKAのソロ「good time」(既に「知ってるつもり!?」で流れている筈)とか。多分、それぞれの現在の契約が満了になり次第、ヤマハのアーティストが移籍して集結するのだろう…ってことはCHAGE&ASKA・中島みゆき・谷山浩子・西村由紀江などを抱えるレコード会社がいきなり出現することになるのね。新会社はヤマハとリアルキャスト(C&Aの事務所)・あいらんど(みゆきさんの事務所)とポニーキャニオンが出資する(これは昔からの両者の関係を考えると納得がいく)そうなので、みゆきさんと浩子さんは現状とほとんど体制変わらず、C&Aは…、あ、出戻り?(^^;)
 そういえば、当初20周年記念ベスト盤を「出さない」と言っていたC&Aが結果的に出したのは、東芝EMIとの契約(最近の契約は、一定の契約期間内に出すアルバムの枚数を指定、という形のものが多い)をクリアするためだったのかな? 結局、2人のソロとしてはかなりの枚数の発売元になった東芝EMIだが、チャゲアス本体のオリジナルアルバムは「NO DOUBT」わずか1枚でまた移籍、ということになった。販売元をEMIに変えて再リリースした旧作もたった半年でまた新会社から出し直すことに…、ということは東芝EMI版は貴重なものになるのかな?

事務所がレコード会社も自前で持つというと、ジャニーズやJ-Disc(Being)なんかが有名だけど(規模は小さいけどフリーフライトもそうだな)、ヤマハの場合は「なんで今迄持たなかったんだろう」というのが不思議なくらいのところだからなぁ。以前にも書いたけど、もともと原盤権を自己保有していたんだし。
 また、かつてポプコンなどを主催していた頃は、もっとも大きな規模で新人を発掘できる環境を持っていた訳だし、もしあの頃ヤマハが自前でレコード会社を持っていたら、ポプコンなどで発掘したアーティストを一貫した責任を持って育てることが出来たんじゃないかと思う。各レコード会社の思惑に流されて、グランプリ・アーティストのほとんどが「一発屋」状態のままで消えていくようなことは防げたかもしれない。 小坂明子、クリスタルキング、あみん、TOM☆CAT、…円広志だってお笑いになっていなかったかもしれない(そうか?)。ま、アラジンはポプコン・グランプリ獲った時点で既にお笑いだったけどさ(^^;) 辛島美登里(ポプコンでグランプリ獲ってからメジャーになるまでけっこう時間がかかった)だってもっと早くメジャーどころに出て来ていたかもしれないし。

 Show must go on
 2000.4.17(Mon)
へ?次のCX「月9」、主演がウッチャン(と飯島直子)に決定? 内容はあの「101回目の〜」的な路線? …ぜったい「笑う犬」でパロディやるだろな(笑) 飯島直子役を誰がやるかが楽しみ? ナンチャンがやったら単なる「やるならやらねば!」と同じパターンだし(苦笑)

またモーニング娘。が増殖するらしい。いつまで続くことやら(半諦)

 忘れてた思い出のように
 2000.4.18(Tue)
小田和正6年半ぶりのオリジナルアルバム「個人主義」を買う。いつも通りb.g.vには佐藤竹善さん(Sing Like Talking)や山本潤子さんが参加しているが、今回クレジットを見てびっくりしたのは3曲にスターダスト・レビューが参加していたこと。はたして流石スタレビだった…
 6年半ぶり(途中セルフカバー集やベスト盤はあった)のオリジナルで、派手な曲はないけど小田さんらしい曲ばかり揃った、出来のいいアルバムである。1曲ライヴ・ヴァージョンを含んでいる(「風のように」)のもこの人としては珍しい。この世代のアーティストで、いまでも毎年1枚のペースで新作を出し続けているのはユーミンとさだまさし位だと思うけど、「新しい曲をどんどん聴きたい」というよりは「じっくり作り込んだ1曲を聴きたい」と思うし、契約上の問題などもあるのだろうけど、さださんもそろそろペース落としてじっくり作り込んで欲しいよな…と思う。最近、新しいアルバム聴いてもなかなか気に入る曲がないんだもの。

あ、カウンターが5000超えてる…。誰だったんだろ?

またもみみなと長電話。最初っから「生きてるって何だろ?」「生きてるってな〜に?」で始まる電話って(^^;)

夜中、さだ研のHPの「レコード会社へのリンク集」を久々に更新。全部いちいちチェックして直したが、半年なまけた間に業界ずいぶん変わってるのね…。ワーナーとEMIの合併が決まるし、ヤマハがレコード会社作ることになったし、ドメインやURL変更も多数。

 黒焦げ寸前
 2000.4.19(Wed)
昨日のカウンター5000をゲットしたのはAOIさんと判明。以前、AOIさんのHPのカウンターで俺が区切りの数字を獲った時にはプレゼントを頂いているし、春天の時に上洛して一緒に遊ぶ予定なので、その時にプレゼントを渡すことにしましょう。

相変わらず時間を見つけては、ライヴに向けて曲を煮詰めているのだが、かなり煮詰まりすぎて焦げ気味。どうしてもどこかで聴いたようなコード進行だったりメロディーになってしまうんだよね。素人だからそんなものかもしれないけど…

 バタアシ金魚(懐かしいか?)
 2000.4.20(Thu)
5/20のライヴのため上京する予定だが、その準備もそろそろしていかないと。往復ともに「ムーンライトながら」を使うつもりなので、今日あたり指定券の手配に行こう。
 木曜日の夜に京都を発って金曜日のうちに東京に入ってリハーサル、土曜日午後に本番、日曜日は三社祭でも観て夜に東京発、というスケジュールを考えている。で、土曜の夜は友人宅に泊めていただくとして、ライヴ前の金曜の夜だけはホテルを予約して泊まるつもり。友人宅に泊まるのはいろいろな意味で楽しいし好きなんだけど、今回は翌日のライヴを前に一人で静かに気持ちと体を落ち着けたいのと、前夜が「ムーンライト」車中泊だからしっかり寝たいという理由。
 以前、友人の紹介でとあるビジネスホテルに泊まった時、部屋が汚くて埃っぽいわ空調おかしいわで、体調は崩すし精神的にヤバい時期だったこともあってかなり悲惨な気分になったことがあるので、少々高くても「ホテル」に泊まることを前提にインターネットで探してみた。
 そういえば一時期、インターネットで予約すると割り引いてくれるプランを提供するホテルが結構あった記憶があるんだけど、最近は少なくなっているのね…。結局、最初に考えていたホテルは2ヶ月先まで空室がなく(!!)インターネット割引もなくて断念、上京時よく泊まるホテルを予約。名前書くと「そんな高そうなとこ?」って驚かれそうだけど、割引もあるし、元々たいして高くはないのよ。
 お金の余裕があれば、黒川紀章が設計した六本木プリンスとか、有名どころの建築家が設計したホテルにでも泊まっていろいろ見物したいところだけど…。

今週は水泳の日本選手権が行われている。それにしても女子は凄いな。日本新記録ラッシュ、それも世界ランク上位。ま、オリンピック前年はどこの国の選手も調整段階だから前年の世界ランクなんてあまり当てにならないんだけど、世界記録との比較で考えても凄いというほかない。
 以前は水泳選手(特に女子)のピークは高校生くらいで、大学生・社会人になるともうピークを過ぎた印象が強かったのだけど、最近は全然そんなことがないのね。特に女子選手で、中学生くらいで凄い記録を出してトップ選手になって将来を期待されながら、その後まったく伸び悩み、気がついたら一線から消えていくケースが結構多い(最近だとバルセロナ五輪で200m平泳ぎで当時14歳で金を獲った岩崎恭子さんが代表的な例かな)んだけど、これは女性の場合、成長期に入って体型が大きく変化し(まぁ単純に考えても水の抵抗が大きくなる方向へ成長する訳で…)、生理が始まり体質も変わってしまうことが大きな要因だろう。
 けど、最近は、早くから頭角を現した選手がそのまま順調に記録を伸ばし、大学生くらいの年齢になっても記録を伸ばし続けている選手が増えているような気がする。やはりトレーニング理論やフィジカル理論がこの10年間で格段に進歩した証明なんだろうな。水着も進化しているし。あれ、見てるオヤジ的には楽しくないだろうけど(苦笑)

みみなから貰ったメールによると、今シーズン開幕以来15試合消化時点でのドラゴンズの成績(●○○●●●○●●●●○●●●:4勝11敗)は、なんと勝ち負けの順番も含めて優勝した1988年とまったく同じなんだそうだ。そういえばあの年はひどいスタートだったな…。たしか5月まで借金生活で、その後6月に好調で借金を返したものの、7月にジャイアンツとの北海道シリーズに連敗(G吉村が守備で栄村と激突し、その後の選手生命を大きく変えた負傷をした試合として知られる)した時には貯金も使い果たし4位転落までして、それでもそこから盛り返して終わってみれば10ゲーム差以上のぶっちぎり優勝だったのだが。
 ただ、あの頃はヤクルト・阪神・大洋がハナから問題外のチームだったからなぁ(笑)。今はどのチームにもチャンスはありそうだし。そうはいっても阪神と広島は後半バテそうな気もするけど。とにかく今はタイガースが強い。まさか大本命ジャイアンツに東京ドームで3タテ喰らわすとは思わなかった。一方ドラは首位カープに負け、ついに88年と同じではなくなった(汗)。しかも今日も左投手に完封負け。ほんと生きてる気がしないわ(涙)

 スピニング・トゥーホールド
 2000.4.21(Fri)
今朝たまたま見ていた「めざましテレビ」によると、大不振のG:江藤、打席にはいるときのテーマ曲を、それまでの「TSUNAMI」(S.A.S.)から昨日「Spinning Toe-Hold」(CREATION)に変えたらしいんだけど、それって「生きる」のテーマ曲やないの(笑) いいのか? そのうち客席から「生きてるって、何だろ?」「生きてるって、なぁに?」の大合唱が起きたりして(^^;)

前日頼んでおいた「ムーンライトながら」指定券を取りに行く。乗車券と指定券(\510)だけで乗れて確実に座れるのは確かに安いよなぁ(そりゃ昔は「大垣夜行」という単なる鈍行で指定席すらなかったけど、時期によっては早くからホームに並ばないと座れなかった)。いちおうJR東海最新型の特急車両だし。
 ま、夏に乗る客車「ムーンライト九州」みたいに夜行を前提とした座席ではないので、「ムーンライト九州」ほどリクライニングシートが傾かないのが難ってば難だけど。
 特急用車両とはいえ、この夜行で往復というのは流石に体力使いそうだな…もう齢だし(苦笑)。

 生きてるじゃん
 2000.4.22(Sat)
やっと左腕先発投手を打って勝つ。ま、相手も野村だし、良しとしましょ。いくら先発左腕を打ち崩したってもローテ谷間とか二線級だったら意味ないし(ていうか、それすら打てなかったらダメすぎ…)。ディンゴを2軍に落として李を昇格させたらいきなりの変わり様(李自身は打ってないけど)K原を昇格させたら5連敗しているどこかのチームと対照的…になりたいものである(笑)。なんか順位が去年と逆になっているような…。

ようやく曲が形になってきた。アレンジでまだかなり悩みそうだけど。なんとかライヴで3曲やれそうかな。

 あのビンタは痛そう
 2000.4.23(Sun)
水泳の日本選手権は今日で最終日。世界記録(女子50m背泳:中村)は出るし、女子平泳ぎの田中は100mの予選・準決勝・決勝、200m予選・準決勝、50mタイムトライアル(50mは自由形以外はまだ正式種目ではない)、そして200m決勝と大会中に泳いだ7レースすべて日本新記録を更新という物凄いことを達成。特に200mでは、92年バルセロナ五輪決勝で岩崎(田中と同い年)が出した日本記録を土曜の午前中の予選で8年ぶりに更新したかと思えば、午後の準決勝でその記録を更に2秒近く縮め、今日の決勝で更に縮めて世界記録に0秒5以内まで迫ったという驚異的な事態である。たとえ体調が絶好調だとしても、こんな状態をずっと続けられるのは精神的に相当強いからなんだろうな。

今回はサメの皮膚を研究して開発された新しい水着も注目された。従来は、水着が筋肉の動きを妨げないように、肌をできるだけ露出させる方向で開発されてきたのだが、今度の水着は水との摩擦抵抗が少ない生地で肌をできるだけ覆って皮膚と水の間の抵抗を減らすのがコンセプト。ただ、関節部分の動きが大きな種目ではやはり筋肉の動きを妨げることの方が嫌なようで、平泳ぎや背泳ぎの選手は従来のタイプの水着を付ける選手が多かったように思う。
 で、全身を覆うといっても、けっきょく男子の場合は腰より下、膝までのスパッツ状のものか踝までのタイツ状のもののどちらか(今回見た限りでは上半身を覆うタイプはなかった)なんだけど、あれ、やたら精悍な江頭2:50に見えて仕方なかった(^^;) オリンピックでも見ることになるだろうけど、きっとあの格好には違和感を感じ続けるだろうな。いっぽう女子は、水着の下へ水が進入するのを防ぐために胸元のカットを小さくしたタイプは以前からあったし、かなり以前から話題になっていたので男子ほど違和感はなかったのだけど。

…なんで「梅屋敷の若者のすべて」でラジカセから流れてた曲が「しあわせについて」(さだまさし)だったんだろう…? 深い意味があるのか?
 けど今回の「笑う犬」で俺的に大ヒットだったのは「チューチューディレクター」(笑)。今後いろんなアイドル(今回は周防玲子)をゲストに迎えてシリーズ化するんだろか? …しかし、なんでまた原田泰造ばかりクドい新キャラが次々と…(^^;)

F1第4戦イギリスGP、やっとマクラーレンが勝った…けど、結局M.シューマッハ3位にきてるし…。

え?千葉すず、五輪代表に選ばれないの? 体調不良で平凡な記録とはいえ、200mで五輪A標準記録(出場資格となるタイム。B標準で出場でき、A記録突破者が2名以上いたら1ヶ国で2名を代表に選ぶことが出来る)を突破して優勝。たしかに他の種目が軒並み日本新記録だったから見劣りはするかもしれないが…。しばらく競技から遠ざかっていて、復帰した昨年の日本選手権では100m・200mで日本新記録で優勝している人を代表から外すというのは、いろいろ理由を挙げてるみたいだけど、やっぱ一連の発言が水泳協会の幹部にとって気に入らなかったからでしかないんでしょ。
 そもそも彼女が競技から遠ざかっていたのは、アトランタで(事前の一方的な)期待に応えられず惨敗したのに反省する姿勢がないってことで、マスコミその他が彼女を叩きまくったからで、そういう時に選手達を守ってやるのも水泳協会の仕事じゃないんだろうか、と思うのだが。CMとかスポンサーへの協力はさせておいて選手へのケアはなし、ていうんじゃね…。いってみればこの辺の体質が日本だよな、やっぱ。

 雨降り
 2000.4.26(Wed)
「大阪ライヴin東京」(あれ?(^^;) 正式には"Acoustic Live Vol.8 in TOKYO")で演るために準備している新曲のうち、最も難航していた曲の制作が一気に進んだ。日曜日にだいたいの形が見えてきたんだけど、当初ぜんぶマイナー進行で行くつもりだったのをBメロで一旦メジャーにする形に直してみた。その方が展開としては面白いんだろうけど、ありきたりっぽくもあるかな。
 アレンジはシンプルに、…とか言いながら結局ごちゃごちゃ入れてしまいそうな(^^;)。打ち込みでギターの音をそれっぽく作るのは難しいんだけど、俺リードギター弾けないしエレキ持ってないので、チープに聞こえるのを覚悟で打ち込み。ま、音源ユニットを換えたので以前よりは「らしく」聴こえるけど。
 詞のテーマは以前から持っていたし、先日見た「笑う犬〜」の某コントにも触発されて(って何?(^^;))今日だけで歌詞の1番の部分を書き上げてしまった。鼻歌でオケに合わせて唄ってみたら、サビのコード進行と合わなかったのでコード進行の方を修正。結果的にその方が良くなったので万事オッケー、ということでしょう。
 ただ、1番の歌詞は割と簡単に書けるんだけど、そのためにメロディーや言葉数の制約ができるために2番の歌詞を書くのがけっこう難しかったりするのよね…。

この週末に京都にお越しになるAOIさんから電話。といっても、待ち合わせ場所とかそんな話はほっといて、別の話ばかり延々と1時間以上してしまった…。

 ヴァージョン1.5
 2000.4.27(Thu)
マスターグレード(MG)ガンダム「Ver.1.5」が6月に発売されるそうだ。以前にも書いたが、MG最初期モデルであるガンダムとザクは試作的要素も強く、その後次々と登場したMGモデルが脚部フレームの内部表現・継ぎ目が目立たないパーツ分割・控えめだが彫刻がシャープなモールドといった特徴を備えていったために、並べるとやや見劣りする部分やシリーズとして統一された方向性からはやや外れたものになってしまっていたのは確かで 、発売後5年も経ていないのに再開発の要望が出ていた(それだけ後発モデルの進化の度合いが物凄いということなんだけど)。しかし金型を制作する数千万円という費用を考えると、採算面からみてもなかなか出ないだろうな…と半ば諦めていたのだけど。
 今回出る「Ver.1.5」は単に最新のMGのレベルに合わせるのではなく、更に先を見据えたものになる模様。PGでシリンダー等を仕込んだ内部フレームを成型段階で組み立て済みにしてしまったパーツが入っているが、今度のMGガンダムの脚部フレームにも使われるそうだ。
 その1ヶ月前、来月に登場するMG新作:陸戦型ガンダムは脚部だけでなく腕もフレームインとなり、しかも強度のあるABS樹脂製となる。付属武器が多いのは予想通り。多分どちらも買ってしまうだろうな…。

 先斗町の夜
 2000.4.29(Sat)
明日の天皇賞(春)を観るためAOIさんとその友人の自称競馬評論家K先生が上洛。ということで今日はおふたりを京都案内することに。お昼過ぎに京都駅で待ち合わせ。そのまま京都駅ビルを案内。1日バス乗車券(\500、3回乗れば元が取れる)を買ってバスに乗り、四条河原町へ。通り全部が市場である京の台所:錦通を、お昼に食べるものを買いつつ歩く。本能寺(いちおう織田信長の墓もあるが、昔とは場所も違う)に立ち寄った後、鴨川べりで「等間隔カップル」やギター小僧(いわゆる偽ゆず)に混じって昼食。

それから昼の先斗町を通り抜け、鴨川を渡り祇園の町並みを歩き…辿り着いたのはWINS京都(^^;)だったというのはともかく。(まぁWINSが祇園の花見小路の奥にあるので当然ってば当然なのだが) 明日のこともあるので情報を仕入れつつ、このあとバスで平安神宮へ。AOIさんは競馬新聞を手に持ったまま参拝し、一方K先生は参拝せずに拝殿の下でいろいろ眺めていた模様だが、まさかこれが翌日響いてくるとはこの時夢にも思わなかったのだった…。(笑)

平安神宮から高級住宅街とラブホテルが混在するエリアを抜けて白川通へ。バスで移動、銀閣寺道のひとつ手前のバス停で降りて、哲学の道へ。つい「生きてるって何だろ」と呟いてみたり。既に銀閣は閉まっている時間なので参拝せず門前街をぶらぶら。
 バスで今出川通を西へ移動、先日タカハシ氏上洛の際にも行った白峰神宮と安陪晴明神社を参拝。既に日は暮れかけ、ここからバスで四条河原町へ。すっかり日も落ちた夜の先斗町でお店に入って、前回の上洛以来のAOIさんの念願「夜の先斗町でお食事」。うん、美味かったです。2時間半ほど飲み食い。K先生とは競馬ネタでさんざん盛り上がってしまいました。
 帰宅したら11時半頃。半日歩いたので、けっこう足腰が筋肉痛。さて明日は…。

AOIさん 「あんぽんたん紀行:京も今日とてタコ旅行編1」もご覧下さい。

 っしゃあッ
 2000.4.30(Sun)
お二人は天皇賞(春)を観に来たワケだから、当然ながら今日は淀の京都競馬場へお供。10時に京阪七条駅ホームで待ち合わせ。そのまま京阪電車に乗って淀へ。淀は免許更新の度に来ているけど、競馬場に行くのはずいぶん久しぶりのような。
 駅を降りるとゲートまで少し歩く。出町柳から淀まで電車に乗ると、線路沿いにあるゲートを一旦通過する形になるので「ああっ此処で降ろしてくれぇ!!」と言う人あとを絶たず(笑)。高架工事がこれから始まるが、高架化後は駅自体がゲート寄りに移動し、府中のような(あれほど長くはないが)駅からゲートまでの通路も整備される模様。K先生は「ゲート前に臨時駅を作るといいのに」と仰っていたけど、確かにそんな気もする。ヘタすると淀駅と臨時駅のホームがつながってしまいそうだけど。

見やすい場所を確保して、別の場所でAOIさんと二人で軽く食事。その間に3レースが始まり、みん立ち上がってしまったので馬が見えず(^^;)。勝ったのはこれが初出走トウカイオーザ。あのトウカイテイオーの半弟(父サンデーサイレンス)だったのだ。今からだと勿論ダービーには間に合わないけど、もしかして菊に出てくるかも。ビワタイテイ・メジロジャクソン・トウカイオーザがみんな菊に間に合ったら面白いけどね。(面白いだけで終わるかもしれないけど…)

で、K先生やAOIさんが馬券を買い始めたのは4レース辺りから。いやぁ、噂には聞いていましたがK先生の見事な黒焦げ姿をとくと拝見させて頂きました(笑)。一方AOIさんは3レース続けて当てたりと好調で、トータルでも十分儲かっていた。やはり昨日の平安神宮で競馬新聞持ったまんま参拝したのが効いたのか?(笑)  が、もっと凄かったのはお二人の知人のカップルで、自信の1点買いで万馬券を当て、8万円ほどゲット。流石勝負師だ…。
 え?私? …いやぁ学生の勝馬投票券の購入は禁止されているんで(^^;) ま、そういうことにしておいてください。最終的に入場料を500円ほど払った計算になるかな。(^^;) (注:ホントの入場料は200円です)

ま、春天は毎年ガチガチの結果だから純粋にレースを楽しむもので、馬券的なオイシサはないのが普通。今年もそういう予想だったし、これで大きく儲けようと考えていた人もいないでしょう。特に「3強」と呼ばれる年は崩れないことが多いし。
 結果はご存じの通り1番人気テイエムオペラオー1着、AOIさんのラスカルスズカ2着で2番人気ナリタトップロードが3着。K先生が単勝を買ったステイゴールドが4着でした…。ま、よく頑張っていましたけど。5着ホッカイルソーだから、着順掲示板に載る5頭のうち3頭(1,3,4着)がブロコレ倶楽部会員だったという(笑)。3着トップロードも入会を狙っているみたいだしなぁ(笑、事実ずっと3着続きだし)。ああ、これでブライトが出ていたら…(涙)。

そんなワケで天皇賞は終わり、表彰式へ。インタビューで「ファンへ一言」とマイクを向けられた和田騎手が「っしゃあッ!!!」と叫んだ時は意表を突かれスタンドもどよめいていたな。
 最終レースを待たずにスタンドはガラ空きとなり、ハズレ馬券と新聞が散乱するスタンドに残った我々であったが、最終レースもAOIさんはちょびっとだけ儲けていた。そしてK先生はゴール板から数十m手前を指さして、
「あそこまでは俺の馬券だったんだーッ!!!」
と叫んでいたのであった…。

ちょうど競馬場から駅に向かう頃から小雨。…K先生のナミダ雨?
 京阪電車に乗り、七条でお別れ。二日間楽しかったです。こんどは大儲けして、夜の先斗町で祝宴を開けるといいなぁ。…一体いつのことやら。(笑)

AOIさん 「あんぽんたん紀行:京も今日とてタコ旅行編2」もご覧下さい。