1.入学時(導入教育)
  正しい指使いは最初が肝心です。従って、そろばんだけを集中的に指導致します。
  第一のハードルは10の補数、5の補数を使ったそろばんならではの計算方法です。
  もちろん、補数という言葉は使いません。反復練習により身体(指)で覚えさせます。
  この経験は中学数学で補数の勉強をするときに必ず役に立ちます。
  難関は10の補数と5の補数を両方使う計算です。ここで、たいていの子供は混乱します。
  例えば、6+7などです。7を足すのは3を引いて10を足すのですが、3を引けないので、
  2を足して5を引いて10を足すという流れになります。子供にとっては複雑です。
  特に引き算(例:13−6)になるとかなり混乱します。このあたりまでがしっかり計算できる
  ようになるまではみっちり反復練習、指使いを指導致します。

2.導入教育修了後
  乗算、除算やそれ以外にもまだまだそろばんで新しく学習する項目はありますが、
  このあたりからパソコンの学習も始めます。そろばん45分、パソコン15分ぐらい
  の割合となります。

3.パソコン学習の内容
  @タッチタイピング
    パソコンもそろばんと同様正しい指使いから指導いたします。
    学年によってはアルファベットから学習します。
  Aローマ字学習
    「あいうえお〜わをん」はもちろんのこと、促音・拗音・記号の入力などを学習します。
  B英数モードと日本語モード
    簡単な英単語を学習しながら、両モードを使えるようにします。
  Cお絵かき
    お絵かきソフトを使ってパソコンを楽しみます。
  Dフラッシュ暗算
    そろばんの考え方に慣れて、頭の中にそろばんを浮かべるようになっていますので
    パソコンを使用した暗算のトレーニングに入ります。そろばんの進級に合わせて
    以降の項目と並行して実施していきます。
  E教育ソフトを使って算数等の学習
    これからの時代当たり前になるであろうパソコン教育ソフトを使用して学習します。
    これから、ますます便利な時代になります。どうやって勉強するのが効率的なのかを
    子供自身が知ることが重要です。
  Fインターネットの利用
    インターネットの普及により情報が溢れるほど入手できるようになりました。
    しかし、うそ、わな等もたくさんあります。パソコンの操作方法だけではなく、
    インターネットのモラル、危険についても教育していきます。
    情報収集能力・情報処理能力を磨きます。
  Gワード、エクセル
    ワープロ、表計算を学習します。カレンダー、時間割表、名前シールなど
    具体的に楽しい作品を作っていきます。あるもの(例えばカレンダー)だけが
    作れるというようなまる覚えではなく、理解することを目的として指導します
    のでいろいろな物が作成できるようになります。
    ここまでくれば、パソコンに関しては大人以上になってます。
  Hパソコン検定、ホームページ作成、プログラミングなど子供の興味と能力に応じて
    指導していきます。

少しの時間でも、継続してこつこつと反復練習することが大切です。
子供は皆、天才です。驚くほど上達します。