私らが便秘でもしようものなら、浣腸や下剤責めなのに
あんたら不規則な生活しとって便秘にならんのかいな?
患者にはわーきゃー言うくせにですよ。
なんなら、わしが浣腸器ぶちここんだるで?(にやり)
......いやはや何とも下品な切り出しで失礼(苦笑)。
しかし、これは多くの入院患者が持つ気持ちではないだろうか?
えっ!?そんなのは私だけって......?
わ、私をひとりにしないでくれーっ!(大汗)
さて、お通じチェック。
夕食後、夜の巡回時に繰り返されるこの儀式に一体どんな意味があるのだろう?
「んー、ちみっと。」とか、「今日はてんこ盛りだー!」と量を申告すれば
「そこまで聞いてません!」とあからさまに嫌な表情を見せるのであるが。
私達患者側にすれば、聞かれるから素直に答えている訳だが、
これがどんな風に看護に役立つのかはわからない。
いちいちナースに質問する訳にもいかず、疑問は膨らむばかりである。
単なる健康状態の管理だとは容易に察しはつく。
それが、出たか出ないとか、回数は何回であったかなどと記録するに
どのような必然性がそこに存在するというのであるのだろうか?
自分の状態を上手く伝えることができない幼児や未成年ならともかく、
知性も理性もある大人に向かって言う言葉ではないのではあるまいか?
「調子が悪ければ仰ってくださいね。」
これで良いのではないだろうか。
それとも、自己申告という名の下に結果として放置してしまう形になり、
それが最終的に何か病状の急変に繋がった時に医療側のミス?として
取り沙汰されてしまうことを未然に防ごうとしているのであろうか?
或いは、ルーチンワークに取り込まれてしまい、
患者の視点、乃至は患者の尊厳の護持という感覚が麻痺しているのであろうか?
謎は深まるばかりだ......。
最後に。
冒頭のような趣味は私にはございません、ときっぱり申し添えておきます(笑)。
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