「5番窓口にお並びください〜。○○××様、○△□□様.......。」
今やコンビニエンスストアでもカード1枚で入出金が可能な時代である。
ましてや、インターネットバンキングも普及し、
消費者には便利この上ない生活環境が整えられるようになったのは感動すら覚える。
さて、同じお考えの諸兄もいらっしゃる筈だと思うが、
何故、外来の会計時にクレジットカードが使えないのだろうか?
個人口座の与信管理が複雑で、カード決済導入には高コストがかかる為なのか?
会計業務は、提携銀行、或いはニチ○学館等のアウトソージングに頼っている為に
システムの変更、乃至は新システムの導入にはそれらがネックになってしまうのか?
患者のカルテは未だ手書きであるが、診察や検査の予約、薬の処方等には
院内のPCを繋いだオーダリングシステムが導入されているではないか。
このシステムとレセコンを繋いで診療報酬を自動計算とし、
事前のカード(個人口座)の与信管理さえできていれば、
患者を会計で長時間も待たせることが軽減されるのではないだろうか?
また、入院して分かることであるが、
退院の精算時には一時的に大金を扱うこととなるのである(私の場合、約75万円)。
新札ならば指1本分もない厚さであるが、
ATMから吐き出される古札では結構な厚さになるものなのである。
貧乏人の哀しさゆえか、吐き出された1万円札の枚数がきちんと合っているのか
その場で、「1枚、2枚.......。」と確認したくもなれば(笑)、
誰かが柱の影からこの金を狙っているのかもしれないと
挙動不審者よろしく急にあたりをキョロキョロと見回し、
そして心臓の鼓動は激しく血圧は急上昇してしまうのである。
漸く会計窓口に辿り付いた頃には、激しい発汗で意識低下の気絶寸前状態......。
嗚呼。せっかくの退院なのに、これでは病棟に逆戻りではないかっ!(号泣)
もっと患者に優しい病院作りを......。
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