ケニア編−第7話 輝ける山キリマンジャロ

 ゾウさんに別れを告げ、サファリカーは
先に進む。動物も多い草原だが、鳥の
種類も多い。アフリカハゲコウ、ダチョウ、
カンムリヅル、セクレタリーバードなど、
カラフルで美しい羽を持つ鳥達が次々に
現れる。
 ちなみに、ハゲコウと言うのは、禿げた
コウノトリのことだ。ぼく達は、ハゲタカの
名前の方が良く聞くが、別の種類で、
ハゲコウはれっきとしたコウノトリの仲間
である。
アフリカハゲコウ

ダチョウ

  色んな鳥が姿を現してくれるのはいいが、動物と違って身体が小さいため、なかなか見え
 にくい。たまに道のそばにいても、車が進んで行くと距離を保つように離れて行ってしまう。
 やはり、鳥は警戒心が強いのだろう。

カンムリヅル  写真を撮るにしても、ダチョウのように大きな
鳥や、ハゲコウのように近くまで寄っても逃げ
ないふてぶてしい奴はいいのだが、他の鳥達は
遠くから撮ることになることが多く、望遠レンズを
使っても、小さくしか写らない。それをスキャナで
取り込んでアップにしても、左の写真のように
ぼんやりしたものになってしまうのが残念だ。
 ちなみに、この写真はカンムリヅルである。
 実物は、もっと綺麗な鳥なのだが・・・

鳥(名前不明)


  この広大なサバンナで目を惹かれるのは、野生動物や鳥達だけではない。木々にもまた、
 特徴のあるものが見られ、アカシアやバオバブの木が大きく枝を広げている。その光景は、
 まさに写真やテレビで見ていたアフリカのイメージぴったりだ。

アカシアの木

  遠くには、雪を被ったキリマンジャロが見える。アフリカで最高峰のこの山は、タンザニアに
 位置し、高さは5895m。スワヒリ語で「輝ける山」という意味らしい。かつて、世界に名を馳せた
 冒険家、植村直己氏も登頂したことがあるそうだ。
  大草原の果てにそびえ立つその雄大な姿を眺めていると、まるで神様が宿っているかの
 ように心が奪われていく。昔から、山は聖地として信仰の対象とされてきたが、そう感じた
 人々の気持ちがわかるような気がした。

キリマンジャロ



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