ケニア編−第5話 サバンナの中のリゾート
オルトカイ・ロッジ入り口にて  夕方からは、本格的なサファリの開始だ。
16時出発の約束をし、チェゲ達と別れる。

 部屋は、コテージとでも言うのだろうか?
4部屋で一棟の建物になっていて、とても
お洒落な造りだ。
 まわりは安全のため柵で囲っているとは
言え、象やライオンなどの野生動物が住む
大草原だ。本当に、すごいところに来たと
思う。
 ロッジと言うと設備も貧弱な山小屋を想像
するかもしれないが、ここはサバンナの
真ん中にある贅沢なリゾートである。
 いつも貧乏旅行で安宿に泊まっている
ぼくには、あまりある設備だ。

コテージ風の建物

  部屋の前には椅子が置いてあり、どこまでも続く草原を眺めながら、のんびりとくつろげる。
 こんなとこにいたら、日本での生活が嘘のようだ。部屋の入り口には、綺麗な赤い(紫?)花が
 飾られている。すべての部屋にあるのかと思ったら、そうではなかった。どうやら、新婚旅行の
 人へのサービスのようだ。ちょっと嬉しい。

部屋の前で

  レストランでKさん、Tさんと昼食をとり、サファリの時間まで部屋で休憩する。部屋の中は
 それほど広くはないが、とても良い雰囲気だ。ところが、部屋に入ってしばらくすると、電灯が
 消えてしまった。別の棟に部屋があるKさんに尋ねてみても同じとのことで、どうやら停電らしい。
 驚かせることだ。そう言えば、このロッジの電気はどうしているのだろうか? 外には、まったく
 電線がないし、自家発電でもやっているのだろうか?

 約束の16時が近づいたので、待ち
 合わせ場所のフロントへ向かって
 いると、天井からなにか落ちてきた。
 なんだろうと見てみると、それは
 トカゲ(ヤモリ?)だった。自然豊か
 なのはいいが、さすがに、これが
 頭の上に落ちてくるのは勘弁して
 欲しい。
頭の上から・・・

ロッジ内の小径で



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