2001年3月17日(土)
今日は、マレーシアにあるティオマン島に行くつもりであった。
朝起きて、タナ・メラ・フェリーターミナルに出発するが、意外に時間がかかりそうでイライラしてしまう。しかも、よく地図を見ると、
地下鉄タナ・メラ駅からフェリーターミナルまでは離れている事に今、気付いてしまった。
かなり焦った感じで、タナ・メラ駅到着。タクシーを捕まえようと出口で待つが、なかなか来ない。反対側の出口には、タクシーがよく止まる感じ。
ようやく、タクシーに乗り込むが、フェリーターミナルには、逆方向のため、途中でUターン。最初から、反対出口に行っていれば、良かった。
しばらくは、フェリーターミナルに向かっていたので、これは間に合うかなと思っていたが、どうしたことかこのタクシー、途中で道を間違えて、市内
方向に向かってしまった。
運転手もすぐ気付いたが、その道はなかなかUターンできる場所がなく、かなりの距離を戻ってしまった。こちらは、イライラ、半分今日の出発を
あきらめてしまったが、それでもと思い、早くフェリーターミナルに着くことを願った。
やっとターミナルに着いたのが、8時25分をまわっているくらい。確か出発は8時半、ダメ元で、窓口を捜すが、ビンタン島へ行く人々でロビーは
混雑している。やっと、窓口にたどり着き、よく見ると、ティオマン島出発は、8時35分になっているので、もしやと思いティオマン島に行きたいと
言うと、TELで確認の上、OKとなった。
しかし、チケットを買っていなかったので、チケット売り場にダッシュで向かう。ここでも、確認のTELをしてからチケット(往復S$148)を販売。
チケットとお釣りを握り締め、また先の窓口へ。
そこの女性職員に先導され、出国カウンターへ。難なく出国し、このかわいい女性に、お辞儀して感謝しつつ、フェリー乗り場へと向かった。
船を見つけて、乗り込んだら、後ろから声をかけられた。どうやら、違う船に乗り込んだらしい。
またまた、慌てて、本来のティオマン島行きの船を捜して、今度こそ間違いなく乗船する。いやー、参った。間に合ったのも奇跡か。
最初の船でチケットのチェックが甘かったら、別の島に行っていたかもしれない。
船内のエアコンは寒いくらい。ジャッキー・チェンのビデオと他にもう一本のビデオを上映。後半は眠っていた。
ティオマン島に到着、船内で入国審査を行い、桟橋で入島料を払う。他のエリアに行きたいので、途中で声をかけてきたおじさんにテケツまで
水上タクシーで行くことを交渉する。
25RMでテケツに行くが、かなりの距離があった。ようやくテケツに上陸、店やロッジが並んでいて、賑やかそうである。ただ、桟橋工事の現場が
景観を壊している。
RMを持っていなかったので、S$30払い、宿と両替所を捜す。声をかけてきたおじさんに、両替所の場所を訊いて、RMに両替する。戻って、先のおじさん
の友人のロッジに案内してもらい、A/C付き50RMということなので、泊まることにした。
昼食を食べにレストランに行き、玉子焼きに包まれたチキンフライドライス(6RM)とビール2本(6RM X2)を飲食してから、部屋に戻って休憩する。
夕方少し前に浜に出るが、ここは桟橋を工事して静かな感じはなく、浜の近くにはドブ川が流れている。とてもきれいな環境とは言えないが、ビーチの端
の方はこれらを気にならないくらい綺麗である。これなら、気持ち良く泳げる。
久振りに綺麗な海で泳ぐが、陽はまだ高く暑い。木陰で休みながら泳いだり、日光浴をする。
ドブ川には、大きなイグアナ?、大トカゲ?が悠々と泳ぎ、道端にもゆっくりと歩いている。なんなんだ、ここは!という感じ。
夕食は近くの食堂に行ったが、ビールがなかったのが残念。シーフードフライドライス(5RM)、チキンヌードルスープ(5RM)を食べる。
ヌードルスープには、にんにくのぶつ切りが多く入っており、小さな玉ねぎかと思ってしまったが、美味しい。
この食堂には、奇妙な地図があった。最初どこの島の地図だろうと思ったが、よく見るとマレーシアの地図だった。タイの国境部分で海になっており、
大きな種子のような島になっている。やられた感じ。
浜に行って見ると、上空は晴天であり、オリオン座が見えるが、海の向こうは雷が光っており、なかなか見られない景色だ。しばしの間、見とれて
しまった。
日本では、見るのに苦労するカノープスが簡単に見られて、ありがたみが全然ないのには、笑ってしまう。単に明るい普通の星である。
そのまま、部屋に戻って眠る。
水上タクシー。
かなりのスピードでぶっ飛ばす。
揺れる揺れる。
ティオマン島のロッジ内部。
ピンクの蚊帳があるが、穴あきで役立たず。
エアコンがあるのが嬉しい。
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