スペイン旅行記 1991年

スペイン地図


1991年8月16日(金)

 寝不足ながら、駅に行く。駅には、BARがなかったので、駅前BARに行きカフェオーレを飲む。
 マドリード行列車は3両編成で、1両は1stクラス、他は2ndクラス(4120pts)であり、座席は指定されてあった。車内はエアコンが効いており、少し寒いくらい。 車内テレビがあり、映画のビデオが流されていた。映画は、「バード・オン・ワイヤー」「ブラック・レイン」であり、十分に楽しんだ。本当に快適にマドリードに向かった。
 10時頃、コルドバを出発し(始発駅はセビリア)、14時半頃マドリード着。RENFE(スペインの国鉄)マドリードの構内は広く、歩いていると両替機を発見。 少し残金が心配だったので、両替をしてみる。ドルの札を入れて、ボタンを押すと何ペセタになるか表示され、OKなら両替。結構便利だと思いました。
 メトロに乗って、SOL駅まで行きホテルを捜す。見つけたホテル(1100pts)では、2つのカギを渡されるが、ホテル入り口のカギと部屋のカギであった。 この時まで、こんなスタイルは無かったので、妙に感激。遅く帰っても安心という訳だが、遅く帰ることも無いだろう。

 荷物を置き、王宮へ向かうが、もう16時過ぎである。王宮は17:15までと書かれていたので、急いで行く。500ptsを払い入場するが、ガイドの言語を選択する。 見学は英語のガイドについて、回ったがやっぱり英語が出来ないと駄目だと、いまさらながらに思う。 さすがに王宮、建物の外観も立派なのであるが、内部も歴史を感じさせるものが多く、天井画が素晴らしい。
 王宮を出る時、ブラジルのサンパウロから来た二人に会い、どういう訳かサッカー雑誌をもらう。その後、ぶらぶら散歩していると、また先程のブラジル人とその友人 たちと会ってしまい、写真を撮り合った。そこで、ミネラルウォーターのボトルをもらってしまったが、のどが渇いていたので、本当に助かった。 スペイン広場に行ったのだが、ドンキホーテ像は工事をしており、すっきりとした写真が撮れず残念であった。

 グランビアの方を歩いてホテルに戻る途中、デパートを見つけその中のスーパーマーケットを見て回る。日本のスーパーとは違い、パックに入った食材が売られて いるのではなく、食材そのものが並べられており、見てて楽しい。日本も昔は、魚そのものが並べられて、料理してもらったり、そのまま買って行ったと思うのだが。
 スペイン産ビノとセルベッサ、ミントティーバック等を買った。馬鹿みたいに、スペイン産ビノを6本も買ってしまい、重くて大変。やっとのことで、ホテルに戻る。 いくらお土産といっても、ビノ6本は多すぎだ。更にセルベッサ。目眩がしそう。

 帰りの途中で見つけたレストランで定食を食べる。きのこを卵でとじたもの、肉のフライ、デザートのメロンが内容で、メロンがとても甘く美味しかった。(950pts) グランビア通りをぶらついて、ロケッティアの映画を見ようかと、考えたのだが、結局ホテルに戻ってしまった。ジェニファー・コネリが見たかった。
 明日は、もうモスクワに向かい、スペインともお別れである。結構、旅行がしやすかったし、人も良かった。スペインを去りがたくもあるが、早く帰りたいという 気持ちもある。

マドリード王宮
マドリードの王宮。
1764年完成。
バルコニーはフランス様式、内部はイタリア様式。
迎賓館としても使われる。

王宮前広場
王宮前広場。
ガス灯のデザインも面白い。




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