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前 田 の 算 数 実 践 事 例 |
話したくなる九九の豆知識×5 |
子どもに話したくなる九九の豆知識。子どもは、そんな「おまけの話」が大好きである。 |
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1、指計算
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やり方
<9の段の答えを指を使って求める>
@ 指を10本出す
A かける数を決める。例えば4なら、左から4番目の指を折る。
B 折った指より左にある指が、答えの十の位になる。
C 折った指より右にある指が、答えの一の位になる。
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お薦めポイント
9の段を学習すると、大抵、子供は「9の段の答えの、十の位と一の位を足したら10になるよ」と、きまりを発見する。そんな時に、そのきまりを生かせば、指で9の段の計算ができることを教えてやると、子供は喜ぶ。
また、ただ「面白いね」で終わるのではなく、その理由を考えさせるのも面白いと思う。2年生では証明までは出来ないが、アレイ図を使えば、下図のように説明できる。
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2、指計算(6以上同士のかけ算)
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やり方
@ かけ算の式に合わせて指を握る
両手とも小指から順に、6、7、8、9、10と指を立てていく
A 6×8の場合
左手:立てた指1本、握った指4本
右手:立てた指3本、握った指2本
B 十の位と一の位を計算する
十の位→右手と左手の立てた指を足す 1+3=4
一の位→右手と左手の握った指をかける 4×2=8
C 十の位と一の位を合わせて答えを出す
40+8=48 (6×8の答え)
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お薦めポイント
指を折るだけで答えが出ることが、子供には魔法のように思えるらしく、答えが出た時には歓声があがる。
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3、足して100
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やり方
@ 九九の表を用意する
A 答えを4つ合わせると100になるような数字を見つける
(例:1+9+9+81=100、4+16+16+64=100)
B この4つの数字を線で結ぶと、面白い形がたくさんできる
例:(9、21、21、49 → 正方形)(4、36、6、54 → 長方形)
(10、5、40、45 → ひし形)(2、8、9、 81 → 台 形)
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お薦めポイント
九九表の数の並びの美しさを感じることができる。この「美しい!」と思う気持ちを大切にしたい。
また、足して百になる4つの式をアレイ図で表してみても面白いと思う。例えば、2×2、2×8、8×2、8×8の4つのアレイ図をつなぎ合わせると、10×10の綺麗な正方形のアレイ図になる。
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4、九九表にある数とない数
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やり方
@ 1から81までの数の中で、九九表に出てくる数が何個あるかを予想する。
A 数える。
B 36個あることが分かる。
C 答えが1個だけある数、2個、3個、4個ある数に分類して、
九九表に色を塗る。
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お薦めポイント
九九は81通りある。しかし、答えは81通りあるわけではない。答えになる数は何個あるのかを、調べてみる活動も面白い。「かける数とかけられる数を入れかえても答えは同じなので、81の半分の40個ほどの答えがありそうだな」と予想できる子供になってほしい。実際に数えてみると、36個あることが分かる。
中でも、答えが4つある数は、6、8、12、18、24の5個である。こうした約数の多い数を知っておくことも、数の感覚を豊かにすることになる。
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5、一の位の線対称
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やり方
@ 一の位だけ書かれた九九表を用意する
A 右上から左下に斜めの線を書く。
B 数が線対称に並んでいる。
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お薦めポイント
九九表の左上から右下に線を引くと、九九表に出てくる数は、鏡のように同じ数が向かい合わせになっていることが分かる。かける数とかけられる数を入れかえても答えは同じだからである。ここで「だったら…」と考える子供になってほしい。「だったら、右上から左下に線を引いてもくと、鏡のようになっているのかな?」そう考えて九九表の一の位だけを見てみると、綺麗な線対称に並んでいることが分かる。
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