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前 田 の 算 数 実 践 事 例 |
九九を楽しむアイディア教具×3 |
遊びながら、九九のきまりを見つけたり、九九表の美しさを感じられる、アイディア教具。 |
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1、九九パズル
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やり方
@ 九九表をパズルのようにばらばらに切ってピースを作る
A 数字の書いていない九九の表の枠を用意する
B 数字の書いてない九九表の枠に、ピースを当てはめていく
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お薦めポイント
「縦が4ずつ増えているから、このピース4の段のところだよ。」などと、子供たちが楽しみながら、九九のきまりを見つけていく。
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2、九九ぐるぐる
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やり方
@ 九九を唱えながら、商の一の位の数字をつないでいく
(例)7の段なら、0→7→4→1→8→5→2→9→6→3→0
A 素敵な模様が出来上がる
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お薦めポイント
素敵な形が出来上がり、九九の美しさを感じられる。
「1と9の段、2と8の段、3と7の段、4と6の段は、模様が同じになるね」と、楽しみながら、九九のきまりを見つけることができる。
23年度版の東京書籍第3学年の教科書にも掲載された。
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3、九九カルタ
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やり方
@裏に九九の式を書く
A表にその答えの数だけシールを貼る (アレイ図のように)
B教師が式を読み上げる
C大きな声で答えを言い、カルタを取る。
D取った枚数の多い子の勝ち
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お薦めポイント
九九の量感をとらえられる。単元の最後に全部のカードをつなぎ合わせると、量感を伴った九九表が出来上がる。(下図)
アレイ図の素地にもなる。私は、単元を通して九九カルタを扱い、子どもが考えを説明する際の武器にさせた。例えば、6の段を考える際、「2の段と4の段を足すと7の段になる」という子が出てくる。それをアレイ図で表すと下図のようになる。また、「かける数とかけられる数を入れかえても答えが同じ」というきまりもアレイ図で表せる。図を使って表現する力が育まれる。
6の段=2の段+4の段
九九カルタの九九表
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