10周年!震災慰霊祭の週

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月曜日

ビデオでエレファント
「ボウリング・フォー・コロンバイン」でも取り上げられた、高校生による銃乱射事件を描いた映画。 始まった瞬間に映画の狙いは分かる。さらにその狙いが完全に外れそうな事も分かる。 そして実際にその心配通りに終わってしまう。 しかし何となく惹きつけられて最後まで見てしまう、不思議な映画。

火曜日

ビデオでブラウン・バニー
徹底的に独り善がりの男が最後まで身勝手さを貫くという、後味の悪さ今世紀最高のアンチヒューマンロードムービー。 かさついた映像、無造作な長回しのショット。 究極のクソ映画。
と、自分ではとことんけなすけれど、しかし人がけなしてると何故か弁護したくなるのも確か。 ダメ男の主人公が不思議と女性にはモテるんだけど、それと同じ理屈かな? 少ない長所ほど目立つというか…。

水曜日

ビデオで21グラム
細かなカット割りで最後までテンポよく見せてくれるけど、最後の展開の必然性が分からない。 映画の登場人物に向かって「心臓移植したんだったらタバコはやめろ!」なんて野暮な突っ込みはしないけど、 それにしてもこの主人公の身勝手さにも呆れるなー。 「17歳の処方箋」にしても「ブラウン・バニー」にしても、身勝手な男の方がモテるのか…、なるほど。

木曜日

夜はラ・ピエール
にんじんのムース、フォアグラのココット、トリュフのソース、鱈白子のソテー、かぼちゃのポタージュ、 薩摩豚と野菜の煮込み、コクレのロースト。 やっぱり何と言ってもフォアグラのココット。この存在感は圧倒的だね。 普段だったら他のメニューがかすんでしまうもん。 しかし今回は白子のソテーも薩摩豚もかなり自己主張をしてくれて、トータルとしてもなかなかの満足度。

そのあと三宮のBAR
でっさん
BARという形態をとるのはほぼ限界に近づきつつある老舗。 カクテルはオーダーできない。ビールも瓶で手酌。 鴨居玲を愉しむ、そのためだけの空間。

金曜日

夜はまさや芦屋西店で打ち合わせ。
奥のスペースにちょっとした仕切りが置かれ、以前よりは居心地がよくなっている。

土曜日

夜はJR住吉の南側の中華青冥で新年会。
遅れて行ったので、味についてはよく分からない。 不味くはなかったよ。

そのあとタクシーで
葡萄屋へ。
イタリアンバールとでも表現するしかないのか? ピアニストがカンツォーネを奏で、マスターが薀蓄を傾ける、不思議なお店。

日曜日

昼は芦屋のげんこつラーメン
ついつい辛子味噌味を頼んでしまう。心配した通り辛さで旨味がぼやけてしまう。 普通のとんこつにしておけばよかった…。

芦屋市の震災慰霊祭。
なかなか感動的な式典。遺族代表は誰がどうやって選ぶんだろう? 今年は高校生の女の子。 政治家たちの空虚な挨拶のあとで、哀しみと、未来への勇気をたっぷりと感じさせて式典をしめくくってくれた。

それにしても冒頭で演奏された追悼曲は何だ? ゴードン・ターク作曲の「エレジー」という曲らしいが、陳腐で凡庸で最悪。 特に芦屋ゆかりの作曲家というわけでもなさそうだし…。 一体どうしてこんな無能な作曲家の無名な曲をわざわざ取り上げたんだろう? 誰かお偉いさんの知り合いなのかな。

夜は
かごの屋芦屋店で鍋。
なかなか盛りだくさんのちゃんこ鍋。

ビデオで
シェイド
これは面白いね。コン・ゲームの楽しさを堪能できるよ。 本当はもう一度見直したかったくらい。 しかしそれにしてもスタローンの顔はどうした事だ?

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