今度は台所直撃!野菜高騰の週

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月曜日

ビデオでリクルート
どんでん返しのためのどんでん返しって感じだけど、観ている間はそれなりに楽しめた。 こういうのってリアルさの設定が難しいよね。 例えばこの映画の場合、もっと生真面目な演出だったらこのエンディングはありえない。 だって矛盾だらけだもん。 ところが途中、ストーリー運びがルーズだから「ああ、この映画は細かい事言いっこなしだな」ってちゃんと分からせてくれる。 だからこのエンディングでも「あー、面白かった」で済むわけだ。 ルーズな演出とずさんな演出の違いが肝心だけどね。 一応それなりに誉めているつもり。

エビと蛸のカレーマヨネーズ和え。 しかしこの野菜の値段の高さは何だ。当然サラダは海草サラダになってしまう。

火曜日

ビデオでキャシャーン
意欲は認める。せっかくだからあれもこれも詰め込みたくなったんだろう。 しかしこっちが観たいのは切れのいいアクション、美しいCG、はっと息を呑むSFXなんだけどなー。 それ以外の人間ドラマばっかり重くって、ものすごく皮の分厚いカレーパンを食べてる感じ。 あ、でも監督にとっては人間ドラマの方が主眼だから、餃子の具ばかり食べさせられてる感じと言った方が正確か。 餃子の皮もしっかり味わわせてよね。

きのことポテトをたっぷりのバターで炒めて、それとマカロニを合わせてグラタン風に。

水曜日

知人の送別会を新神戸オリエンタルホテルで。
料理も結構ボリュームがあってなかなか満足。無理言ってワインも出してもらったしね。 もちろん自前のパーティーだから先週みたいにフォアグラのソテーのコーナーがあるわけじゃあないけど。

そのあと東門のスナックで終電過ぎまで。

ビデオで
シービスケット
一体どうした事だ?誰がどう見ても面白そうな話なのにことごとくツボをはずす、はずす、はずしまくる。 傷ついた3人の男たちが一頭の馬に人生を賭ける、なーんてそれぞれの男たちがどこがどう傷ついているのかさっぱり分からないし。 結局最後まで盛り上がらないまま終わっちゃうんだよね。

木曜日

ビデオでコンフィデンス
これは面白いよ。どんでん返しに次ぐどんでん返しだけど、「リクルート」に比べるとその手際は一段と鮮やか。 語り口もおしゃれだしね。 悪役のキャラクターが物足りないけど、まあいいでしょ。

友達の家でチゲ鍋。

金曜日

ビデオでビッグ・フィッシュ
ティム・バートンって肌に合わないと思ってたけど、こういうひねったファンタジーだといいね。 こういう宙に舞うような自在なシナリオは好きだな。

高架下の焼肉
泰平
予約をしないで行ったら満席だった。てっちゃんは美味しいね。 ここなら芦屋の焼肉にも負けてない、うん。

土曜日

ビデオでディボースショー
主役の二人がとっても楽しそうに演じているのがなかなかよろしい。 ふと思ったんだけど、ミュージカル全盛時代のハリウッドエンターテインメントがその後二つの方向に分かれて。 一つはミュージカルナンバーを捨てて瀟洒なコメディに、 そしてもう一つの流れとして豪華なセットを使った派手なドラマに。 実はこういう軽いラブコメも実はハリウッドの伝統なんだなー、って思ったりもしました。

夜は芦屋の焼肉
やまきた

やっぱり美味しい。

日曜日

大阪音大カレッジオペラハウスでベルクのオペラ「ヴォツェック」を見る。
必要にして十分な装置、演出も手馴れたもので、現代オペラなのに安心して見られた。 演奏は主役の二人はよろしい、その他の配役とオーケストラも頑張ってました。 特にオーケストラの演奏は後半どんどんしなやかになって、第3幕では色気も感じられるほど。 このオペラがスタンダードになってどんどん上演されればいいのに…。

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