台風23号「トカゲ」来襲!の週

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月曜日

MOVIX六甲でまずデビルマン
個人の撮影したビデオや街頭の監視カメラの記録も含めて、 この世に存在するありとあらゆる映像作品の中で最も下劣で最も汚らわしい作品。 いい映画を作ろうとして、結果的に失敗した作品というのは、もちろん数多くある。 マスターベーションのような芸術映画は嫌いだけど、存在を認める。 バカバカしいコメディは好きだし、観客動員を唯一の存在理由とするハリウッド物量投入ムービーもまたよし。 そこには客を愉しませたいという作り手の本能的な欲求が感じられるから。 しかしこの映画の「志(こころざし)」の低さは何だ。 退屈を通り越して悪意さえ感じる。

口直しに続けて
バイオハザード2
余分なシーンは切り詰めて、ただひたすら突き進む剛球一直線ムービー。 ジョボビッチの格闘シーンはシャープでいいね。

まあそういうわけで例によって粗食。

火曜日

友達のコンサートを聴きに風月堂ホールへ。 こじんまりとしてるけど、雰囲気もあってなかなかいい感じのホール。

そのあと元町のビストロ
近藤亭へ。
ゴルゴンゾーラのパスタ、きのこのオムレツ、牡蠣とトマトのオーブン焼き。 確か北野に2店目を出したんだっけ? まあそれも確かにうなずける実力店。

水曜日

台風23号が直撃。今度は「トカゲ」だって。
昼、元町商店街の
ピザパティオに行ったけど、 そこも昼過ぎで閉店してしまった。 そこで食べたラザニアとミートソースのスパゲッティはまあまあ美味しかったよ。

その後もますます強まる雨と風、でもホテルで缶詰でお仕事してたらいつの間にか台風は去っていた。

木曜日

昼は地下鉄県庁前と大倉山のちょうど真中にあるラーメン登竜門
細麺、濃厚なとんこつで、ばら肉のチャーシューがやや物足りないもののなかなかいい感じ。 天下一品を思わせる味。 場所があんまりよくないけど、頑張って欲しいもんだ。

夜は鯉川筋の
MARCO
岩牡蠣をまずスパークリングワインで愉しんで、そのあとカルパッチョ、 じゃがいもとかぼちゃのマスカルポーネ、生ハム、ほほ肉の煮こごりからなるアンティパスト。 さらに太刀魚のポワレミルフィーユ風とテール肉のワイン煮込みで。 ワインの品揃えが今ひとつの感もあるけど、料理は素敵だね。 サービスも過不足なく気持ちいいよ。

金曜日

昼はトア・ロードのベトナム・フロッグ
生春巻きやエビマヨネーズなどの前菜盛り合わせ。それに牛肉ときのこのニョクマム炒め、それにフォーからなるランチ。 これが意外としっかりして美味しいんだよね。

夜は
新神戸オリエンタルホテルのビュッフェ。
突然の腹痛のためフォアグラのソテーだけ食べてとっとと帰る。

ビデオで
ザ・デイ・アフター・トゥモロウ
世界が破滅する前半はまだ見せてくれるけど、存在感のない主人公たちのサバイバルを描く後半になると完全に息切れ。 「インデペンデンス・デイ」とか「アルマゲドン」とかの世界各都市の壊滅シーンだけを抜粋したDVDでも出ないかなー。

土曜日

大人数の宴会。まずは大阪福島のマンドリーノ
おしゃれな雰囲気のイタリアンレストランだけど、コメントできるほど料理が口に入らなかった。

続いて
赤鬼や
ここは定番の居酒屋だね。

そのあと福島駅近くのバーで朝まで。

日曜日

昼は尾道の青柳
おこぜのから揚げが名物らしいけど、この日は品切れ。 仕方がないので造り盛り合わせで熱燗をきゅっと。 尾道の魚だから安くて美味しいのかと思ったら高くて美味しい、結構な強気の値段設定。

夜は福山の
海彦太郎
海鮮に特化した居酒屋。ここなんかがこちらがイメージしてる「安くて美味しい店」だね。 でも魚も美味しかったけど、実は一番美味しかったのは釜飯だったりする…。

ビデオで
キル・ビル2
「痛い」映画だね。 バイオレンスシーンの迫力が凄いっていうのもあるけど、 ユマ・サーマンを襲う暴虐の描き方が粘着的でいやらしい。 これが観る者の嫌悪感を刺激するんだろうな。 いや、これは誉め言葉なんだけどね。 アクションシーンの意地悪さがおそらくこの映画の「痛さ」を演出してるんだろうな。

続いて
テキサス・チェーンソー
これはずいぶん丁寧に作ってあるね。 設定とか展開とか、突っ込みたくなるところもあるにはあるんだけど、全体としてきれいにまとまってる。 「キル・ビル」に比べるとすごく清潔なホラーという印象。 あ、あんまり誉め言葉になってないかな?

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