月曜日
芦屋ラーメン街道巡礼の旅も今年は今日がラスト。その最後を飾ったのは ふうりんラーメン。 前回食べたのはオープンすぐ、その頃は白菜の嫌な甘臭さにうんざりした覚えがある。 今回はそういう訳であんまり期待していなかったんだけど、 今回は白菜の味わいにも切れが感じられてとても美味しくなってる。 にんにくの力強さが旨味の輪郭を際立たせている感じ。 角煮も思ったほどしつこくなくって意外な取り合わせ。 ただ角煮とラーメンが本当に相性がいいのかどうかは未だに納得が行かないところではある…。 夜は今年最後のラ・ピエール。 伊勢えびのテリーヌは濃厚な海の香りがさわやかに凝縮された洗練された味。 白子のポワレトリュフ添えは何といってもこの食感がたまらないね。 ほうぼうのゆず風味ソースはこの店では初めて。ほうぼうの気品のある味がかりりと締まって実に美味しい。 蝦夷鹿はステーキとシチューの2種類味わえる。 今日のアミューズはフォアグラのパイ。これにシャトー・グリフ・ド・カプドール’98 火曜日
| お昼ご飯は抜き。 夜は元町の呼酔。 駅前に新しく出来たビルの最上階の惣菜バー。 角煮大根や焼き豚風のチキンロールなどの創作料理が楽しい店。 カウンターから見える夜景もなかなかよろしい。 時間が早かったので他の客がおらず、タバコの煙を気にしなくて済んだのがラッキーだったんだろうね。 普段の日の普段の時間だったら隣の客のタバコに苦しめられるかも。 いい店なんだけどもう一度行く勇気はちょっと無いな〜。 この後は中突堤からフェリーで四国松山へ。 いつもは雑魚寝部屋なんだけど今回はブッキングのミスで寝台に格上げしてもらえた。 これはいいね。本も読めるし、着替えも出来るし。 これからは2000円余分に払ってもこっちの方がいいかな? 水曜日
| あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。 という訳で松山で過ごすお正月。 道後温泉に入って東京第一ホテルのおせち。 夜は与加呂のふぐ。 三番町の路地にある小さな割烹。看板も出してない常連だけの店。 こうして毎年松山で安くていいふぐを食べちゃうから神戸に帰ってからふぐを食べる気にならないんだよね〜。 と言う間もなく最終便の飛行機で神戸に帰ってくる。 木曜日
| JRの始発に乗って塩屋駅まで。今日は六甲山の登り初め。 目標は宝塚、17時台到着! 平地は小走りで時間短縮を狙う。 高取山到着が8時ちょうどなのでもしかすると16時台の到着も夢ではないかも!なんて期待が膨らむ。 しかし前半飛ばし過ぎたせいで菊水山あたりから完全にペースが落ちる。 結局摩耶山到着は14時。昨年とほぼ同タイムに落ち着いてしまう。 このあたりから雨も降り始め、雨具も用意していない者には寒さとの戦いが始まる。 そんな時には山頂のパレスレストランの バターラーメンが最高にありがたい。 冷え切った身体にバターが溶け込んでくる。 山頂を過ぎると次は氷結路面との戦いが始まる。 実際に最初の難関では男性が転倒して歩けなくなり、救急隊に運ばれていた。 さらにペースが落ちる。雪で道も分かりにくい。 アイゼンも地図も持ってきてないのは実際無謀以外の何物でもないな。 ここで痛恨のミス。 大平山の補修用の舗装道路から山道に戻る事が出来ず、裏六甲に迷い込んでしまう。 その後は思い出すのもぞっとする。 不気味な裏六甲の山影を見ながら、どんどん暗くなる山道をとぼとぼと宝塚方面(と思われる方向)に歩き続ける。 雨は一向に止む気配は無く、身体はどんどん冷え切ってくるし、どこを歩いているか良く分からないし…。 教訓:冬の六甲にはアイゼンは絶対必要。 雨の日には雨具は絶対必要。どんなに慣れていても地図は絶対必要。 金曜日
| ぼろぼろになった足腰を癒すべく、今日は奥津温泉に向かう。 奥津温泉は津山からさらにバスで1時間ほど北に行ったところにあるひなびた温泉郷。 今回はこの温泉郷にあって原湯そのものがあふれている2軒のうちの1軒、 東和楼に宿泊。 温泉手形で他のお風呂も入れるんだけど、やっぱりここが一番だね。 夕食はボタン鍋をメインにしたいわゆる旅館風何でもあり会席コース。 鯉のあらいやにじますの塩焼きや山菜や、それっぽい料理が並ぶがどれももう一つ。 料理のバラエティを期待して泊まる客はいないんだから、いい物を一品出したらどうなのかな? 個人的にはボタン鍋に絞って欲しいような気がする…。 まあそうは言ってもいい温泉である事は間違いない。 本を読んで、お風呂に入って、ご飯を食べて、ワインを飲んで(ワインを持ち込んでました)、 またお風呂に入って、本を読んで、寝て、本を読んで、お風呂に入って、ビールを飲んで…、という生活は温泉ならではの一日。 特にこの日は旅館借り切り状態だったので、全く他の客のことを気にする事の無い温泉三昧生活を堪能。 足の痛みも少しましになったような…? 土曜日
| 朝食も例によって普通の旅館朝食。 旅館を出るとすぐ津山に移動、小雪の中古い城下町を散策する。 昼は津山国際ホテルの和食レストラン、 美作の国でステーキ御膳。 朴葉味噌風のステーキは面白いが可もなく不可もなく、といったところ。 夜はお腹いっぱいなので近くのとんかつ太郎で 牛ヒレカツを買って帰る。 カツって少し時間が経ってしんなりしたのが好きなんだよね。 ここのカツは美味しいよ〜。お腹いっぱいだから、とか言いながらさらにお腹いっぱいになってしまう。 日曜日
| 朝からメリケンパークオリエンタルホテルのモーニングビュッフェ。 ここの朝食バイキングが結構好きなんだけど最近ときめきが薄れてきたな〜。 やっぱり肉好きとしては朝だろうと何だろうともっとがんがん肉系統を出して欲しいんだよね。 それから一体どうしたっていうんだろう? 納豆が小粒納豆になってる。 納豆のために行ってるようなものなのに、あれはないね。 夜は北野のローテローゼでワイン会。 1.ゼクト シャーレス醸造所 2.ブラウネヴェルガー・ユッファー カビネット 3.レ・プランティエール・オー・ブリオン 1997 4.バーン・オー・ブリオン 1999 5.シャトー・カロン 1964 6.シャトー・ムートン・ロートシルト 1992 7.トカイ・アスー・エッセンシア 1988 オー・ブリオンの白っていうのが実に気品があって新鮮な驚き。 バーン・オー・ブリオンは若くてたくましい力強さ、それに比べるとムートン・ロートシルトの頼りなさが意外で拍子抜け。 目玉のシャトー・カロンの64もこなれ過ぎて取っ掛かりが全くない感じ。第1印象が「薄い」だもんね。 慣れの問題なのかな? |