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WakuWaku Garden
カタクリ花(1)
カタクリの花
2000年4月11日(火)最終更新

牧ノ原公園にあるカタクリの花を見に行きました。
かたくりアップ
かたくり群生

 連休に念願のカタクリの花を見に行きました。
 木漏れ日の落ちている落葉樹の急斜面にカタクリの花はひっそりと咲いていました。いやいやひっそりじゃなくて、思いのほかたくさん咲いていましたよ。管理している金谷町の役場の方たちがとても大切にしているからでしょう。
 ところで、片栗粉と言うのは、ホントはこの花の根っこを掘ってつくった粉だけど、今は、ほとんどジャガイモからつくっているんだよね。もう本物の片栗粉は食べられない時代になってしまったのですね。
 さて、カタクリはとても繊細な花で、この花を掘って家に植えてもうまく育たないというのに、山野草ブームのせいで持ち帰ってしまう人が後を絶たなかったようです。そのせいで、ついに今年からフェンスを張って、中に入れないようにしていました。うーん。さびしいことです。全国のカタクリの花の名所を調べてみると、あんまり垣根をかけているところはないようです。そんな中、わが静岡県人は自然を大事にしないということなのでしょうか。つらくなります。
 野の花はやはり野にあるから美しいんですよね。
 斜面に落ちてくる木漏れ日が、薄いピンクの花びらを、透き通るように繊細に見せてくれます。これは、この雰囲気は、ここでなくては感じられません。たった一輪ではなく、斜面に群生しているからこそ美しいとも思うのです。
 静岡県ではめずらしいカタクリの自生地を大切にしていきたいものです。4/11
 牧ノ原公園には国道1号線を金谷のインターからおりて、10分くらい南に進みます。道がわかりにくいですが牧ノ原大茶園が広がる牧ノ原台地にあり、近くには「ちゃりむのさと」とか「国立と県立の茶業試験場」とか昔そのままの石畳とか合戦場の後諏訪原城とか子育て飴(水飴)と子泣き石伝説で有名な小夜の中山とかおいしいおそばやさんの「やくら」とかいろいろな場所があります。

 カタクリの自生地に関する説明をデジカメに納めました。ご覧ください。ちょっと、重いです。どうぞ。

カタクリの自生地についての説明がくわしくのっている牧ノ原公園の看板も見てください。重いですけど。
カタクリの花の看板へ

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