俳句ノート

<春7>

更改 2019年05月20日

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NO 備考 ちくわ シニア句会 その他
301 *大鎌を 振るふは父か 花守か 2018,04,20
302 万愚節 歳をとらない 定期券 2018,04,20
303 *春愁や 微妙に違ふ 家時計 2018,04,16
304 春暑し スクランブルの 待ち時間 2018,04,16
305 糸柳 水面と保つ よかあはひ 2018,04,16
306 杉の秀へ 登り詰めたる 藤の花 2018,05,04 2018,05,02 2018,05,20
307 終点の 先の廃線 草朧 2018,05,02 2018,05,20
308 万愚節 歳の変はらぬ シニアパス 2018,05,02 2018,05,20
309 春の雷 漫画チックな 雷神図 2018,05,04 2019,03,6
310 花過ぎの 黒き膚の 老い桜 2018,05,04 2018,05,02 2018,05,20
311 始業ベル 未だブランコの 揺れてをり 2018,05,04 2018,05,20
312 暮れそめし 河原眩しや 茅花照る
313 *鳥帰る すてつちまをか 故郷よ 2019,02,06 2019,02,20
314 如月や 日影眩しく 鎌を研ぐ 2019,02,06 2019,02,20
315 *たもとほる 八百八橋 水温む 2019,03,01 2019,03,6 2019,02,20
316 母の膝 枕にぬくし 耳掃除 2019,02,06 2019,02,20
317 啓蟄や 電車の眠る 始発駅 2019,02,18 2019,03,20
318 水温む 水脈に小魚 頻り飛ぶ 2019,02,18
319 テレビ切る 朝餉もよろし 蜆汁 2019,03,01 2019,03,6 2019,03,20
320 料峭や 井戸のみ残る 生家跡 2019,03,01 2019,03,6 2019,03,20
薄氷を 壊す(破る)真鯉の 背鰭かな 2019,03,6 2019,03,20
321 春寒や パンタグラフの 青びかり 2019,03,6 2019,03,20
322 躊躇ひて 濤に乗りたる 流し雛 2019,03,6 2019,03,20
323 日脚伸ぶ 生きとし生ける 物の影 2019,03,6 2019,03,20
324 落椿 苔を褥に はなやぎぬ 2019,04,05 2019,04,05
325 飛花落花 山門下の 投句箱 2019,04,05
326 かんなぎの かざし眩しや 春祭 2019,04,05 2019,04,05 2019,04,20
327 永日や 旅の終りの バス静か 2019,04,05 2019,04,20
328 大利根の 大き蛇行 焼野 2019,04,05 2019,04,05 2019,04,20
329 満開の 夜桜艶に して妖に 2019,04,05 2019,04,20
330
いつの間に 砂嘴は砂洲へと 春の波
2019,04,05
331 たもとほる 糸游あそぶ 石磧 2019,04,05
332 も 色やはらかく 木の芽雨 2019,04,05 2019,04,20
333 魚はみな 川上向いて 春の川 2019,04,05 2019,04,20
334 父の田を 人手に任せ 春惜しむ 2019,04,15 2019,05,01 2019,04,20
335 揚雲雀 囀り止むや 落雲雀 2019,04,15
336

観桜の 人のなか行く 喪服かな

2019,05,03 2019,05,01 2019,05,20
337 八十路とて 円く生きなむ 葱坊主 2019,05,03 2019,05,01 2019,05,20
338 仏像の 衣紋の翻波 春の波 2019,05,03 2019,05,20
339 残雪や 吉田うどんの 粘り腰 2019,05,03 2019,05,20
340

桜海老干す空の蒼海の紺

2020,02,07 *2020,02,05 2020,02,20
341 ブランコの未だ揺れてゐる始業ベル 2020,02,05
342 授業中砂場に遊ぶ雀の子 2020,02,20
343 啓蟄や児ら拾ひ行く園児バス 2020,02,20
345

啓蟄や 働き蟻は 早や仕事

2020,03,05
346

鳥帰る 夫のハミング 北帰行

2020,03,05
347

白鳥の 帰り鎮まる 湖畔道

2020,03,05
348

テレビなき 朝餉もよろし 蜆汁

2020,03,05
349

通勤の 車内の黙や 春寒し

2020,03,16 2020,03,05
350

臥龍梅 父の書棚の 手沢

2020,03,20 2020,03,05 *2020,03,20