俳句ノート

<冬(新年)10>

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更新日 2023,01,20

 NO  句  備考 輪  ちくわ シニア句会  その他
551 十一月 何故か急かるる 何ならむ 2121/12/05
552 堀り当つる 冬眠蛙 そと戻す 2121/12/05
553 水底に 影を流して 朴落葉 2121/12/13 *2021/12/20
554 開戦日 新郎不在の 披露宴 2121/12/13 2021/12/20
555 懐かしき 田舎の味や 豆腐汁 2121/12/13
556 野水仙 沖見晴るかす 砲座跡 2022/01/05
557 ほんのりと 白衣観音 初明りほんのりと 2022/01/20
558 古民家の 囲炉裏を囲む 薬喰 2022/01/05
559 真つ新の ページの匂ふ 新日記 2022/01/05
560 白菜の 臀部眩しや 無人店 2022/01/05
561 宮前に おのれ貌して 初鴉 2022/01/05
562 貧楽を 心の隅に 日向ぼこ 2022/01/05 2022/01/20
563 *宮前に おのれ主役と 初鴉 2022/01/20
564 柏手に 神馬眼開く 初詣 2022/01/20
565 狐火か ヘットライトを ハイビーム 2022/01/20
566 *野水仙 沖見晴るかす 台場跡 2022/01/20
567 初雪や マスクしてゐる 庭の木々 2022/02/06 2022/01/20
568 草庵の 節穴明り 初明り 2022/01/10
569 初明り 社に向かふ 人の声 2022/01/10
570 近く見る 厳冬の富士 恐ろしく 2022/01/10
571 朝露の コートに刻す サーブ跡 2022/02/06
572 笹鳴の 細小小作(いささおざさ)に 停まらず 2022/02/06 *2022/02/06
573 日坂に 待つ江ノ電や 冬の海 2022/02/06
574 寒紅を 刷く女子(おみなご)の 歯の白し 2022/02/14
575 本堂へ 水琴窟の 音の冴え 2022/12/02 2022/12/10 2022/11/20
576 北窓を 塞ぐ今年も 帰省せず 2022/12/02
577 故郷へ 言問橋の 冬かもめ 2022/12/02
578 小春日や 子供病棟 窓全開 2022/12/02 2022/12/10
579 割箸を 口に咥へて 関東煮 *2022/12/20
580 落葉掃き 交す挨拶 両隣 2022/12/02
581 冬やなぎ 彼岸を歩む 影法師 2022/12/10
582 汲み上げる 井戸水煙る 今朝の冬 *2022/12/20
583 御講凪 寄る波静か 和賀江島 2022/12/10
584 ワクチンの 腕の怠さよ 冬青空 2022/12/10 2022/12/20
585 長老と いつしか呼ばれ 年忘れ 2022/12/10
586 *両隣 挨拶交はし 掃く落葉 *2022/12/20
587 小春日や 窓全開の 保育園 *2022/12/20
588 清貧を 家訓に長寿 年新た *2022/12/20
589 初暦 最初に記する 初句会
<先ず記す 初句会あり 初暦>
*2022/12/20
590 大洗 向かひアメリカ 待つ初日 2023/01/06 2023/01/20
591 新年の 挨拶交し 焚火の輪 2023/01/15 2023/01/20
592 久し振り 小町通りへ 街小春 2023/01/06 2023/01/15 2023/01/20
593 *清貧を 家訓に八十路 年新た 2023/01/06 2023/01/15
594 六国の 望む山とか 四方拝 2023/01/06 2023/01/20
595 妻の留守 朝餉に齧る セロリかな 2023/01/15
596 松の内 休みなさそな 救急車 2023/01/15
597 初鏡 父に似て来る 己の貌 2023/01/15 2023/01/20
598 換気して 寒き教室 初句会   
599 四温晴 抜きし上着を 腰に巻き    
600 コロナ禍や 空気入れ替ふ 寒さかな 2023/01/20